処分を受けた教師は再起不能か 「出ていけ」ということか そうかも知れない・・
高校入試も私学が終わり、あとは公立が最後を残している。

高校では、今日卒業式があり、道すがら卒業した笑顔の高校生たちとすれ違った。のどかな姿を見ることができた。

私まで嬉しいような、しかし、寂しいような淡い気持ちになった。


さて、大阪市の教員が不適切な指導で停職3か月の処分を受けていた。

ニュースの記事には・・・
児童に対して、ノートを机に投げるようにして返却したり、提出物を見て「字が汚いからやり直し」「なんでこんなん分からへんの」、テスト中に回答を書く手が止まった児童に対し「はよ書きや、やる気あんの」など、暴言や威圧行為を繰り返したということです。 これにより、少なくとも5人の児童が「先生が怖い」として通常の教室での授業を拒み、一部の児童は今も別室に登校しているということです。・・
と記してあった。

良きも悪しきも、昔はこの程度、あったと思う。大体よくどつかれた。私の通知表の所見欄に「隣の子としゃべるな」など、今から考えれば、めちゃめちゃ厳しい言葉が記されていた。今なら問題な文言だろう。

私が小学校1年の時は、1月1日にみんな学校に行き、正月を祝っていた。先生から紅白まんじゅうをもらって帰った。そんな時代だ。

時代は変化している。その変化に対応した指導をすべきだろう。そういうことは誰でもいえる。実は私も昔は暴力教師だった。朝礼中にガムを噛んでいた生徒を注意しケンカになり、ぶっ飛ばしたこともある。

何も問題にならなかったどころか他の教師から褒められた。

話しは変わるが、この3か月停職になった教師。頑張れよと思う。
その生き方を変えるべきだ。
そのやり方では教師は務まらない。

生徒の話をよく聞くこと。まず、訊くこと。
そこから背景を知ることだ。

それができてようやく教師側の厳しい話が通る。

教師の人生も、いろいろある。

ある県のW先生は教頭まで上り詰めた。しかし、セクハラで降格、平教員に戻った。そこで教師人生は終わりだ。

周りから変な目で見られていたに違いない。

しかし、彼は頑張った。その県で指導していた部活動を優勝させ。全国ベスト8まで勝たせた。

これからまた教師としての花を咲かせることだろう。
しかし、舞い上がらず、謙虚に頑張ってほしい。

停職3か月になった大阪市の教員の方よ。そこからが人生だ。頑張れ。

しかし、自身が背負った痛みや、それ以上に生徒の痛みを忘れずに謙虚に頑張ってほしい。

処分になった教師の中には優秀な教師がいる。
私の知っている限りでは、ほとんどが優秀な教師だった。
本当に自分を変えて再起してほしい。
ただ、世間はそう認めないかも知れないが・・頑張ってほしい。











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2024/03/01 15:30 | Comments(0) | 教員の疲弊

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