公立学校の真実
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職員室では、様々な会話が飛び交う。たわいもない生徒のこと、次の行事のこと、指導に関すること、おもしろい冗談、自分の家族のこと。時には会話せずに、携帯を見ている人。もちろん成績処理や事務処理でパソコンとにらみ合っている人。
平和な学校は、空き時間にコーヒーを入れて自分の机に持ってきて、じっとしている人もいる。平和な学校は教師の顔が違う。ゆったりとした、あの昔のほのぼのとした香り都雰囲気が漂う。
高校なら平和な学校は、教科の部屋があるにで、好きなことができる。教材研究も十分時間はあるし、趣味もできる。なにせ一週間に15時間ほど授業をすればよいから、ゆったりと時間がつくれる。教師になってよかった思えるひと時を過ごせる。放課後の部活動も体育科の先生たちが中心で見ているのでそんなに見なくともよい。
中学校や小学校や高校の困難校に行くと生活は一変する。朝起きると、気合いを入れる。まず、7時20分までに学校に行かねばならない。部活の朝練があるからだ、自分が遅刻すると生徒が練習できない。また、教師が遅れていては示しがつかないのだ。練習が始まると、支持を的確に出して効率の良い練習を支持する。朝練習に来ていない生徒を把握し、どう対処していこうかと心の中で考える。
朝の打ち合わせが始まる。一日の流れを把握しなければならないので、気を抜けない。時には私が職員全体に伝えることもある。さあ、朝学活に行く。この時が一番足取りが重い。服装、頭髪、不要物、すでに頭の中は憂鬱そのもの。次に、遅刻者への対応やまだ来ていない生徒に電話する。
その後は自分の授業をすればよいのだが、空き時間は、授業に入らない生徒への対応に追われる、さらに保健室登校の生徒の対応もする。戦いは給食と掃除。何が起きるかわからない。ここでいじめがある。だから、職員室には昼休みでも帰ることはない。これを乗り越えると部活が待っている。だが、部活も実は戦いだ。練習中に邪魔をしに来る生徒がいる。部員の用具をとり勝手にプレーするのだ。また、自分のクラスの生徒の生徒指導に追われる時がほとんどだ。
すべての生徒が下校しても終わりではない。しばらくじっと心身の回復を待ち、打ち合わせ後、家庭訪問だ。重い家庭訪問はその家へ行くまでに逃亡したくなる。しかし、逃げるわけに行かない。時には親が返ってくる時間帯まで待つ。それが夜10時かもしれない。教材研究はいつするのか。職員室から教科書を持って階段を上り教室につくまでの間だ。他に時間はない。
困難校は授業準備への余裕がない。いい授業が作れるはずもない。だから授業で生徒を引き付けられていないかもしれない。だから荒れる。だから授業準備ができない。と…悪循環が貫通。これは教師の精神や身体にもあてはまる。夜が遅い。体を休められない。生徒への対応時に疲れたままの対応になる。生徒とのかかわりが雑になる。対応にまずさがでる。だから問題が多発する。体や精神を休められない。悪循環だ。
生徒の言葉や態度は時に教師の心に刺を突き刺すときがある。その刺は抜ける。だが抜く時間が欲しいのだ。でないと次の刺がささる。いつのまにか小さな刺が全身に刺さっている。精神的な刺は肉体的な刺より恐ろしい結果がまっている。
テスト前の土曜日曜がうれしい。部活指導がないからだ。日曜でも遠征すれば6時30分に集合させる時もあり、学校から離れられて気分転換にいいが、体はつらい。
自宅で学級通信、テストの採点、プリント作成などを深夜までする時もあるが、最近は仕事の持ちかえりがうるさくなってきたので、困っている。これも平和な学校なら、勤務時間内にできることだ。
要するに、平和な学校は好転循環、困難校は悪循環が渦巻き、そこから逃れる術は…あるのかないのか。今まで見てきたところによると困難校も波はある。良い時悪い時。我々いつになったら解放されるのか。退職したら解放されるかもしれないが、この悪夢からは解放されない。
体はぼろぼろでも、心が喜んでいればこの仕事は面白く続けられる。しかし、体はぼろぼろでも心が喜ぶってのはある意味悟りを開くことに等しいと思う。まさしく教師は聖職といえる。労働者なら過剰労働分をもらいたいが、そんなものもらっても教育が良くなるはずはない。せめて、マスコミや地域社会は教師パッシングを教師理解へと移せないものか。その方が刺さった刺は溶けやすい。
最近、時間はないと思っていたが、作ればよいと思うようになった。刺を抜くために。
平和な学校は、空き時間にコーヒーを入れて自分の机に持ってきて、じっとしている人もいる。平和な学校は教師の顔が違う。ゆったりとした、あの昔のほのぼのとした香り都雰囲気が漂う。
高校なら平和な学校は、教科の部屋があるにで、好きなことができる。教材研究も十分時間はあるし、趣味もできる。なにせ一週間に15時間ほど授業をすればよいから、ゆったりと時間がつくれる。教師になってよかった思えるひと時を過ごせる。放課後の部活動も体育科の先生たちが中心で見ているのでそんなに見なくともよい。
中学校や小学校や高校の困難校に行くと生活は一変する。朝起きると、気合いを入れる。まず、7時20分までに学校に行かねばならない。部活の朝練があるからだ、自分が遅刻すると生徒が練習できない。また、教師が遅れていては示しがつかないのだ。練習が始まると、支持を的確に出して効率の良い練習を支持する。朝練習に来ていない生徒を把握し、どう対処していこうかと心の中で考える。
朝の打ち合わせが始まる。一日の流れを把握しなければならないので、気を抜けない。時には私が職員全体に伝えることもある。さあ、朝学活に行く。この時が一番足取りが重い。服装、頭髪、不要物、すでに頭の中は憂鬱そのもの。次に、遅刻者への対応やまだ来ていない生徒に電話する。
その後は自分の授業をすればよいのだが、空き時間は、授業に入らない生徒への対応に追われる、さらに保健室登校の生徒の対応もする。戦いは給食と掃除。何が起きるかわからない。ここでいじめがある。だから、職員室には昼休みでも帰ることはない。これを乗り越えると部活が待っている。だが、部活も実は戦いだ。練習中に邪魔をしに来る生徒がいる。部員の用具をとり勝手にプレーするのだ。また、自分のクラスの生徒の生徒指導に追われる時がほとんどだ。
すべての生徒が下校しても終わりではない。しばらくじっと心身の回復を待ち、打ち合わせ後、家庭訪問だ。重い家庭訪問はその家へ行くまでに逃亡したくなる。しかし、逃げるわけに行かない。時には親が返ってくる時間帯まで待つ。それが夜10時かもしれない。教材研究はいつするのか。職員室から教科書を持って階段を上り教室につくまでの間だ。他に時間はない。
困難校は授業準備への余裕がない。いい授業が作れるはずもない。だから授業で生徒を引き付けられていないかもしれない。だから荒れる。だから授業準備ができない。と…悪循環が貫通。これは教師の精神や身体にもあてはまる。夜が遅い。体を休められない。生徒への対応時に疲れたままの対応になる。生徒とのかかわりが雑になる。対応にまずさがでる。だから問題が多発する。体や精神を休められない。悪循環だ。
生徒の言葉や態度は時に教師の心に刺を突き刺すときがある。その刺は抜ける。だが抜く時間が欲しいのだ。でないと次の刺がささる。いつのまにか小さな刺が全身に刺さっている。精神的な刺は肉体的な刺より恐ろしい結果がまっている。
テスト前の土曜日曜がうれしい。部活指導がないからだ。日曜でも遠征すれば6時30分に集合させる時もあり、学校から離れられて気分転換にいいが、体はつらい。
自宅で学級通信、テストの採点、プリント作成などを深夜までする時もあるが、最近は仕事の持ちかえりがうるさくなってきたので、困っている。これも平和な学校なら、勤務時間内にできることだ。
要するに、平和な学校は好転循環、困難校は悪循環が渦巻き、そこから逃れる術は…あるのかないのか。今まで見てきたところによると困難校も波はある。良い時悪い時。我々いつになったら解放されるのか。退職したら解放されるかもしれないが、この悪夢からは解放されない。
体はぼろぼろでも、心が喜んでいればこの仕事は面白く続けられる。しかし、体はぼろぼろでも心が喜ぶってのはある意味悟りを開くことに等しいと思う。まさしく教師は聖職といえる。労働者なら過剰労働分をもらいたいが、そんなものもらっても教育が良くなるはずはない。せめて、マスコミや地域社会は教師パッシングを教師理解へと移せないものか。その方が刺さった刺は溶けやすい。
最近、時間はないと思っていたが、作ればよいと思うようになった。刺を抜くために。
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