公立学校の真実
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日の丸訴訟:君が代不起立の処分は裁量権内 東京地裁判決
職務命令に違反して君が代斉唱時に起立しなかったなどとして、東京都教委から懲戒処分を受けた都立学校の教職員ら172人が、都を相手取り処分の取り消しと1人55万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁は26日、請求を棄却した。中西茂裁判長は「職務命令は思想、良心の自由を侵害せず、処分にも裁量権の逸脱はない」と述べた。
都教委は03年10月23日、入学式や卒業式で国旗掲揚と国歌斉唱について指導を徹底する通達(10・23通達)を出したが、原告は通達に基づく校長の職務命令に従わず、04年に減給や戒告の懲戒処分を受けた。
判決後、原告・弁護団は「司法のチェック機能の放棄で、控訴して戦い続ける」との声明を出した。
同日、中学教員と養護学校教員が停職処分の取り消しを求めた訴訟の判決もあり、中西裁判長は請求を棄却した。
A講師は3月から本校に病気休養の臨時教員で来ることになっていた。
しかし
今年の3月1日は何曜日でしょうか?
そうです、日曜曜日です。
だから、採用は月曜日からつまり3月2日からになります。
それがどうした!! 1日くらい!
とおっしゃりたいのは世間のみなさまよ―くわかります。
実はこのA講師を校長がようやく見つけてくれたのですが、1時間30分の通勤時間で、定期代にして約3万4千円。
これが1日付け採用でないと我が県は支払わなくてよいのだそうです。
つまり、2日からの採用ならあとの30日間の交通費は全額自己負担です。
このA講師手取りにして18万程。
ここから3万4千円差し引かれるのですから、たまったものじゃないですね。
まず、中でも大きいのが友達関係だ。中学入学後に所属する部活動の中で友達の輪が広がり、また部員の輪を大切にした生活が始まる。だから、生徒達は、部の中での人間関係には敏感であり、トラブルも発生しやすい。そして、絆の在り方や先輩後輩の上下関係を学ぶ重要なステージだ。
一中学生にとって、担任の先生の存在は非常に大きい、しかしそれ以上に大きい存在になりやすいのが部活動の顧問の先生の存在だ。いい意味でも悪い意味でもだ。部活顧問の指導は聞くが、担任の言うことは馬鹿にするという生徒も現れる。
部活動の顧問が部員に信頼されると生徒指導面でも良い方向に引っ張っていける可能性が生まれる。しかし、信頼を通り越して、一つの部が〇△先生の教え一色の宗教集団のようになる場合もある。
話はまとまらなくなったが、もし、この部活動指導がなくなれば、生徒達の学校生活にとってかなり大きい影響を与えることになる。
では、教師はどうだろうか
仕事量という面で考えると、精神的にも肉体的にもかなり軽減される。朝練習はところによっては7時から行っている学校もあるし、放課後はとにかく空いている限り部活指導に行く(勤務時間は条例によって5時15分までと定められているのだが、部活動は冬場を除いて6時まである)。もし、ぼーっと職員室でコーヒーでも飲んでいて事故が起これば、場合によっては指導者不在で大問題に発展する。何より指導してくれない先生ということで生徒との信頼関係が崩れる。
そして、極めつけが土曜、日曜の指導である。これもかなりの負担がかかる。
例を上げてみよう、金曜日に定期テストが終わったとする。採点にはかなりの時間がかかるのだ。ひとクラス1,5時間(教科によって大きな差があるが…)とすれば4クラス受け持てば6時間だ。それをいつするかだ。
もし、土曜、日曜に部活指導を入れていれば、私の場合かなり胃が痛む。月曜には返さないと生徒からブーイングだ。露骨に「先生サボってたらあかんやん」という子もいる。だから、夜やるしかない。それは家族との関わりや自分の精神を休めることや睡眠を削って行うことになる。若い時はそれでもよい。とにかく前に突っ走っていればいいから、でも年取れば気持はあっても体が付いてこない。
私は部活動が無益無駄という論法を展開しているのではない。むしろ逆かもしれない。学校生活にとって大きな存在であり、生徒指導、生徒理解にかなり効果を上げていると信じる。しかし、それはそれを担う教師の犠牲(奉仕)の中で成り立っている事実を世間が忘れている事に警告を発しているのだ。
この世界には部活指導のない学校もある。小学校、特別支援学校(一部ある)だ。中学校教員の給与は小学校と同じで特別支援学校に負けているのだ。そして、中学校は休日の部活動指導の手当はでるが、一日やっても1200円ほど、交通費、弁当代でマイナスが出ることもあるのだ。しかも、同じ公務員でも教員以外は休日手当が世間相応に出る。
私は、若かりし頃部活動や生徒指導の時間超過勤務などを気に留めず走り抜けてきた。そのことで不足を言う教師を「不届き者・聖職にあらず」とまで思った。
しかし、冷静になれる年になり世間を見渡せば、中学校教師は(熱心に頑張っている人間ほど)不遇を歩かせられていることが分かってきた。それはお金の問題ではなく、世間の彼らの努力にたいする理解という問題なのだ。
大学の同窓会に行きました。教員になってた人いっぱいいました。もちろん学園長や校長、教育委員会の人も…、そこでいろいろ話をしました。私立は十分コネありですね。公立でも微妙な言い回しで、しかも言いにくそうな小さい声で「云うてください、そういパターンありますんで」と言われた。うんうんと話を平然と聞きながら、「あるんやーー」と心の中で笑みを浮かべてた。
あのね、むかし大阪府で講師をコネとで回してもらった件で、確か大谷なんとか高校のだれそれが関係してたとか、スーツ購入券を何十万差し上げたとかいう問題があった。物品や金はいかんが、コネ、そして配慮は講師採用では十分すぎるほど当たり前なんじゃないの!当然でしょう。
採用する教育委員会も校長先も、確かな人材ほしいし、それをコネといったらいいのか優遇といったらよいのか、引っ張りこんでくるのは当然である。
年度途中に免許の単位を取り免許状を申請すれば授与の日付が年度末にならまい。例えば11月2日とか年度途中の日付が記載されている場合がある。(実際私はこの記載日の免許状を持っている)
その時の教員免許の有効期限は10年後の11月1日なのか、あるいは10年後の年度末3月31日なのか、どちらなのか?どちらともとれる表現が文科省の説明文でなされているように思う。
そこでテレホンで文科省に要件を伝え聞いてみた。
すると「4月にならないと分からない」と言われた。
ええええェ
あのな、法律はできているんだぜ、施行されるのは4月だけど、予備講習も終わってるじゃないか。
あきれて、しばらく話をしていて、「大変ですね」と労を労った。すると「私もあまり知らないんで、すみません」と言われた。
これホントの話ですよ。
部活動、他の研修、補修学習等で忙しい中後ろ髪をひかれながら30時間を大学に行って講習を受ける中学校教員も少なくはない。しかし、ホントのところ、教員達は制度の細部を知らないのが現状だ。少なくとも我が学校では無茶苦茶である。その根源は教育委員会の支持伝達の遅延と校長の勉強不足にある。
例えば旧免許状所持者が他教科等の免許を状を取得するために大学で単位を修得した。
その後、免許状取得の申請を5年後に遅らせ授与された。さて、単位を修得した時点から10年間有効なのか、5年後の授与されてから10年間有効なのか?どちらが正しい??
この質問に校長は答えられなかった。
文科省が出しているホームページや資料を見ればことの中身は一目瞭然でわかる。もし、理解できなければ文科省に直接聞けばよいだけなのだ…とおもいきや。
実は私がqq
文科省のホームページ教員免許更新制の
[お問い合わせ先]
文部科学省 初等中等教育局 教職員課
電話:03-5253-4111(代表)(内線3573)
E-mail:menkyo@mext.go.jp
に電話で問い合わせた!
すると!女性職員が対応した。(名前不明) なんと、単位取得した時点ではなく授与した日から10年間有効だと言うではないか?
しかし、それでは自分の都合に合わせて申請し授与してもらう方が有利に働くゾ。ううんへんだなぁと思い3度も質問を問い直し聞くが、何度も聞くものだから女性職員は少し煙たがりながら同じように授与が基準だといった。
やったーーーー。実はあと4単位でとある教科の免許状が降りるのだ。だから単位は取っておいて、その後寝かせておき、都合のいい年に申請すればいい。
バンザーイこれで30時間座らなくて、受けなくて済むぞーーーー。
と有頂天になりました。
しかし、後でよくよく文科省の出している文章を調べてみますと、どうもそうではないことが判明、単位修得した時点から10年間有効なのだ。
あのなぁ―ぁぁぁぁぁぁx≈
あの文科省の女性職員の対応録を音しといたらよかった。ひでえええ話だ。
あのね、これ事実ですよ。
でも文科省職員が勘違いした対応するかなあ、あと1月後に教員免許更新制が施行されるというのに。どうなってんのこの混乱・・?
わが県の中学校の現場でこれだけは言える。出身大学による学歴はほとんど関係ないということだ。 京都大学出身者はそれなりのぬきんでた頭脳を持たれている。しかし現実には、生徒から信頼される教師たるかは、ほとんど抜きん出た頭脳を持っているかどうかでは決まっていない。体育系の4流大学出身者でもりっぱに校長を務め、さらには短大出身者も生徒になくてはならない程信頼される教師になっている例も多々ある。
いわゆる中学校教師の特性は人間性が大部分を占めているということにほかならない。
逆にこんな例も知っている。国立大学教育学部理系を卒業して採用されるが、トラブル続きで2,3年間隔で現場を回され、最後は指導力不足教員になった。付き合うにはいい奴だったが、どうも生徒の冗談や嫌味を本気でとらえ、振り回される。時には暴力で解決を図る。
さらに、昔に大学教授が非常勤講師として1年間我が校へ教えに来たことがあった。彼は悩んでいた。どうすればいいんだと。そりゃ、授業中に他クラスのものが堂々と居座り、注意しようものなら平然と教授を嘲笑し馬鹿にする。彼の授業もそんなにうまいとは思わなかった。
私自身は悲しいかな地方の某3流私立大学だが、京大出身の先生方と同じ給料だ。
この不況の中、大阪〇▽大学4回生を持つ親に「就職決まった?」と聞いてみた。答えは「就職できてないよ。卒論制作延長で宮崎に行って友達と一緒にするんだって。一流大学は向こうから就職してくださいとくるが、うちの子みたいな大学はとてもこないよ。」だと。
うーーーーん。
無名大学の就職は厳しいか。しかし、同じく無名だが理系の大阪〇大学4回生に聞いてみると、「理系は全然ましですよ。」と来た。
そして、3流看護専門学校に行っている娘に聞いてみた。「就職説明会で、ある公立病院からも来ていて、受ければ絶対通すみたいなことを言ってたし、とにかくわんさか病院がアピールしに来てる。」だと。
いまどき何か技術を身につけているものが有利かと思いながらも正月は幕を閉じる。
仕事がないというのは何を基準にして仕事がないと云うのか。正社員に固持せず、なんでも良いというのならいくらでも仕事はある。ただし日本語が使えない外国人労働者は別にしての話だが、新聞や雑誌、インターネットから掴めば月収10万以上のバイトはすぐ探せる。また、2万円台の賃料で住める借家や敷金なしの借家も発見した。大阪は北新地の不動屋の店頭に表示してあった。
日本全国各地移住可能な人であれば選ばぬ限り職を見つける事はそんなに難しくないと思うが…私が現状を認識できていないだけなのだろうか?
一部の教師には安すぎる。一部の教師には高すぎる。これだけはいいえる。
朝は7時30分に学校に行く、夜は問題の解決と時に勉強を教えに行ったりして10時に学校を出る。
昼休みなんてない。昼休みこそ油断できない、事件が起きる坩堝(ルツボ)。 土、日はクラブ指導。時には平日より早い、6時台の集合もありうる。しかも弁当代、交通費などを考えると日当は赤字になる日もある。
このような教師は絶対存在する。特に中学校、ついで高校に多い。 その反面、5時台に学校を退出して、土、日は家でゆっくりと趣味や家事をする教師だってたくさんいるはず。
さらに、精神的疲労の度合は、同じ学校内でも大きく違う。 まず、担任と普通の副担任。すごい違う。
そしてこれは差別と捉えるか事実と捉えるか、自分の学校を隈なく観てほしい。男女による仕事量の差だ。
例えば韓国だ。韓国は竹島を不法占拠している上に日本を仮想敵国とまで呼んでいる。日本では独島つまり竹島は社会科指導書で明確に日本の領土と唱えている。また、北朝鮮とは拉致という未解決の主権侵害問題が停滞したままだ。
日本では、潜伏しているビンラディン信奉者の外国人でも反日独裁国家の独裁者を信奉する外国人でも、教員採用試験にさえ通ればきちんと教員になれるすばらしいグローバル化の制度を持っている。
あなたはどう考える。これを外国人の人権擁護問題として当然なことと頷くか、疑問に思い勇気を持って手を挙げるか。
急変とも言える各企業の解雇劇。しかも、住居を追い出されるという不安がある。
雇用保険は職安(ハローワーク)で申請するが、住所がなければ申請できない。しかも審査は1月に1回とくる。
民主党の参院での4案の押切、自民党の衆院での今日の出方、政局中心で国民不在にはしてほしくない。有効な手だてをすばやく打ってほしい。なぜなら、この春、親の負担が増す私学への進学に影響が出始めるからだ。
大阪府は公立高校の定員を増設するという。しかし、それに私学は反発。当然だろう。すべての人が満足する施策はない、ただ、やらなければドミノ倒しのように倒れていく。時間との勝負なのだ。
教員の中にも雇用安定策を様々な意味で待っている人は多い。しかし冬休みを貰う教員は確かに恵まれているといえよう。
年収200万では家族は養えない。400万でなんとかいけるかなというところだ。
高校中退者が多い中、学歴が中卒で年収400万以上の職はあるのか?ほんの一握りだろう。
しかし、家族は養えないが、年収300万なら職はある。 介護職である。ヘルパー2級を取得すれば、今なら介護施設は十分雇用はある。ヘルパー2級を取得しないでも探せば無資格で雇ってくれる事業所はある。
さらに年収を伸ばそうとすると男子ならトラック、タクシーの運転手だろう。
女子もいけるが女子へのお勧めは、準看護師だ。知られていないが準看護師はまだまだ雇用がある。正看護師より年収は低くなるが、400万の事業所はある。
そこで問題になるのが資格取得だ、まずヘルパー2級だが、最短で2か月弱、養成所で8万もだせばとれる。公的な機関ならさらに安くなる。
準看護師だが、2年間準看護師養成所での修行が必要になる。養成所が少ないのが問題だが…。
以上すべて中卒で可能だ。
政府にお願いがある!
私たち中学教師は、高校退学者に対して職の相談を受けるときがよくあるが、実は一生家族を養っていける職についてはアドバイスのしようがない。昔、根性がある子には美容師の道があったが、高校卒以上という新たな条件が入り夢は断たれた。
最近、さまざまな資格取得の条件を吊り上げる傾向にある。考えてもらいたい、道を閉ざされた若者は確実に生活への希望を失う。子育ての意欲への影響から少子化が加速され、新たな問題を連鎖させて行くだろう。
ヘルパー2級も準看護師も段階的に廃止していく計画をお持ちだが、止めてもらいたい。この道は残すべきだ。
日本を愛する者の戯言(たわごと)
確かに資格は重要で、私たち自身の教員免許も更新制となった。その反面、校長を社会人から募集したり、特別枠で教員免許なしで教員を確保したりする規制緩和施策が出てきた。また、公立学校も中高一貫教育が流行っているが、そこの偏差値が高すぎる。従って社会底辺層の塾に行けない生徒たちには無用の代物として映っている。
教育界の規制緩和はほとんどが高能力、高学力層を対象にしている。 底辺層の生徒も救われる施策を出すべきだ。
東大が年収400万以下の世帯の生徒は授業料を無料にすると謳っている。これも何らかの良き影響を社会に与えてくれればと願う。
聞くところによると担任発表後 当たりはずれで井戸端会議があるそうな。
担任の発表時、またはクラス発表時によく生徒が嘆いている姿や、喜んでいる姿が見られる。いやな先生に当たったのか、友達とクラスが離れ離れになったのか、親友と一緒のクラスになったのか一喜一憂というのかが見られる。
それを見ている教師も悲しいものがある。
自分の担任する子どもがすでに自分のことを嫌いだとか、きもいだとかわめいていると、けしていい気にはなれない。
しかしここは大人、我慢である。ぐっと涙をこらえて、一年間かけてクラスつくりに努力を傾ける。
最後に分かって貰えればそれでいいんだ。
きっと卒業したら、誠を尽くした分だけ覚えてくれていることを祈ろう。