公立学校の真実
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全国の児童生徒の数は減り続けている。
2009年から2019年までの10年間を見ると、中学生だけで382186人減っている。
割合にして、10年間で生徒の数が1割強減ったことになる。
小学校も同様に1割減っている。
その反面
特別支援学校の在籍生徒数は着実に増え続けているのだ。
同じく2009年から2019年までの10年間で、27399人増えた。
割合で言うと2割強も増えている。
それにより教室不足も深刻で全国で3000教室ほど不足している。
特別支援学級の在籍児童・生徒数は凄まじい勢いで増え続けている。
手持ちの資料が古いので申し訳ないが、2008年から2017年の10年間では、
113377人から236123人増えた。
つまり約2.1倍だ。
その後もさらに増え続けている。
現在、知的障害の学級と自閉症・情緒障害の学級の在籍生徒数の比率はほぼ1:1だ。
通級指導教室に在籍する児童生徒数は国の施策もあり、近年爆発的に増え続けている。
特に中学校では、2008年から2017年の10年間を見ると
ADHDの生徒は230人から2715人(11倍)
自閉症は494人から2830人(5,7倍)
学習障害は329人から3194人(9,7倍)に激増しているのだ。
明らかに発達障害を中心に特別支援教育は大きく変化してきている。
この大きな変化に気づきながら、舵をとることができる教師集団や学校は子供たちに命を吹き込むことができる。
従来の指導の仕方を踏襲するだけの頭の固い教師や学校は、「今までのやり方が正しいやり方だ」と周りに叫びながら沈没していくだろう。
老害とささやかれながら居座る教員たちよ、古き良い時代は終わったと自覚しなければならない。
どんどん発達障害の塾ができている。
学校も時代の要請に応え、そのような塾での出席を学校での出席とするところも増えてきた。
時代は大きく変わろうとしている。すごい速さで変化している。
時代の風を読み取り、時代の変化に対応できるものが生き残る。
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