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昼間の気温は38度前後が続く、体温より高い。この暑さは危険。

人間は暑いと、皮膚の表面の血管を広げて血流を多くする暑さ対策をする。その結果、脳への血流は弱くなり、脳の活動が弱くなる。つまり、頭がぼーっとしてくるのだ。

昔、9月から2学期が始まり、しばらく午前中短縮授業だったのが懐かしい。

今は、8月28日あたりから2学期とするところが多くなり。それに加えて、始業式の翌日から6時間授業を強行する。

これには生徒も肉体的・精神的についていけない(実は教師もだが・・)。
自主的に短縮授業をする生徒が出てきてもおかしくない。

この暑さも含めて、18歳以下の自殺者数が一番多いのは2学期の初めだということを学校は考慮すべきではないのか。

暑さは教室にはエアコンがついているから大丈夫だと思われるかもしれないが、まず、児童生徒は登校してくるだけで汗だくになりかなり疲れる。
そして、身体が学校のリズムになじんでいないなど、長期休業明けには多くの課題があり配慮が必要なのだ。

実際、この暑さで保健室は、体調不良生徒の来室が多くなる。


以前のように2学期の初めは午前中短縮授業にすべきだ。

そのためには、キャパオーバーした教育課程を見直し、詰め込んだスケジュールから生徒も教師も解放してあげることだ。

その第1歩が、週2時間ほどある「総合的な学習」を潔くなくすことだ。

それにより、教師の仕事も減る。

毎日6時間という詰め込みがなくなり、教師も生徒も余裕が出てくる。

学校にはこの余裕が重要なのだ。

このことの方が総合的な学習を行う効果より、教師の働き方改革をも含めて教育的効果は大きい。







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