公立学校の真実
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他の地方でも、コロナの影響により変更が予想される。
しっかりとホームページで確認することが必要となってきた。
神奈川県のホームページには次のように出ていた。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、実施要項に記載された
試験選考日、会場及び内容を変更する場合があります。選考試験日、会
場及び内容を変更する場合は、本ホームページ等に掲載してお知らせし
ます。……
他府県もよく似た注意書きが赤で出されている。
毎年、台風などで日時の変更は予想されるところだが、コロナでは、状況によっては、内容を変更する可能性があるかもしれない。
・集団面接などは積極的には取り入れないだろう。
・筆記試験も3蜜に配慮されるだろう。
・個人面接や模擬授業は距離を保てば十分できるはずだ。
府教育庁は2022年度にも全生徒にタブレットなどの学習用端末の配布を目指しているが、再度の休校に備え自宅での受講を可能にするため、生徒自身のスマートフォンなどの端末を活用することも検討する。
吉村知事は5日の新型コロナウイルス対策本部会議で「今後、第2、第3の感染の波が来て、また休校になるかもしれない。
次の波に備えた対策を今から取る必要がある」と述べた。
府教育庁は、臨時登校日を活用し、生徒の家庭のネット環境や学習端末の保有状況などを把握する方針。
学校ごとに、ビデオ会議サービス「Zoom(ズーム)」などの活用の検討を進める。
同庁は、20年度から全小中学生にタブレットなどの学習用端末を配布する文部科学省の事業に合わせ、22年度にも全ての府立高校などで学習端末を配布することを目指していた。
府の会議ではこのほか、6月に実施を予定していた府独自の学力テスト「チャレンジテスト」を中止することも決めた。
生徒自身の末端を使用することも視野に入れた遠隔授業は有効だ。あと、どうしてもの生徒は学校でオンライン授業を受けさせることも考えればよい。
しかも、文科省が9月入学を本格的に検討しだしたという。
しかし、鳥取県は5月7日に学校を再開するという。また、私立はすでにリモート学習で計画的に学習を進めているところが多い。
そのようなバラバラな中で、9月入学・始業への移行は難しと考える。
コロナ休校で明白になったことは、日本の公教育はICT化が遅れているということだ。
コロナで休みの間に、リモート学習を取り入れて学習を進めることはできなかった。方法はあったがやらなかった。
ICTを整備し活用すれば、様々な教育問題に対応できる。
例えば、不登校生徒の学習支援、さらにはLD(読み書き障害)などの支援に対応できる。
柔軟な考えをもって9月入学を実施を検討してほしいと呼びかける方がいるが、その前に、柔軟な考え方で今の教育を改革してほしい。
通信制高校はたくさんある。しかし、なぜ通信制中学校はないのか。この際、早急に法を整備して作ってほしい。一定数の不登校生徒が助かるのは明らかだ。
文科省は公教育の路線からはみ出た子供たちをフリースクールなどに任せている。しかし、フリースクールは私学で、保護者はその費用を負担させられているのだ。
多様化した子供たちに様々な選択肢を与えなければならない時代になっている。
公教育が多様な路線を先頭切って始める必要があるのだが、残念ながら、私学の後を追うようでは話になっていない。
混乱とか、忙しい、つらい…とか、本当に現場の教員たちはそう感じていると思いますか。笑
学校があるときの毎日の教員の忙しさに比べたら、いくら変更が続こうと休校中は子供がいません、授業ありません。何するんですか我々、毎日暇すぎて暇すぎてー。
何を混乱してるんですか。
荒れた生徒の対応に追われている方がよほど大変で心は混乱・鬼状態です。
職員室へ行ってお確かめください。
教員たちは暇つぶしにPCに向かって○○をしたり、読書をしたり、おしゃべりしたりしてます。まあ出勤もまばらでよいので、私がこうして家でお昼にコメント書けるくらい暇なんですよ。これが事実です。
早急にリモート学習の整備をし、1日も早く自治体は実行すべきでしょう。それが、現場の教師の大きな声ですね。
暇な教員の給与を1割減にすれば、十分財源出るでしょう。
たくさんの公務員様がいてもイノベーションしない公立は
みなさまの血税の無駄です。
まったく私立の対応に負けていますから。
採用試験に落ちると通るまで講師で過ごす人が多い。
体育の講師の末路はある意味、悲惨と言わざるを得ない。
体育は教員採用試験の倍率も10倍20倍と高く、講師も余っている。
だから、体育科の講師は支援学級担任や小学校に配置される人が一定数いる。
小学校の免許を持ってない人には、臨時免許状を出してまで小学校へ突っ込むのだ。
授業をしたいのに授業ができない支援員に回される時がある。
その時は、1年間勉強だと思って頑張るしかない。
その反面、理数系は引っ張りだこだ。早くから予約させられる。老いている人でも、頼むぞと腕を掴まれる。
体育科の教諭になる人は、そうして辛酸をなめつくしてなる人が多い。
だが、教諭になれればよいが、30、40になっても教諭になれなければ、校内では次第にみじめになってくる。
それに耐えられるかだ。
なぜなら、体育教師は学年主任や教務主任そして管理職へと上がっていく人が多いからだ。
わが校でも、主任級のほとんどを体育教師で占めている。
30代で主任へとなる。しかし、 講師はいくら優秀でも主任はなれないと法律で定めている。
さて、そのことを考えると、体育科の教諭を目指す人は同時に、小学校などの他の免許をとることを勧めたい。
小学校から中学校へ移動はできる。そっち回りの方が早いかもしれない。
あるいは、「人生本気で採用試験の勉強をした」と体育科の教師が言っていたが、1年間、採用試験に人生をかけて勉強するかだ。
「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。」
私立学校では、休校中の自宅学習をネット配信の授業に切り替えるところが出てきた。
公立学校ではあまりないが、公立の一部でもユーチューブで配信をしているところが出てきている。
下は私立のオンライン授業についての記事だ。
感染拡大防止のため自宅待機中の生徒たちの不安を少しでもなくそうと、
栃木県佐野市の佐野日大高はこのほど、オンラインによる面談や授業の配
信を始めた。
将来的には時間割通りの授業を、オンラインで受けられるシステムの構築も目指す。
担当教諭は「学習面だけでなく、心のケアも強化していく」と話している。
同校は普段からタブレット端末を使った学習に力を入れており、生徒は一人1台ずつ利用可能。
オンライン授業はこの環境を生かし、実現したという。
休校が続く中、子供たちに学習機会の格差が生じている。
私立を中心にオンライン学習で一定の水準を保つ学校がある一方、環境が
整わない多くの現場は一方向の課題の指示にとどまる。
文部科学省は遅れが生じないよう「可能な限りの措置」を求めるが、子供
や家庭頼みにならざるを得ないのが実情だ。
4月中旬、私立札幌新陽高の化学の授業。
「設問を解いて思ったことを書いて」。
安斎圭亮教諭(34)が職員室からオンライン会議システムを使い、自宅に
いる3年生22人に呼び掛けた。
生徒が画面上の表計算ソフトに書き込むと即座に内容が表示された。
同校は「通常授業より各生徒の習熟度が分かる」と胸を張る。
同校は3年前から全生徒にノートパソコンなどを配布。2月末の休校時に続
き、再休校に入った4月14日から情報通信技術(ICT)を活用した双方向の
授業を時間割を決めて行う。
1年の宮下凜さん(15)は「学校に通っているのと変わらないようだ」と喜ぶ。
ノートパソコンを持つ道教大付属函館中もネット上で課題配信し、生徒とやりとりする。
だが、こうした取り組みを行える学校は少ない。
特に公立学校は性格上、経済的理由でパソコンなどの端末や通信環境のな
い家庭に十分配慮する必要があるためで、紙での課題配布が大半だ。文科
省の支援策も遅れている。
やっはり・・・公立は出遅れている!
我々は諦めているのではないか。
生徒たちに、
努力すればできる 工夫しろ
やればできる 考えろ
諦めるなー
と伝えてきたのは教師自身
きっとやり方はあるはずだ。
例えば、ネットの授業を配信をするが、ネット授業の配信を受信できない子供たちには、学校で3蜜を避けてネット配信を受けさせる。
課題は、子供が複数いる家庭で、PCが1つしか使えない時の対応だ。
学年により時間をずらして配信する以外ないと思われるが、ユーチューブなら、子供たち自身で時間をずらすことができるので、対応は可能と思われる。
現在、ユーチューブでは様々な授業が出回っている。
しかし、高度な授業が多いのが特徴だ。
普通レベルの授業はあっても低レベルの授業は見たことがない。
だから、5段階で言うと1から2の生徒のための基本的な授業の配信を私は企んでいる。
名前や顔見せは立場上難しいが。
とても楽しみだ。
国際通貨基金(IMF)は14日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、新型コロナウイルス感染防止のための「大規模ロックダウン(都市封鎖)」を受けて約100年で最も深刻なリセッション(景気後退)に陥ると予想し、感染が長引いたり再来したりすれば景気回復は予想を下回る恐れがあるとの認識を示した。
今年の世界GDPを3%減と予測し、1月に予想した3.3%増から悪化し、大恐慌以来最大の落ち込みとなる可能性が高いとした(ブルームバーグ)。
不況の時は公務員希望者が多くなるのは過去の状況から実証済みだ。
教員採用試験も例外ではない。
そう考えると、後悔しないようにこれからの追い込みはとても重要だ。
頑張ってほしい。
4/17(金) 9:41配信 朝日新聞デジタル
宇都宮市は15日夜、小学校に勤務する市内の40代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。女性は発熱や鼻水などの症状があった状態で、授業をしていたという。
市などによると、女性は益子町の4小学校で勤務。8日から鼻水や発熱などの症状があり、市内の医療機関を2回受診した。15日のPCR検査で陽性と分かった。女性は8日から13日にかけて4小学校に出勤。そのうち10日に出勤した学校では4学級で授業をしていた。
職員室は最悪の3蜜状態である。
それを放置している市や県が不思議でならない。
生徒が来ない休校中の勤務方法についても、しっかりした策を出さないと、職員室クラスターがおきる。
ところによって違うのだろうけど、教職員はかなり気が緩んでいる。常時マスクをしていない教師も一定数いる。
窓を開けるなどの対策を怠立っているし、開ける人がいないので私が開けている。
税金泥棒だと私は思う。一般企業の状況からみると給料2割カットでもよい。
気のゆるみで、学校を燃やしてしまう教師も出てきた。
岡山県玉野市立日比中(同市和田)の男性講師が全面禁煙の校内で喫煙し、投げ捨てた吸い殻が原因で敷地内の林を焼いていたことが14日、分かった。現場には約100本の吸い殻が散乱しており、男性講師は玉野署から厳重注意を受けた。
市消防本部によると、10日午後3時55分ごろ、同校敷地内の林から煙が上がっているとの通報を受け、消防車が出動。到着時には学校関係者らが消火していたが、落ち葉など約10平方メートルを焼いた。
市教委によると、男性講師は建物の陰に隠れて喫煙を繰り返し、吸い殻を林へ投げ捨てていた。市内の中学校が新型コロナウイルス感染防止のため臨時休校していたこともあり、「生徒がいなくなって気が緩んだ」と話しているという。
教師の勤務を分散型にしているところも増えてきているが、しかし、遅すぎる。
学校が再開すると職員室だけでなく教室も完璧な3蜜状態となる。
恐ろしい。
特に都市部の学校は再開しても油断ならない。
子供たちに斬新な施策を実施してほしい。
各行事の廃止、延期はもちろんのこと、分散型登校やネット配信授業の徹底だ。
中学校ならば、
国数英理社と実技の座学はすべてネット配信で行う。
実験は演示実験で行って配信する。
ネット環境のない子供たちは学校でも受けることができるようにする。
質問はネットや学校で受け付ける。
実技教科の実習は分散して行うか、家で行わせる。
世界は、すでに5Gの時代だ。
また、ブロックチェーンの考え方も急速に導入されている。
この機にアフターコロナでは、学校はネット配信によって教育効果を上げることができるようにすべきだ。
ユーチューブやホームページから動画配信をすると面白い。例えば、授業でできなかった答え合わせや解説をユーチューブで配信するとかだ。
公立学校こそ率先して世の速い変化に対応すべきだ。
大胆なイノベーションによって新しい時代にシフトしていく必要がある。
我々の税金が投入されている以上、国民のために、すでにイノベーションを起こして飛躍的に伸びている最先端の私学に負けぬようにありたい。
受験するところの試験内容を把握することは当然。
甘く見て対策を怠る人は、合格発表前に勝負はついている。
しかし、自分では自分の姿が見えないから厄介だ。
小論文が苦手なのに小論文が課される都道府県を対策なしで受けるのは玉砕行為だ。
一般教養が苦手な人は一般教養がないところを探せばよい。
倍率も重要だ。
高いところが厳しいのは当たり前。
低いところを探せばよいだけだ。
あるいは、2か所出して、低い方を受験すればよい。
もっと深く過去の採用試験のデータを見ていく必要がある。
その都道府県の合格者の特徴が分かるからだ。
例えば、大阪市なら
特例なしで受験すると極端に合格率が下がる教科がある。
31年度採用の例を見ると、中学校社会を特例なしで受験したものは27人いた。
大学4年生などがそれにあたると思うが…
合格者は実に0人。 新卒はとる気あるのかと思ってしまう。
養護教諭も、
特例なしで98人受けて3人しか合格していない。
大阪市の現職講師枠は89人受けて25人合格している。
大阪市の以外の講師枠は35人受けて 合格者0人だ。
大阪市以外の講師の方は受けるだけ無駄だったように思える…
これから願書を出す人も多いが、よく調べて頑張ってほしい。
目指せ合格!
朝はちょっとした作業。
実は昼からはやることがなかった。
会議もない、年度初めにやる主要な準備はすでに終わっている。
横の女教員は机に伏せて寝てる、前の若い講師たちは採用試験の勉強をしている。
これが6日まで続くとしたら、恐ろしく暇なように思えてきた。
教材研究をするにも体力忍耐力に限りがある。
職員室は、15時からぽろぽろと時間休をとって帰りだし、16時になれば4分の1はいなくなる。5時30分になったらほとんど職員室は空になる。
日々の動きとして、教員は動き回っているので、座り続ける働き方に無理がある。
ずっと机に座り、何かをし続けるなんて考えてもいなかった。
部活もないから、外へも行かない。
これが毎日続くと思うと、年休取って家で好きなことをしたいと思えてきた。
仕事がないのに学校へ行くなんて
税金を無駄に使っている。
そう思っている教員は多いかな。
声にだすと本当に減るかもしれないので言わないだろうが。
私の副業は賃貸経営だ。
主なことは妻にやらせている。
決済も妻が行くことがほとんどだ。
すでに家賃収入で数十万を得ることができているので、妻は法人化して本格的に始めようとしている。
夜はそのことで夫婦で夜中まで書類作りに追われることがある。
さて、先行き不安な現在であれど、教員が賃貸経営をすることはスムーズにいく。
理由は、公務員という大きな信用。
さらに、妻の協力があればとてもやりやすい。
平日に不動産会社へ決済に行く、平日に役所、税務署へ書類を出しに行くなど、1人ではできないことができるようになるからだ。
さて、私がやっているのは家を安く仕入れること、そして安く貸すことそれだけだ。マンション経営はやっていない。
普通、家を買うとなると何千万という借金を思い浮かべるが、住宅ローンで購入したもの以外はすべて現金購入だ。
㊙軒の戸建てを現金で購入した。平均購入額は約200万円だ。
100万円もあった。
面白いもので、家賃は1000万の家であろうが、200万の家であろうがそう大きな開けはない。
家の購入金額が5倍になれば家賃も5倍とれるなど絶対無理な話だ。
とれても2倍が限度。
だったら、同じ1000万でも200万の家を5戸買う方がもうけは出る。
さて、200万の家の購入の仕方だが、アットホームやスーモなどを検索して不動産会社に連絡する。
それが主な探し方だ。
その後は、非公開物件を業者と知り合いになり、買わせていただくこともある。
教員をやりながら、こつこつと余った時間に副業をしていく。
退職後を余生とせず、志をもって第二の人生とするために
このスタイルをお勧めします。
全国の児童生徒の数は減り続けている。
2009年から2019年までの10年間を見ると、中学生だけで382186人減っている。
割合にして、10年間で生徒の数が1割強減ったことになる。
小学校も同様に1割減っている。
その反面
特別支援学校の在籍生徒数は着実に増え続けているのだ。
同じく2009年から2019年までの10年間で、27399人増えた。
割合で言うと2割強も増えている。
それにより教室不足も深刻で全国で3000教室ほど不足している。
特別支援学級の在籍児童・生徒数は凄まじい勢いで増え続けている。
手持ちの資料が古いので申し訳ないが、2008年から2017年の10年間では、
113377人から236123人増えた。
つまり約2.1倍だ。
その後もさらに増え続けている。
現在、知的障害の学級と自閉症・情緒障害の学級の在籍生徒数の比率はほぼ1:1だ。
通級指導教室に在籍する児童生徒数は国の施策もあり、近年爆発的に増え続けている。
特に中学校では、2008年から2017年の10年間を見ると
ADHDの生徒は230人から2715人(11倍)
自閉症は494人から2830人(5,7倍)
学習障害は329人から3194人(9,7倍)に激増しているのだ。
明らかに発達障害を中心に特別支援教育は大きく変化してきている。
この大きな変化に気づきながら、舵をとることができる教師集団や学校は子供たちに命を吹き込むことができる。
従来の指導の仕方を踏襲するだけの頭の固い教師や学校は、「今までのやり方が正しいやり方だ」と周りに叫びながら沈没していくだろう。
老害とささやかれながら居座る教員たちよ、古き良い時代は終わったと自覚しなければならない。
どんどん発達障害の塾ができている。
学校も時代の要請に応え、そのような塾での出席を学校での出席とするところも増えてきた。
時代は大きく変わろうとしている。すごい速さで変化している。
時代の風を読み取り、時代の変化に対応できるものが生き残る。
の言葉に、賛否はある。
私も特別支援学校の勤務を経験してきたが、その私の考えは、「一般校より特別支援学校は楽だと言える」が答えだ。
ただ、それは総論として言えることで、各論としてはそうとも限らない。地方によって差はあるし、一般校でも楽なポジションの人はいるし、特別支援学校でも熱心に探究されている方はいる、というのが事実だ。
私の手には小さいが一生消えない爪の傷跡が残っている。なんども同じところを爪で傷つけられるのでもとに戻らなくなった。もちろん支援学校での話だ。
支援学校でのことをいくつか言おう。
いつパニックになって牙をむきだすかわからない子たちのそばにいるのは、精神的にかなり辛い。
急にメガネをわられ顔から血が出たこともある。思いきっきりたたかれてあざができることもある。
うんこ、鼻くそ、汚いことは毎日のこと。
女性なら髪の毛を引っ張られ周りの者が手を離さすのに苦労する。いやもう言えばきりがない日常のトラブルが存在する。
それに、支援学校はチームで教育をする。また、教員の数が多く、100人というのはざらで、200人という教職員の在籍する学校もある。ここで人間関係の難しさいびつさが露呈する。これに耐えられない人も出てくる。
ただ、子どもたちが伸びていくその様子を感じとれるのはとてもうれしい。
以上は知的の支援学校のことで、他の障害の学校はまた違うだろう。
さて、一般校について語ろう。
一般校は、最近減ってきたが、やんちゃの多いこと。この子らに対応する能力が欠けていると、京大や阪大を出ている優秀な頭脳の持ち主だろうが、学校は耐え難い地獄と化す。
さらに、いじめへの対応、不登校生徒への対応。低学力の子への対応。そして発達障害の子への対応(これが大変)。教科指導の研究。キャリア教育。プログラミング教育。
あげればきりがなく、働き方改革だ勤務時間を減らすと言いながら、お上からよいことだからしなさいと新しい取り組みがどんどんやってくる。
上が決めたことだから拒否はできない。
その重責を一身に背負わされる特に担任は心身ともにきつく、特に心の方が徐々に侵されていく。
私も担任を数多くしてきたが、副担の方が気楽だ。
保護者への対応については、私が経験してきた限り、学校にも多少の差はあるが、一般校の方がしんどいと感じている。よく支援学校の保護者は大変だといわれるが、やはり一般校の保護者の方が1学級当たりの人数が多く、その中には対応し難い保護者がときとしている。
支援学校、一般校どちらが楽?しんどい?
私がいた支援学校内では、ほぼ結論が出ていた。
「一般校の方がしんどい」だ。
ほとんどの人がそう思っている。なぜなら、両方経験してきた人が、そう言っているからであり、一般校の生徒指導がしんどいから支援学校へ来た人が一定数いて実証者となっているからだ。
ただ、支援教育をしっかりと研究し、実践している教員はいる。地域に特別支援の輪を広げ、一般校とのかけはしとなっている教員もいることは事実だ。
最近、風向きが変わってきた。
特別支援教育は重視されてきた。
また、このことについては意見を述べたいと思う。
こんな時に何をしているんだと思う人も多かっただろう。
私もその一人だ。
しかし、このコロナの拡散した京都では、4月1日に離任式を体育館でやっていたところもあったという。
まるでエイプリルフールそのものだ。信じられなかった。
私は、山中教授の「わが国でも、特に東京や大阪など大都市では、強力な対策を今すぐに始めるべき」と主張する案に賛成だ。
ところで、山中教授のように責任のある提案ならば、内容の賛否は別として万人に受け入れられるだろう。
しかし、後出しじゃんけんのような批判や自分ならもっとうまくやれる的な発信にはうんざりさせられる。
以前に不祥事で自分の地位を失脚した人物たちが言うのだから、我々を馬鹿にしている。
それを毎日のように取り上げるメディアも世の混乱に拍車をかけているようにしか思えない。
前向きな提案をメディアはきちんと取り上げるべきではないのか。
「強力な対策を今すぐに始めるべきです」「批判を恐れず、勇気を振り絞って5つの提言をします」ーー。京都大の山中伸弥教授は2020年3月31日、自身の公式サイトで新型コロナウイルスをめぐる提言を示した。
国や自治体の対応が「急速にペースダウン」しているとの危機感から、「国民への協力要請と適切な補償」などを訴える。
■コロナ禍は「長いマラソン」
山中氏は3月中旬、新型コロナの感染拡大を受け、個人サイトを開設した。公衆衛生や感染症は専門ではないが、「医学研究者として何かできないかと考え、情報発信を始めることにしました」とサイトにつづっている。
サイトのトップページには、大きな文字で「新型コロナウイルスとの闘いは短距離走ではありません。1年は続く可能性のある長いマラソンです」と持論を述べ、「日本は2月末の安倍首相の号令により多くの国に先駆けてスタートダッシュを切りました。しかし最近、急速にペースダウンしています」と警鐘を鳴らす。
3月31日には、「批判を恐れず、勇気を振り絞って5つの提言をします」として、国などに▽今すぐ強力な対策を開始する▽感染者の症状に応じた受入れ体制の整備▽徹底的な検査(提言2の実行が前提)▽国民への協力要請と適切な補償▽ワクチンと治療薬の開発に集中投資をーーの5項目を求めた。
提言の「今すぐ強力な対策を開始する」では、感染拡大を防ぐための強硬策を打ち出すよう求めている。中国、アメリカを例に、都市封鎖、旅行制限など厳格な対応をしても、第1波の収束には時間がかかるため、「わが国でも、特に東京や大阪など大都市では、強力な対策を今すぐに始めるべき」と主張する。
「感染者の症状に応じた受入れ体制の整備」では、無症状や軽症の感染者は、病院ではなく専用施設で経過観察を、重症者には感染病床の増床など医療体制を充実させるよう求める。専用施設は、予約が激減しているホテルや企業の宿泊付き研修施設を活用するといった実行案も提示する。
「徹底的な検査」では、医療崩壊させないよう感染者の受入れ体制を充実させた上で、二次感染を防ぐために「ドライブスルー検査などでPCR検査体制を拡充し、今の10倍、20倍の検査体制を大至急作るべき」とする。
「国民への協力要請と適切な補償」では、ワクチンや治療薬が開発されて十分な量が供給されるまで、国や自治体は国民に対し、補償をともなった協力要請をすべきだと訴える。「休業等への補償、給与や雇用の保証が必須」だとする。
最後は、仮に海外でワクチンや治療薬が開発されても、日本への供給の遅れや、高額になる懸念があるため、「産官学が協力し、国産のワクチンと治療薬の開発に全力で取り組むべき」とした。
定年退職する、定年まで数年を待たずに退職する、30代で退職する。
このいずれも、今私の周りにいる。
その中で、一番さわやかな顔をして挨拶をしてくれたのは、30代で退職する若者のA先生だった。
彼は関東の国立大理系学部を卒業していた。教員を辞めて4月から民間に就職するという。
教員時代は実に冴えなかった。学級経営はうまくいかず苦しんでいたし、職員室でよく上司から怒られている姿を見た。退職の話を聞いて、うなずく思いもあった。
定年退職してあと何も考えていないという人は、不安があるのだろう、笑顔はない。
また、定年を数年待たずに退職する人は、退職理由は親の介護というが、やはり笑顔がない。
世界的に先行き不透明なこの時に、退職して年収800万がいっきになくなる。退職後の策がなければ、5,6年もたつと退職金が目減りしていくことに恐怖を感じていくだろう。
お金がない→不安 というのは人間の心理の核心をつくものだ。
人生設計に計画性を持たなければ、今の時代生きていけない。
生きていても生ける屍となる。
60代からでもやれることはある。
金儲けというより、社会貢献を考えるべきだ。
今までの知識や技術をもって社会に貢献する。あるいは、全く新しい分野を開拓する。
楽しいではないか。
生ける屍になるよりは、心だけは青年の方がましだ。
世の中の困惑を解決するためにチャレンジし、若い者に負けないぐらい夢を持ち、それを現実とするためにとにかく動く。
私は、教員もしているが、賃貸業もしている。
妻が表面に出て私は縁の下でやっている。
賃貸の常識を抱えすぎると成功しないかもしれない。
そう思ったのは、最近だ。
家を貸す。
それだけなのだが、貸すには、きれいにして貸さなければならない。
いわゆるリホームだ。
しかし、このリホーム代が高い。
私は1戸建てを貸すのが主なので、クロスの張替えや畳の表替え、フローリングのやり直しなど、かなりの額。
これに水回りのリホームも加わると代金は一気に跳ね上がる。
きれいにし過ぎて200万かかった物件もあった。
しかし、今回は違った。
リホームなど皆無だ。
相続でいらなくなった家を160万で買い。
残物がたくさん残っているので、どう処理しようかと悩んでいたところ。
決断した。
リホームしないことにしたのだ。
現状のまま貸すという方法だ。
前住人の残物がそのまま残り、ゴキブリの死がいもよく見ると散らばっている。
あえてそのまま貸す。
★ただし 初期費用0円
5DK 駐車場なしで家賃 28000円→→ありえない 安い!!
4か月間家賃なし
残物の処理費用のために8万贈呈!
自力リホームOK
で広告を出したところ…
1日で入居者が決定した
この条件では誰も応募しないだろうと思っていたのでびっくりだ。
こうして、安く仕入れて、安く貸す。
家賃を安く抑えてこれから人生を頑張ろうとする人を応援する。
実はひそかにわくわくしている。
講師をしている人や講師を希望する人は、これから本格的に採用が決まる。採用がない時もある。
仲の良い市内の校長と話をしていた。体育は余っている。今、講師をしているあの人も、次年度の仕事はない、と話していた。そのほか社会も余るらしい。
話は変わるが…
いよいよ受験シーズンが到来する。
入試ではない、教員採用試験だ。早いところでは4月から願書受付が始まり5月初旬には受付が終わる。 アピール文などを書かねばならない、そこからすでに受験は始まる。
県の採用試験は1年に1回しかない。しかし、日が重なっていなければいくつかの県をまたいで受験できる。しかし、交通費がかかるしせわしい。メリットありデメリットありだ。
採用試験といってもその都道府県市によって採用の特徴がある。そこを見極めることが受験の一つのポイントだ。
例えば、大学4年時で大阪市を受けるのはぜったい辞めた方がよいと叫ぶ。
現役合格はほとんどないからだ。
大阪市はとにかく大阪市で講師をしている人を優先的に採用している。
他府県で講師をしている人も大阪市はやめた方がよい。
合格者別の数字を見れば一目瞭然だ。
そのようにくまなく調べてみれば、面白い。
実は多忙…通知表作成に新年度の準備“臨時休校”に
奔走する教職員多くの業務が前倒しに
(記者リポート)
「通常の学期末であれば、児童たちが持ち帰るはずの授業で作った作品もまだ残ったままとなっています」
担任を持つ教員は各教室に飾られたままになっている図工などの作品を外す作業に追われていました。もともと、児童たちが取り外し3学期が終わるまでに持って帰るものでしたが突然の休校で間に合いませんでした。
2年2組担任・塩崎健介教諭:
「子どもたちと一緒にやれたら早かったなと思いながら、まだ途中なのでペース上げていかないと終わらない」
2年2組の担任・塩崎教諭、この作業が一段落すると…。
2年2組担任・塩崎健介教諭:
「通知表もやんなきゃなと思って」
児童24人分の通知表の作成にとりかかりました。
もともと予定されていた16日の終業式に渡すため9日ころから通知表を作ることにしていましたが、それも前倒しとなりました。終業式が中止となり来週中に保護者が通知表や残っている荷物を受取りにくるため急いで準備しなくてはなりません。
2年2組担任・塩崎健介教諭:
「すぐは終わらないかなと思います。どうしても急なことで、3月に入ってやってくことが前倒しになっていて大変」
さらに、新年度の準備にも影響が出ています。
5年1組担任・檀原美咲教諭:
「3月の終わりに新5、6年生が登校して入学式の準備とか教室移動をする予定だったんです。3月中は職員だけでできるところを進める。まだ見えてないこと、たくさんあると思うんですけど大変ですね」
大町南小学校・柳沢隆一教頭:
「過大な負担になっていることは事実かなと思う。職員が子どもたちの顔を思い浮べながら一生懸命、仕事してくれることをありがたく思っている」
突然の休校。教職員への負担も大きくなっています。
長野放送
ha??
いかにも教師がコロナの災いの中で忙しいかのように見せた記事だ。
この見出しの「実は多忙」ーまずありえない。
前倒しがどうかしたのか?
授業がないので空いた時間があるからそこへ仕事が入っているだけ
当然のことだ。
通知表、新年度の準備? 毎年3月に当然のごとくある。
あたりまえのこと
さも仕事が増えたように見せている記事をながめて
書き方を変えればどんなことも捻じ曲げてかけるのだなと思った。
たとえ子どもにやらせることを教師がやらねばならなくなったとしても…
教師の仕事の絶対量は授業がない分大きく減っている。
こんな足し算や引き算がわからないのだろうか。
夕方学校へ行けば事実はすぐにわかる
通常ならば、3月になると、下校時間が5時30分になる。5時30分まで教師は部活動の指導をする。
その後、成績処理、授業の準備、生徒指導のために家庭訪問や電話連絡をする。
この時期、普通に学校を出るのは8時、遅かったら10時だ。
それが、臨時休校で、5時30分にはみんな帰路へ向かう。
6時30分には1、2名しか残っていない。
市内どの小学校中学校も奇跡のように早く帰れている。
…どうして学校は大変というニュースが流れるのか?
今日もおそるおそる同僚に聞いてみた。
「大変か」
「いや、生徒が来ていない分楽です」
学年主任に聞いてみた「仕事忙しいよね」
「忙しいふりしてます」
この記事の最後の「教職員への負担も大きくなっています」は嘘だ。
ほとんどの教師は、このような記事はありがたいとほくそ笑んでいる
なぜなら
教師は暇という世間の厳しい目から逃れられるからだ。
8時30分には職員は一応みんな集まる。
すべての会議は前倒しになってきた。
夕方6時には職員はほとんどいなくなった。
いままで最終学校を出るのが夜10時台だったが、
夜7時台になった。
朝いつも早い人も
部活の朝練がないので8時30分ぎりぎりに来る。
職員室はいつ見ても満員。
授業がなく、デスクで仕事をしているから
この時期は成績処理の声が飛び交う
それが終わればクラス分け作業が始まる。
昼はゆったり外に食べに行く人が多い。
ほとんどの学校は混乱してない。平穏だ。
そして、最大の関心ごとは人事異動だ。
次だれが異動するのか。
自分は、来年度どうのような働きになるのか。
何年生担当か。副担か担任か。
他の部屋で仕事をしていた。夕方6時を回った。
職員室にかえると数名しかいない。
ほとんど帰った。
いつもだったらこれから仕事が始まるというのに。
今日、保護者に会った。「先生は大変やわ」という。
何がたいへんかな。
吹き出しそうだったが、世間では学校は大変という。
あえて言うならば… 中学3年生のこの時期に最後のまとめができない、これが心残りとなるだろう。
それ以外はそこまで大変とは感じない。
逆に体は楽だし、精神的にも余裕がある。
私はこの余裕を使ってこの週で仕事をかたずけ、来週で次年度の仕事をし、本来の春休み25日からは、老後破産に備えるために勉強する。
だから余裕はない。 追われている感じだ。
とはいうものの、生徒を目の前にして指導がない。
楽。
明日もきちっと8時30分には学校へ行き、職朝をして、そこから仕事の段取りを組む。生徒がいないので朝に余裕がある。
部活もない。土日も部活はない。
一生に一度あるかの余裕の日々。
しかし、もうそこまで次のカオスがきている。
しっかり備えよう。