公立学校の真実
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朝は8時15分出勤だけど、みんな7時半には出勤して校門や玄関あたりで立ち番やってる。
朝補習は7時半からやってるし、部活だって運動部で強いトコは19時半ごろまでやる。
教材研究や書類仕事はその後になるから、21時~22時に帰るヤツばっかだぜ。
オレなんて全国大会を目指してるテニス部の顧問なんだが、去年テニスを始めたばかりなのにそんなトコに廻されて・・・。
生徒の方が上手いのに「経験者だから指導してね」っちうのは、ホントにどうかと思うわ。
長期休暇は教師も休みだと思ってるヤツが大半だが、勘違いすんなよ?
普通に仕事しとるっちうねん。
特別休暇(夏期休暇)なんざ去年か一昨年ぐらいから5日もらえるようになったけど、それまでは3日だったんだからな。
年末年始だって、部活で元日以外ぜんぶツブされたりするんだぜ?
今勤めてるトコは新設校だからまだイロイロ固まってなくて、やるコトは山ほどあるわ。
4月から5月の半ばぐらいまでは、昼メシっちうモンを喰う時間すらないぐらいだったなぁ。
進路指導部ってトコにいるんだが、放課後は次から次から生徒が来て、いろんな相談するんだ。
将来に悩みを抱えてるヤツもいるし、そういう子らのカウンセラーみたいなコトもするから、少しでも自分の見聞を広めておかないと大変だわ。
ポッと出で民間企業の経験がない若いセンセなんかは、一体ナニを教えられるんだって感じだよ。
勉強だけじゃなくて、いろんなコトを教えられないとダメだもんな。
市教委と中学校長は午後、佐世保市役所で記者会見。永元太郎・市教育長らは「大変申し訳ない」と謝罪した。
校長によると、酒井容疑者は明るい性格で、生徒に人気があり、保護者や同僚教諭からも信頼されていた。教員を指導する教務主任として、最近では、校長や教頭と不祥事対策も話し合っていたという。校長は「信じられない。事件を起こす兆しは全く感じなかった」とうなだれた。
市学校教育課によると酒井容疑者は技術家庭科を担当、教務主任を務めていた。
逮捕容疑は昨年4月2日ごろ、長崎県内のホテルで、女子高校生が18歳未満と知りながらみだらな行為をした疑い。江迎署によると、女子高校生が電話で県警に相談して発覚。
再発防止に向けて、永元教育長は、酒井容疑者に事情を聞くなどして原因究明を徹底することを強調した。
一連の不祥事では、人気も信頼もある「優秀な先生」(市教委)による犯行が目立つ。そのため、市教委は、期待や職責が大きく、ストレスや悩みを抱えやすい可能性もあるとして、教員が臨床心理士に相談できる制度の拡充も検討するという。
一方、県教委では、今月を「自己を見つめ直し、職場の連帯感を高める月間」と位置付け、公立校の全教職員にワークシートを配り、わいせつ事件などの事例を自身に照らして考える取り組みを始めたばかりだった。
県内では、わいせつ行為で懲戒処分を受けた教員は、2000~04年度の4人から、05~09年度は14人に急増。県教委の担当者は「具体的な防止策はまだ見いだせていない」と力なく話した。
人気ある優秀な教師は、一時的に浮かれる。また、人気を維持しようとするため相当のストレスがあると思われる。
私も人気ある教師の1人になったことがあるが、その時完全に浮かれていた。
自分はできる教師だと錯覚してしまう。
錯覚というのはこういうことだ。自分の実績だと思っていたことが、実は陰になりがんばってくれていた人があってのことだったり、生徒が頑張っただけのことだったり、クラブの実績も保護者がどれだけ支えてくれていたかだったりで、自分はみこしに載せてもらっただけのことなのだ。
いずれにせよ、色ごとの不祥事は男ならほとんどが引っかかる。男の性だ。これをなくすには相当の意志の強さがいる。教師だからというのではなく、人間だからなるのだ。
正直、私も若いころの一時期は新聞に載ってもしかたないこともした。発覚していないだけの事だ。
ただ、生徒に興味をもって接することはありえない。しかし、生徒と結婚した教師は周りに数名いる。
北海道教委は08年、実際に懲戒免職された教諭の手記を載せた「不祥事防止リーフレット」を全教職員に配布。40歳の高校教諭が懲戒免職になった場合、「給与1億4300万円と退職金2800万円を失う」と経済的な損失額を示した。
しかし昨年10月、女子高校生(15)に対する児童買春で小学教諭が逮捕、懲戒免職になるなど、根絶には至らないのが現状だ。
昨年、逮捕者が相次いだ長崎県教委は、不祥事根絶を宣言。採用方法の見直しのほか、原因解明のため、強制わいせつ罪などで起訴された元教員の公判の傍聴も始めた。教え子への強制わいせつ容疑などで小学教諭が08年に逮捕された広島県教委は、外部専門家でつくる「不祥事根絶対策専門家会議」の提言を受け、研修内容の見直しや個別の生徒とのメールのやり取りの禁止などを進める。
しかし、生徒とのメールが生徒指導でいかされていることは明らかだ。私もメールや携帯電話などでやり取りする。
京都府綾部市教委は15日、同市立東八田小学校の梅田泰道校長(59)が、教室にいた女子児童のスカートの中をデジタルカメラで盗撮したと発表した。梅田校長はすでに自宅謹慎しており、府教委で今後処分を決めるという。
市教委によると、梅田校長は今月11日、教室で下校準備をしていた女児のスカートの中を自分のデジタルカメラで盗撮。女児は気づかなかったが同級生が目撃し、保護者に報告。保護者から連絡を受けた市教委などが梅田校長に確認したところ、校長は盗撮を認め、画像も見つかった。
市教委の久木章平教育長は「子供や保護者、市民の信頼を失墜させ、心からおわび申し上げます」としている。
すごい記事だ。校長がこれするかな?
考えられない。
考えられない。
東京都立高校の教職員ら168人が都を相手に、入学・卒業式で日の丸に向かい起立し、君が代を斉唱しなかったことなどへの懲戒処分の取り消しや損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が10日、東京高裁であった。大橋寛明裁判長は、請求を棄却した一審判決を取り消し、一人を除いて167人の懲戒処分を取り消した。
一連の訴訟で都側の処分が取り消されるのは初めて。賠償請求は退けられた。
大橋裁判長は同日、元小中学校教員二人が起こした同様の訴訟の控訴審判決でも、懲戒処分を取り消した。
大橋裁判長は都立高職員らの判決で「歴史観や信条に基づくものでやむにやまれぬ行動。式の円滑な進行が阻害されたとも言えない」とし、「懲戒処分は著しく妥当を欠き、裁量権を逸脱している」と判断した。
入学・卒業式時の国旗への起立、国歌斉唱を求めた都教育長の通達などが違憲と訴えたことには、「思想良心の自由を侵害しない」と合憲と判断した。
2009年3月の一審東京地裁判決は「都教育長通達は、旧教育基本法10条の『不当な支配』に当たらず、懲戒処分が過酷とは言えず裁量権の乱用は認められない」としていた。
判決によると、教職員らは03~04年の式典で都教育長の通達に反し、起立や斉唱を拒否して戒告や減給処分を受けた。
原告弁護団の雪竹奈緒弁護士は「都は上告せずに懲戒処分を撤回し、日の丸・君が代の強制をやめてほしい」と話した。大原正行・都教育長は「判決は大変遺憾。内容を確認して対応を検討したい」とコメントした。
今まさに卒業式を迎えるにあたり、国旗国歌問題が職員室で取りざたされている。この判決で現場はゆれる。校長はピアノ伴奏で起立して歌えという。だが、思想信条の自由とかを持ちだされて議論はヒートアップする。職員室は嫌な雰囲気になる。なぜなら、職員1人1人も賛成なのか反対なのか問われているようだからだ。
だから、職員室は黙りこむ。強烈な組合の反国歌国旗思想家か管理職ぐらいしか発言をしなくなる。(私の経験した職場でのことと限定する)
組合に入っているものは、この時管理職側の意見に賛成を表明することは組合に反旗を翻すことになるので絶対にない。だが、非組合員たちは管理職の意見がもっともだと思っていても、その意思をはっきり表明すると、その後の人間関係に響くので黙る。つまり、反国歌も親国歌も同じ学年でしんどい状況の中スクラムを組んで共に仕事をしているからだ。このくそしんどい教育現場で課題は山積みなのにエネルギーをそこにとられることなど、まさしく教員の士気の低下を招く。生徒に影響大だ。
ましてやこの問題で会議が長引き、来年度に向けて相談したい事や検討せねばならない時間が削減されるのは避けたい。
上のような判決が出るとちょうどこれから始まる卒業式に影響が出そうだ。反国歌派が勢いを増し、ますます職場は嫌な雰囲気になる。あまりにも混乱にタイムリーな話だ。
私は国歌、国旗は当然だと思う。我々教員は思想信条の自由があるのはわかる。だからといって行動に移すと公教育の現場が大きく混乱するのだ。例えば、尖閣諸島は中国領だとの信条のもとその思想を生徒に表明し行動してもよいものか。それなら公務員を辞めてほしいと思う。
生徒は純粋だ。教師の影響は必ず受ける。微妙な言葉の表現でも生徒は染まっていくものだ。
大阪の門真市の卒業式で、国歌を起立して歌った生徒は170人中1人だけという中学校があった。教師は11人中2人だけ起立したという。断っておくが、このようにトップの常識内と考えられる通達にどうどうと逆らっても辞めさせられることなく、安穏と生活できるのは公教育の教師だけだ。これぞ税金と生徒へのエネルギーの無駄使いだ。
学校によると、教諭は低学年のクラス副担任で、10年12月初旬と同16日、「おしゃべりをやめないので張るよ」と言い、教室にあった粘着テープを児童3人の口に張った。様子を見ていた別の児童1人が「自分にも張って」と言ったため、テープを両手首に巻いた。教諭は授業後、児童に掃除をさせ、最長で20分後にはがした。
教諭は「何度も指導したが、私語をやめなかった」と話しているという。学校は教諭を副担任から外した。
(毎日)
これは新聞に載せるような問題なのか。しっかりと校長が指導して終わりではないのか。行き過ぎた面があるということだけではないか。
それとも私の感覚が変なのか。
市教委によると、講師は「初めて3年生を受け持ち、点数を上げたかった」と説明。2学期の期末試験でも答案の書き換えをしていたと話しており、調査を進める。府教委が処分を検討する。
試験は1月27日にあり、5クラス計165人が受験。
講師は間違った解答を消しゴムで消して修正したり、漢字を書かせる問題で「はね」の部分を書き加えたりして正解にしていた。
(産経ニュースより)
43歳男性常勤講師の心中は自分を証明することに切羽詰まっていたと推測する。なぜなら、この人はこの歳で未だに講師、あるいは最近転職して講師になったのどちらかと推測され、周りの目をに気にしなければならない状況だったからだ。つまり学校での自分の存在価値が欲しかったのだ。
講師と教諭は生徒から見れば変わらない同じ教師だ。しかし、職員室の中では天と地の差がある。やはり教諭は「腐っても鯛」と同じですべてに優位と余裕がある。給料も違う。病気でも堂々と長期間休め、もちろん産休や様々な休みでも給与が出る。守られているのだ。一方講師に明日はない。3月末に切られても文句も言えず、病気で長期間休むことなど辞職することと同じになるのだ。
今の時期なら、同じ講師でも採用試験に受かり4月から教諭に内定しているものと、採用試験に不合格であり、またしても4月から講師で採用されるものとは心境は全く異なる。これぞ天と地だ。それは講師たちの言動を見れば一目瞭然だ。採用試験に今年もすべった34歳の男性は「死にたい」と漏らした。4月から教諭に内定しているものは、希望にあふれ生き生きと仕事をしている。
この状況の中で、講師たちは毎年働きながら採用試験を受験し、年度末に仕事を切られないように様々な先生方に気を使いながら生きているのだ。ある意味プレッシャーがある。
残念ながら43歳男性講師はプレッシャーに負けた。彼が教師になった時の本来の願いを捨てることになった。きっと競争したくて教師になったのではあるまい。子供が好きだからその歳で講師をしてまでも先生を続けようと決意されたのだ。
教諭も安泰ではない。なぜなら、講師とは違うより大きな「責任」というプレッシャーがのしかかっている。そのプレッシャーに誠実さを捨てているものが見受けられ、私もその危うきに瞬時立たされているからだ。
最後に講師でも教諭よりはるかに多くの仕事量をこなし、責任を持って教育活動に臨んでいる者もいることを付け加えておく。
若年層の喫煙は、どこの国においても頭の痛い問題。学校教育の一環として、タバコを吸うことの危険性を生徒に教えてきているが、それでも一向に喫煙する生徒の数は減らない。
その女性教師は、普段模範的であった男子生徒にタバコの匂いを感じ、問い詰めたところ、ロッカーにはタバコとライターを隠し持っている事を知り、厳しく懲らしめることが必要だと判断した。
彼女がとっさに考えた罰はこれ、なんと2時間で42本のタバコを吸ってみろというものであった。その数にも仰天だが、なんと4本を一度にくわえてという条件付きである。生徒は帰宅後おじに相談、おじが警察に訴えたことにより、学校上層部も事態を知った。
「このような前例はありませんし、やり方が尋常ではありません」と、学校側もその罰が行き過ぎていることを認めた。だがその罰は、他の生徒や教師らも見守る中で行われたという事実に、更なる調査を進めたいとしている。
マレーシアでは2007年にある寄宿学校で起きた、やはり行き過ぎと思われる罰が物議をかもしている。トイレが詰まったという現象に腹を立てた女性教師が、寄宿生である140人の女子生徒を敷地内の池に集め、その臭く汚い水にザブンと浸かるよう命じたというものである。
話は180度変わってしまうが、先日、小学生の団体と新幹線で一緒になったが、中年の男性教師がお元気印のこどもたちに囲まれ、メガネを外してみてだの、この帽子はこうかぶったらイケてるだの、奥さんの写真財布の中に持ってる?見せて?だのと、もう “タメ口” で好きなようにイジられていた。
先生はひたすら我慢、オイオイよせよせ、が精一杯である。普段おそらく怒鳴ることなど許されないであろうから、「いい加減にしろ!」と一喝出来ない。こういう子たちもいずれ社会に出る。上司から厳しい指導を受ければ「何キレてんの?こいつ」といった顔を見せる新人になり、飲み会でも天然無礼講、これでは通用しないであろう。
宿題を忘れた子、私語がひどく悪ふざけする子などに対しては、米国では体罰というよりむしろ “完全無視” を決める教師が多いように思える。精神的に未熟な分、小中学生にはこれがなかなかキツイ。先生はそういう子と目も合わせず、指名もせず、背を向ける。その疎外感から、お元気印の子ほどシュンとなってしまうのだ。
文部科学省のお達しに「無視はいけない」なるものはあるのだろうか。是非一度そういう “冷たい罰” も試してみて頂きたいと思う。モンスターペアレントは増えているとはいえ、まだまだ一部の話、殆どの親は分別や良識があると信じ、どうか先生方には頑張って頂きたい。21世紀に私たちは老い、社会は今のこども達に託すことになるのだから…。
(TechinsightJapan編集部 )
修学旅行の季節になると、修学旅行の引率をする先生たちの姿をよく見かける。。生徒がけばけばしい姿をしている学校ほど、しんどいだろうなと同情をこめてただただ見つめている。私も困難校で新幹線の中で生徒と指導中もみ合いになったことがあった。周りには一般客がいた、恥ずかしかったが、これが仕事と涙をこらえていたことを思い出す。
あまりにも我々が甘い対応しかできないので、この子たちは社会に出て通用するのかといつも心配だ。しかし、きつくすれば中学校では必ず問題となる。だから悩むのである。
河北新報社が県情報公開条例に基づき入手した文書と県教委教職員課によると、教諭は中学2年の学級担任だった09年7~11月、保護者面談の日などに「愚か者一覧」「愚か者ベスト10」などと名付けたリストを廊下に掲示。リストには、提出物をなかなか出さない生徒たちの実名を記入していた。
さらに、教諭は生徒たちと交換していたノートに「病気なのか」「ダメ人間」「問題児」などと生徒をさげすむ言葉を記入。保護者からはたびたび苦情が寄せられていたにもかかわらず、何度も同様の記述を繰り返していた。
教諭はこのほか、生徒の質問を無視したり、生徒に配慮のない発言をしたりして、生徒や保護者とトラブルになっていたという。
県教委は今年1月8日、教諭と校長を訓告処分とした。教諭は「未提出物が多いままだったら、3年生に進級してから願書提出などの際に生徒が損をすると思い、喝を入れなければならないと考えた。配慮に欠けていた。申し訳ない」と謝罪しているという。
県教委教職員課は「あってはならないことだ。保護者への謝罪は済んでおり、処分は妥当だった」としている。
これだけ繰り返せば教師として常識ないのされても仕方がない。さらにこれも資格なしと言える。
複数の教え子にわいせつな行為をしたとして、県教育委員会は5日、平塚市立中学の男性教諭(29)を懲戒免職にした。
県教委によると、教諭は昨年10月から今年1月にかけ、3年だった女子生徒(15)に対し、校内の階段踊り場で、下着の中に手を入れて胸を触ったり、キスをするといった行為を10~15回ほど行ったほか、授業中に10回以上、胸をつつくなどした。
今年7月には、卒業生の女子高生(16)を「ドライブに行こうか」とメールで誘い出し、乗用車内で同様に胸を触るなどした。
2人の被害生徒は教諭が顧問の部活動の先輩後輩。2人で校長に相談したことから問題が発覚した。2人とも教諭に拒否の意向を示していたという。
教諭はこの2人の教え子に加え計4人に昨春から今夏にかけ、「スキだよ」「胸触らせて」とのメールを送った。教諭は県教委に「メールのやりとりからエスカレートしてしまった」などと説明しているという。県教委は監督責任を問い、校長を戒告処分にした。「被害者に慎重な配慮を要する場合、氏名などを公表しない」として、教諭の名前や校名などを明らかにしていない。
山教組の選挙資金集めなどをめぐっては平成18年、元財政部長ら2人が政治資金規正法違反(虚偽記載)罪で略式起訴され、罰金30万円の略式命令を受けたほか、元委員長ら24人が県教委に処分された。しかし、県教委はその後、この元委員長を教頭に昇任させ、県内の小学校に赴任させていた。
県議会では、内田健県議が一連の問題を「教育の政治的中立」という点から取り上げて質問。昭和63年以降、委員長や財政部長といった山教組本部の「六役」と呼ばれる幹部経験者29人のうち、25人が校長・教頭職に昇任していると指摘したうえで、こうした人事を「異常ではないか」と批判した。
これに対して、県教委側は松土清教育長が「退職までに小中学校の教員の9割が管理職になっており、(山教組幹部経験者の)比率が高いということはない」と反論。元財政部長を教頭に昇任させたことなどについて、古屋知子教育委員長は「厳正な手続きを踏んでおり、問題ない」とする見解を示した。
選挙資金集めは民主党の輿石(こしいし)東(あずま)代表代行を支援するため行われていたことから、一般質問では輿石氏が「教育の政治的中立はありえない」と発言した問題も取り上げられたが、松土教育長は「発言の政治的な意図が把握できない」として、コメントを避けた。
荒れた学校の指導とはこのようなものかと少し驚かされたが、いたたまれない様子が目に浮かび、そう答えた管理職を批判することもしなかった。
その講師は、まじめな子はじっと一時間荒れた教室で小さくなって我慢する、それがかわいそうだったと話していた。
また、新任研修の一環で指導主事が新任の授業を見に来た時、一人の生徒が寝ていた。新任は、あえて起こさなかった。実はその生徒は、授業の邪魔をし、それが叶わなかったら教室から飛び出し他の教室へ行くのだ。寝ていてくれる方が授業は進んだ。授業の後、指導主事から寝ている生徒を起こさなかったことへのお咎めがあるかと思いきや、なく、しかも起こさない方が良いのだと言われた。
この2件の出来ごとを私は、半分笑いながら、半分痛々しく感じる。つまり、どうしょうもない現実と感じながらも、これでいいのか教師は、と思う。
中学校は義務教育だから、辞めさせることもできないし厳しい処置もない。だが、それに甘んじて、無法地帯となった教室や生徒をそのままにしておいてよいのか、なんとか道はないのか。はみ出た生徒を一時的に自己を見つけさせるシステムや思い切った手立てを講じなければ、荒れた学校は変わることはない。
教室にいる教師にすべてを任せるのはもう限界がある。管理職も教育委員会もそれはよくわかっているはずだ。現場もいかに一日を無事過ごせるかを夢見て日々を過ごす。本質的な策を講じる動きをつくることは枠の中では難しい。
私は今、同僚たちとスクラムを組んで教え子たちを3番目のレンガ職人のような人間にしたいと考えている。と同時に、自分もそんなレンガ職人のような人間でありたい思っている。
◇
みよし・ゆうじ 山口県の中学校教諭。保守系の教職員団体「全日本教職員連盟」(全日教連)元委員長。
保守系の教職員組合か。今まで教師してきたが、聞いたことがないし、入っている人を見たこともない。この3人のレンガ職人の話は京都市の小学校の先生たちもこれで道徳授業の研究をしていた。子どもたちのことを思う教師集団の熱心な研究だった。高橋佳子氏の著書にも載っていた。
今回は、修学旅行を取り巻く旅行業界と、教師の闇に迫ります。 これまでも幾度となく、修学旅行をめぐる不透明な関係が、問題視されてきましたが、今回、私たちボイスのカメラが初めて、その癒着の実態をとらえました。
いまや、海外だって珍しくない修学旅行。生徒にとっては、学生時代の思い出をつくる大切な時間だ。その一方で、旅行業者にとって、1度に大口客を狙える修学旅行は、格好の標的ともいえる。 〈元旅行会社・営業マン〉「うまみが相当ある。人がたくさん動けば、お金もたくさん動く」そして彼らは、ターゲットを教師にしぼる。
〈元旅行会社・営業マン〉「ぼくらがいうキーマン。この人に決定権があるというのがわかるので」 われわれは、ある中学校の修学旅行に引率する男性教師を、追跡することにした。新大阪駅で、新幹線を待つ修学旅行の一行。目指す先は九州の長崎、2泊3日の旅だ。そこに、異彩を放つ男性の姿がある。派手な黄色のジャケットに、麦わら帽。この男性こそ、業界関係者が語るキーマンといわれる教師だ。
昼過ぎ、一行は異国情緒漂うハウステンボスに到着した。点呼をとった後、生徒らは自由行動へ。一方、問題の教師は慣れた足取りで、ある場所へ向かった。たどり着いたのは、飲食店が並ぶオープンスペース。教師の脇には、校長と旅行会社の担当者2人が随行する。生徒たちは、無邪気に写真を撮っている。 そのすぐそばで・・・ひと口、またひと口。ラージサイズの紙コップを、あおり始めた。果たして中身は何なのか?
店員に聞いてみた。〈記者〉「何を買って行かれました?」〈店員〉「ビールをみなさんで買われましたよ。ビールとおつまみ」なんと昼日中からビールとは・・・合計4杯。しかも、校長の前で堂々とあおっている。で、支払いはというと・・・店員「8,000円分くらい。領収証は(旅行会社名)で」なんと、代金はすべて旅行社が払っていた。公立学校の教師は公務員、わずかとはいえ、利益供与にあたる。
その夜、われわれは、さらにひどい光景を目にする。一行の宿泊先は、島原市内のとあるホテルだ。夕食後、ほどなくして教師が姿をみせた。周囲を気にしながら、ホテルを後にする。生徒たちをおいて、いったいどこへいくのか?島原唯一の、スナック街だ。 〈スナック〉「いらっしゃいませー」いた!両脇に若いホステスをはべらせ、満悦の様子だ。ホステスの他にも、2人の人物が陣どっていた。旅行担当者と、ホテルの社長だ。島原の夜をたっぷり楽しんだ後、3人は店を後にした。
ここでの支払いも、教師は一切関与せず、全額ホテル側のツケとなっていた。もしその見返りに、旅行社やホテルに便宜を図っていれば、飲食接待による贈収賄に問われかねない。〈元旅行会社営業マン〉「常とう手段なんですが、旅費の中で処理する。先生がたち飲み食いしたお金を払うのは、先生でもなく、旅行社でもなく、保護者」つまり、懐が痛まないとあって、関係をつくりやすいというのだ。事実、教師が赴任して17年、少なくとも、うち15回の修学旅行を、同じ旅行社が引き受けている。
なぜこの教師が、長年キーマンとして影響力を持ち続けてきたのか? きっかけは、25年前に起きた、ある騒動にさかのぼる。
当時37歳だった教師は、学校との意見の対立から、授業の集団ボイコットを企て、3ヶ月の停職の処分を受けた。しかし、その処分を境に、教師は自粛するどころか、逆に横暴になっていったという。〈元同僚〉「とにかく怖い人。生徒にとっても、教師の仲間にとっても。死ね、やめろ、殺すぞ、そういう言葉が日常的にでてくる、何かあれば手を出す」ところが、学校側はというと、長年、教師の言動を黙認し続けてきた。逆に、こわもてする教師の存在を利用し、校内暴力や教員からの反発を、封じこめてきたというのである。
〈元同僚〉「生徒は、常に周りの大人の顔色をうかがっている。当然、萎縮してます。校長は彼に対して、何でもOK。機嫌をとっている。
そんな教師の、働きぶりはどうなのか。カメラで追うことにした。ある日。学校の裏門から、そ知らぬ顔で男がでてきた。教師だ。午後1時45分。次の勤務日も、午後1時54分に学校を後にした。また次も。雨のせいか、この日は、禁止されているマイカー通勤だった。時刻は、どれも午後1時半すぎ。勤務時間は、午後5時15分までのはずだ。帰宅後は、というと・・・犬の散歩をしていた。あぜんとする勤務実態。しかし、旅行行事だけはすべて参加している。修学旅行先の飲酒に、接待ざんまい。これ以上、教師の問題行動を、見過ごすわけにはいかない。
まずは、旅行先で教師を接待した旅行社を問い詰めた。〈旅行社広報担当〉「添乗員の軽はずみな行動で、費用を負担した。由々しき事態と、認識しております」宿泊先の島原のホテルは、社長の不在を理由に取材に応えず、連絡するという約束も守られなかった。
一方、教師の言動を黙認してきた校長は、教師の存在をどう考えているのか?〈校長〉「(その教師は)教育に対してロマンを持っているので、尊敬している先生が多い」ハウステンボスで、一緒に接待を受けたことについては?〈校長〉(Q.収賄にあたるが?)「申し開きができない。深く反省しております」 。
そして最後は、問題の教師に直撃取材。〈記者〉「すみません。○○先生ですよね。この間の修学旅行、引率されてましたよね?」〈教師〉「うん」〈記者〉「お酒飲んでましたよね?」〈教師〉「いや。今年飲んでへんで」〈記者〉「・・・今年?」〈教師〉「ん。いや、飲んでへんわ」そこで写真をみせると・・・〈教師〉「これジュースや。これ(旅行会社)が、買ってきたのやから」ハウステンボスの飲酒には、しらを切りとおす教師。しかし、夜のスナックを持ち出すと・・・〈教師〉「うん、そーやな。水割り1杯、飲んだんかな」一転、あっさり事実を認めた。〈記者〉「修学旅行中の飲酒は、問題ですよね。認識ありますか」〈教師〉「あるよ。あんたらにぐちゃぐちゃ詰問される必要ないやろ」次第に、表情がこわばってきた。昼過ぎに、早々と帰宅することについてもきいてみた。〈記者〉「勤務日に、早く帰られてますよね?」〈教師〉「いやいや」〈記者〉「確認してます。そうした勤務状況は、教師としておかしいと思われませんか」〈教師〉「・・・・・・」〈記者〉「職務専念義務違反ですよね?」〈教師〉「・・・・・・」。
大阪府教育委員会は「東大阪市教委と、事実を確認した上で、厳正に対処したい」とコメントし、本格的な調査に乗り出した。
なんぼでもおるで、こんな教師。 実は一部高等教育機関にもこういう教員はいる。 語学研修・海外研修という名目で、学生を引率する旅行を実施する大学がある。あの経費の細目を公表している大学はあるか? もちろん、良心的な運営をしている大学の方が圧倒的に多いだろうが、不透明な金の使い方をしているところがある。 教育目的だ、と思って、親が払わされているだけだ。中には 海外研修=単位の場合もあるからな。 天漢日乗ブログより
5年ほど前の事だが今も似たような教師はいるはずだ。だから大阪は、今年あたりからタイムカード制になった。しかし、大阪のタイムカード制はなんら機能していない。例えば、高校では朝は打刻するが退校するときはしないからだ。学校によって規定が違うのが大阪で、大変ゆるいところもある。また、夏休みなど、朝、夕するところでも昼は中抜け出来ると聞く。
いい加減な勤務をしている教師は即刻停職にすべきだ。学校も性の温床になっているところもあるというから恐れ入る。例えば…
2010年10月30日 のスポーツ日本から抜粋すると…
校舎内で性的な関係を持ったなどとして、大阪市教育委員会は29日、市立中学校の男性教諭(41)と女性教諭(24)を懲戒処分にした。男性は既婚者。更衣室などを使って性行為に及んでいた。
同僚や教え子たちに気付かれないよう、校舎内で息を潜めてアダルトビデオ顔負けの行為を繰り返した不倫教諭カップル。2人の説明によると、校内での情事は計4回に及んでいた。
内訳は、昨年1月に教材・資料保管室で“口”で3回と、同5月に男性教職員用の更衣室で性行為を1回。
女性教諭は今年6月、不倫関係を解消しようと別れ話を持ちかけた。しかし、男性教諭が応じず、校舎でキスをしたり体を触るなどの行為をやめなかったという。このため女性が9月、校長にセクハラを受けていると相談。2人の危険な関係が発覚した。
処分は男性教諭が停職6カ月、女性教諭が停職1カ月。男性は29日付で依願退職した。
市教委によると、女性は08年4月に赴任。男性と同学年を担当するようになり、生徒指導や学年行事などについて相談しているうちに同12月下旬ごろ、男女の深い関係に発展した。
女性の説明では、計4回の行為はいずれも冬休み期間中と休日出勤の際だという。しかし、校内には部活などで登校している生徒もいたため、教材・資料保管室では廊下からも外窓からも見えない死角で行為に及んだとしている。
保管室は空き教室。更衣室は職員専用のため普段から生徒の出入りはなかった。
周囲にバレないよう、性行為の前後は慎重に行動していたようで、2人の関係に気づいた職員や生徒はいなかった。男性は「教員としてあるまじき行為で申し訳ない」と話しているという。
島秋人、その人は殺人を犯し囚人となった。しかし、その人生をたどると、一人の教師に褒めらたことがきっかけとなり、我々凡人では得られないほどの境地に至り、大きな回心を果たした。そして、死刑によりこの世を去った。
島秋人は昭和9年に生まれ、幼少時代を満州で過ごした。戦後、父母とともに新潟県にひきあげたが、母は疲労から、結核にかかりまもなく亡くなった。本人も病弱で、結核やカリエスにかかり、7年間ギブスをはめて育った。学校の成績は最下位で周囲から低脳児扱いされて育った。貧しさ飢えによる非行と犯罪で少年院と刑務所を経験していた。
昭和34年雨の日の夜、島は飢えに耐えかね、農家に押し入った。2千円をうばったが、その際、家の人と争いになり、主婦を殺してしまった。
島秋人が歌作をはじめたのは、一審の新潟地裁で、死刑判決を受けた後、東京拘置所に送られてからだった。
万年最下位の成績だった島にも中学校の時たった一度だけ先生に褒められたうれしい記憶があった。美術の吉田先生が「おまえは絵は下手だが、構図は一番いい。」と言ってくれたのだ。そのことに彼は感謝しようとした。島は拘置所から吉田先生に手紙を書いた。すぐに先生から驚きと情と厚意の入り混じった返事が届いた。
そして先生の奥さんから、深い憐憫を綴った短歌が贈られてきたのだった。この歌との出会いがひめられた島の才能の扉を開けるのである。
ねがわくは、精薄や貧しき子も疎(うと)まれず、幼き頃よりこの人々に、正しき導きと神の恵みが与えられ、わたくし如き愚かな者の死の後は死刑が廃されても、犯罪なき世の中がうち建てられますように。
わたくしにもまして辛き立場にある人々の上に恵みあらんことを。
主イエス・キリストのみ名により アーメン
島秋人の周りには、死刑囚としてではなく人間としての島秋人を温かく見守り支えた人が、たくさんいました.
島秋人の歌人としての道を開いたのが、中学校時代の恩師:吉田好道先生の奥様:吉田絢子さん、島秋人の才能を見出し短歌の師として温かく関わり指導したのが、歌人としても有名な窪田空穂さん、その息子の窪田章一郎さんも彼を支え、遺愛集発刊を支援した方です。
吉田先生に手紙を書いた島秋人は、先生から送られた絵と奥様の手紙に対し、すぐにお礼の返事を書き、その最後を3首の俳句で締めくくっていました。その俳句を読んだ奥様が、彼に自分を見つめながら歌を詠むことを勧め、短歌の本を送ったり、彼の書いた短歌を添削したりしながら、歌の道に導いていったようです。先の紹介では奥様が3首の短歌を書いて送ったのが、短歌をつくり始めたきっかけとなったということを書きましたが、正しくはこのような経緯だったようです。
そして心の面で彼を支えてくれたのが、高校時代から彼の短歌(毎日新聞の歌壇に掲載された作品、選者の一人が窪田空穂さんでした)に感動し、花の差し入れを続け刑死するまで彼を励まし支え続けた前坂和子さん(後に高校教師になります)、 彼の国選弁護人であり、後に無報酬で最後まで彼の弁護にあたった土屋公献弁護士、 盲目で重病でありながら彼と手紙で愛を誓い合った鈴木和子さん 「君を知り愛告ぐる日の尊くて いのち迫る身燃えて愛(いと)ほし」 最後まで彼の心の支えとなり、後に養母となった千葉てる子さん といった方々です。
彼の養母となった千葉さんは、宮城県栗原市の方だったということで、驚きました。島秋人の短歌が新聞に掲載されるようになった頃、次の短歌が千葉さんの目にとまります。
「わが罪に貧しき父は老いたまひ 久しき文の切手さかさなる」
千葉さんは、女学校を卒業すると間もなく、熱心なクリスチャンとなり、生涯を独身で通し、宗教的に生きることを決心しました。家業の雑貨店や家事の手伝いをしながら、日曜学校や福祉の仕事をしていました。
その頃にこの歌に出会い、キリストの教えを通して、救われた気持で召されることができるようにと願い、彼と関わるようになります。やがて「信仰のお姉さん」として信頼されるようになり、昭和37年12月に彼は洗礼を受けます。
その頃、彼はしきりと人のために何かできことはないかと考えるようになり、遺体と角膜を捧げることを考えます。それには肉親の同意書が必要であり、戸籍からはずされた彼には法律的な肉親がいないため、千葉さんに養母になってくれるよう頼みます。その申し出を快く引き受け、昭和40年、島秋人(中村覚)は、千葉覚となります。
「角膜の献納(けんのう)せむと乞いて得し 養母(はは)は優しさに豊(と)む」
処刑の前日(昭和42年11月1日)、特別面会が許され、 お父さん、養母の千葉さん、前坂さん、教かい師と牧師の5名が面会します。
その時の島秋人の印象を、前坂さんは「本当に覚悟ができてなみなみならぬ心境の内にあるとともに、最後の面会を湿っぽいものじゃなくてみんなのいい思い出に残るものにしようという心遣いや思いもあったと思う。」と語っています。
また、千葉さんは「どこまでもニコニコして、どこにも曇りのない、ほんとに明るい顔をしていました」と語り、島秋人が「このまま私が許されたら、いいことするんだけどもな」とポツッと言った言葉に、ほんとだなあと思って、涙がボロボロ出たそうです。ただ「天国に無事にお迎えにきて頂いてね。そして無事に帰れるように」とだけ祈ったそうです。
処刑寸前、島秋人は当時の東京拘置所所長に、祈りの言葉を残したそうです。
例えば、「嘘をつくな」と生徒に叱る。その時、自問してみる。私は嘘をついたことはないのかと。私は、今も妻に嘘をついて隠し講座を持っているし、昔は、嘘で我が悪事をごまかし親や先生からの多くの鉄拳を避けてきた。
人に嘘をつけても自分には嘘はつけないから、自分が嘘つけだと自分が一番よくわかっている。だから自問すれば答えはすぐ出る。私も生徒と同じ嘘つきだと。
では、逆に嘘をついたことのない人は、生徒の嘘を見破り指導するのがとても上手いかといば、そうではない。嘘をついたことがあるから、生徒の嘘を見破ることが出来、急所を掴んで叱れるのだ。
しかし、いくら急所を掴むことが出来たとしても、それだけでは、生徒は鋭く突かれるので怖いから言うことを聞くだけになる。ではどうするのか、愛である。「愛」、私どもにはあまりにも遠く、到底達する境地ではないがこれを目指して教師をしたいと思う。私はクリスチャンでも僧侶でもないが、イエスの言葉と親鸞の言葉には頭が下がる。愛があるからだ。紹介する。
ヨハネによる福音書
イエスはオリーブ山へ行かれた。
朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分のところにやって来たので、座って教え始められた。
そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、
イエスに言った。「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。
こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」
イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。
しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。
これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。
イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」
女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」
親鸞の弟子唯円が「とてもじゃないけど殺人なんかできません」と親鸞に返答したのに対し、親鸞は、「業縁によって殺せないのであって、業縁が変われば殺すまいと頑張っても百人でも千人でも殺すことがあるだろう。」
歴史事実と異なる偏向した写真や説明の数々が、恰も真実のように展示された。このクラスの担任は勿論、組合員だ。
同中学では憲法記念日の前に9枚のプリントが社会科の授業で配られた。
「そのなかに何故か、『朝鮮と日本の歴史』というプリントが添付され、『日本の朝鮮侵略』『中国大陸侵略』などと共に『皇民化』とは『朝鮮民族の誇りや文化、伝統を根こそぎ破壊する民族抹殺政策』などとも書かれているのです。そのあとのプリントでは、自分の名前までハングルで書かせていました。
この教師は『プリントは家に持って帰ったらあかんで』と生徒に言ったそうです。このことはプリントを入手した父兄が私のところに持ってきて、はじめてわかったのです。
大正中学校の校長は、「何も話せない」としながらも、「地域の特性というものがある。三宅議員の言うことだけが真実ではない」と弁明した。この種の教育の指導は圧倒的に日教組の教師たちによる。
これでは、日本の主権を正しく教えることはできない。今も、似たような教育が行われている。
国に雇われている身だ。
式で国旗を壇上に掲げ、国歌を歌う。
それがなにかのイデオロギーで、しない。
他の国では国家反逆罪だ、すぐ免職だ。そうならないのは日本だけだ。
では、なぜ日本では国旗も国歌も公教育の現場で、教育公務員自身がはく奪しているのか。
今の現場では、教師は当たり前のこと(国を尊ぶこと)を教えられないのだ。
校長さえも国歌を歌おうとは言わない。壇上に国旗を上げない。
そして、職員全員、それがあたりまえだと思っている。
その中でよい式を作ろうと頑張っている。
しかし、職員はなぜ校長がしないのか知っている。
外部団体、圧力団体が我が校には密接に関係しているからだ。強い。
教師一人を1年で吹っ飛ばすことさえできる力を持つ。管理職もだ。
心の奥で彼らを怖れ、流される。
国旗国歌を話題の中心にしたが、根っこはこの団体にある。
この団体の教育介入は市民に見えない。
しかし、不思議なことに団体の圧力のかかった学校で頑張ったものが出世する構図になっている。
どこの県でも同じ構図だ。
この影響力を持つこの団体に教育は牛耳られている。
市政も牛耳られている。
これを良き方向に進めるには、彼らと同じ「他への憎しみ」の方法では
頓挫する。
彼らの窮状、彼らの叫び、彼らの心の悲しみが分からなければ前には進め
ない。闘争では限界がある、無理だ。それを超える大きな心をもつ者のみ
前に進んでいける。
差別は憎しみでは無くならない。解決の道は憎しみを超えたところにある
ことを日々心したい。
北海道教組が組合員の教師に配布した職場討議資料「北教」(2008年11月28日号)。ここに日本固有の領土である竹島について、こう記している。
「文科省が中学校歴史の解説書に『竹島(独島)の領有権』を明記したことは、韓国にとっては、侵略・植民地支配を日本が正当化する不当極まりないものになるのです。歴史事実を冷静に紐解けば、韓国の主張が事実にのっとっていることが明らかなだけに、事は極めて重大です」
これは完全におかしい。竹島は日本海にある島。日本政府は1905年、島根県隠岐島司の所管の竹島と閣議決定した。ところが、韓国は52年、国際法に反して「李承晩ライン」を一方的に設定し、不法占拠を続けている。
日本外務省のHPでも「竹島は、歴史的事実に照らしても、かつ国際法上も明らかに我が国固有の領土です」と明記しているが、北教組は180度違う、韓国寄りの主張をしているのだ。
これに喜んだのか、韓国の日刊紙「朝鮮日報」は09年12月、北教組幹部に電話インタビューを行っている。
ここで幹部は「学生達の正確な判断を助けるため我々が判断したことを学習資料に含めた」などと、指導要領無視に好き勝手なことを言っている。
教師の組合でありながら1600万円もの違法献金をしていただけでなく、国の方針を無視して子供たちに偏向教育をしようとする北教組。真剣に毎日を過ごす教師たちにとってはたまったものではない。
日本の植民地支配などに協力したとされる「親日派」の子孫の財産を没収し、国有化するための韓国の政府機関「親日反民族行為者財産調査委員会」が、このほど4年間の活動を終了した。
盧武鉉前政権時代に「歴史清算」の一環として設置されていた。
委員会によると、民族を裏切る行為をした「親日派」と判断した168人について、不当な財産を得たとして、その子孫らから、相続した土地など約13平方キロを没収し、国有化した。
土地の時価総額は計2373億ウォン(約170億円)に上る。
168人の中には、1910年の日韓併合条約に大韓帝国側代表として調印した李完用や、植民地時代に爵位を受けた人などが含まれる。
没収に応じない子孫らには返還請求訴訟を起こした。(共同)
親日派の財産を没収とはすごいな。
我々の仲間には韓国や中国に傾いたものも少なくない。しかし、この親日狩りとでも言える行為に対してなんの反発もない。当然か。
ましてや政治家や日本政府からの反応も相変わらずない。マスコミも取り上げることも少ない。
これだけ非民主的法律を韓国が実行しているにかかわらず、日本はどうして手を打たないのか。謝罪ばかりしているのか、生徒に説明つかない。
今、職員室でこのことを口に出すと、職員の私への目が変わる。職員室での市民権はなくなる。
私は日本の生徒を教えている日本人だ。日本を愛する、憂う気持ちを持ってはいけないのか。
いつから日本の教育は、本当の事を言えなくなったのか。
時々、学校社会は共産主義国かと錯覚する。
すごい教員がいるものだ。いまどき握りこぶしで額を叩いて足でけるとは。
きっと熱心なあまりの指導なんだろう。同和主任かなんかだろうなあ。
京都府京田辺市興戸の田辺中で今年春以降、人権教育主任の男性教諭(55)が女子生徒に対し、複数回にわたり「死ね」などと発言し、体罰を加えていたことが、17日分かった。
田辺中によると、男性教諭はソフトボール部の顧問を務めている。新学期に入ってから6月末までの間、3年生女子部員にクラブ活動中や放課後に複数回にわたり「死ね」などと発言し、握り拳で額をたたいたり足でけるなどした。女子部員は「額がはれた」と訴えているという。
7月中旬に男性教諭の体罰などへの苦情が学校に寄せられた。校長らが今月、教諭らに聞き取り調査したところ、試合でのミスや態度などについて指導を理由に暴言や体罰をしていたことが判明したという。他の部員に対する体罰の有無について学校側は「調査していない」としている。
田辺中によると、男性教諭は人権意識の向上や福祉などの指導を担当していた。
河村豊和校長は「教員として不適切な行為だった。今後はこのようなことがないよう改善していきたい」と話している。
「学校の先生が国を滅ぼす」とはよく言ったものだ。たかじんのそこまでいってもいいんかいでもとりあげられた本の名前ですが、現在学校に勤務しているものとして、学校とはそんなものでしょう、と思わずつぶやきました。前々から当然のことと思っていましたから。
日教組の中にはすばらしい先生方も多いです。それに組合に入っている人でも、反日思想に傾いている人は一部と思います。ただ、強烈な反日思想の方がおられ、組合に入っているものはみんな右へならへとしなければ職員室で生きていけないものですから、そうしているだけの方も多くいらっしゃいます。
反日の流れは生徒に染みいっていることは間違いありませんが、少し成長して、自分で物事を冷静に考えられるようになった時、教師の言っていたことが間違いだったと気づく生徒も多いのです。
一般教師は、校長をバカにしています。というより、そういうように新任時代から他の教師に教育されてきたからです。しかし、これでは生徒に目上の者を尊重しなさいという教えはウソになります。言行一致ではないからです。
さて、日本の中には、日教組の影響が少なく、自然な教育をしている地域もあります。校長先生は信頼され、教職員一体となって教育効果をあげている学校を知って言います。
是非、日本の教育が穏やかな、平凡でも当たり前のことがスムーズに出来る環境になりますよにと思います。
彼は、教頭の時代に、上からの様々な要望を難なくこなし、委員会からも期待されてきた。しかし、今は、すべての判断が自分の責任となることに重圧を感じているらしい。
そして、体重も6キロ減ったという。夜が眠れないらしい。そんな障壁を乗り越えながら、日々を生き抜いている中で、ふと「結局、すべての判断は、どう自分を守るかに結びついている。情けない。」と私につぶやいた。
あんなにすごいやつが苦しそうにそう語った。
しかし、私はその時こう思った。俺が校長になったとしても同じだろうと。親友には言わなかったが。彼は、自分の弱さに気づいた。その分、きっと、学校のことを思い、生徒の事を本当に守る判断が出来るに違いないと感じた。
私は、多くの特別支援学校の教員が熱心に生徒に尽くしている事実を知っている。しかし、一部で、生徒の特異な行動を面白がったり、からかったりすることがあるのも事実だ。
一般校ではそうはいかないが、特別支援では、力関係で教師の方が上になれる。また、特別支援の生徒は、親に学校内であったことをきちんと説明できないことも多い。だから、教師も気をぬくのだ。そこが特別支援の教師の落とし穴となる。
生徒への人権意識が薄くなってしまった教師がいる。しかし、そのような教師は、不思議と自分たちの人権や権利を守るために莫大なエネルギィーをかけている事実がある。
特別支援学校の高等部に通う、身体に障害がある男子生徒1人に嫌がらせやセクハラ行為をしたとして、滋賀県教委は21日、同校に勤務する男性教諭4人(35~54歳)に対し、停職1か月の懲戒処分とした。
発表によると、41歳の教諭は6月に2回にわたり、生徒が嫌がっていたにもかかわらず、給食のスープやおかずに私物の唐辛子を振りかけた。54歳の教諭は同月、「先生が歯医者さんになってあげよう」などと言って、マット運動であおむけになっていた生徒にまたがり、前歯にペンチを1、2秒当てた。
また、35歳と47歳の教諭2人も同中旬、マット運動中の生徒に、それぞれ足で下半身を触るなどした。
生徒の保護者から学校に連絡があり、発覚した。調査に対し、4人は「生徒の緊張状態をほぐしたいと思った」「コミュニケーションの一環だった」などと釈明しているという。
県教委は校長ら上司3人も訓告処分とした。末松史彦教育長は「第三者を交えた検証チームを設置し、原因究明と再発防止に全力を挙げる」と謝罪した。
今回の処分について、4人のうち41歳の教諭は21日午後、県庁で記者会見。県人事委員会に不服申し立てを行う方針を明らかにするとともに、「行為自体は深く反省しているが、教育活動の範囲内。学校や県教委による聞き取り調査が十分に行われておらず、処分は不当」と主張した。
ハァ?この事実、なにが教育活動の範囲以内なの??
なんでも思うように生徒を動かし、言いたいことが言える支援学校の環境にあるので、いつしか感覚がマヒしてしまっているのでしょう。怖いことだ。
支援学校から出て、中学などの困難校に行けば、すぐ感覚は別の次元へ飛びますよ。県教育委員会も目が覚めるような人事をすべきだ。
会見に同席した県公立高校教職員組合によると、残り3人の教諭も不服申し立てを検討中という。