公立学校の真実
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2022年から施行されている高校への観点別評価。
「知識・技能」,「思考・判断・表現」,「主体的に学習 に取り組む態度」の3観点に整理されている。
中学校での経験だが、12345の評価と観点別評価のABCの整合性が合わず、保護者にも説明がつきにくい場合があった。
だから、一旦、評価が出ても修正した。
例えば、4なのに観点別はAAA。
これをもらった生徒は、じゃあ5になるために何をどう改善したらよいのか分からない。
だから修正したのだ。
修正の仕方としては、4で知識理解が不足しているということはありえないので、思考判断表現をBにする。こんな感じだ。クラスに1人や2人は修正が必要だった。
この観点別評価の意味などを生徒や保護者に理解していただくのは難しい。
そこに時間を割くより、こちらが整合性を合わせておく方が、生徒や保護者にも我々にとっても、不毛な議論をする時間もエネルギーも奪われなくてよい。
そんなことより、私が一番嫌だったのは、従前の「関心意欲態度」の評価をつけることだった。
関心意欲態度を見るために、ノートや問題集の評価をつけるのだ。
付箋をつけて重要なことや補足を書いたり、色分けしたりして少し工夫がみられる様子があるノートはA、普通はBとかなのだが、面倒くさいし、自分の心に嘘をついているように感じていた。
自分が中学や高校の時、そんな工夫なんて、邪魔と無駄以外なかったからだ。
教師として評価している今の私は嘘の私。仕方ないからやっている。
これが嫌だった。
大声をあげて叫びたい。ノートなんて自分が分かればよい。
それがAだ。
見栄えよく作品のように作るのは、やはり無駄、というより要領の良い学習とは言えず、学習の仕方が分かっていないのでBとつけたいところをAにする心の切なさ。
観点別評価をつけてから2人一組で点検をする。この仕事も増えた。とにかくよいことだからとどんどん増えていく仕事量。働き方改革と言いながら、不思議だ。
道路では、それでも走っているジャージ姿の生徒たちがいた。
「ようやる」と横目で見ながら通り過ぎた。
話しは変わるが・・
「特別支援教育において専門的な教科指導を強化すべき」と文科省に叫びたい。
特別支援学校か特別支援学級か普通級かと悩まれる保護者は多い。
市の就学指導委員会などで、どこが適応しているか示してくれるのだが、発達検査の結果などを考慮して判断してくれるだけであり、最終決定は保護者となる。
特別支援教育を受ける児童生徒はうなぎ上りに増え、文科省は柔軟な対応を迫られている。
教室や教員が足らない状況を改善していくと共に、特別支援教育の中身を、今のニーズに合わせて刷新していくことが求められているのではないか。
現場の教員に聞いてみてほしい。
昔は、特別支援学級→特別支援学校→障がい者枠就職、就労支援などというお決まりのコースでそれ以外考えられなかった。
しかし、特別支援学級に、知的には問題のない児童生徒が入級を希望する案件が増えてきた。
これにしっかり応えていくには、学校全体の時間割を綿密かつ柔軟に考えなければならない。(これがすごく難しいんです)
教科指導は、そもそも支援級担任が一人で対応できるものではない。
特に教科担当制の中学校では難しく、各教科の教師に応援に来てもらったり、交流学級へ授業を受けに行ったりするのだが、毎年それでも事足らない。
以前いた学校でも、体育の支援級担任が数学や理科を教えて、しかも苦労しながらテストまで作っていた。
専門外を教えるのは苦痛であり、教えられる生徒は残念だがポイントを押さえた指導を享受できない。
支援級の生徒はより時間数を絞って教えなければならないのに、専門外の教師ではそんな高度な工夫はできないはずだ。ましてや教科の受験指導となると、とても対応できない。
いったいどれだけの人間がこのことを分かっているのか、置き去りにされているような特別支援学級の状況をみると悔しさがある。
・・・補足・・・
自閉症・情緒障害学級は、主として知的障害のない自閉症の児童・生徒を対象とするた め、各教科の指導は、基本的に通常の学級に準ずる内容を実施する。しか し、自立活動もあるので、児童生徒の特性に応じて指導内容を検討・精選、工夫しなければならないのだ。
支援学級では、生徒8人以下を1人の教師で見ると決まっている。担任の専門教科であれば、しっかり専門的に教えることが出きる。しかし、専門の教科外も支援学級では教えなければならないことが多々出てくる。しかも、能力が千差万別だから、指導が行き届かないのが実情だ。
人間は暑いと、皮膚の表面の血管を広げて血流を多くする暑さ対策をする。その結果、脳への血流は弱くなり、脳の活動が弱くなる。つまり、頭がぼーっとしてくるのだ。
昔、9月から2学期が始まり、しばらく午前中短縮授業だったのが懐かしい。
今は、8月28日あたりから2学期とするところが多くなり。それに加えて、始業式の翌日から6時間授業を強行する。
これには生徒も肉体的・精神的についていけない(実は教師もだが・・)。
自主的に短縮授業をする生徒が出てきてもおかしくない。
この暑さも含めて、18歳以下の自殺者数が一番多いのは2学期の初めだということを学校は考慮すべきではないのか。
暑さは教室にはエアコンがついているから大丈夫だと思われるかもしれないが、まず、児童生徒は登校してくるだけで汗だくになりかなり疲れる。
そして、身体が学校のリズムになじんでいないなど、長期休業明けには多くの課題があり配慮が必要なのだ。
実際、この暑さで保健室は、体調不良生徒の来室が多くなる。
以前のように2学期の初めは午前中短縮授業にすべきだ。
そのためには、キャパオーバーした教育課程を見直し、詰め込んだスケジュールから生徒も教師も解放してあげることだ。
その第1歩が、週2時間ほどある「総合的な学習」を潔くなくすことだ。
それにより、教師の仕事も減る。
毎日6時間という詰め込みがなくなり、教師も生徒も余裕が出てくる。
学校にはこの余裕が重要なのだ。
このことの方が総合的な学習を行う効果より、教師の働き方改革をも含めて教育的効果は大きい。
教育実習では、この「指導案」が重要視される。
研究授業のために「指導案」を長い時間をかけて完成させるのだ。
何回も指導教官から訂正を受けることもある。
寝る時間を割いて取り組むことも稀ではない。
ところが、いざ教員になって、年間200日前後授業をしても、それらの授業のために「指導案」を書くことはほとんどない。
40年の間、教員を続けてきた私でも、正式な「指導案」を書いたのは不本意ながら10回もない。
何か研究授業の都度に書くだけだった。
教育委員会が視察に来る時の略案は毎年一つは書いていた。
なぜ、授業に使わない「指導案」を形式や文言にこだわり重視するのだろうか。
この忙しすぎる教員生活の中では実態に合っていないのは明白だ。
実態に合っていないことに実習時間を割いて終わらせることが、本当に教員の実力につながるのか疑問だ。
教員はよく子どもたちと対峙する時間はない、それは事務処理に圧殺されているからだと言う。
しかし、教員たちは実習生にそれを行っていることを理解していない。
「指導案」は学部の授業で習得させ、実習では生徒に対峙すること1時間でも多く授業をすることに重きを置いてはどうか。
実習の授業も略案で十分ではないだろうか。
バイデン米大統領は現地時間8月10日、米ユタ州でのイベントで中国を「時限爆弾」と表現した。
★ 中国の不動産大手・恒大集団は8月17日、米連邦破産法15条の適用をニューヨークの連邦破産裁判所に申請。
★中国の不動産大手・碧桂園は、発行したドル建て社債2本総額2250万ドル(約33億円)の保有者に対して、8月7日が期限だった利払いを履行できなかった。 30日間の猶予期間内に支払いができなければデフォルト(支払い不能)となる。
このような現実が迫った中でのバイデン大統領の「時限爆弾」発言だった。同時に「悪い人々が問題を抱えると悪いことをする、これは良くないことだ」と発言している。
この発言も意味ありげで怖い。
不動産バブルの崩壊が金融危機を誘発するのは、歴史の常だ。
「時限爆弾」は世界の行方を左右することになるかもしれない。
リーマンショックの時も、日本の専門家連たちは、いわゆる「対岸の火事」レベルで日本への影響は限定的とか言っていた。それが実際には、とんでもない破壊的レベルの影響だった。
コロナもしかり。
これを甘く見ていると大変なことになりそうだ。
「小学校で教育実習したとき、2021年度から必修化になったプログラミングの授業を何度か見学させてもらいました。そこで目にしたのは、教えるための十分なスキルがないまま授業をしている先生たちの不安そうな表情でした。時代の変化が速い中で、教員が教えることも変わっていくはずです。そういう場に身を置いて、不安な気持ちのまま子どもに接しなければならないのかと考えたとき、『教員の仕事は自分に向いていない』と思いました。それで、教員になるのはやめました」
私の知り合いの大学生が通う大学では、教育実習が終わった後、教職課程を履修していた学生たち数名が来なくなったという。その大学生が一人に理由を尋ねてみいたらしい。
何度も指導案を書き直さされて大変で、しまいに土日も駆り出された、もう教師になるのを止めたという。
「教育実習」そして「指導案」、実を取るようなものにならないのか。
例えば、いじめがあった場合、学校側はそれぞれの「設置者」に届け出ることとなっている。
公立の場合は教育委員会だが、私立の場合の届け出先は当の学校法人なのだ。
だから、私学は、いじめがあっても隠ぺいしやすいシステムになっている。
しかも、教育委員会の片隅に設置してある私学課などと呼ばれているところは、法の規定により問題教員の人事異動やいじめ加害者の出席停止といった「具体的な改善指導」はできない。
また、特別支援教育では、しゃべることができない子どもたちは、教師からの虐待や暴言をされていても訴えることができない。つまり特別支援教育でのそういった類のものは発覚しにくいということだ。
何が言いたいか。私学と特別支援が重なると、非常に危険ということだ。
私学のいじめや虐待の現場には穴がある。子どもたちを守るためには、その穴を埋める法の早期改正が必要だ。
文部科学省の「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2018年度版)によると、全国に3万7192校ある小・中・高校・特別支援学校のうち、「いじめ」があったことを認知していた学校は80.8%。国公立と私立に区分すると、前者は83.1%。これに対し、全国で2579校ある私立のいじめ認知の割合はちょうど50%。私立の学校はいじめが少ないと判断できる、と思ってしまう。
働かないということはプレッシャーがない。自由で気分が良い。
働いている妻から見ると、だらだらした生活に見えたかもしれない。
2学期から知り合いの校長から頼まれ、中学校へ働きに行く。
だが、この自由な生活が板について「働きたくない」というモードになっている。
白髪のおじいさんが中学校へ行っても、職員にも生徒にも相手にされないだろうなと、そちらも小さなプレッシャーになっている。
ああっ、若い時は、いや、ついこの間までは、生徒にも好かれ、職員にも好かれ楽しい学校生活を送っていた。
しかたない、そこは割り切るか。
教科を教えるわけではない、教室に入ることもない。1対1対応の仕事だ。
時数も多くはない。ただただ、専門的なだけ。
3月まで頑張ることが出来ればいうことなし。
でも、自分の好きなことは横へおかなくてはならない。
涙。
さて、明日は家族で海へ行くという。海に行くのはよいが、泳ぐとなると、上半身をみられるのが恥ずかしい。
このだぼだぼの身体。特にお腹。
海へ行ったら泳ぎたくなる。裸にならないといけない。
だんだん人に見られると嫌なところが増えてきた。
そのままにしておくと台風の時に瓦が飛び他の家に迷惑がかかる。
ボロ物件は安いし利回りが良いのだが、こういうことがあるので危険な商売ともいえる。
教え子の工務店に来てもらい見積もりをしてもらった。
70万だという。
「教え子やろ、もうちょっと考えろや」と言いたくなる金額だった。
ショックだった。
だがどうしようもない、道は3つだ。
①家を売る ②70万で直す ③ついでにいろいろなところを直しまくる
さて、どうするかだ。
100万までで購入できたこのぼろ物件、人が住めるまでにかなりのお金をかけてきた。 だからまだかけるのかと思うとショックなのだ。
下を向いていても仕方がない。
最善の道はあると信じよう。
ひょっとしたら、このぼろ物件をこの際さらにリノベーションせよという天からのお達しかもしれない。
そう思うと心が軽くなってきた。
人生が楽しくなってきた。
知り合いの校長から、人が足りないので来てくれという涙ながらの要請に応えた形だ。
フルはやめてほしいと校長へ懇願すると、教育委員会へ折衝してくれた。
そして非常勤講師という形で働くこととなった。
でも給与は安い。まあ涙をのんで、人が足りない教育界に貢献するしかないかと思っている。
利点と言えば、家から近い。好きな仕事。知っている人が多いので、人間関係をはじめから作らなくてもよい、ということだ。
知っている人が多いとその分話も早いし、何かと融通が利く。
また、非常勤だから、部活動や公務分掌を持たなくてもよい。
これは、私は楽なのだが、その分私の仕事を誰かがすることになる。
だから、正規の教員が一人いなくなると、周りの教員の負担が増え、学校が疲弊していく原因となるのだ。
こんな老教員を雇うしかない教育現場のつらい状況は見るに堪えない。
春優勝の山梨学院や春準優勝の報徳学園が破れるという波乱のようなものもあったようだが、甲子園出場の顔ぶれを見てみると、○○日大とか東海大○○はもちろんのこと、プロ養成所かなと思わせる私学が並ぶ。
一つぐらい無名の公立高校が入ればおもしろいなと思うのだが。
大阪でも、ベスト16までは、意外と公立も頑張っていた。
しかし、その後そろって私学にやられて、ベスト8に公立はなかった。
厳しいようだ。
だが、社高校(兵庫)や市立和歌山の強豪公立高校は私学を凌ぎ甲子園に出た。
部活動が地域へ移行すると高校野球はどうなるのだろう。
教員が高校野球の監督をするというのは難しくなるかなと感じる。
例えば、平日は学校で教員が見て、土日は地域の人に任せる。
整合性の合わないチームになりかねない。
平日も土日もしっかり監督やコーチが見ていくことにより選手を把握し信頼関係が構築されるからだ。
すでに教員と土日などに教える地域の指導者との間がうまくいかないニュースが出ていた。
子どもたちは学校の教師の言うことを聞かなくなっているようだった。
昔、シニアリーグなどの中学硬式野球に属している生徒らが、野球の監督の言うことは聞くが、学校ではいい加減な態度で困ったことがあった。
今後ますますそういう感じが多くなっていくのかなと思うと嫌気がさす。
【山形・米沢市】熱中症疑いで女子中学生死亡…校長会で「熱中症対応指針」の徹底指示
上記のような悲しい事件が起きている。
朝8時30分から活動を始めたというが、すでにその時間帯でも暑い。
10時には活動をやめたということなので、素晴らしい判断だと思う。
1時間30分の部活動だったのだ。
私は、部活動を主顧問で持っていた時、夏休みはあまりにも暑いので、開始を6時40分からにした。
ほぼ全員参加してくれた。ほぼというのは遅刻してくる生徒が1人2人いたからだ。
この作戦は非常に効率が良かった。
6時40分から初めて休憩なしで8時まで練習をみっちりできたからだ。
夏場にこれは大きかった。
8時30分や9時から始めれば、すでに外は暑く、15分やれば10分休憩などとなり、まともに練習できない。集中力も散漫になる。
また、他の学校では16時に初めて18時30分に終わる練習をしているところもあった。
蚊が出ていてかゆいが、影もあり、さわやかな練習となっていた。
早朝、夕方とも練習には欠かせない時間帯だ。
私がやった早朝は、やんちゃたちの多い部活で、夏休みの生活リズムを作るのにもよかった。
さて、私がこの練習をやるにあたり、ムカついたことがあった。
それは勤務時間だ。
6時40分に部活動を始めるにあたり6時15分には学校に行き職員室を開け、部活動の準備をする。
しかし、17時まで学校にいなければならないのだ。
2時間早く仕事をしているのだから2時間早く帰らせてくれよと思ったものだ。
管理職がそれを知っていても、何も言わない。
やはり部活動は勝手に教員がやっていることなのだろう。
夏休み中、6時40分から部活動をすれば、生徒が暑さで命が亡くなるということは考えられない。
しかし、それをやった教員は本当にしんどい。私はよく耐えたなと思う。
同じ関西の学校で、夏休みは何時からでも5時間勤務すれば帰ってよし、としている私学がある。
これは公立では無理だろう。
教員採用試験の前倒しより、2時間早く勤務したなら
2時間早く終わってもよし、と勤務時間の尊守を確定
する方が教員確保に良いのにと思うのだが。
★面接でよく聞かれることを挙げると
①なぜこの職に応募したのか
②コミュニケーションをとるためにどうするのか
③健康に留意していることは何か
①なぜ応募したのか。
時給が良いからだが、しかし、それは言わない。
でも、一回言ってみたい。
本当に思っていることを率直に言ってみたい、そんな衝動に駆られる。
②コミュニケーションに関して問われると、「それできないで今までどうして教師やってきたと思てんのや、しょうもないこと聞かんといてくれ」と、心でため息をつきながら、さて、どう答えるかな・・この人はどんな答えを望んでいるのかな、と考える。
③健康に対して聞いてくると、一瞬、馬鹿にしてるんかなこの爺を、と思ってしまう。
こんな調子だから、だめなのかな。
やはり、プライドが邪魔をしているのかな。
面接官に向かって、「お前はどれだけのもんなんや」と、面接官と勝負しているときもある。
こんな調子だからうまくいかないのかな。
「こいつはだめだわ、わかっていない」と面接官を面接している自分があることもある。
歳をとると、どうしようもない愚かさが出るなと考える。
SCの時給5000円多すぎないか。9時に来て17時までいたとしたら、休憩60分として5000円×7時間=35000円。
週1回勤務で月14万円の収入。
週2とすれば28万円、週3で42万円・・・
さて、学校でSCの働きを見ていると、7時間びっしりカウンセリングが入っているということもありません。
いつもカウンセリングに来ている子が休みの時もあれば、行事でカウンセリングがない時もあります。初めからカウンセリングが埋まらない時間帯もあります。
必ずSCは一部屋もらえて、そこを自分の城にできます。教員は大部屋の職員室です。
働きとして、教員の方が圧倒的に精神的にも肉体的にも大変です。しかも、SCは週に1回来るか来ないかです。
そんな調子ですから成果が上がるわけがありません。
SCが配置されても残念ながら不登校は増え続けています。
あとで読んでみると、
かなり妬みが入ってる文章になっていて自分でも驚きました。
忙しい教員生活をさらに忙しくする制度だった。
しかも、私も更新制度を受けたが、頭になにも残っていない。
校内で更新制度を受ける教員たち5人ほどと放送大学の更新制度を受けた。テストがあるのでビビっていたが、内容はほぼノー勉でも楽勝。
免許維持のために3万円を差し出しただけの制度で終わりが来た。
部活動が外部委託されると聞いて、また無謀な策を出したものだと心配している。
完遂するにあたって相当な予算と労力がいり、中途半端に終わる予感にあふれている。
周りの学校では、外部委託される様子もなく、まだ教師が頑張っている。
ゆとりをやったり止めたり、英語や道徳、総合やキャリア教育を突っ込んだりタブレットを持たせIT教育だと、やることはどんどん増え続ける。
学校現場は人が足りないのにすべて教師たちに丸投げで瀕死状態だ。
そこへ持ってきて昔と違って、個別対応が格段に増えた。
いじめや不登校、発達障害、アレルギー食物対応(これは本当に気を遣う、友人もミスって新聞に載った)と教師は気が抜けないし心は休まらない。
学校は戦場である。
校内に非常勤の方がかなり多いが、責任の範囲は狭く教員たちの負担は減らない。
教員免許状を持ってなくてもよいからITや心理担当など人を増やすべきだ。
しかも、公務分掌も担える柔軟性を持った県の正職員として、常駐で学校現場の困惑や推進に全面的に参画できる人事制度としてほしい。
顔にはシミが目立ち、薄毛や白髪頭になる。
姿かたちはいかにも老人といったところだ。
若いころ、老人を見て、老けているなと蔑視していた自分がその姿になっている。
生徒や保護者に接するとき、やはり姿かたちは大切だ。
だから、こぎれいな老人になろうと思う。
髪の毛を白髪染めで黒に染めるのもよいが、頭髪は痛む。そして薄毛が進行するのだ。
白髪染めをやめた時、ふさふさとは言わないが、毛が喜んでいる感じを受けた。
だから私は白髪を選んだ。
ところで、白髪染めと言われるものの中に、シャンプーをしながら黒く染まると宣伝するものがある。
その広告を信じて使った「利尻カラーシャンプー」は全く染まらなかった。人にもよるのだろうが、私は染まらない。
シミははずかしい。
病院へ行ってレーザーかなんかでとってもらうのが一番だろう。
友達も大きなシミを取ってもらっていた。
私はお金がないので、ひまし油とカソーダ―を混ぜたもので目の上のシミをとってみた。薄くはなった。1か月かかったかな。
今度は頬っぺのシミをとってみる。老人にはいろいろ金がかかる。
2種類あったので両方応募し、論文も出して面接も受けた。
これは会計年度職員としては破格の給与の条件。今まで見たこともない好条件だった。
ワクワクしなが合否を待った。
一昨日、両方とも合否が封筒で送られてきた。
封筒は薄かった。
両方とも不合格。
まあ10倍ほどの倍率だったから仕方がないと自分をなだめてみたものの、「次どうするの?」という声が心の中から出てくる。
そうこうしていると、昨日知り合いの校長先生から電話が入っていた。
だいたい要件は察しはついていた。
すぐに折り返しの電話をした。
やはり講師の依頼だ。
常勤で特別支援の関係の仕事。
この仕事、専門的な知識も必要なので誰にでも頼むことはできないのは分かっているが、常勤でフル勤務は自分のやりたいことができない上に体力的に困る。
しかし、年金と給与・ボーナスでがっつりお金が入ると思えば、自然とよだれが出て手を伸ばしたくなる。
だが・・フル勤務は・・難しい。でも、校長は困っているし助けてあげたい。
悩ましいけど、時間講師的なものでなければ断るしかなかった。
では私はこれからどう生きればよいのか。
何がしたいのか、そこがふらついているので様々に心は横道にそれていく。
もう時間はない。
とりあえずしっかり働けるのはあと10年ほどかな。
今もう一度、自分を見つめてみることにした。
そしてこのブログを書き終えて、もう一度、大阪市の会計年度職員募集を見ていたら・・私が「不合格」通知を頂いたスクールソーシャルワーカーの募集がまた載っていた。
しかも同じ募集人数20人だ。
どういうこと?
えっ・・?
試験は終わって合否も発送しているのに、また同じ募集をしている大阪市。
私(不合格者)に対するイヤミに見えるが・・・
作成するのは本当にしんどかった。
我々みたいな老教員となると、職歴だけでも正確に書けば、長くなり、とてもめんどくさい。
コンビニへ行って、教員免許状や公認心理師の書類を縮小コピーする。
それを応募書類へ貼りつける。
志望動機など真面目に書けば、これでよいのだろうかと書き直しに時間がかかる。
本当のこと(時給が良いから)を書けば、落とされるだろう・・
写真は大丈夫、以前のを使用した。
こんな面倒くさい作業して、不合格なら、時間返せと思ってしまうが、そこは万一合格するかもしれないと思い、我慢。
簡易書留で出さなければならないので、明日の日曜は出しにくい。
まあ、月曜だな。
これで、7月に4か所を受験することになった。
会計年度職員ばかりだ。
合格してくれ。
国民保険を月3万払うのはつらい。
こんなことを考えていると、お金のことばかりを考えている自分があり、仕事をする使命感や願いから離れていっているようで怖い。
でも現実、お金の話は避けて通れない。
今日応募した時給2500円と、どこかのデーサービスの時給1200円とは2倍以上の差がある。
やはり、時給2500円の方が良い、そこへ行きたい。
最近、まず時給に目が行くようになった。
それが会計年度職員だ。
その悲惨さがニュースで取り上げられ始めている。
北海道新聞によると3月末に任用期間の満了を迎えた札幌市の会計年度任用職員は1000人余り。他の道内主要都市とあわせると、推計で4000人を超えるとされるらしい。
ハローワークでは8割が会計年度職員のところもあるという。先日ハローワークに行ったが、対応してくれた職員は専門性に欠けていると思った。
だから、ハローワークで職を探すのは無駄だと感じた。
会計年度職員のニュースは、ほとんどが待遇面を問題にしている。
それも大切なのだが・・
市民にとって問題なのは、会計年度職員たちが多くなればサービスが落ちることだ。
1年ごとの契約では、責任感・使命感が育ちにくい上に、 担当部署の仕事の継続性もブツ切れとなる。
次年度採用があるか不安で力を仕事に注げなかったりする。
そういう私も・・
この7月に、会計年度職員としては破格の給与であるソーシャルワーカーを受験する。
受験の受付期間の最終日に書類を出した。そして今日、受験票が送られてきた。
この受験番号からすると受験倍率は10倍になる
60代後半にさしかかる私が合格するのはかなり厳しいと思われる。
受験会場への電車賃と時間が損するだけの挑戦になり、妻から嫌みを言われ、すねる自分を見つめることになるのだろうか。
しかし、この歳でも提出する小論文に取り組み、面接の予習をする自分が大好きだ。
「老人よ大志を抱け」の言葉通り諦めず頑張ろうと思う。
さて、私の職探しは続いてゆく。
ハローワークに頼らず、家でPCに向かって、「会計年度職員」というものを細かく探していった。
細かくというのは、自治体ごとに探していくということだ。
関西一円では、大阪市が一番よく会計年度職員の募集を出している。
会計年度職員の給与は普通は腹が立つほど安い。これで生活できるのかという額だ。
週4日働いて13万円台というのもざらだし、週4日で18万ならば多い方だ。
民間に給与を上げろと言うなら、公務員から給与を上げろ、と思っていた矢先。
すごいのを発見した。でもこれを書いて、みんなが応募すると、私が応募した場合落ちてしまうという恐怖はあるのだが、異次元な給与体系なのでぜひアナウンスしたかった。
2つある、どちらも大阪市。
①令和5年度いじめ対策スクールソーシャルワーカー
②令和5年度子どもサポートネットスクールショーシャルワーカー
①は「社会福祉主事任用資格」と臨床心理士か公認心理師が必要だ。
②は「社会福祉主事任用資格」だけで応募可能だ。
※その他ややこしい受験資格の要件があるが大阪市のHPを参照。
勤務は・・
①②どちらも
10時~16時45分(45分の休憩) 通勤時間帯からずれる。
・週3日ならば報酬は月229,216万円。
・週4日ならば305,544円
・週5日ならば381988万円だ。 経験によって給与は多少上がる。
これほどの報酬は会計年度職員では、SC以外見たことがない。
この「社会福祉主事任用資格」は大学や短期大学で所定の単位を修得して卒業していればもらえる。
所定の単位とは何十個あるうちの3つだけ。
私は「社会学」「心理学」「経済学」の3つだ。
この資格証明は単位習得証明書でよい。
では、お互いの健闘を祈る。
意外にも若い人たちが多かった。
もちろん私みたいな老人もちらほらといた。
「働く場所を探しに来ました」と伝えたら、相談にのってもらえた。
いろいろ話した後。
間口を広げたほうがよいと言われた。
具体的に職種は、事務職は厳しい、警備なら多くあるという。
それを聞いたとき・・
「おい、俺は教員を退職し、公認心理師なんだぞ」と言おうとしたが、心ではすでに叫んでいた。
やっぱり、そんな感じなのね。
多分職を探しに来たシニアの人らもこういう気持ちになるのかな。
そう思いながら、相談窓口ではなく、自分で検索するところがあるので、そこへ行った。
検索のための情報を入力し(これもややこしかった)検索した。
検索結果は該当するものなし、と出た。
あれだけ頑張って入力したのに、落ち込むね。
そのコーナーは、個別になっているのは良いのだが、狭い。
狭いうえに机上に印刷機が置いてあり、さらに狭い。マウスを動かす余裕がないほどの狭さだ。
これなら、家のパソコンで検索した方がよい。
そう思い、すぐ家へ帰って検索した。
でも、1つだけ紹介状を書いてもらったのがある。
こんな仕事できるかなと思ったが、応募するしかない。
刑務所での心理関係の仕事だ。
うーん。難しいなと思ったが、公認心理師は応募できたのだ。
時給3500円だ。
挑戦してみるか。