公立学校の真実
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午前9時30分、外に出るとやけどしそうだった。
道路では、それでも走っているジャージ姿の生徒たちがいた。
「ようやる」と横目で見ながら通り過ぎた。
話しは変わるが・・
「特別支援教育において専門的な教科指導を強化すべき」と文科省に叫びたい。
特別支援学校か特別支援学級か普通級かと悩まれる保護者は多い。
市の就学指導委員会などで、どこが適応しているか示してくれるのだが、発達検査の結果などを考慮して判断してくれるだけであり、最終決定は保護者となる。
特別支援教育を受ける児童生徒はうなぎ上りに増え、文科省は柔軟な対応を迫られている。
教室や教員が足らない状況を改善していくと共に、特別支援教育の中身を、今のニーズに合わせて刷新していくことが求められているのではないか。
現場の教員に聞いてみてほしい。
昔は、特別支援学級→特別支援学校→障がい者枠就職、就労支援などというお決まりのコースでそれ以外考えられなかった。
しかし、特別支援学級に、知的には問題のない児童生徒が入級を希望する案件が増えてきた。
これにしっかり応えていくには、学校全体の時間割を綿密かつ柔軟に考えなければならない。(これがすごく難しいんです)
教科指導は、そもそも支援級担任が一人で対応できるものではない。
特に教科担当制の中学校では難しく、各教科の教師に応援に来てもらったり、交流学級へ授業を受けに行ったりするのだが、毎年それでも事足らない。
以前いた学校でも、体育の支援級担任が数学や理科を教えて、しかも苦労しながらテストまで作っていた。
専門外を教えるのは苦痛であり、教えられる生徒は残念だがポイントを押さえた指導を享受できない。
支援級の生徒はより時間数を絞って教えなければならないのに、専門外の教師ではそんな高度な工夫はできないはずだ。ましてや教科の受験指導となると、とても対応できない。
いったいどれだけの人間がこのことを分かっているのか、置き去りにされているような特別支援学級の状況をみると悔しさがある。
・・・補足・・・
自閉症・情緒障害学級は、主として知的障害のない自閉症の児童・生徒を対象とするた め、各教科の指導は、基本的に通常の学級に準ずる内容を実施する。しか し、自立活動もあるので、児童生徒の特性に応じて指導内容を検討・精選、工夫しなければならないのだ。
支援学級では、生徒8人以下を1人の教師で見ると決まっている。担任の専門教科であれば、しっかり専門的に教えることが出きる。しかし、専門の教科外も支援学級では教えなければならないことが多々出てくる。しかも、能力が千差万別だから、指導が行き届かないのが実情だ。
道路では、それでも走っているジャージ姿の生徒たちがいた。
「ようやる」と横目で見ながら通り過ぎた。
話しは変わるが・・
「特別支援教育において専門的な教科指導を強化すべき」と文科省に叫びたい。
特別支援学校か特別支援学級か普通級かと悩まれる保護者は多い。
市の就学指導委員会などで、どこが適応しているか示してくれるのだが、発達検査の結果などを考慮して判断してくれるだけであり、最終決定は保護者となる。
特別支援教育を受ける児童生徒はうなぎ上りに増え、文科省は柔軟な対応を迫られている。
教室や教員が足らない状況を改善していくと共に、特別支援教育の中身を、今のニーズに合わせて刷新していくことが求められているのではないか。
現場の教員に聞いてみてほしい。
昔は、特別支援学級→特別支援学校→障がい者枠就職、就労支援などというお決まりのコースでそれ以外考えられなかった。
しかし、特別支援学級に、知的には問題のない児童生徒が入級を希望する案件が増えてきた。
これにしっかり応えていくには、学校全体の時間割を綿密かつ柔軟に考えなければならない。(これがすごく難しいんです)
教科指導は、そもそも支援級担任が一人で対応できるものではない。
特に教科担当制の中学校では難しく、各教科の教師に応援に来てもらったり、交流学級へ授業を受けに行ったりするのだが、毎年それでも事足らない。
以前いた学校でも、体育の支援級担任が数学や理科を教えて、しかも苦労しながらテストまで作っていた。
専門外を教えるのは苦痛であり、教えられる生徒は残念だがポイントを押さえた指導を享受できない。
支援級の生徒はより時間数を絞って教えなければならないのに、専門外の教師ではそんな高度な工夫はできないはずだ。ましてや教科の受験指導となると、とても対応できない。
いったいどれだけの人間がこのことを分かっているのか、置き去りにされているような特別支援学級の状況をみると悔しさがある。
・・・補足・・・
自閉症・情緒障害学級は、主として知的障害のない自閉症の児童・生徒を対象とするた め、各教科の指導は、基本的に通常の学級に準ずる内容を実施する。しか し、自立活動もあるので、児童生徒の特性に応じて指導内容を検討・精選、工夫しなければならないのだ。
支援学級では、生徒8人以下を1人の教師で見ると決まっている。担任の専門教科であれば、しっかり専門的に教えることが出きる。しかし、専門の教科外も支援学級では教えなければならないことが多々出てくる。しかも、能力が千差万別だから、指導が行き届かないのが実情だ。
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感想の訂正
以後その系列の学園の入試要項には「情緒在籍は受験できない」という文字はなくなりました。しかし、情緒障害を持っている生徒は軽度は別にして受からないのが現実のようです。
訂正
当時は特別支援学級ではなく、特殊学級という名称でした。教員二年目の懐かしい思い出です。