教師の特権
教員だったということで、ニュースに教員の不祥事が載ると、情けないというかはずかしい。

自分も身を潜めたくなってくる。

特に性的な失態でニュースに載ると、驚嘆する。

なぜこんな人が教員をしていたのだろうと思う。

確かに、生徒はかわいいし、なついてきてくれれば、愛おしさが増す。
だが、そこまでだな。

例えば、よく「先生-大好き」なんて60過ぎても言われることがある。

それは、教師という立場に対してなついてくるのであり、60代のおじいさんの私にではない。勘違いして、もてているなど思えば、終わりだろう。

私も教え子がよく遊びに来てくれたり、成人すれば一緒に飲みに行ったりする。今やっている商売を手伝ってくれる子もいる。

60代後半のおじいさんを相手してくれるのは教え子だけだ。
そこらに歩いている60代後半白髪頭の人に興味を持つ人などいない。

それは教師の特権というべきものだ。
その特権を乱用してはじけてしまわないようにしよう。私たちは、しっかりおじさん、おじいさんであることを自覚していよう。






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2024/07/05 00:00 | Comments(0) | 老い

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