コロナ休校で公教育の穴が見えた
ニュースによると、9月入学を推奨する知事や教育関係者などの声があがっている。

しかも、文科省が9月入学を本格的に検討しだしたという。


しかし、鳥取県は5月7日に学校を再開するという。また、私立はすでにリモート学習で計画的に学習を進めているところが多い。

そのようなバラバラな中で、9月入学・始業への移行は難しと考える。

 
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コロナ休校で明白になったことは、日本の公教育はICT化が遅れているということだ。

コロナで休みの間に、リモート学習を取り入れて学習を進めることはできなかった。方法はあったがやらなかった。
 

 
ICTを整備し活用すれば、様々な教育問題に対応できる。

例えば、不登校生徒の学習支援、さらにはLD(読み書き障害)などの支援に対応できる。

柔軟な考えをもって9月入学を実施を検討してほしいと呼びかける方がいるが、その前に、柔軟な考え方で今の教育を改革してほしい。

通信制高校はたくさんある。しかし、なぜ通信制中学校はないのか。この際、早急に法を整備して作ってほしい。一定数の不登校生徒が助かるのは明らかだ。
 
文科省は公教育の路線からはみ出た子供たちをフリースクールなどに任せている。しかし、フリースクールは私学で、保護者はその費用を負担させられているのだ。


多様化した子供たちに様々な選択肢を与えなければならない時代になっている。


公教育が多様な路線を先頭切って始める必要があるのだが、残念ながら、
私学の後を追うようでは話になっていない。

 
 
 
  

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2020/05/01 19:19 | Comments(0) | コロナウイルスと学校

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