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昔、先輩が「1,2年生の時は力で、3年生は進路でおさつけるんや」と言っていた。なるほど一理あると思いながら聞いていた。
しかし、若い時は力もあり迫力もあったが、老いぼれてしまっては力でおさえることができない。

というよりそういう気になれない。逆に力でおさえなくともクラス運営ができる自信がでてきた。

生徒に毅然とした態度は必要だが、普通に言っても聞いてくれることが分かってきた。言うことを聞かそうと力み過ぎていたし、ありきたりの言葉で言うと、生徒を信じてなかった、生徒は敵だと思うこともあった。

毅然とした態度となめられてはいけないと脅しにかかることとは違うように思えてきた。

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素晴らしい。

実に素晴らしい考えだと思います。

なめられるのは、言い方が悪いですが、教員の力不足なのではと思ってしまいます。

教員に、若い時に力で抑えられてしまった生徒たちはどのような精神的な成長をとげるのでしょうか。

また、若い教員たちが筆者様の考え方に到るまでどのようにしたらよいのでしょうか。

決して、永遠のテーマではないはず。
by NONAME 2012/01/22(Sun)19:16:21 編集

そうですか

若いころ、生徒指導で周りの教師や生徒から一目置かれたかった。恥ずかしながら今もかもしれないが、若いころはそれ一筋だった。自分のクラスは確かに静かだった。違反者も少なかった。

だが、ある時おんぼろクラスと自分が思っていた隣の生徒の様子を見たとき、衝撃が走った。みんな子供らしい、生き生きしているように見えた。我がクラスの生徒は死んでいた。力こそ教育と思っていた自分に亀裂が入った。

今は、おんぼろ教師そしておんぼろクラスだ。だが以前と違うところは生徒が私に寄ってくる。そしてクリスマスにはプレゼントをくれる。転勤するときは泣いてくれる。

何が違ったのか、何が本物か。考えさせられている。まだ悩み多い発展途上教師。よろしく。
by 管理人 2012/01/24(Tue)00:51:37 編集
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