実態 徒労 むなしさ

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   内申書には生徒の実態はありのままに載っていない。

  

  それは中学校も高校も十分分かっています。
 だから…実際の生徒の姿はどう分かるのか。
 高校へは4月初旬までに抄本なるものを中学校から送ります。
 はい。
                                                      

 しかし、これも実は客観的事実しか書かれていません。何委員会、何クラブに所属していたか。そして無難な言葉で閉めてあります。
 
 じゃどうして生徒のほら、いじめられやすいから注意してあげてほしいとか、
病気などの詳しいことや、中学校でしてきた指導などの経過を知らせるのか。
  
 それは簡単です。文章には載らないので直接知っている先生から話しを聞くのです。
 そうなんです、めんどくさいでしょう。文章には残せないことも多いし、直接話を聞かないと分からないことだって一杯あります。

                                                                        
 当然高校の先生方は隠密的行動です。ハイ。当然小学校と中学校もそれとほとんど似たり寄ったりです。
 

  ここで押さえておきたいのは、いかに内申書、また学校の書類などは教師が本当に言いたいことが乗っていないか…ということです。
 

  違う角度から言えば、いかに教師は形だけの書類を莫大な時間を使って作成しているかです。
 

  もう一つ言えば、本当は子供たちにかけたい、かけなければならない時間をむなしい形式書類作成にとられているかです。
 

 その原因の一つに、外部からの突っ込みに対する学校の防衛という面があります。

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2006/10/16 17:11 | Comments(0) | TrackBack() | 内申書の真実

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