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友達の校長と話をした。校長室にひきこもってるという話だった。

職員たちが教頭や教務主任に相談をしに来る。校長室にいて、その様子がうかがえる。その時、心が動くという。「大変な相談ならこっちに持ってくるなよ」と。また、職員室で、わーっと笑い声が聞こえると、「ちゃんと仕事しとんのか」と思う、という。職員室の動きに心が揺れ、1日何もしていないのに疲れるらしい。


とは言うものの市内ではリーダー的な存在の校長なのだが・・・。

気を使ってばかりで、校長室からでるのが怖くなり、校長室にひきこもってしまうらしい。



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しんどかった難所もすべて責任は自分にありと考え、辞職する決意でのぞんだ結果、本当に奇跡的に乗り越えた。これからのほうがしんどいが、展望は見えてきた。嵐が普通の雨に変化した。

辞職する決意をしたときから心はすっきりとした。ただ、クラスの生徒たちと話をしているとき、こいつら放っといて辞めるのは本当につらいなと思った。また、妻に対して心配をかけるのが嫌だった。

私の苦渋の決断によって、一部の純粋な生徒の心に傷をつけたことを悔やむ。許してくれ。

学校は弱い。どこからでも攻められる。だからと言って守りに力を入れれば入れるほど学校に不自由さが増す。



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毎日が、一難去ってまた一難の校教員生活だ。しかし、今度の一難はかなり大きい。

やらかした生徒に責任を押し付けても、もはや解決は無い。学校の外でやらかしたことでもあるし、教師の管理下でないことと責任逃れができればどれだけうれしいかと思うこともあるが、さらにこじれることは明白だ。

だとすれば、解決の方法はあるのか。

今のところみあたらない。

校長も視点がずれている。教頭のほうがまだ分かっている。管理職も疲れている。他学年の問題も大きすぎて余裕がないから。

今日は旅に出る。解決の糸口を見つけに。分かっているのは自分の心を掘り続けて行けば糸口が見つかるということだけだ。自分がどう変わればよいのかだ。それを見つけに行こう。





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4月、新任、転任の方が入ってこられ、職場の雰囲気も大きく変わった。新しい人事体制で出発を迎えた。
昨年、一昨年新任であった若者は大きく育ち担任を持っていく。若い教員の中にはクラスをつぶしてしまったり、親との関係をこじらせてしまい心に傷を負う者もいる。しかし、失敗して初めて育つのが人間。教育に失敗はあってはならないのだが、教員も人間だ。

さて、現任校の若い教員を見てみると、出身大学の偏差値が高ければ教員として育っているかと言えば、そうでない。偏差値など全く関係はなかった。やはり教員は人間。人間力の差が表れている。どちらかと言えば、熱心に学業をしてきた者より熱心に部活動をしてきた者の方が高い評価を得た。困難な問題が多発している中学校という場で働くためには、まず、生徒の心を掴かみ寄り添う事が大切だ。そのためには自分の心を掴かむことが出来ていなければ話にならない。表面的に説教をしたりきれいごとを並べても生徒たちの心は離れていく。魂を射ぬく言動で初めて生徒の心は動く。これしかない。だが、これが出来ないのだ。

私は、振り返りを大切にしている。あの時の言葉は、その生徒にどうだったのかと。自分の保身だったのか、自慢かと。生徒のためにと伝えていた言葉の半分以上が自分を守るためだったと振り返る。その都度自分の心を見て修正し、生徒と新たに対峙してしていくしかない。この小さな積み重ねが、魂の言葉につながると信じている。

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大阪市長の出直し選挙は読売新聞のデーターによると約63パーセントの人が理解を示していない。都構想も大切なのだろうが、きっちり市政を立て直してほしい。

教育はどうなっているのかと目を向けると、教師のやる気のなさがさらに蔓延した。


例えば、大阪市の友人はこう語る。人事の季節を迎えるにあたり、内示の日程が発表されたが、管理職の内示が遅れるのだという。理由は管理職が十数名足りないからだと。世の中にそんな馬鹿な話があったのかと思う。


管理職、多くは教頭なのだが、大阪市はなり手がないのだ。なぜなら、外部校長が多く採用されて教頭から校長になりにくく、急な改革で仕事量が怒涛のごとくあり、さらに給与は低いとくるからだという。


友人の学校の教頭は、多忙で土日出勤しても追いつかず、疲れ果てて他の教員に仕事を回すことだけを考えている様子だ。
また、教頭が倒れたら、その学校の中から新しく教頭を選出しなければならない。教頭の予備軍がいないからだという。


このような中で、健全な教育が出来るわけがない。友人はつづけて言う、「教頭試験は教員採用試験よりはるかにやさしくなった」。そらそうだろう、競争率がないのだから。


大阪では、条例で、3年連続で定員割れになった高校は統廃合を含む再編対象となると規定されている。
教頭試験も3年連続で定員割れしたら京都や奈良、兵庫の教頭試験と統合し、他府県の優秀な教頭を呼び込めば良いのだと友人は皮肉っていた。

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そろそろ小学生たちが中学校に体験や見学に来る季節になった。茶髪や薄化粧。これらをまた指導するんだなと思うと力が抜ける。そういう服装の指導でエネルギーを消耗するのが最近疲れるからだ。

そう思うと同時に、「よく戦っているな」と、中学校教員たちをほめたたえている。

中学校教員が必死に日本の乱れや崩れを引きとめているように感じた。そのため中学校教員は様々な負傷をしている。その傷をいやすのに休む時もあろうし、退く時もある。

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  大阪市の教頭試験は8月16日締切だという。しかし、その試験内容は大阪市の教育の危機感を十分感じさせるものだ。

 従来の論文試験を廃止し1次面接と2次面接のみだという。教頭のなり手がないのだ。

しかも、16日で締め切っても不足すれば、随時募集するとか。
 
 大阪市の友人は笑っていた。だれも教頭試験を受けないという。その理由は一言で「魅力がない」という。また、その言葉の先には、「この身を削ってまで大阪市に奉仕する必然性を感じることはない」という冷めたものがあった。

 教頭試験を受ける人は、どこの県でも勉強会などに集いかなり努力する。それでも受からない。受かっても、順番がありすぐには教頭になれない。それが大阪では願書を出せばだれでも受かる状態になっている。異常だ。
 
 なぜそうなったのか。下の新聞記事を見れば理解できる。私も記事と同じく感ずるところが多い。



 大阪市教委:市立校の教頭不足 土日は地域行事、

睡眠時間短く 「体も心もボロボロ」



  毎日新聞 2013年07月27日 大阪朝刊

 
小中学校の教頭不足に悩む大阪市教委が今年度、

候補者を指名して昇任試験を事実上義務付ける異

例の策に乗り出した。同市では、橋下徹市長の就任

後、学校選択制や民間人校長の導入などで職場環

境が激変し、負担が増え続けている。「受験を強いる

より労働環境の改善が先では」。教育現場からは悲鳴

も聞こえてくる。


 
「今年度は特段の事情がない限り試験の出願を行

っていただくことを予定しております」。市教委が5月

、全市立学校長宛てに出した通知には、強い危機感

がにじむ。市立小中学校の教頭昇任試験の受験者は

この10年で5分の1以下に減少。不人気の背景には

過酷な勤務がある。

 
「睡眠時間も少なく、体も心もぼろぼろだ」。ある40

代の市立小教頭は毎朝6時過ぎに登校、帰宅は午

後11時を回る。自宅に仕事を持ち帰ることも多い。

地域行事への出席などで土日も休めない。

市教委からは報告や調査を求めるメールが1日数

回送られてくるといい、「児童や保護者と接したい

が、日中は事務作業に忙殺される」と嘆く。

 
 

  大阪市特有の事情もある。昨年度以降、保護者

らの意見を学校運営に反映させる「学校協議会」を

各校に設置。来年度は、約半数の区で学校選択制

を導入するなど教頭の事務量は増え続ける。


  一方、市教委は今春から校長を公募で採用し、来春

は半数を民間から選ぶことを決めている。

  
  ある中学校長は「教頭から校長に昇任する道が狭く

なり、教頭のなり手はさらに減るのでは」と懸念する。




 教頭は校長より多く労働しているだけでなく、学校で一番労働時間が長い。学校中のシャッターを一人で閉め、鍵をかけて帰るのは教頭だ。

 校長や委員会からの要請を忠実に遂行し、時に叱咤される。さらには地域や保護者の苦情は教頭が受けて処理する。また、一般教員の指導もする。

 大阪の教頭が疲弊しているなら一般教員の疲弊は明らかで、学校現場の士気は限りなく下がっている。 疲弊した教員たちに囲まれている生徒たちは輝きが薄れていくだろう。

 いくつもの教育改革が、教員たちの心に浸透することもなく性急に動きだした。すでに現場では、上に対してもの言わず反発もしなくなった。しかし、「はいはい」と言いながらも後ろで舌を出す。だれも本気で改革などしようとしないのだ。傍観的、冷めた雰囲気が職場を覆っている。

 一肌脱いでこの校長のために、この大阪のためにやったろうかという教員はいるのだろうか。
 
 自分一人が声を荒げたところでなにもかわらないし損をする。一肌脱ぐより自分の平和な生活優先。といったところが主流になった。ただ、私はそういう生き方に納得しない。




 

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「抑えきれず」電車で痴漢容疑、小学校長を逮捕 大阪

 電車内で20代女性の体を触ったとして、大阪府警は22日、河内長野市立加賀田小校長の杉田憲治容疑者(56)=富田林市=を府迷惑防止条例違反容疑で現行犯逮捕し、発表した。「女性のことが気になり、自分を抑えきれなかった」と容疑を認めているという。

 
 
阿倍野署によると、杉田容疑者は22日午前7時45~50分ごろ、近鉄南大阪線矢田―大阪阿部野橋駅間の電車内で、女性の尻を左手の甲で服の上から触った疑いがある。阿部野橋駅に到着した際、女性が腕をつかんで電車からおろし、駅員に引き渡した。車内は満員だったという。杉田容疑者は22日は休暇を取り、大阪市内へ知人に会いに行く途中だったという。

  
 府教委によると、1980年に教員採用され、今年4月から加賀田小の校長を務めていた。


                            

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教員採用試験の季節になった。聞くところによると、講師をしていると採用試験で特典が付くという。

話はそれたが、私は退職したら、講師か再任用教諭になろうと思う。だが、周りを見ると退職して再任用になっている人がほとんどだ。そこで金額面で調べてみた。再任用教諭がよいのか講師が良いのか。


年収比較例(概算)でみると講師の場合420万、再任用フルタイムの場合365万だ。それに講師は扶養手当、住居手立てがつく。

ではなぜ再任用が多いのか。わからない、不思議だ。

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 2013年6月22日  読売新聞)

千葉県内の小中高校の若手教員の多くは、児童生徒との信頼関係を築くのが困難と感じていることが、県総合教育センターのアンケート調査で分かった。
近年のベテラン教員の退職の増加に伴い、若手教員に経験を伝える教員が減ったことなどが背景とみられる。
同センターでは今年度、子どもたちとの関係づくりや指導等のガイドブックを作成するなど支援に乗り出している。

 アンケートは同センターが昨年6月、教職経験6年目の「5年経験者研修」を受けた教員429人を対象に行った。

 学級づくりを進める上で「困難を感じていること」を聞いたところ、「児童生徒との信頼関係を築くこと」について「とても思う」「ある程度思う」をあわせると60・4%に上った。
「児童生徒同士のよりよい人間関係を築く」も84・7%で、学級内で良い人間関係を築いたり、築かせたりすることが苦手な教員の姿が浮き彫りになった。
保護者との連携や対応を円滑に行うことについて困難を感じている教員も78・3%と高かった。

 1970~80年代にかけて都市部で児童数が増加し、それに伴い大量採用された教員の退職がここ数年続いている。県教委によると、教員の退職は2008年度末の1328人から12年度末には1605人で、新規採用も1245人(09年度)から1618人(13年度)となっている。

 同センターでは、ベテラン教員の減少とともに、職務が多岐にわたって多忙感の増す学校現場で、教員同士が話し合う時間を取りづらいことも、学級づくりなどのノウハウが若手に伝わりにくい要因と見ている。

若手教員に限らず、児童生徒や保護者との関係に悩むベテラン教員もいるという。

 こうした実態に対応するため、同センターでは人間関係の築き方や学級づくりについて教える「学級づくりガイドブック」を作成した。

「人間関係を育てる」「規範意識を育てる」「同僚・保護者との関係づくり」など、それぞれの項目で必要な意識の持ち方や手法を掲載している。

 また、子供との信頼関係を築くための手法として、子供が問題、課題への解決法を自ら考えるよう手助けする「コーチング」や、叱るときに気を付ける点などを挙げた。

保護者との関係では、「途中で口をはさまず、常に穏やかな対応を心がける」などの対応方法も示した。

 ガイドブックは各学校に配布し、今後、ガイドブックを用いた研修も実施する。同センターの渡辺宗七カリキュラム開発部長は、「教員としての姿勢や基本的な心構えなどの指針となれば」としている。


 
 
 ガイドブックやノウハウものをつくっても本当に教員は読んでいるのかと思う。

そんなものの多用で教員の質が向上するとは思えない。

教員は例えれば、人間をつくる職人だ。
だから先輩方と一緒にクラスや学年を作っていく体験、経験が一番の研修だ。

 話は変わるが子供との信頼関係を作るといっても、多忙すぎる新任の姿が浮かぶ。だが、それ以上に教師全体の熱意の低下や疲弊を感じる。

教員は近年、研修や会議の多さ、教育内容の複雑化に自分を取り戻す時間を失っている。

次から次に来る来る要請をこなすのに精一杯で、子供たちや他の教員と会話するなどの余裕はなくなった。

まず、会議のない日をさがすのが大変だ。役をもっている教員なら会議漬けになって、生徒が質問や相談にきても「今日、会議があるので…」と濁すことが多くなる。

それでも合間を縫って生徒とコンタクトを取ろうとすると、昼休みや休み時間などを使うが、せわしなく時間に押されるようにしての会話になる。時には、忙しくて無自覚に、嫌な顔で生徒と会話する羽目になる。

これに新任は新任研修などが入ってくるのだから大変だ。

校長が良かれと思い、新たな企画を校内で始める度に、一般教員の仕事は多くなる。
だが、一般教員は仕事が増えることを歓迎するはずがない。

だから、校長は引き受けてくれる教員を探しだす。
いったん引き受けるとその教員にはさらに仕事が回ってくる。逆に言うと、絶対引き受けない教員は何年学校にいようが校長からほとんど声がかからないので楽をし続ける。

職員の間で仕事量の軽重の差が広がる。5時にかえる教師。10時まで仕事に追われる教師。

部活動で時間がつぶれる教師。

部活動などほっとくか、しない教師。

子供たちのためと頑張る教師ほどしんどくなる。

能力のある中心的存在の教師たちの疲弊が始まる。若手教員たちともコミュニケーションの時間もつくれない。若手が育たない、という悪循環の始まりにもなる。

 

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市立学校長の公募に488人 大阪

2013.7.6 02:06

 大阪市教委は5日、平成26年度に新たに着任させる市立学校(小中高)の校長公募(定員69人)の応募者が488人で確定したと発表した。内訳は外部人材が143人、市職員が345人。昨年度の応募者数1290人から大幅に減った。

 締め切り日だった6月24日の消印まで有効だったため、同月27日に発表した速報値より2人増えた。昨年度の公募では合格者63人のうち外部人材は11人にとどまったため、今回は募集枠を分け、35人を外部、34人を市職員とした。
                                                                                                 産経新聞

校長はかなりのプレッシャーのかかるポジションだ。上からの要請がきつい。だから校長も下への要請がきつくなる。そして末端の我々のような平凡な教師たちは、疲弊する。

校長は学校全体のどこを修正し、どのように人事を進めたらよいかはっきりと見えていない。見えているのは一般教員のほうだ。つまり裸の王様状態だ。どの人物が力をもち、彼をどこのポジションにおけば力を発揮するのかを誤って人事してしまっている。

たいがい、こいつはうっとうしいと思うやつの話が一番校長にとって真実に近い事を語っているかもしれない。だが、こういうやつは干されている。



 

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時々、我々はつらい目にあう。親や生徒との不理解、生徒に怪我をさせるとかだ。
それは我々の一瞬の判断のミスだ。そのミスが致命的になることがある。取り返しのつかないことになるということだ。

やはり心構えがひつようだ。ものごとを始めるためには、どういう気持ちで行うのかをチェックしてからでないと、とんでもないことになる。仏教で、色心不二という言葉があるがまさにこれだ。

もう一度この心構え(今の気持ち)をチェックしていこう。

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おばちゃん教師は今日も奮闘している。生徒をたたみ込むようにまくしたてて怒り、職員室では他の教師のうわさを楽しみ大声で笑う。その横で、疲れた顔で50代おっさん教師は粛々と仕事をしている。
たまに冗談をいうが、吹き飛ばされて誰の耳にも入ってない。

うちとこの新任教師はおとなしくまじめだ。よく授業のやり方を聞きに来る。自己流を伝授したら、先生のは真似出来ません、といわれた。自分が初めて教壇に立った時の事を考えると、先輩教師にいちいち聞きにいった覚えがない。授業の内容はレベルが低かったが、一本調子にならないように注意を払い、時に授業も脱線した。面白くやろうと考えた。少し人気取りも入ってた。それは今もかな。

新任教師に言いたい、熱心に俺に聞きに来るのは良い、でもな「お前、思ったこともっと自由にやれよ」。

「周りのおっさんやおばさん教師どうでもいいから、そいつら飛びあがってびっくりするぐらいめちゃやってみろ」。

熱が入って生徒どついたっていい、新任のうちは恥ずべきことではないで。若いうちは失敗すならめっちゃ大きく失敗したほうがいい。周りの評価を気にして小さく育った教師にだけはなるな、生徒にとってまったく面白みのない人間だから。「いけーーーーーっ」

ほえろ新任。もっと謙虚になれおばちゃん、元気出せおっさん教師。以上。

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ようやく連休に入った。天気が心配だがこの三連休は大丈夫なようだ。
部活指導は連休すべてやりたいが自分が持たない、若い時はほとんどやってた時もあった。

急に暑くなったので衣替えをしよう。

そしてボーっと図書館でもいってみようか。

それと教頭からの宿題をやらねばならない、全体計画と年間計画だ。5月連休明けには提出だな。連休明けに教育委員会のお偉いさんが来校するのでそれまでには作成しなきゃ、教頭さんも困るだろう。

次に授業の準備だ。忙しくて何もしていない。5月の終わりには中間テストがある。良い授業をしたい。

あとは自分の部屋のかたずけだ。
思いだした。クラスのやんちゃA子とB亮をどう指導していくのか、一定の方針を自分で立てておかなくては。連休明ければ一気に新学年の緊張がほどけ厄介さが花咲くからな。






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自分の心のつぶやきに気を付けている。

強い者の下で、弱いものをいじめ続けるA輔。「こいつは人間のカス、みとれよ、いつかこてんぱてんにいわしたる」

初めはこの感情によく支配される。しかし、よーーーく考えてみると、悲しいかな、本当に悲しいのはA輔も一緒だった。悪のグループの中でいつも使い走りをさされて、みんなの前でもグループの強いやつらにおもちゃにされる。その時の心の痛みはいかほどかと考えると、そこをなんとか出来ないものかと考える。そうすると少しA輔への対応が柔らかくなる。



C子が授業中しゃべり続ける。「こいつは普通じゃない、狂ってる、どつかなわからん」

この手の生徒は何を訴えているのだろう。難しい。だが、頭ごなしに怒鳴ってもよくなった事例は少ない。逆に「きしょいわ」とか「ちかよらんといて」とか反発だけが返る。いつかこの子の心の奥の声に出会える日までどうしたら、なぜと問い続けるしかないかな。
「こら、前向かんかえ」ともいうが、ときどきそばに行って、「それでどうしたん」とはなしの内容を聞く。そして一緒に笑う。それから少し注意をする。これぐらいしか出来ていない。


何度言うても毎日遅刻してくるG也 「ほっとけ、どうせ親もやる気ないんや」

…と思ってたが、私の子供もたいがいむちゃくちゃなんで、親はほんま大変や、どりょくしてんねんけど親と子の不思議な関係はそう簡単なもんやないということが身にしみて分かってきた。ので…、ようやく「お母ちゃんの気持ちもようわかるわ俺」という言葉が出始めた。上から目線が少し下がった。
よく職員室で「あのお母ちゃんおかしいわ」となど聞こえてくるが、心の中では「やめて、そんな責めんといたって」と思えてきた。ときどき自分のことを言われているようで…。


この土曜日曜、生徒に「お前はおかしい」とつぶやく前に、自分のいつものつぶやきをゆっくり音楽を聞きながら点検したい。全国で今日も奮闘している教員たち、玉砕命令が出ているようなお気持ちの教員たちのことを忘れないように。ではまた。






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各教師が卒業生へ言葉を書く欄があった。やはり競争心が働く。どの教師よりも、すごい言葉を書きたい。
さすが○○先生はちがうと思わせたい、今でいう「どやがお」をしたい。

自分が書いたものを見て、「どやがお」になった。さすが俺。どうです、みなさんここまで書けますか、ちがうでしょう私は…。

それを書いた今日の帰り道、気がついた。これは卒業生に送る言葉ではないと。自分を認めてほしい言葉になっていると。
月曜学校に行ったら、至急書きなおそう。だんだん恥ずかしくなってきた。

では何を書こうか。

やっぱり素直が一番。生徒たちに「ありがとう」これを書きたかったんだ。

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私的なことと仕事は一致すると思いませんか。
例えば、妻とけんかしてる時は仕事がスムーズにいかないとかです。

私は教員ですが、不思議なことがありました。

自分の子供との絆が切れかけると、担任している生徒と親の絆が切れかけているのです。現在、私は自分の子供との関係がうまくいってないのですが…。クラスで教育相談や懇談をすると、父親と生徒の関係がうまくいっていない生徒が多く、生徒たちは激しく父親をののしります。その時、自分がののしられているようで、どう対処したらいいかわかりません。また、父親たちがみじめになりクラスでおやじの会でも開いて一緒に飲もうかと真剣に考えました。

恥ずかしい話、我が子供が家出したら、クラスの生徒も家出したというのもありました。

また、こんな生徒がいました。一週間ほど昼食の弁当は生徒自身が作ったおにぎり一つだけです。聞いてみると親が作らないし、お金も与えてもらえないとか。しかし、それを相談してきた生徒の話を聞くうちに、「何悪いことしたんや」と問い、さらにその答えを聞いて「親が怒るのも無理はないわ」と責めてしまう始末です。いや、この時は自分の子供と口も利かないけんかをしている時で、まさにその生徒の親になりきってしまいました。

自分の子供との絆を修復し心から話し合え子供と笑いあえ、愛することが、ひょっとしてクラスの生徒や親にも通じるのかなと思うのです。まず、自分の家庭の調和が私の目標です。

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通勤電車の中で、パリッとした服装は民間企業の人、だらしないのは公務員、特に教師は一発で分かる。例えばスーツは着ているがくつは運動靴。朝から電車でジャージのおじさんなら教師しかいない。女性は家庭のにおいがする服装を探せば教師だ。

電車の中で教師同士の会話は聞きたくない。「3年生」とか「○○先生」とか聞こえると耳は拒絶する。

だが、自分も通勤はスーツを着ない。楽だからだ。




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昔、先輩が「1,2年生の時は力で、3年生は進路でおさつけるんや」と言っていた。なるほど一理あると思いながら聞いていた。
しかし、若い時は力もあり迫力もあったが、老いぼれてしまっては力でおさえることができない。

というよりそういう気になれない。逆に力でおさえなくともクラス運営ができる自信がでてきた。

生徒に毅然とした態度は必要だが、普通に言っても聞いてくれることが分かってきた。言うことを聞かそうと力み過ぎていたし、ありきたりの言葉で言うと、生徒を信じてなかった、生徒は敵だと思うこともあった。

毅然とした態度となめられてはいけないと脅しにかかることとは違うように思えてきた。

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とにかく中学校教師にどこの大学出たかなんぞ関係ない。

要するにやる気。志。本気。それだけだ。だから京大出身であろうがFランク大学出身であろうが関係なく生徒に好かれている。

ただ、ある程度の教養は必要だ。学級通信や学年通信がかけないようでは話にならない。

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最近、教員になるための紹介サイトが数個あることに気づいた。私学教員なら非常勤が多い。正式採用はなかなかない。もっとも私学側も非常勤や常勤の講師を採用して、様子を見て採用に踏み切るというのが一般的になっているからかもしれない。

今年も公立学校の教員採用試験の結果が発表される時期となった。私のところの講師の方もその結果を待ちうけている。一番本人が緊張しているだろう。

私学の採用試験は大きく分けて二つあるように思える。

一つは公立学校の採用試験が終わって、結果が出たころを見計らって採用試験を開始するところ。もう一つは公立学校の採用試験前に採用試験をするところだ。
後者は有名私学。前者はあまり有名ではない私学が多い。

給与も有名私学の方が高い。公立学校より高いのだ。それだけ優秀な人材も集まっている。

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京都府城陽市の市立中学校の男性教諭が2009年11月から昨年1月の間に3回、担任していた2年生の男子生徒をパチンコ店に連れて行き遊ばせていたことが18日、明らかになった。八幡市内のパチンコ店まで、車で生徒を“送り迎え”していたという。城陽市教育委員会では「やってはならないこと」とし、男性教諭に対して昨年8月に文書訓告の注意を与えていた。

 とんだ“課外授業”が行われていた。生徒の心をつかもうと、教諭が生徒と一緒につかんだのは「パチンコ玉」だった。

 城陽市教委によると、教諭は2009年11月14日と同年12月12日、翌10年1月16日のいずれも土曜日の午後、城陽市内で生徒を車に乗せ、隣接する八幡市の同じパチンコ店に3度連れて行った。

 どの日も打ち始めたのは午後0時半ごろで、遊技時間は「長い時間ではない」という。投資額はいくらでどちらが払ったのか、出玉はどうだったのかなど、市教委では「正確なところは記録がない」としているが、「負けて帰ったようです」と金品を得ることはなかったとみられる。

 教諭は09年11月以降、生徒から「なあ、連れてってえな」と何度もせがまれていた。この生徒は授業に入れないなど学校生活に問題を抱えていたが、担任の教諭にだけは心を開き信頼を寄せていたといい、教諭は市教委の調査に「本人(生徒)の思いを受け止めてやらないと、指導ができなくなる。悪いと分かっていてパチンコ店に連れて行った」と説明している。

 昨年6月、生徒の保護者から「担任としてどう考えているのか」と非難する電話が教諭にあり、教諭が校長に打ち明けて発覚した。指導のためとはいえ、生徒の気持ちにストレートに応えすぎた教諭の行動に、市教委は「だからといって、やってはならないこと」と教諭を文書訓告、校長を口頭訓告とした。

 パチンコ店は風営法により、18歳未満の入場が禁止されている。(産経)

 同窓会で、卒業生がまだ20歳になっていないのに、店で勝手にチューハイをのみだすことがあった。指導したが、隠れてのむので心臓破裂しそうだったのを思い出す。一歩間違えれば新聞だ。今までパチンコ店に連れて行ったのは聞いたことがない。

 

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夏休みも終わりに近づいてきたと感じるのは私だけではないだろう。

夏休み中に様々な研修を受けるが、半分以上の教員が受ける前から心は飛んでいる。中には寝るために研修に行くと言う者もいる。だから、座席とりが大変だ。

この間の研修では、座席を取っといてくれと頼まれた。断るわけにもいかなかったが、その座席が一番後ろなのだ。始めから聞く気もないらしい。だから、座席は後ろから埋まる。

その内容はと言うと、校区の保健師さんの話だった。校区内の子どもたちを赤子の時から面倒を見ている。だから親の様子も子の様子も良く知っている。こういう方と連携を持てば生徒たちの背景が分かり理解が進むと思った。

一方、大学教授の話は眠たくなる。以前に心理学の講義を受けたが、教授の理論とこちらの現実や実感が合致しない。次第に頭にもやがかかり、目を開けておくのが大変なある意味修行のような研修になった。

参加型研修は色々あり、面白くないのもあったが、悩みを聞く演習はめちゃめちゃ面白かった。教師が悩みを聞く方と悩みを出す方に分かれて実際に注意事項に沿って演じる。だが、やっているうちに本当に悩み相談になる。相手の先生は若い女の先生で、結婚について悩んでいた。やっているうちに本気モードだ。この後教師みんなが温かい雰囲気になり、つながりを感じて終わった。

この温かさやつながりはきっと生徒につながっていくと感じた。

やはり、研修は教師が元気にならなければ意味がない。教員に研修を受けさせることのみに意味を見出す委員会の管理的発想だけでは教師はただ疲れるだけだ。

様々な都道府県に散らばっている友人や同窓生に聞くと研修にはそれぞれに違いがある。また、夏休み全く研修を受けなくてもよい県もある。つまり校内研修さえしないのだ。やはりその県はすべてに遅れている。


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(提供:Benesse教育情報サイト)より


教員の質を向上させることは、保護者や子どもにとっても大きな課題であり、願いでもあります。文部科学省の中央教育審議会では、現在、教員の資質能力の向上策を審議していますが、いまひとつ決め手に欠けるのが実情のようです。そのようななかで、国立教育政策研究所(外部のPDFにリンク)は、優秀な教員はどうやって生まれたのかを調べた結果を発表しました。さて、優秀な教員を育てるために必要なものとは、何なのでしょうか。

調査は、2010(平成22)年2月から3月にかけて、「優秀教員」として都道府県・政令指定都市の教育委員会が推薦した教員を対象に実施し、223人から回答を得ました。

まず、教職を志したきっかけを聞いたところ、

1位が「教師との出会い」

2位が「大学や学部の選択」

3位が「家族の影響」の順でした。

さらに、教職を目指した理由は、

1位が「仕事のやりがい」

2位が「教えるのが好き」

3位が「教師へのあこがれ」

となっています。優秀教員には、学校時代に尊敬できる教員に出会い、子どもの教育という仕事に、単なるあこがれよりもやりがいを求めた人間が多い、と言えそうです。

また、教員としての自分に影響を与えた学校時代の経験は、小学校から高校をとおして1位が「教師の人柄」であり、大学時代でも1位が「教育実習先で出会った教師」でした。優秀教員にとって、良い教員との出会いは常に不可欠なようです。

教員になってから影響を受けた経験を聞いたところ、大学院などでの長期研修を除けば、1位と2位に挙げられた経験は、教職5年未満までは「学校内での優秀な教員との出会い」「学校外での優秀な教員との出会い」、教職5年以上では「学校外での優秀な教員との出会い」「学校内での優秀な教員との出会い」でした。新採のころは学校内の先輩教員、ある程度経験を積んでからは他の学校の教員との出会いが、大きな影響を及ぼしたようです。

教員生活全体を振り返った場合の影響を受けた経験では、

1位が「学校内での優秀な教員との出会い」40.4%

2位が「学校外での優秀な教員との出会い」15.2%

3位が「教科等の研究会での活動」7.2%

4位が「学校内での授業研究」6.7%

5位が「在任校の研究指定」4.9%

などの順で、圧倒的に同じ学校の中で、先輩教員などから影響を受けた割合が高いことがわかります。

教員の質の向上のために、教員養成課程の改善や研修の充実などは、もちろん重要です。しかし、先輩・後輩や同僚同士が良好なコミュニケーションを取りながら互いに高め合う環境から、優秀な教員が生まれるという事実を見落としてはなりません。

教員に対する社会の目は厳しくなる一方ですが、教員間のコミュニケーションさえ満足に取れないほどの多忙化は、教員全体の質の低下につながるかもしれません。人間が人間を教える教育という仕事において、その教員を育てるのも教員であるという視点も、必要なのではないでしょうか。

 

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確かに世間で言われているように教員の出た大学の偏差値は様々で、いわゆるFランクと呼ばれる大学もある。教員採用試験の内容は高校入試レベルから大学入試レベル以上まで様々だ。小学校なら高校入試レベルをクリアできていれば相当できる。中高はセンター試験レベルが出来ればかなり網羅できる。

Fランクでもそこまで勉強できれば採用試験に合格できる。

実際、職員室を見渡すと、一流国立大(教員系でない)から、聞いたこともない短大出身の人もいる。あるいは入学の意思あれば入れる大学出身の人もいる。職員室では大学名を言い合うことはない。だが、やはり有名大学の人はひそかに伝わる。例えば京大とか。

しかし、不思議なことに国立大出身でも採用試験に落ち続けている人がいる。なんだろう、分からない。面接だろうか。

では、教員として活躍度はどうか。京大でもFランクでも同じだ。以外にFランクのやつが頑張っているのが面白い。大学名は教員たちの質を分ける材料にはならない。
 
ただし、小中での話だ。

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