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我々は教育公務員だ。

国に雇われている身だ。

式で国旗を壇上に掲げ、国歌を歌う。

それがなにかのイデオロギーで、しない。

他の国では国家反逆罪だ、すぐ免職だ。そうならないのは日本だけだ。

では、なぜ日本では国旗も国歌も公教育の現場で、教育公務員自身がはく奪しているのか。

今の現場では、教師は当たり前のこと(国を尊ぶこと)を教えられないのだ。

校長さえも国歌を歌おうとは言わない。壇上に国旗を上げない。

そして、職員全員、それがあたりまえだと思っている。

その中でよい式を作ろうと頑張っている。

しかし、職員はなぜ校長がしないのか知っている。

外部団体、圧力団体が我が校には密接に関係しているからだ。強い。

教師一人を1年で吹っ飛ばすことさえできる力を持つ。管理職もだ。

心の奥で彼らを怖れ、流される。

国旗国歌を話題の中心にしたが、根っこはこの団体にある。

この団体の教育介入は市民に見えない。  

               

しかし、不思議なことに団体の圧力のかかった学校で頑張ったものが出世する構図になっている。

どこの県でも同じ構図だ。

この影響力を持つこの団体に教育は牛耳られている。

市政も牛耳られている。

これを良き方向に進めるには、彼らと同じ「他への憎しみ」の方法では

頓挫する。
              

彼らの窮状、彼らの叫び、彼らの心の悲しみが分からなければ前には進め

ない。闘争では限界がある、無理だ。それを超える大きな心をもつ者のみ

前に進んでいける。

差別は憎しみでは無くならない。解決の道は憎しみを超えたところにある

ことを日々心したい。





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