老教員 また中学校へ戻る
よい条件で就職しようと、懸命になって就職活動していた。だが終着駅は近くの中学校だった。

知り合いの校長から、人が足りないので来てくれという涙ながらの要請に応えた形だ。

フルはやめてほしいと校長へ懇願すると、教育委員会へ折衝してくれた。

そして非常勤講師という形で働くこととなった。

でも給与は安い。まあ涙をのんで、人が足りない教育界に貢献するしかないかと思っている。


利点と言えば、家から近い。好きな仕事。知っている人が多いので、人間関係をはじめから作らなくてもよい、ということだ。

知っている人が多いとその分話も早いし、何かと融通が利く。

また、非常勤だから、部活動や公務分掌を持たなくてもよい。

これは、私は楽なのだが、その分私の仕事を誰かがすることになる。

だから、正規の教員が一人いなくなると、周りの教員の負担が増え、学校が疲弊していく原因となるのだ。


こんな老教員を雇うしかない教育現場のつらい状況は見るに堪えない。





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2023/08/03 09:42 | Comments(0) | 退職の次は

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