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 教師は現場でしか学べません。教師同士がこっちの中学校では茶髪の指導がすごく厳しいのにあっちの中学校は「ゆるゆる」で、どうなんだろうかね、と現場の話で規則は相対化されるし、子どもは一面的には見られないなということが学べるのです。

 学年全体が荒れたときに私が言うのは「みんなしんどいけれども、いてよかったと思わなければだめだよ。こんな経験はまずできないんだから」ということ。


 成果主義の導入は、学校がバッシングされないための外部へのアピールにすぎない。学年が荒れれば学年なりのチームワークが発揮される。こうした組織力が軽視されすぎていると思います。

 多種多様な教師たちが組織的に対応することで初めて、子どもの多様性にも対応できるのです。



 荒れた中学校での経験から何がわかったかというと「一人で全部はできない」とか「スーパーマンがいてもだめなんだ」ということ。自分の弱さとか足りなさがわかった人間同士だからこそ、一緒にやっていけるのです。


(「日本の教育はどうなるのか」こころの科学 赤田佳亮・岡崎 勝編 日本評論社 2009

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ベストアンサーから

朝鮮学校の生徒は、もちろん自分達の為、学校の為に頑張っています。
それは日本の高校の生徒達も一緒だと思います。

ただ、違う点は朝鮮学校の生徒は60万人の日本で暮らす同胞の為にも頑張って練習に励みます。

日本に住んでいる同胞に少しでも明るい話題を自分たちの力で作れるのなら、苦しい練習も頑張れます。
辛い練習も耐えています。

練習で体罰があると誰かが書いていますが、そんな事はありません。

でも、毎日休まず練習はします。
朝練習、放課後練習、休日なんてほとんどありません。
錆びた筋トレマシーンで筋肉トレーニングをして、ボールが落ちてどこにエラーするかわからないデコボコの運動場でサッカー部と運動場を共有し練習に励みます。

もちろんラグビーの推薦入学者なんていません。
みんな自分の意思で朝鮮学校でラグビーをしています。


こんな悪条件の中でも頑張れるのは、全て学校の認知度を少しでもあげて本当の朝鮮学校を分かってほしい、日本に住む同胞に夢と希望を与えたいと日々努力しているのです。

朝鮮学校が全国大会に出場するのを非難する日本の方がいますが、彼らの日々の努力も少しは分かってあげてほしいです。
そして正々堂々と戦って全国大会の出場権を勝ち取った事を認めて頂ければ、幸いです。
                                                 (以上)

朝鮮学校の主義主張は別として、ここまで頑張った朝鮮学校の生徒たちを私は無条件で称える。
日本の学校も見習うべきところがあるはずだ。
日本と朝鮮の親交を深めるにはやはりスポーツや文化交流が必要だ。同じ人間必ず分かりあえる。分かりあえない方がおかしい。私は生徒にそう教える。


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サムスン電子の株価は50倍、ソニーは半分に

ソニー、新型携帯機器を開発中 アップルに対抗

アップルに買収されるとの噂が絶えないソニー〔AFPBB News

 この数字は韓国サムスン電子の株価推移である。一方、同時期のソニーの株価は、4400円から、2561円と半分近くに減ってしまった。

 現在の株式価値は、サムスン電子が約8兆円、ソニーが約3兆円。手元資金が4兆円程度あるアップルがソニーを買収するのではないかとの見方が市場を駆け回っているのは、あながち噂だけではないのではないだろうか。

 一方で、ソニーを目指し、そしてあっという間に抜き去ったサムスン電子はさらなる成長をうかがっている。

 この差はどこから来たのであろうか?

 1つの要因は、韓国の教育が生んだ競争力の高い労働力と、それを使いこなす経営陣・企業文化にあることは明らかだ。
 

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  国公立大学の入学者数が各高校の紹介に出ている。国公立大学にどうしても入学したいならば、作戦を考えるべきだ。一般に国公立大が難しいとされるの理由に受験科目が多いことがあげられる。文系の生徒でも数学を数ⅡやBまでやらないといけない大学も多い。しかし、よく調べてみるとセンター1科目(どの教科でもよい)で受験できるところもある。群馬県立女子大の国際コミュニケーションの後期試験だ。個別試験は面接だけでよい。 さて、国公立で2科目となると数校現れる。

 私学でも一科目受験のところはざらにある。ましてや理系なのに一科目のところもあるのでびっくりする。だから、文系の高校生でも私学なら理系に行けるのだ。

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   日本語のできない外国人の子が、学校に1~4人。そんな外国人散在校が全国で10年間に800校増えた。
 
 外国人の子がたくさんいる学校と違って日本語指導の先生の配置を受けられず、専用の教室もない。どう支えればいいのか、現場の先生たちは手探りを続ける。文部科学省も対策を考えるため、自治体からの公募によるモデル事業を始めた。

 
 ネパール人の女の子、シャルマ・シラさん(8)は昨年12月、大阪府八尾市立刑部(おさかべ)小学校の1年の学級に編入学した。他の33人はみな日本人。学校全体で日本語指導が必要な外国人はシラさんだけだ。

 
 担任の磯部香教諭(25)は「えんぴつ」「黒板」と言っても通じないシラさんに、どう接していいか戸惑った。ネットで初歩のネパール語を学ぼうと考えたが、文字が難しくてあきらめた。ネパール旅行ガイドブックを買い、ネパール語で話しかけてみたが、まったく伝わらない。すでにひらがなを教える単元は終わっていて、1人のためにやり直すのは難しい。

 
 家庭科や特別支援学級の教諭らが応援に入り、ひらがなから指導。磯部教諭は表に絵や写真、裏にひらがなで名前を書いた単語カードを数百枚作り、繰り返し見せて覚えさせた。「シラさんが活発な性格だったことが幸いした」と磯部教諭。

 初日から校庭で同級生の縄跳びの輪に入り、授業中はほとんど分からなくても元気に手を挙げた。ひらがな、カタカナや日常の単語を覚えた頃から子ども同士で会話するようになり、だんだん文章で話せるようになった。

 
 今春からは校外の人の力も借りている。その一つが、授業中に机を並べて付き添ってもらう「日本語指導員」。同市では、外国語を話せる日本人や、日本で育児を終えた中国やベトナム出身の人たち計約50人が日本語指導員として登録しており、シラさんには日本人男性(72)が週1~2回教えている。また、多くの外国人児童が在籍している市立志紀(しき)小学校から週1回、日本語指導担当の小桜満香教諭(41)が派遣され、シラさんを別室で教えている。

 
 ただ、市内には散在校が小学校だけで5校ある。距離の問題などから、小桜教諭が回れるのは2校だけだ。

 
 成功例ばかりではない。関西地方の公立中に3カ月前から通う、中国人の母親を持つ男子生徒(15)には、自治体から派遣された指導員が当初ほぼすべての授業に付き添っていた。だが、1カ月足らずで指導員に支払える謝礼の上限に達し、学校独自の予算に切り替えた結果、付き添える時間が週4時間に激減した。

 
 散在校は全国的に増えている。その理由を、ブラジル人ら外国人労働者の集住地区を抱える愛知県の担当者は「社員寮にまとまって住んでいた外国人が、不況で職を失って様々な場所に転居していることが一因では」と分析する。

 
 都道府県により「5人以上」「10人以上」などと基準は違うが、1校にある程度まとまった人数の外国人生徒が在籍していれば、国が給与の3分の1を負担する日本語指導教員の加配(定数に上乗せした配置)がある。加配校では「日本語教室」「国際教室」などの名の特別教室が設けられることがほとんどだ。

 
 しかし、散在校では加配が受けられないため、外国人を指導した経験のない教員が手の空いた時に教えるといったケースが多いと見られる。

 
 文科省は3月、散在校の日本語指導に照準を合わせたモデル事業を公募。八尾を含む大阪、千葉、兵庫、三重の4府県18市が選考を通った。刑部小と志紀小のように集住地区にある拠点校から散在校への巡回指導をしたり、日本語指導の担当者の情報交換会を開いたりするなどの試みを国費で実施している。

 
 ただ、集住地区が近くにない学校では巡回指導の手法は使えないなど、課題が多い。(朝日com)


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マレーシア西側のランカウイ島北部にある高校でこの度、喫煙した16歳の男子生徒への罰として、致死量とも言えるとんでもない量のタバコを吸うよう、女性教師が強要していたことが分かった。

若年層の喫煙は、どこの国においても頭の痛い問題。学校教育の一環として、タバコを吸うことの危険性を生徒に教えてきているが、それでも一向に喫煙する生徒の数は減らない。

その女性教師は、普段模範的であった男子生徒にタバコの匂いを感じ、問い詰めたところ、ロッカーにはタバコとライターを隠し持っている事を知り、厳しく懲らしめることが必要だと判断した。

彼女がとっさに考えた罰はこれ、なんと2時間で42本のタバコを吸ってみろというものであった。その数にも仰天だが、なんと4本を一度にくわえてという条件付きである。生徒は帰宅後おじに相談、おじが警察に訴えたことにより、学校上層部も事態を知った。

「このような前例はありませんし、やり方が尋常ではありません」と、学校側もその罰が行き過ぎていることを認めた。だがその罰は、他の生徒や教師らも見守る中で行われたという事実に、更なる調査を進めたいとしている。

マレーシアでは2007年にある寄宿学校で起きた、やはり行き過ぎと思われる罰が物議をかもしている。トイレが詰まったという現象に腹を立てた女性教師が、寄宿生である140人の女子生徒を敷地内の池に集め、その臭く汚い水にザブンと浸かるよう命じたというものである。

話は180度変わってしまうが、先日、小学生の団体と新幹線で一緒になったが、中年の男性教師がお元気印のこどもたちに囲まれ、メガネを外してみてだの、この帽子はこうかぶったらイケてるだの、奥さんの写真財布の中に持ってる?見せて?だのと、もう “タメ口” で好きなようにイジられていた。

先生はひたすら我慢、オイオイよせよせ、が精一杯である。普段おそらく怒鳴ることなど許されないであろうから、「いい加減にしろ!」と一喝出来ない。こういう子たちもいずれ社会に出る。上司から厳しい指導を受ければ「何キレてんの?こいつ」といった顔を見せる新人になり、飲み会でも天然無礼講、これでは通用しないであろう。

宿題を忘れた子、私語がひどく悪ふざけする子などに対しては、米国では体罰というよりむしろ “完全無視” を決める教師が多いように思える。精神的に未熟な分、小中学生にはこれがなかなかキツイ。先生はそういう子と目も合わせず、指名もせず、背を向ける。その疎外感から、お元気印の子ほどシュンとなってしまうのだ。

文部科学省のお達しに「無視はいけない」なるものはあるのだろうか。是非一度そういう “冷たい罰” も試してみて頂きたいと思う。モンスターペアレントは増えているとはいえ、まだまだ一部の話、殆どの親は分別や良識があると信じ、どうか先生方には頑張って頂きたい。21世紀に私たちは老い、社会は今のこども達に託すことになるのだから…。
(TechinsightJapan編集部 )

 修学旅行の季節になると、修学旅行の引率をする先生たちの姿をよく見かける。。生徒がけばけばしい姿をしている学校ほど、しんどいだろうなと同情をこめてただただ見つめている。私も困難校で新幹線の中で生徒と指導中もみ合いになったことがあった。周りには一般客がいた、恥ずかしかったが、これが仕事と涙をこらえていたことを思い出す。
 あまりにも我々が甘い対応しかできないので、この子たちは社会に出て通用するのかといつも心配だ。しかし、きつくすれば中学校では必ず問題となる。だから悩むのである。

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 以下このブログでの主張は私も重なるところがある。だから読んでほしい。 
 
 7月20日付の『朝日新聞』(朝刊)に、意外には思わなかったが、さすがの私もビックリするような数字が報じられていた。
朝日新聞社が全都道府県・指定市の教育委員会への調査を行い(2005〜2009年度)、公立の小中高校と特別支援学校の教員の早期退職の実態などを初めて実数で明らかにしたものだ。

 文部科学省も把握していない数字だと記事にはあったが、教育委員会に報告させればすぐに分かる数字を、本当に文科省が把握していなかったのかどうか、把握していたのに公表していなかっただけではないのかどうか、疑問は残る。

本当に文科省が知らなかったとすれば、関心がなかったということであり、これまたひどい話ではないか。

調査結果によると、



  早期退職者の総計は、05年度12542人、06年度13865人、07年度14484人、08年度13445人、09年度12732人。
  
  全教員に占める09年度の退職率は1.51%だった。

  地域別では関西や首都圏の退職率が高く、09年度で最も高かったのは堺市(3.14%)、大阪市(2.62%)、京都市(2.78%)、
   千葉市(2.27%)、東京都(2.12%)なども高い。
 
  他業種のデータが乏しいため比較が難しいが、文科省が06〜08年に外部委託した調査では、公立小中学校の教員で「仕事に意義・やりがいを感じる」と答えた人が9割を占める一方、「勤務時間以外でする仕事が多い」という回答も9割を数え、いずれも一般企業の2倍に及んだ。「気持ちが沈んで憂うつ」という教員は27.5%で一般企業の約3倍に上る。
都道府県と指定市だけの調査なので、退職率の高さをこの数字だけで比較するのは大雑把すぎると思うが、関西の3市に関して個人的には「ある共通点」を想像するが、その内容は憶測に過ぎないのでちょっと書けない。
「仕事に意義・やりがいを感じる」という回答と、「勤務時間以外でする仕事が多い」という回答がどちらも9割を占めるというのは、私の実感とも一致する。
ただ、それが《一般企業の2倍》の数字になるというのは統計的にやっぱり大雑把すぎるようにも思う。
たしかに「仕事に意義・やりがいを感じる」ことがなければ教師などやってられないが、「勤務時間以外でする仕事が多い」のが教師という仕事だけなのかどうかはよく分からない。

 

「勤務時間以外でする仕事が多い」というのも、家に持ち帰ってする仕事が多いというだけではなくて、中学校で言えば部活動(クラブ活動)が休日でなければグラウンドを広く使って練習できないことや、公式戦や練習試合なども当然休日に出勤しなければならないことなども含まれている。
さらに言えば、何か生活指導上での問題や必要があって家庭訪問しなければならない場合、勤務時間内というのは普通無理で、夜や休日でなければ難しい場合も少なくない。
夜や休日に突然電話がかかってきて出勤しなければならないことだってある。
こうした仕事は、単に「勤務時間外」という問題以上に、身体的・精神的にストレスが強く、疲れる。
こういう疲労感は、他の仕事には少ない教師独特のものかもしれない。
学校が荒れて、パトカーが何度も入ってきていた時期には、このタフな(?)私でさえ人間不信に陥ることがあった。
「教育」という仕事と、人間不信とは両立できない。何人かの同僚が仕事を辞めていったのも「敵前逃亡」と非難することはできなかった。

教師のストレスは、最前線の兵士のストレスに比肩する、と評した医師のことは以前の記事にも書いた。
休みが多くて教師は楽な仕事だと、未だに信じている人がいるらしいから、こんな状況は想像すらできないに違いない。
私が早期退職したのは2004年なので、この調査には入っていないのだが、並んでいる数字から見ても全国で12000人はいたと推測しても大きくは違わないだろう。
退職の辞令交付式というのに(行かなくてもよかったらしいのだが)行ってしまい、顔も見たくない教育長から辞令を受けとったのだが、その時に一人一人「自己都合により」といった理由をいちいち読み上げるのを聞いていると、「定年退職」という人がほとんどいなかったことに驚いた記憶がある。

この調査は教育委員会を通じてのものなので、いちばん肝心の《退職理由など詳しい状況は不明》なのだが、一橋大学名誉教授(教育社会学)のコメントだけが紹介されている。
 

《子どもや保護者らとの関係に悩み、事務作業なども増える中で『やめたい』という気持ちに傾く教師が増えているのではないか》
こういう質問を、現場を知らない学者に訊くこと自体が見当外れだと思うが、私の場合にあてはめて当たっていると思えるのは「事務作業が増えた」ということくらいか。
出張と言えば研究会や、他校の授業参観などが中心だったのに、市教委主催のコンピュータ講習でExcelだWordだと、提出書類をデジタル化させることが中心になっていった。
授業計画(シラバス)を作らせ、提出させ、チェックすることがまるで教師の仕事の中心であるかのような様相を呈してきたのである。
こんなどうでもいい書類づくりに時間をとられるということは、それだけ生徒と顔を合わせる時間が少なくなるということであり、「教育」からはどんどん遠いものになっていった。
私が早期退職した時はまだ橋下知事ではなかったが、今はもっとひどいことになっているのではあるまいか。

 

私は早期退職して非常勤嘱託(いわゆる、安月給による再雇用)を選び、授業と部活動だけに専念できて本当に愉しかった。
嘱託には決定権もないので、どんな会議にも出る必要がなく、校務分掌も割り当てられることもなく、授業の合間には読書三昧、放課後は生徒たちとスポーツで遊んで、いや「指導」していればいいのだから、高校生のバイト代よりも安いサラリーではあったが、ストレスもなく気楽だった。
もう2、3年は続けたいと思っていたが、心ならずも打ち切らざるをえないこととなったわけである。

この記事の最後に、もっと驚くべき数字が紹介されていた。
 

《調査では、在職中に死亡した教員の人数も質問。05年度612人、06年度594人、07年度642人、08年度602人、09年度650人で、計3100人がこの5年で亡くなっていた。》
大半は病死であろうが、事故死や自殺者も含まれているだろう。毎日2人近くが亡くなっている計算になる。
これはやっぱり驚くべき数字ではあるまいか。世界中を探して、こんな国が他にもあるのだろうか。
私が在職中にも、同僚だったことのある教師や知り合いだった教師だけでも数人が亡くなった。(同僚の配偶者まで含めれば10人近くになる。)
全員現職だったので、40代か50代の死である。全員病死だった。
私の知る範囲だけでもそれだけいるということは、その何倍もの死者が同じ市内でいたと考えるのが自然であろう。
戦場にも劣らないストレスフルで過酷な仕事なのだと改めて思う。

 

退職後に癌が見つかった私の場合も、恐らくは積年のストレスが大きく影響しているであろうことは疑いない。
この死者の数を見ながらツレアイとも同感したのは、「この歳までよくまあ生き延びたものだ」という思いなのである。

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  現在の方法で統計を取り始めた1996年以降で最悪の57・6%を記録した大学生の就職内定率(10月1日現在)で、特に女子学生と理系が極めて低調なことが16日、文部科学省と厚生労働省の調査で分かった。

 
   両省によると、男女別の内定率は男子59・5%(前年同期比3・8ポイント減)、女子55・3%(同6・3ポイント減)。特に国公立大の女子学生は62・2%で前年同期より11・6ポイントも下がった。文系、理系では、文系が57・4%(同3・8ポイント減)、理系は58・3%(同10・2ポイント減)で、理系の苦戦が目立つ。

 
 また、国公立大は63・2%(前年同期比8・1ポイント減)、私立大は55・8%(同3・8ポイント減)で、下げ幅は国公立大がより大きかった。地域別では九州地区が51・5%と最も低く、前年同期比では中部地区で、9・5ポイント下がって51・9%だった。

 
 リクルートワークス研究所の徳永英子研究員は、「景気の先行き不透明感から求人数を抑制し、採用基準も厳しくする傾向が昨年以上に強い」と指摘。「今シーズンは、企業が採用計画を立て活動を始めた後に、円高など経済の不安定要因が出たため採用意欲が衰え、定員に満たずに募集を打ち切った企業もある」と話している。

 一向に改善しない学生の就職難。大学や労働局などが新たな支援策を打ち出しているものの、「何社受けても内定ゼロ」という現実に、
学生の間にはあきらめ感さえ漂っている。

 
   15日、東京都内の中央大の施設で開かれた中小企業20社の説明会には学生約80人が集まった。同大など4大学が昨年度から始めたもので、今年度は2か月開催を早めた。まだ内定を得られていない明治大政経学部4年の女子大生(22)は、「両親に負担をかけたくないので留年できない」と焦燥感をあらわにした。

 
 同日、東京労働局の「学生職業総合支援センター」(通称・六本木ジョブパーク)を訪れた東京都内の私立大女子学生(22)も、大手企業を中心に約100社にエントリーしたものの内定はゼロ。「人格を否定されたような気持ち。正直、あきらめかけている」とため息まじりに話した。

 
 同センターは、大学生対象に就職相談や求人情報の提供を行っており、今年4月から10月末までの利用者は、昨年同期より5割増の約7600人に達した。

2010年11月17日  読売新聞)

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  09年度にうつ病などの精神疾患で休職した公立学校の教員が過去最多の5458人に上ることが文部科学省の調査で分かった。
 17年連続の増加で、00年度(2262人)の2.4倍。病気休職者に占める割合も63.3%で15年連続の増加。
 文科省は08年、教員の仕事量についての調査、検討を都道府県教育委員会に通知したが、増加に歯止めがかからず、「長時間労働や保護者からの要望の多様化など、複数の原因が絡み合っていると推測される」と分析した。
 
 全国の公立小中高や特別支援学校の教員約91万6000人を対象に調査。病気休職は8627人で、うち精神疾患が5458人といずれも過去最多となった。精神疾患の多くはうつ病とみられ、パニック障害や統合失調症も含まれるという。

 精神疾患者の年代別内訳は
 20代364人(6.7%) 30代1048人(19.2%) 40代1926人(35.3%) 
 50代以上2120人(38.8%)
 
 全教員の年代の比率は20代9.6%、30代22.4%、40代36%、50代以上32%であることから、50代以上の割合が高かった。

 文科省は「職責が重くなることに加え、体力の低下から自信をなくす例が多かった」と説明した。発症原因は(1)長時間労働(2)多様化する保護者の要望への対応(3)複雑化する児童、生徒指導(4)職場の人間関係--など。

 文科省は増加する精神疾患対策として、08年に教員の事務負担を軽減するための実態調査を行うよう各教委に通知を出したが、今回の調査では市区町村教委の43.2%が調査をしていないことも判明した。

 文科省は「この結果を教委に戻し、調査をするように呼びかける」としている。

 ◇懲戒処分943人で前年度比116人減

 調査では教員の懲戒処分などについてもまとめた。

 何らかの処分を受けた教員は計7981人(監督責任を除く)で、08年度より3961人増。
 このうち免職、停職、減給、戒告の懲戒処分は943人で、08年度より116人減った。全体の処分者数が大幅に増えたのは、兵庫県で3624人(学力検査の集計、採点ミス)、神奈川県で130人(PTA会費の引き落としミス)の大量処分があったため。

 主な処分理由。
 飲酒運転を含む交通事故378人(08年度比44人減)▽体罰150人(同10人増)▽わいせつ行為等138人(同22人減)など。
 わいせつ行為などで処分を受けた教員(懲戒処分以外も含む)の年代別内訳。
 20代26人(17%)、30代38人(24.8%)、40代51人(33.4%)、50代以上38人(24.8%)で、全教員の構成比率に比べると20代の処分者の割合が高かったが、文部科学省は「なぜ高いのかは分析できていない」とした。≪毎日≫
                                

 精神疾患で休職した公立学校の教員が過去最多の5458人。これは、精神疾患を患った教師が5458人ということではない
 ほとんどの都道府県では、精神疾患で2週間の休みなら、年休か病気休暇扱いだ。もちろん5458の数字には上らない。では、5か月休んだとしよう、これも長い間精神疾患で休んでいるが休職に入らない。
 
 精神疾患で休みだしてから6か月を超えるまでは休職と呼ばない。休みだして6カ月過ぎた時点で休職となる。給与もおよそそれまではほぼ全額支給だが休職から8割となる。
 
 休職に追い込まれる教師はそうとう痛んでいる。また、私の知っている限りで、休まないまでもうつの薬を服用している教師が複数名いる。5458人には含まれない精神疾患を患っている教師は相当数存在すると考えてよい。

  教師の精神状態は極限に来ている。生徒たちは、ずたずたな精神状態の教師たちと毎日過ごしているということだ。大げさな表現とは言えないと思う。
 
 もし、この困難な状況を半分でも改善できたら、日本の生徒の学力はぐんと上がり、世界に誇れる教育成果が現れる。なぜなら、教師が元気になると、本来業務の教材研究に力が入り、また新たな良き発想が湧き学校に好転循環が生まれるからだ。
 
 高校の先生が中学校に赴任すると、かなり大きな違和感を感じるという。まず高校では、授業を受けないで徘徊する生徒は停学、喫煙・暴言暴力は2度3度行えば退学。提出物も未提出ならば容赦なしに単位は与えないところがほとんどだ。それに対して親はめったに文句を言わない。
 
 一方中学校では、退学はない。ひどくなると学校内で喫煙を見つけたくない気分になる。いくら見つけても親も家で吸わせているし、改善の見込みがないからだ。通知表を1にすると親は怒鳴りこんでくるものもいる。教師への暴言暴力はひどく日常的になる。学校は秩序を保つのが難しくなり無法地帯と化し、さらにいじめの温床となる。以前いた学校では、普通のいじめに指導がいきわたらなかった。それよりももっとすごいことが常時起きているし、夜も土曜日曜も休むことはなく学校に出て力を使い果たしていたからだ。                       

 この状況のなかで中学校教師は心の傷を癒す暇なく、世間や上からのパッシングを受け続ける。その時、精神と体のバランスが崩れる。我々は人ごとではなく、いつ5458人のなかに入ってもおかしくはない状態だ。

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 和歌山県和歌山市内のある公立小学校の校長室には、いつもおにぎりが置いてある。

 朝食を食べて来なかった児童のために、女性校長(59)が手ずから握ったものだ。
 
 授業中に教室を飛び出したり、同級生に暴力をふるったりといった問題行動を起こした児童は、落ち着くまで校長が校長室で面倒を見る。毎日のように数人が部屋にいる状況に、校長は「担任は手いっぱいで……」とため息をつく。
 
 2009年度、県内の公立校では、753件の暴力行為が発生。児童生徒1000人当たり6・4件と、全国平均を2・1件上回った。教師は、問題行動が起きるたびに子どもに指導を行い、家庭訪問に走る。保護者たちから苦情を受けることも少なくない。
 
 忙しさや責任の重さに、体調を崩す教師は後を絶たず、約7400人いる県内の公立学校教員のうち、ここ数年は常に100人前後が休職している。その半数は、うつ病などの精神疾患によるものだ。
 
 「もっと人に余裕があれば」。学校関係者はそう口をそろえ、独自に対策をとる市町村教委もある。和歌山市教委は03年から、小学校低学年の授業のサポーター制を導入し、10年度は約20人を配置。同様の支援員として海南市は12人、有田市は6人を置くなど、各自治体がそれぞれの予算で行っているが、県が採用する臨時講師と違って、担任を任せることはできず、補助的な役割にとどまる。
 
 市町村からは県予算による教員配置を求める声が上がるものの、県教委は財政難から独自配置には否定的。県教委総務課の西岡敬秘書班長は「金を使って教員を増やすよりも、教員のスキルを上げることが先決だ」と強調するが、現場からは「教師のスキルアップすら、財政難でおろそかにされるのでは」との声が漏れる。
 
 不信感の一因は、現状とマッチしない県教委の様々な施策だ。
 
 05年、県教委は県内7か所の教育事務所を全廃。「市町村教委への権限移譲」が建前だったが、実態は行財政改革に伴う合理化が目的だった。その後、指導主事による地方の学校への訪問が手薄になるなどし、現場からは「県教委の支援が行き届かない」と不満が噴出。今年4月、県教委は県内4か所に教育支援事務所を置き、指導主事の配置を復活させるはめになった。
 
 2年前からは、「市民性を育てる教育」をキャッチフレーズに、地域住民による実習授業の実施や、ボランティアとしての学校行事への参加を推進している。だが、ある市教委の担当者は「地域の人に、問題行動を起こす子どもへの対応まで手伝ってもらえとでも言うのか」と反発する。
 
 紀中地方のある教育長は吐き捨てるように言う。
 
 「県教委の『かけ声』はもういい。欲しいのは実利だ」(加野聡子)(2010年11月24日  読売新聞)

 全くその通りだ。はっきり言おう、指導困難な生徒をどうするかなのだ。逆にいえば、指導楽勝な生徒が60人集まったクラスより指導困難な生徒5人がいる生徒数15人のクラスの方がはるかにしんどい。ボランティアできても楽勝な生徒は扱えるが、困難な生徒はやはり担任が面倒を見なければならない。採用するなら退職教員で元気なものに講師をしてもらうのがいい。若い人でもよいが彼らは採用試験があるので全力投球できないのだ。

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  県教育委員会は22日、県内高校に実施したいじめ実態把握調査の結果を公表した。全日制高校でいじめを認知したのは59校で、調査した68校の86・8%に達した。定時制でも14校中の9校(64・3%)でいじめが認知された。

 いじめの認知件数は計1602件。全日制が1466件、定時制では136件だった。

 具体的ないじめ行為(複数回答)は計2952件で、最も多かった「悪口を言われたり、おどされたりする」は計911件。そのほか、「仲間はずれにされたり、無視されたりする」(571件)、「たたかれたり、けられたりする」(398件)-などが目立った。

 認知したいじめのうち75・8%にあたる1214件は教諭らの指導などで解消されたが、残る388件は継続しているという。

 調査は、桐生市立新里東小6年の上村明子さん(12)が自殺した問題を受け、11月に県下の全日制、定時制高校計82校、4万711人を対象に実施した。

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; 青森県内の中学校教諭が2009年度、提出物を出さない生徒の名前を「愚か者一覧」などと名付けたリストに記入し、校内に掲示するなど不適切な指導をしていたことが19日、分かった。県教委は教諭を懲戒処分とせず、公表対象外の訓告処分にとどめていた。

 河北新報社が県情報公開条例に基づき入手した文書と県教委教職員課によると、教諭は中学2年の学級担任だった09年7~11月、保護者面談の日などに「愚か者一覧」「愚か者ベスト10」などと名付けたリストを廊下に掲示。リストには、提出物をなかなか出さない生徒たちの実名を記入していた。
 さらに、教諭は生徒たちと交換していたノートに「病気なのか」「ダメ人間」「問題児」などと生徒をさげすむ言葉を記入。保護者からはたびたび苦情が寄せられていたにもかかわらず、何度も同様の記述を繰り返していた。
 教諭はこのほか、生徒の質問を無視したり、生徒に配慮のない発言をしたりして、生徒や保護者とトラブルになっていたという。
 県教委は今年1月8日、教諭と校長を訓告処分とした。教諭は「未提出物が多いままだったら、3年生に進級してから願書提出などの際に生徒が損をすると思い、喝を入れなければならないと考えた。配慮に欠けていた。申し訳ない」と謝罪しているという。
 県教委教職員課は「あってはならないことだ。保護者への謝罪は済んでおり、処分は妥当だった」としている。

 これだけ繰り返せば教師として常識ないのされても仕方がない。さらにこれも資格なしと言える。
 複数の教え子にわいせつな行為をしたとして、県教育委員会は5日、平塚市立中学の男性教諭(29)を懲戒免職にした。

 県教委によると、教諭は昨年10月から今年1月にかけ、3年だった女子生徒(15)に対し、校内の階段踊り場で、下着の中に手を入れて胸を触ったり、キスをするといった行為を10~15回ほど行ったほか、授業中に10回以上、胸をつつくなどした。

 今年7月には、卒業生の女子高生(16)を「ドライブに行こうか」とメールで誘い出し、乗用車内で同様に胸を触るなどした。

 2人の被害生徒は教諭が顧問の部活動の先輩後輩。2人で校長に相談したことから問題が発覚した。2人とも教諭に拒否の意向を示していたという。

 教諭はこの2人の教え子に加え計4人に昨春から今夏にかけ、「スキだよ」「胸触らせて」とのメールを送った。教諭は県教委に「メールのやりとりからエスカレートしてしまった」などと説明しているという。県教委は監督責任を問い、校長を戒告処分にした。「被害者に慎重な配慮を要する場合、氏名などを公表しない」として、教諭の名前や校名などを明らかにしていない。

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 同和校と一般校の差は、施設面と人材面で差がある。場合によっては差があり過ぎて笑う。職員の数も約倍のところもある。パソコンなどの配備も相当差が出ている。校舎、運動施設面でもかなりの差だ。行政は責任を感じないのか。同和団体の圧力に屈した結果だ。

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平和な学校は教師の顔が違う。学校らしい昔のほのぼのとした雰囲気が漂う。

高校なら平和な学校は、各教科研究室があるので、好きなことができる。教材研究も十分時間はあるし、趣味もその部屋でできる。一週間に15時間ほど授業をすればよいから、ゆったりと時間が流れる。放課後の部活動も体育科の先生たちが中心で見ているのでそんなに見なくともよい。


平和な学校では、教師になってよかった思えるひと時を過ごせる。

中学などの困難校に行くと生活は一変する。

朝起きると、必死で気合いを入れる。まず、朝が早い。部活の朝練があるからだ。自分が遅刻すると生徒が練習できないし、教師が遅れていては示しがつかない。

8時30分に朝の打ち合わせが始まる。一日の流れを把握しなければならないので、気を抜けない。私が職員全体に伝えることもある。さあ、朝学活に行く。この時が一番足取りが重い。服装、頭髪、不要物、すでに頭の中は憂鬱そのもの。次に、遅刻者への対応やまだ来ていない生徒に電話する。

その後は自分の授業をすればよいのだが、空き時間は、授業に入らない生徒への対応に追われる、さらに保健室登校の生徒への対応もする。

戦いは給食と掃除。何が起きるかわからない。ここでいじめが多い。だから、職員室には昼休みでも帰ることはない。

これを乗り越えると部活が待っている。部活も実は戦いだ。練習中に邪魔をしに来るやんちゃな生徒たちがいる。部員の用具をとり勝手にプレーするのだ。また、放課後は部活以外でも、生徒指導や補習に追われる。

すべての生徒が下校しても終わりではない。心身の回復を待ち、打ち合わせ後、家庭訪問だ。重い家庭訪問は、その家へ行くまでに逃亡したくなる。しかし、逃げるわけに行かない。時には親が返ってくる時間帯まで学校で待つ。それが夜10時かもしれない。

教材研究はいつするのか。職員室から教科書を持って階段を上り教室につくまでの間だ。

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 2人の日本人がノーベル賞を受賞したが、日本の国際競争力は急降下している。我々が中学校の頃は、先生が日本の競争力を様々な点で高く評価していた。「へー日本てそんなにすごいのか」と思ったことを思い出す。

 例えば、芸能界でも、AKBと少女時代を比べてみると、いかにも国際競争の味がする少女時代、田舎のAKBという比較になる。(個人的には田舎のAKBの方がすきなのだが)

 洗練されたのはどちらかと問われると、勝負はついている。

 この現象はどの業界でも起きている。もちろん産業界は明らかにサムソンなど外国勢がシェアを席巻し、教育でも、中韓などアジア勢の台頭に太刀打ちできないと分かった。

 日本はいい加減目を覚まさないと、昔の人たちの残した財産を食いつぶしていくことになる。我々はなにも残さないで。

 この危機をどれだけの日本人が持っているのか。教室を見る限り、今の子供たちにはない。親の甘い汁を吸っているだけのセミのように思える。やってもらって当たり前、さらに「やったってるねん」というありさま。

 いつになったら教育行政は重い腰を上げて、現場に本気で乗り込むのか。いつまで国旗や国歌でエネルギィーを管理職が奪われているのか。そんな公務員として当然の事にエネルギィーを使うな。管理職は本来業務に専念せよ。公務員として恥ずべきものは即刻首だ。当然だろう。

 しかし、現実は抜き足ならぬ状態で、気が遠くなるほど理想からは遠い。悲壮感が漂う。だが、一歩から始めなければ動かない。

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   【オスロ=矢板明夫】中国の民主活動家、劉暁波氏に対する10日のノーベル平和賞授賞式に合わせて、オスロ入りした中国の民主活動家ら約100人が9日、中国大使館前で「劉氏を釈放せよ」「最後のベルリンの壁を壊せ」と書かれた横断幕を掲げてデモ行進した。  

 中国当局を支持しノーベル賞委員会に抗議するノルウェー在住の中国人によるデモも計画されており、中国人同士によるデモ対決となっている。  在ノルウェー中国大使館前のデモは、米国在住の民主活動家、楊建利氏が呼びかけた。

 デモには牧野聖修衆院議員(民主党)も参加、「日本は中国の民主化問題について隣国としてもっと関わるべきだ」と述べた。  一方、ノルウェー在住の中国人によるデモは授賞式当日の10日午後に予定されており、「ノーベル賞委員会の中国に対する内政干渉」などを抗議することが目的としている。  同デモの主催者はメディアに対し「あくまで自発的な行動」と主張し、中国による官製デモとの見方を否定している。  

 しかし、国際人権団体によると、中国の外交官らは10月ごろから、在ノルウェーの中国人団体などを訪ねて「内政干渉抗議デモ」への参加を繰り返し要請、参加しない人に対し、「深刻な結果を招く」などと警告したという。

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ZERO ありのままの公立中学はあまりに悲惨
2010年02月11日 18:33

昨日のZERO。

ありのままの公立中学という長期密着プロジェクト。

初めて見ました。


授業中でも自由に教室を出入りする生徒たち。

生徒たち・・・つまり一人や二人じゃりません、集団です。


学習成果発表会。

途中に会場を抜け出す生徒がいるのはいつものこと。

さらには途中、生徒がざわつき、収拾できない事態に。

ついに校長が立ち上がり、一喝。

出席した保護者も、そのあまりの実態を目の当たりにすることに。

手を尽くしてもなお改善の兆しの見えない学校に、保護者も立ち上がる。

教室の巡回、声かけ。

そんななか、進路指導主事、宮部先生の奮闘振りをカメラが追います。

宮部先生の生徒指導の手法は、この前のNHKプロフェッショナル 仕事の流儀で
紹介されていた定時制高校、岡田倫代先生と似ています。

岡田先生の「ふだんから雑談して何でも話せる雰囲気を作る」と言っていた言葉を思い出します。

いきなりの指導じゃなく、まずは雑談、世間話から入る。

そこで徐々に生徒の心を開いていこうとする地道な方法。

でも、だからこそ、生徒も宮部先生には他の先生とは違う何かを感じている様子。

北九州市立湯川中学校。

どういう経緯で取材に応じたのか知りませんが、学校の勇気とともに、

何とかしてほしいという学校現場の悲痛の声とも受け取れるのです。


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  部科学省は29日、大学4年間で単位を取得すれば教員免許が取れる現行制度を変革し、新卒者の免許を2種類に分け、正規教員として本格的に教壇に立つには教職大学院修了など修士課程レベルの免許取得を求める新制度の検討を始めた。

 今後10年をめどに実現にこぎ着けたい考えで、30日の中教審特別部会に提示する。

 構想によると、大卒者に与える免許は「基礎免許」とし、大学学部段階での教職課程修了を証明するという暫定的な資格にとどめる。取得者は教員にはなれるが、担任に就かず校務や授業を補助する役割とする。

 一方、正規教員につながる「一般免許」を取得できるのは、教職大学院や大学院の教育研究科修士課程を履修した人を想定。

 ただ、資格者を限定しないよう大学での基礎免許取得を大学院の入学要件とはしない方向で、教職課程を履修していない学生や、社会人も教員を目指せるようにする。制度の移行段階は、学部卒業者も正規教員として受け入れる考えだ。

 

 また、学校段階別になっている現行の免許を統一して「義務教育(小中)免許」「中等教育(中高)免許」とし、学校種を越えて教えられるようにする制度も検討する。
                      大阪女学院大学ニュースより

 これには様々な問題が残されていると思う。ここであえて論じないが、反響はある。

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職員室では、様々な会話が飛び交う。たわいもない生徒のこと、次の行事のこと、指導に関すること、おもしろい冗談、自分の家族のこと。時には会話せずに、携帯を見ている人。もちろん成績処理や事務処理でパソコンとにらみ合っている人。

平和な学校は、空き時間にコーヒーを入れて自分の机に持ってきて、じっとしている人もいる。平和な学校は教師の顔が違う。ゆったりとした、あの昔のほのぼのとした香り都雰囲気が漂う。

高校なら平和な学校は、教科の部屋があるにで、好きなことができる。教材研究も十分時間はあるし、趣味もできる。なにせ一週間に15時間ほど授業をすればよいから、ゆったりと時間がつくれる。教師になってよかった思えるひと時を過ごせる。放課後の部活動も体育科の先生たちが中心で見ているのでそんなに見なくともよい。

中学校や小学校や高校の困難校に行くと生活は一変する。朝起きると、気合いを入れる。まず、7時20分までに学校に行かねばならない。部活の朝練があるからだ、自分が遅刻すると生徒が練習できない。また、教師が遅れていては示しがつかないのだ。練習が始まると、支持を的確に出して効率の良い練習を支持する。朝練習に来ていない生徒を把握し、どう対処していこうかと心の中で考える。

朝の打ち合わせが始まる。一日の流れを把握しなければならないので、気を抜けない。時には私が職員全体に伝えることもある。さあ、朝学活に行く。この時が一番足取りが重い。服装、頭髪、不要物、すでに頭の中は憂鬱そのもの。次に、遅刻者への対応やまだ来ていない生徒に電話する。

その後は自分の授業をすればよいのだが、空き時間は、授業に入らない生徒への対応に追われる、さらに保健室登校の生徒の対応もする。戦いは給食と掃除。何が起きるかわからない。ここでいじめがある。だから、職員室には昼休みでも帰ることはない。これを乗り越えると部活が待っている。だが、部活も実は戦いだ。練習中に邪魔をしに来る生徒がいる。部員の用具をとり勝手にプレーするのだ。また、自分のクラスの生徒の生徒指導に追われる時がほとんどだ。

すべての生徒が下校しても終わりではない。しばらくじっと心身の回復を待ち、打ち合わせ後、家庭訪問だ。重い家庭訪問はその家へ行くまでに逃亡したくなる。しかし、逃げるわけに行かない。時には親が返ってくる時間帯まで待つ。それが夜10時かもしれない。教材研究はいつするのか。職員室から教科書を持って階段を上り教室につくまでの間だ。他に時間はない。

困難校は授業準備への余裕がない。いい授業が作れるはずもない。だから授業で生徒を引き付けられていないかもしれない。だから荒れる。だから授業準備ができない。と…悪循環が貫通。これは教師の精神や身体にもあてはまる。夜が遅い。体を休められない。生徒への対応時に疲れたままの対応になる。生徒とのかかわりが雑になる。対応にまずさがでる。だから問題が多発する。体や精神を休められない。悪循環だ。

生徒の言葉や態度は時に教師の心に刺を突き刺すときがある。その刺は抜ける。だが抜く時間が欲しいのだ。でないと次の刺がささる。いつのまにか小さな刺が全身に刺さっている。精神的な刺は肉体的な刺より恐ろしい結果がまっている。

テスト前の土曜日曜がうれしい。部活指導がないからだ。日曜でも遠征すれば6時30分に集合させる時もあり、学校から離れられて気分転換にいいが、体はつらい。

自宅で学級通信、テストの採点、プリント作成などを深夜までする時もあるが、最近は仕事の持ちかえりがうるさくなってきたので、困っている。これも平和な学校なら、勤務時間内にできることだ。

要するに、平和な学校は好転循環、困難校は悪循環が渦巻き、そこから逃れる術は…あるのかないのか。今まで見てきたところによると困難校も波はある。良い時悪い時。我々いつになったら解放されるのか。退職したら解放されるかもしれないが、この悪夢からは解放されない。

体はぼろぼろでも、心が喜んでいればこの仕事は面白く続けられる。しかし、体はぼろぼろでも心が喜ぶってのはある意味悟りを開くことに等しいと思う。まさしく教師は聖職といえる。労働者なら過剰労働分をもらいたいが、そんなものもらっても教育が良くなるはずはない。せめて、マスコミや地域社会は教師パッシングを教師理解へと移せないものか。その方が刺さった刺は溶けやすい。

最近、時間はないと思っていたが、作ればよいと思うようになった。刺を抜くために。

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 昨日は金曜日、成績処理で遅くなった。帰りの電車の中で教師らしき人たちが5人いた。飲み会の帰りだろう、楽しそうに話をしていた。
 少し込んでいたが、その人たちの弾む声は周りに響いていた。耳に入ってくるのは、進路の事、「来年あの学年はいろいろな意味でしんどいで」と他学年の事、そして自分たちの子供のことだ。自分たちの子供の事を語っている時は生き生きと話している。どこの国立大学に入ったとか、芸術の道に進んでいるとか幸せそうに話していた。

 教師は恵まれているなと痛感する。なぜなら大学に行かせる給与が出るし、子供を扱っている関係で、どのように勉強させれば人生で安全な道を進ませることができるかを知っているからだ。その極端な例が、大分の教員不正採用事件だ。

 さて、しばらくすると、その5人が降りた。今度は若い女性2人が横に座った。センスの良いOLと思った。しかし、しばらくすると耳を疑った。理科を教える難しさの話をしている。次にあの生徒は…だ、と生徒の批評をしだした。最後にはあいつ呼ばわりで生徒の事を突きだした。正直、嫌な思いがした。センスの良いOLと出会ったと思いきや一瞬にして現場の女鬼を見た思いがしたからだ。

 自分は教師だが、他の教師の姿を見るのは嫌だ。自分の嫌な姿を鏡映しに見ているからだろう

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  エアコンを公費で整備せず、保護者らの負担での導入を認めている県立高校で、学力が低いとされる高校ほどエアコンが導入されていないことが、千葉県立布佐高校の鳥塚義和教諭の調査で明らかになった。偏差値が下がるほど、保護者がエアコン設置費を負担する余裕が無く、親の格差が子どもの学習環境にも影響を与えているとみている。

 同教諭が県内の都市部にあたる第1~3学区(千葉、市川、船橋、松戸、習志野、八千代、浦安、野田、柏、流山、我孫子、鎌ケ谷)の73校 を対象に県教育庁に情報公開請求して調べた。31校で普通教室にエアコンが設置されていた。

 学習塾の偏差値データを利用し、偏差値ごとのグループで分けたところ、「偏差値50以上」の学校では31校中27校で設置されていたが、 「49以下」では36校中4校だけだった。うち2校は偏差値49の学校。残りの2校も騒音対策のために公費で設置された学校で、48以下では保護者によるエアコンの設置はなかった。

 県教育庁によると、2月現在、県立高校129校中、55校でエアコンが設置されている。2006年度以降、保護者らの意向がまとまった場合にエアコンの設置を認めている。「厳しい財政上、公費で設置することは難しいので、保護者が希望した学校には設置を認めている」とのスタンスだ。ただし、5校は例外的に自衛隊の騒音対策などで公費で設置されている。保護者らはエアコンを設置した場合、リース代や光熱費として、月に560円~960円を負担しているという。

 県内の「進学校」から「教育困難校」まで経験したことのある鳥塚教諭は「『困難校』では保護者の授業料の滞納なども多く、少額にも思えるエアコン代も払える状況にない。エコの観点だとエアコンは不要とも思うが、進学校では涼しい場所で勉強がはかどり、困難校では暑さで集中できない。親の格差が子どもの格差につながるという象徴的なもの。困難校の現状を知って欲しい」と話す。

 生活保護、ひとり親、低所得などの世帯に適用される授業料の減免者率も調べ、偏差値「39以下」の学校では生活保護、ひとり親、低所得世帯ともに最も高い割合だった。調査結果をまとめた論文は5月に鳥塚教諭が非常勤講師を務める武蔵大「武蔵大学教職課程紀要」で発表する予定だという。

 07年度から都の予算で設置している東京都が06年に行った調査では、大阪府、和歌山県は行政が設置し、保護者から年約4、5千円を徴収。京都府、鳥取県は公費で設置していた。埼玉県など28県は保護者らの負担による設置を認めていたという。

                                              2010,3,17 塾ニュースより


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神奈川県教委、日本史独自教科書の修正案可決

2010.11.30産経

 神奈川県の全県立高校での平成24年度日本史必修化に向け、県教育委員会が作成中の独自教科書「近現代と神奈川」について、県教委は30日、南京事件の被害者数を「多くの中国人」としていた記述から「多くの」を削除、「具体的な人数について、さまざまな説がある」と付け加えるなど、内容を修正する案を可決した。今年度中に製本し、来年4月から先行実施10校で使用する。

 今年4月末時点では、南京事件を「南京大虐殺として国際的な非難をあびた」とし、被害者数も過大な数字を記述するなど、日本の過去の歩みをおとしめる記述が多く見られた。しかし、9月の最終案ではこうした記述はほぼ修正され、南京事件は欄外記載となり「大虐殺」の表記は削除された。

 今回はさらに9カ所を見直しており、県教委は「生徒が歴史的事実を客観的に考えられる記載とする視点などから検討を行った」と説明している。

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江川繁市会議員

2009年12月7日


 江川議員は浪速区の栄小学校について、1975年に約77億円かけて、1000人規模の超豪華校舎を建設したにもかかわらず、現在は150名の在籍児童であることを示しました

 
 また現地調査したパネルも使い、ほぼ1フロアを1学年で使用している実態、芝生で覆われた2つある中庭や1000人入れる食堂、プラネタリウムなどそのケタ違いの学校施設の実態も明らかにし、学校の計画・設置を所管する教育委員会の認識を質しました。
 
 教育委員会は「地域の実態や教育活動の内容等を勘案して特別教室など整備してきた。その後児童数が減少し空き教室が多くある。施設整備には大阪府の同和地区小中学校施設整備事業資金貸付制度を活用して行った。制度がなくなった平成9年以降は全小学校で同じ基準で整備してきた。」と答弁しました。
 江川議員は、2002年3月まで全国で同和対策は行われたが、このような異常な施設整備をするような施策は出てなかったはずで、大阪市の異常な乱脈同和行政の象徴の1つになっていると指摘しました。

 また江川議員は、学校維持運営費について、児童数が栄小学校の2倍にもかかわらず栄小学校の半分以下の学校維持運営費しかない一般の小学校の実態などを示し、ゆがんだ同和行政が未だに尾を引いていると指摘するとともに、長期展望を持たずに1000人規模の学校を作るなど、同和対策のもとで無駄遣いをすすめてきた教育委員会の反省と責任を教育長に質しました。永井教育長は「当時の状況下で必要な整備を行った。学校維持運営費は学校規模が大きく経費がかかっている。配当基準は一律同じ。」との答弁にとどまりました。江川議員は、市の財政状況が厳しく、財政の総見直しをしなければならないこの時期に、同和行政に屈服してきた教育委員会は陳謝し、新たな教育環境の整備をすすめるべきだと強く指摘しました。
 続いて江川議員は、未だに続いている同和加配に関して質疑しました。法的には2002年3月で同和校への特別扱いが終了しているはずなのに、不公正な加配が続いていることについて教育委員会に質しました。教育委員会は「いわゆる同和加配は廃止されている。現在は児童生徒支援加配などを、各小中学校の実態調査を行い、配置している」と答えました。江川議員は、市内どの学校も悪戦苦闘しながら現場でがんばっている。一人でも二人でも公平に加配する事が教育委員会のつとめであり、不公平な加配
は直ちにやめるべきであり、また病気などで教師が足りない状態が続いている現状を直ちに改めるべきだと厳しく指摘しました。
 最後に江川議員は平松市長に対し、このような不公正乱脈な同和行政を続けている実態について感想を求め、直ちに是正すべきだと質しました。平松市長は「栄小学校の実態はぜひ現場を見たい。35年たってなぜ有効に活用出来ていないのか、ムダが多い。有効な方策を具体的に出さなければならない。加配については教育委員会の答弁の通りであり、市民の皆さんに納得していただける情報を出す努力が必要で、改善すべきは改善する。」と答弁しました。江川議員は、学校の実態を把握して公平な是正を改めて強く求めました。
 この後、栄小学校は今後難波特別支援学校に移転されることが決定されました。難波特別支援学校の職員に聞いてみると、確かに3,4年語に移転されるそうです。ただ、今でも難波特別支援学校は定員オーバーの状態で、生徒も教師もあふれかえっているそうです。しかもグランドは中庭程度で、プールは10メートルしかなく、体育館は講堂としては使えるが運動するような広さはないということです。栄小学校との差は異常ですね。同和行政の異常さでもあります。
 よく市民はだまって税金を出しておられました。


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 道徳の時間は道徳をすると思っている国民がほとんどかもしれないが、実態は違う。
 道徳や学級活動や総合の時間は区別されていない場合がある。ましてや道徳の教科書を使って授業をするなどほとんどない。授業研究も道徳はめったにない。これが実態だ。

 ただし、県や地域によって事なることを伝えておく。

 私の赴任した学校では、道徳の時間に同和教育をしていたこともあった。今は人権教育と呼ばれているが、同じ内容だ。

 では、それがどう生徒に影響していくのかを説明したい。
 例えば、いじめはなぜ起きるのか。なぜ命を大切にするのか。こういう本質は道徳でなくては伝わらない。人権教育でもカバーできそうだが、道を外れるのだ。

 人権教育は、ときとして差別を恨むという理念が潜む。これは同時に差別者を探し、差別者への徹底攻撃や社会批判へと心が傾く。これでは差別はなくならない。なぜなら、差別の原因を外に見つけそれを攻撃しているからだ。戦争と同じだ。

 差別は、差別する心見つめ掴むことにより解消する。心を深く掘り下げる作業により、心がこだわりを解き放ち、差別する馬鹿らしさが見えてきて差別心が止まる。その作業が道徳だ。
 
 道徳は、いじめや差別を本質から解き放つきっかけとなる大切なものだ。「差別はダメ」といくら大声で伝えてもなくならない。心が変わらねばいつか吹き出る。

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 2010年10月23日
 
群馬県桐生市で小学6年の上村明子さん(12)が自宅で首をつり、短い人生に自ら終止符を打った。家族は学校でのいじめを苦に自殺したと訴える。しかし学校側は明子さんが学級内で孤立していたことは認めながらも「いじめの認識はない」と否定する。高木義明文部科学相や同県の大沢正明知事はいじめの存否を含めた調査を指示したが、学校側との埋まらない溝に家族の苦痛は増すばかりだ。

 明子さんに自殺を決意させたのは、意を決して参加した「社会科見学だ」と父の竜二さん(50)は振り返る。

 10月に入り休みがちだった明子さんは21日、前橋市内の県庁や地裁を回る社会科見学には参加した。当日の朝、リュックを何度も笑顔でのぞき込む姿を竜二さんは鮮明に覚えている。

 だが、社会科見学に臨むと笑顔は消えた。「こんなときだけ来るのか」。同級生が放った一言にふさぎ込んだ。そして、二度と学校に行くことなく23日正午ごろ、自室のカーテンレールマフラーをかけて首をつった。マフラーは母(41)へのプレゼントに自ら編んだものだった。

 いじめは明子さんが愛知県から転校した1年後の5年生に始まった。授業参観に訪れたフィリピン人の母の容姿について悪口を言われたのがきっかけだった。

 クラス替えした6年生から無視が始まり、今秋には給食時にグループに加われず独りぼっちで食べていた。「転校したい。どんなに遠くても歩く」と、明子さんは何度も両親にすがっていた。

 今、いじめによる転校は認められている。文科省からその旨の通達があった。少なくとも私の学校では出来る。
 
 ただ、どこに訴えっていくかだ。学校よりも直接県教育委員会に行く方ががぜん良い。なぜなら理由は2つある。まず、管理職がその通達を理解していない。もう一つは、学校がいじめによる転向をなぜか嫌がる傾向があるからだ。
 
 一番手っ取り早いのは、住所を移すことだ。だから、私はそこまで子供が学校を嫌がるなら転向を勧める。

 一方、学校側は明子さんの悪口を言う児童への注意や、班ごとで給食を食べるように指導。だが、事実上クラスを統制しきれなかった。岸洋一校長は「よくない状況だったが、いじめとは認識していなかった」と強調する。

 こうした状況を受け、高木文科相は26日、事実関係の確認を行う考えを表明。さらに大沢知事も27日、「(自殺までに)シグナルを発していたはずだ」と述べ、検証を確約した。

 家庭科と体育が得意だった明子さん。将来はパティシエになる夢を抱き、転校当初は「友達がたくさんできたらいいな」と家族に笑顔で語っていた。竜二さんは「娘の夢はかなわなかった。学校はいじめを認めてほしい。それが唯一の願いだ」と切実に訴えた。
                                                            (産経)


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