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 岡山県笠岡市立中学校の男性非常勤講師(39)を懲戒免職処分。  非常勤講師は9月4日、教室で女子生徒2人のスカート内をスマートフォンで動画撮影し、同5日に性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで笠岡署に逮捕=処分保留で釈放=された。講師のスマホからは盗撮した動画1本と写真複数枚が確認されたという。  講師は音楽の担当で、2019年1月から同市内の複数の中学校で勤務。県教委の聞き取りに対し、以前から校内で盗撮を行っていたとし「心の弱さに負けて盗撮し、生徒を傷つけてしまった。申し訳なく思う」と話したという。  県教委は監督責任で、勤務先の中学の校長を戒告処分とした。

しかし、おぞましい事件だ。39歳で非常勤講師というのが気になる。採用試験に受からないのか、もう受けないのか。他府県でも非常勤講師は必要とされ多く存在する。退職者か採用試験が受からないので講師をしている若い人がほとんどだと思う。

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教師が足らないという報道は後を絶たない。特に足らないのは小学校の教員、そして特別支援学級の担任が多い。

事実、特別支援学級の担任を担っているのは、再任用教諭か講師かが多い。

教育委員にはいくらかの講師登録者がプールされていることを知っている。その登録者を任用しないのはなぜなのだろうか。

理由は3つあると考える。適性がない。新しい人を雇うのに不安がある。本気で穴埋めをしようと思っていない。

知り合いで、ある県へ小学校を希望し講師登録をした人を知っているが、いまだに採用連絡はない。しかし、その県の小学校は今も足らないままだ。

これをどうとらえてよいのか分からないが、実際に目の前で起きている事実だ。その人を持ってくれば良いじゃないかと思うのだが。そうにはなっていない。

もうすぐ3月だ。教育員会や学校から講師の依頼が来る時期に入った。
私の知り合いには2月初旬に新年度の講師依頼が来ている。教諭ではないが優秀な人だ。

また過去に、講師登録をするために11月ごろに市の教育委員会へ赴き、その場で採用決定された教え子の大学4年生を知っている。なかなかないことだ。現在、意気揚々と教師生活を送っている。

講師の採用にはタイミングと採用する側の考えもあるということだろう。しかし、講師登録者がプールされている事実はある。


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さて、今年度も終盤、新年度が目の前にやってきた。

新年度の体制もほぼ骨格は出来つつある。

2023年度の新採用の教諭になる人たちもワクワクドキドキの時だ。自分がどの地域でどこの学校へ赴任させられるのか、日々期待が高まる。

講師たちはどうだろう。

すでに新年度採用の確約を貰っている講師もいる。しかし、大半は3月半ば、あるいは3月末ごろに新年度の採用が決まる。

3月中にもらえなければ、4月初めという講師もいる。それでも採用を貰えなければ、数か月間、いや1年間を無職で、耐えなければならない。


新採の教諭は10月ごろに採用が決定しているのに、講師は3月だ。これでは講師たちは4月からの生活設計を組み立てることはできない。これが講師ゆらいの不安定さでもある。

私が受けたスクールカウンセラーは、ほとんどが2月から3月初旬に合否が送られてくる。だが、京都府だけは、「令和5年4月1日付けの任用者は令和5年3月中に個別に連絡します」とだけ要綱に記してあるのみだ。

合否の発表はない。

任用者だけ3月中に個別に連絡があるという。

合格しているのか不合格なのかまったく分からないまま、4月へと突入することもありうる。

4月からの受験者の生活設計はどうなるのだろうか。

非正規職員の不安定さもここにもある。

学校は非正規職員が重要な働きをするようになってきた。だからこそ、せめて2月中に採用決定を受けて、いずれにしても安心して年度末を迎えたいものだ。

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最近、メディアが教員が足らないと発信している。教員が足らないなら、自分が行こうかなと思う人もいる。しかし、正採用にはなれない。

要するに教員が足らないというのは、産休、病休などの非正規の人のなり手がないというだけ、非正規はいくら何年やろうが正規にはなれない使い捨てと認識されている。退職した教員ぐらいがやってくれるが、良い若者が不安定な職に何年もよりつかない。それだけのことだ。産休、育休、病休などを専門とする正規の教員を作れないものか。これは短期間でいろいろな学校を回るのですごく勉強になるはず。また、5年以上務めた非正規教員らの受験を面接だけとするなど、思い切って受験苦を軽減して現場でしっかり働いてもらう制度を作る必要がある。












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給与やボーナスはコロナの関係で減らされると聞く企業が多い中、公立より高い給与を出す私立の学校はまだある。

ちょっと調べてみたが、次のようだ。


令和3 年度 阪南大学高等学校常勤講師募集要項】 募集科目 養護 採用予定日 令和3年4月1日 勤務条件
(1)勤務地:大阪府松原市河合2丁目10番65号
(2)勤務時間:平日8時30分~16時20分 土曜日8時30分~13時30分 採用条件
(1)給与:244,700円~ (2)賞与:5.35ヶ月(年)
(3)加入保険等:雇用保険、労災保険、日本私立学校振興・共済事業団
(4)休日・休暇:日曜日、祝日、創立記念日、年次有給休暇等
(5)契約期間:1年(更新可能性あり) 募集人員 若干名



 帝塚山学院就業規則、給与規程などの学院諸規程に基づきます。

(1) 賃金等(初任給) (2020 年 4 月 1 日現在、独身の方の実績)

【専任教員】 ①給与(月額) 272,000 円(22 歳学部卒、一種免許所持)
               302,000 円(24 歳修士課程修了、専修免許所持)
                           ※詳細は面接時にお伝えします。 ※本法人の規程に準じます。
②通勤手当 原則 6 ヶ月定期代を年 2 回支給
③期末賞与 夏期・冬期の年 2 回 ※初年度夏期賞与は半額支給。
  ※2019 年度実績:年間 4.7 ヶ月+100000円



公立よりよいが、私学は土曜も授業があるのでしんどいと思われる。
だが、公立で部活をもって、土日もないのと同じかもしれない。

今からでも公立落ちの人で、意欲ある人は挑戦してみるもの良い。探せば専任もある。

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11月も終わりだ。来年度の処遇について校長から説明があった。

私はこの学校にいようと思う。変わる必要もない。

見渡してみると、講師や再委任用の多いこと。
この人らはどうするのだろう。

教諭は県の定めの通り処遇される。再任用は、そのままか、やめるか、常勤から時間を減らして細々とやるかだ。

講師は3月中旬か末の内示を待つ。しかし、その時なければ、心さみしく委員会か管理職からの電話をひたすら待つことになる。

それでも、こなければ教職にはありつけないかもしれない。

何人も講師がいる、しかも若い。競争率の高い教科から低い他教科の免許をとろうとしている講師もいる。頑張ってほしい。

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11月だ。

この時期になると、来年度4月からの講師登録が解禁になる。


採用試験が不合格だったものたちが登録に行き始める。


登録にいってそのまま面接というパターンがあるが、その面接は大切だと思う。


その場で、講師を確約してくれる場合も本当に稀にある。


大半は1月から3月にかけて、電話がかかってきて講師の採用が決まる。

社会、体育はかなり講師採用が厳しいが、無いことはない。

チャンスを無駄にせず、頑張ってほしい。



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教員採用は地域によって倍率が違う。

正規教員になりにくい地域となりやすい地域がある。

すべては倍率!

 
                           
今年の採用試験の倍率が出た。emoji



小学校が異様に低い。

ちょっと優秀な中学生が受けても合格するかもしれない。ほんとに。

2倍台と1倍台を拾てみたら、意外と多かった。emoji
  

小学校教員採用倍率
     秋田 2.8 
   山形 2.2
   福島 2.7
   茨城 2.4
   東京 2.7
   山梨 2.8
       新潟 1.2
   岐阜 2.5
   和歌山 2.6
   鳥取 2.6
   広島 2.1
   山口 2.1
       福岡 1.3
       佐賀 1.8
       長崎1.8
   大分 2.2
   熊本 2.3

☆1倍台は、適当に勉強して、明るく元気よく面接を受ければ合格するレベル。



さて、何度も教員採用試験を受け続けている人もいるが、ちょっと視野を広げて低い倍率の他府県を考えてみてはどうだろうか。そこで修行をしてから本当に戻りたい県に「現職枠」(試験内容の免除がある)で受ければよい。

あるいは、中高で受け続けている人も、柔軟に考えて小学校はどうだろうか。

 
ところで、新潟県は小学校が低いばかりでなく、
中学校も異例の日本一の低倍率 2,6 となった。


こうなると教育委員会も教員を集めるのに必死だろう。

さて、これから低倍率だった県が2回目試験を行うかもしれない。
情報集めにじゅぶん注意しておくべきだ。


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 北九州市の教員採用の今年の倍率も低い。小学校は1.9倍 特別支援に至っては1.6倍だ。 

中学校においては、技術は1.5倍 美術、家庭は2.0倍 英語が2,1倍だから教育委員会はかなり危機感を持っているはすだ。



北九州市は現職教員枠教諭枠の試験を別日程で行う。

詳しくはホームページを見ればわかるのだが、とても探しにくい。まるで隠しているようだ。
            
他府県の教諭をしかも私学も含めた教諭を、通常の採用試験とは違う別日程でさらうのだから遠慮して掲載してるのかなと感じてしまった。


下に内容を記しておく




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北九州市の「現職教諭枠」の採用試験は10月28日。

通常の採用試験の合格発表が終わったころに密かに行われる。

試験内容は個人面接1回のみ。

校種は、たしか、小学校、中学校、特別支援(小中)、養護、栄養だったと思う。詳しくは北九州市ホームページへ。




【郵送での請求期間】

平成30年7月9日(月)~平成30年8月31日(金)まで(同日の消印まで有効)

【請求方法】

封筒の表に「採用試験実施要項請求」と朱書きし、A4サイズの冊子が入る返信用封筒
(角型2号。140円分の切手を貼り、返送先明記のこと。)を同封のうえ、下記まで請
求してください。
※平成30年8月1日(水)以降に郵送します。

【請求先】

〒803-8510北九州市小倉北区大手町1-1


 志願書の受付(郵送または窓口で受付)
【受付期間】

平成30年8月13日(月)~平成30年9月14日(金)まで(同日の消印まで有効)

北九州市教育委員会教職員部教職員課(TEL 093-582-2372)

必ずホームページで確認のこと、よろしく。

 
 
  
  
  
  

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非正規雇用である講師たちの叫びを少しネットから拾ってみた。


自分も非正規雇用として、教壇に立ち、もう15年です。気がつけば、40歳。その間、勉強する時間も取れず日々の生活に忙殺され、いわゆる飼い殺しの状態が続いていました。正規雇用として研修を受けている先生との差を歴然と感じるこのごろです。

個人的な感想としては、もっと早くに進路変更の決断をするべきであったと思っています。

都合のいいように使いまわされ、必要がないとなると、ゴミくずのように捨てられる。いわゆる、社会の縮図なのだと思います。

今、非正規雇用として教員を目指している人に言いたいです。現場に振り回されずに、教師になりたいのであれば、必死で勉強してください。学校のためにどれだけがんばっても何の意味もありません。
正規になれなければ、屈辱感しか待っていません。



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「あなたはここでやっていけたのだから、どこの学校でもやっていける!」「あなたは教育困難校の経験豊富だからもう慣れたでしょう!」非常によく言われる言葉です。


私は各地に点在する、その地区で悪名高いと噂される学校を転々としてきましたが、決して慣れることはございません。

ひとつひとつの事件がトラウマとなり精神を蝕んでいき、現在の学校教育に対する不安と失望ばかりが大きくなっていきます。

そういった中で正採用になりたい、こんな教師になりたい、理想の教師像、、、そのようなモチベーションは否が応でも落ちていきます。

そして万年講師という負のスパイラルに陥ります。これが我々の実情なのです。

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元社会教諭に「数学教えて」 教員不足、九州の教委必死

8/21(月) 11:25配信

朝日新聞デジタル

 九州各地で教員不足が深刻になっている。年度当初の欠員が相次ぎ、福岡県では1学期半ばでも60人以上が不足していた。第2次ベビーブーム世代の就学時に採用された教員の大量退職が背景にある。切羽詰まって、「教員免許をもつ人を紹介して」と保護者に呼びかける教委もある。


■保護者に「紹介して」メール

 「お知り合いの方で、教員免許状をお持ちの方がいれば、是非紹介してくださるようお願いします」。今年1月、福岡県大野城市の小学校の保護者に届いたメールだ。県教委の福岡教育事務所が、管轄する市町の教委と小中学校を通じ、保護者ほぼ全員に呼びかけたという。この保護者は「そこまで先生が足りないのかと驚いた」と話す。

 福岡県内の元中学教員の男性(61)には昨年、地元教委を名乗る人から「中学の教員が足りない。講師として来てくれませんか」と電話がかかってきたという。男性は元社会教諭。「社会はいっぱいおるでしょう」と言うと「いや、実は数学なんです。臨時免許を出します」。男性は驚き、断った。「数学なんて教えたこともないし、免許もないのに」とあきれる。

 ある中学では今年度、技術の教員が6月半ばまで不在。やむなく技術の時間は家庭科や他の教科に充てた。生徒からは「なんで技術できんと?」と不満が漏れたという。別の中学では5月末まで美術の教員がおらず、授業ができなかった。体育教員が臨時免許で美術を教えているケースもある。

 「担当外では満足に教えられない。これで学力をあげろと言われても無理」とある中学教員。別の小学教員は「教員はだれでもできる仕事じゃない。こんな状況では子どもたちにも失礼だ」と話す。

朝日新聞社

 

 

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教育の窓・ある退職校長の想い というブログのコメントを見ていたら、臨時採用の方がたの本音がもろに噴き出ていました。それを丁寧に返されているブログ主のお心に頭が下がりました。
さて、ぜひ読んでみてください。いろいろな意味で考えさせられました。
(すべてを載せておりません、抜粋です。)
 
 
★★私は大学卒業から去年の12月まで13年間、高等学校の英語科臨時的任用教員及び非常勤講師をしてきました。
私は、所謂「教育困難校」と呼ばれる高校を渡り歩いてきました。勤務する自治体によって、あるいは個人によって事情は多種多様であると思いますが、私の経験上で言わせていただくと、正規採用と異なるのは「待遇の差」だけではありません。同じ仕事が割り当てられて、異なるのが「待遇の差」だけであれば我慢もできます。しかし、現実問題、同じ仕事内容、仕事量などということはありませんでした。細かく書くことはできませんので、簡単に申しあげますが、「嫌なこと引受人、何でも屋」でした。誰もが嫌がる係、役割をすべて充てられるのです。
着任早々、係を割り当てられた教諭に土下座で頼まれ、校長からも土下座されて頼まれたような役割もありました。私は着任したばかりなので何のことやら分からないままに引き受けてしまったのですが、着任後すぐに事情を把握できました。ここではその内容を書くことはできませんが、人(正規)が嫌がることを引き受ける(というか着任前から割り当てられている)ことが常でした。

長々と勝手なことをぼやいてしまいました。申し訳ありません。前任校は任期が12月までと年度途中までであったため、その後の繋ぎも四月からの依頼も無く、現在の預金も数万円・・・必死に各自治体の臨時教員の登録をしながら、短期の派遣を求職中です。3月末までの任期がないと、このようなことになってしまうことも非常勤や臨時的任用の大きなリスクです。明日が見えないとはまさにこのことです。明日が見えないのに11月に入籍を控えている私は、希望どころか、暗澹たる気持ちでいっぱいなのです。

それともう一つ申し上げれば、我々のように長年教壇に立っていた者にとって、転職は極めて不利です。理由はご存知と思います。ですが、正規の方は退職後までその問題に直面されることはございません。しかし、私どもは毎年、あるいは任期によっては1年も経たずして直面する問題、常にこの問題と向き合っております。その精神的な負担を考えれば、たとえ正規の方と同じ仕事を割り当てられたとしても、抱えるストレスは大きく異なると思います。

「あなたはここでやっていけたのだから、どこの学校でもやっていける!」「あなたは教育困難校の経験豊富だからもう慣れたでしょう!」非常によく言われる言葉です。
私は各地に点在する、その地区で悪名高いと噂される学校を転々としてきましたが、決して慣れることはございません。
ひとつひとつの事件がトラウマとなり精神を蝕んでいき、現在の学校教育に対する不安と失望ばかりが大きくなっていきます。そういった中で正採用になりたい、こんな教師になりたい、理想の教師像、、、そのようなモチベーションは否が応でも落ちていきます。そして万年講師という負のスパイラルに陥ります。これが我々の実情なのです。

もうひとつ、自分は消耗品なのだなぁと実感させられた思い出があります。マラソン大会の時のことです。マラソンコースは河川敷沿い、土手の上がメインでした。ところどころチェックポイントに教員が立つのですが、なにしろ河川敷なので悪路であったり、道が無くなったりで車では通行できません。そこで教頭が私を呼んでこういいました。「あんたバイクも持ってたよね。明日、生徒が全員ゴールするまでの間、バイクでコースをぐるぐる巡回してくれよ。途中でばっくれる奴やタバコ吸う奴がいないか目を光らせてほしいんだ。あんたが回ってるだけで抑止力になるからね。あのコースだと車じゃ通れないし、それができるのはアンタだけだから。頼んだよ。」そう言うと大好きなゴルフ雑誌を再び読み始める教頭。そして当日、言われた通り、バイクでぐるぐる巡回しておりました。途中、砂利の多い場所に差し掛かった時、急にバイクがスリップして制御不能になり転倒しました。しばらくは動けませんでしたが、なんとか自力で立ち、壊れたバイクを押して学校に帰りました。スーツはベリベリに破け血染めのスーツとなりました。競艇選手の兄から貰った大切なスーツ(競艇選手の制服、一見スーツにしか見えません)でした。
そのズタボロになった姿で職員室に帰ると皆、息を飲んで私を遠巻きに見ておりました。そして事情を教頭に報告して「今から病院に行きます。」と申し上げたところ「はい。じゃあ年休届出しといて」と例のゴルフ雑誌を見ながら冷たく返答されました。公務災害なのに年休?と不審に思ったのですが、とにかく病院へ急ぎました。肉の内部まで土が入りこみ破傷風になる恐れもあると言われ緊急に切開手術となりました。「これは労災だね」と助手の方からも言われました。「じゃあ明日、事務に労災の申請出さないとな」と思いました。翌日、事務にそのことを申し上げると、事務員の方は小声で「実バイクによる公務中の負傷は労災は下りないのです。バイクを公務で使用することは認められていないので」
返す言葉が見つかりませんでした。
ただ頭によぎったのは「使い捨て、消耗品」という言葉です。
教頭はそれを知っていたから年休届を出せと言ったのか?それを知った上であのような命令を出したのか?それは今でも分かりません。そしてその教頭は翌年校長に昇格しました。

★★当県では、正規採用者を大幅に増やした結果、臨時的任用教員のいわば「雇い止め」問題が勃発したようです。

臨時的任用教員さんのコメントと同様、私も、仕事に誇りを持って、充実感を感じつつ、前に勤務していた私立学校の冷遇から抜け出せた喜びを感じながら、生徒指導にやりがいを感じながら仕事をしていたのですが、事務方の横柄とも思える態度を見るにつけ、37さんと同様、不信感を抱いているところです。

もう、当県での採用試験は受けたくないなというのが本音ですし、そのような事務方のいるような県で仮に採用になっても、人事面で冷遇があるのでは?と勘繰りも出てきます。

せめて、人事評価を校長がし、教委に上げ、次年度の更新に相応しい職員かどうかを判断し、きちんとその評価については本人と協議し、納得の上でことをすすめてほしいです。仕事ができないという評価で更新がないなら諦めもつきます。

正直申し上げ、正規職員で授業もろくすっぽ成立しない方を傍目に診ながら、自らはそんな教員にはならないと心に決め、生徒からの信頼を第一にがんばってきました。国際理解教育など当校がまったく行っていなかった実践を、新たに企画・実践したのも私がいたからこそでした。

そんなことは関係なしに、ただ財政上の理由ののみで(私は40代なのでコストもかかるでしょう)「雇止め」なら、腹立たしさを通り越して、教員に転職などするんじゃなかったと後悔ばかりです。

臨採特別枠を設けて正規採用を増やしたのは悪いことではありません。むしろ全体としてはよろこばしいことです。しかし、行政の非効率な事務処理状況、たとえば、臨時的任用教員希望者およびすでに配属されている教員の人事情報を一元管理していない(こんなもの、このコンピュータ時代に、一元管理、ネットで結ぶことなどたやすいと思うのですが)、意味のない「一つの教育事務所管内でしか登録できない」などのシステム、改善すべき点がたくさんあります。この非効率なシステムがあるから、一方で人が足りないのに、一方では人がだぶついているなどの弊害がおこっています

★★非正規雇用の労働環境の不満に対して、
「そんな思いをしたくなければ早く採用試験に受かることだ」と管理職に言われたことがあります。
これは論点をすり替えているといいますか、問題外だと思いました。
「そのような思いをさせる労働環境、雇用条件等に問題があるのではなく、採用試験に受からないあなた方が悪い」と言われているようなものです。
このような状況では我々の労働環境は当分改善されないことでしょう。
上記に述べたことと、この件、総合して皆さまはどうお感じになられたことでしょう?

★★雇い止めの臨時講師  

私は来年度講師の仕事がない、中学校の講師です。
もう10年以上も講師をしてきました。採用試験もずっと受けてきましたが、一向に受かりません。
管理職は本当にきちんと評価しているのでしょうか。今の勤務校の校長は、教育委員会にいた人物です。私の評価は悪いのでしょうか。待遇の差にも我慢して耐えてきて、ここで次の話もない。
採用制度を変えるべきです。2年以上臨時をしたら自動的に正式採用にするとかにしないと弱者は弱者のままです。

★★こんばんは。

今日、まさに不当な待遇を受てしまいました。来年度からの仕事はないと。

寝耳に水でした。


臨時的でありながらも、仕事に誇りを
もちながら、採用試験を受けながらでしたが、残念です。くやしいです。

仕事は大好きですが、この待遇の自治体への不信感、管理職への不信感は拭えません。

★★初めまして。正規教員です。
私は、少し厳しいことを言わせていただきます。

私は、大学4年で採用試験を受験したとき、不合格でした。その時の採用者は、0人。「0人なら、試験やるなよ」と怒りさえ覚えました。大学卒業単位をすでに取得していた私は、その後3ヶ月ほどアルバイトを必死で行って翌年の採用試験までの生活費を稼ぎました。そこからの勉強時間は1日12時間です。大学受験の時には体を壊して椅子にも座ることが出来なかったものですから、たぶん今までで一番勉強したと思います。勉強しすぎで大けがすることは無いと思いますから頑張りました。3流大学の私は、就職活動もしていないし、もう引くに引けなかったので必死でした。もちろん、民法について研究するゼミにいたので、そこでの知識が教職教養にずいぶん役立ったこともあります。その結果かどうかわかりませんが、翌年、300倍の難関を突破して見事合格してしまいました。

「優秀だね~」と職場でちやほやされるのもつかの間、採用数が少ないため、私の上下10歳ずつは年の近い教員が居ません。もちろん、今もです。15年くらいは一番下っ端で、嫌な仕事は全部やらされる。保護者やこどもに見える仕事は、全部持って行かれる。そういうやつに限って、管理職になったりしてる。今思いますが、管理職は、バックがアルト思います。旦那が社長、地域の名家、議員の親戚など。正規になったからと言って、楽しいことばかりあるわけでもありませんよ。

それでもこの仕事につかれたいのなら、頑張って正規になってください。今ここで愚痴を書かれている方。ネットなんかやらずに、勉強してください。


★★よくある臨任への批判ですね。
要するに勝てば官軍だと。
利益を守るべき組合の専従にも同じことを言われ、なんて教員の世界は冷たい人の集団なんだとがっかりしています。

もう、そういう偽善は聞き飽きました。問題の本質はそこですか?いちばん人間らしく働くべき教員がそれでいいんですか?ってことではないんですか?人を育てる仕事をしている教員が、正規と非正規雇用で分断されていていいのでしょうか?

正規の守られた立場だからこそ、仲間、同じ教員仲間を守るように声を上げるべきでは?なんで非正規雇用を下に見る?

あなたこそ、ネットしていないで教材研究したり生徒指導の仕方をめぐって議論してるんですか?

わたしは少なくとも研鑽のために大学院に行きますし、これまでも青年海外協力隊に参加していたりします。

★★5
私は、4月から養護教諭の加配で中学校に行っている養護助教諭です。
兎に角、辛いです。
今まで楽しく養護助教諭をしてきたのですが、「私は正職です、先生は違いますよね」等々言われ続け、修学旅行には行ってくれ。中学校の加配なのですが、週3日は小学校に行くように言われ、不登校対応で入っているのですが、なかなか生徒と接することができず、先日、凄い目眩と吐き気が治まらず病院に行きました。
なぜ、こんな扱いを受けるのか…毎日毎日、朝、吐き終えて仕事に行っています。管理職は、あの養護教諭は性格が強すぎるからと言うだけで、何も改善はできていません。疲れました。


★★私は、昨年の12月まで初任の臨時採用としてある自治体で中学校教員をしておりました。
お恥ずかしい話で、途中でうつ病になってしまい、年度途中でやめてしまうという悔しい思いをしました。
やはり臨時採用の制度は見直してほしいとは思います。自分みたいな人を増やさないためにも...。
色々な仕事が最終的には降ってきて心も身体もボロボロになりました。自分が精神的にもともと弱かった部分がありますが...。
今はうつ病の治療をしながら、塾のアルバイトを始めました。まだ完治していないので不安ですが。一応教員は自分の夢だったので、今年も教員採用試験は受けようと思っています。
このような現状では日本の教育は衰退していってしまうのでしょうね。

★★こんにちは。
初めてコメントさせて頂きます。
家庭科教員を目指している大学4年生です。

今年度の教員採用試験が不合格だったため、大学院へ進学するか、臨時的任用教員になるかの二つの選択肢で迷っている中、このブログを見つけました。

みなさんのコメントから、各地域によって待遇が違うこと、それぞれの立場にも苦労があることを知りました。進路選択の参考にさせて頂きます。

ただ一つ、私の思いとしては、どんな立場になるにせよ、一番に生徒のことを考えられる教員になりたいです。現実を知らない若輩者の言い分ですが、これだけは見失わないようにしていきたいです。

ありがとうございました。

☆☆ ここからは「公立学校の真実」のブログ主 ☆☆☆
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臨時講師は間違いなく冷遇されているemoji
行政の財務緊縮で一番最初に身を削られる存在である。

大学の同窓生である友人が努める奈良県では、臨時講師と新任だけが、平成29年4月当初に委員会で決済された通勤届けを7月になって突き返されるという出来事があった。

さらに事細かく査定され戻入勧告者が続出しているという。

中にはあまりにも一方的な査定なので思い余って上申した結果、戻入勧告を撤回してもらえた講師が出てくるなど、他府県ではありえない混乱の様相だ。
 
一度行政側が決済した通勤経路と通勤手当を、年度途中に変更し、当事者の戻入という形で終わらせるということは誰が聞いても納得のいかない話だ。

これを百歩譲ったとしても、講師と新任だけが戻入し、新任以外の教諭は3月から4月へ継続されているからという(あまりよくわからない)理由で今年度の戻入はしないという差別化は、少なくとも私の県では聞いたこともない。

            emoji

まさに弱い者いじめととられかねない話だ。

講師や新任は文句を言いにくい立場にある。

これを利用した年度途中の講師と新任だけの戻入といえる。

この件については多くの管理職も納得のいかない部分が多かったと友人から聞いた。

emojiこういうことがあると働く意欲がそがれる。
 
このようなことは氷山の一角だが、本当に臨時講師は上記のコメントにあるように精神的にきつい。


 
しかし、急に講師の立場や採用システムが好転することもない。

emoji結論から言うと、落ち着いて自分の教育を実践するためには「教諭」になることが先決だ。


emoji採用試験を突破するにはそれ相応の準備が必要なことは言うまでもない。
だが、私の周りを見ても、何かと自分に都合をつけてそれをしていない人が多いのも事実なのだ。

そういう人が多いということは、本気になれば突破できる可能性が高いということだ。emoji



幅広く策を練ってみてもよいと思う。

却下されそうだが、あえて言うと…倍率が低い県を狙う…私学の専任を狙う…倍率の低い教科や校種に変えて受験する等などだ。

一度は頭をよぎった人もいるかもしれないが、実行するとなると心の変換が必要となる。

しかし、それで成功を収めている人を何人も見て来たから言えることだ。


まだ教員として働いていない人にはわかりにくいが、正規採用と非正規採用には待遇面だけでなく精神的な面でかなりの差がでる。

その改善は行政にとっても課題だが正直難しいところにある。



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非常勤講師や常勤講師は立場が弱いということはよく知られている。立場が弱いとは、勤務条件が悪い、発言力がない、などだ。

再任用教諭はどうだろう。
その学校で退職になり、引き継いでその学校の再任用になれば、慣性の法則とでもいうのか立場は保たれやすいといえよう。

だが、再任用教諭にとって急激な給与の激減は精神的なへこみを覚えるという。給与だけではなく、その学校の校長だった人が一日違いでその学校の平教員となるなど、自身も周りもやりにくい制度を考え直した方がよい。

60歳を超えても志ある教員が頑張れる待遇や誇りを持てる制度をつくるべきだ。

そうしないと、年上の再任用教諭の扱いにエネルギーを奪われる。

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講師登録しているが、講師依頼が来ないがどうしたらよいかと知人からの相談があった。

これから関西、首都圏では新規採用が減る方向になるので講師も少なくなると予想される。しかも今は大量に退職者が出て、再任用教諭として残留するので、講師の枠が減る。今年退職した人は62,3歳まで年金はでないからかなり再任用にすがっている状況だ。だから、数学や理科などでも講師依頼が来てない人が出ているのだ。

こうした場合どうしたらよいのか。まず、採用されやすい登録の仕方をする。校種の希望を高校ではなく中学校とか支援学校とかに広げる。次に通える範囲の県にすべて登録する。さらに細かく市町村やそれを束ねている教育委員会に履歴書を出しまくる。独身なら、単身赴任も構わないと「どこでも行きます」と広く講師登録を推し進める。

今からでも遅くはない。

















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 ある県では、
      
 大学卒業後、普通に勤務して定年退職した場合…
      
 
 高等学校等教育職給与表では、
 再任用教員の給与は、フルタイムで2級‐282100円。

      
 常勤講師は388000円。
    
  
 どちらも税込みの額だが、差は月額105900円となる。

      
 それだけでも1年間で1270800円の差が出る。
 
 
 emojiさらに期末勤勉手当では、
 再任用は2,172月。
 
講師は教諭と同じく4.32月だ。
 
 また、再任用には退職手当がなく、講師にはある。

 これだけの差があるのだが…
 ほとんどの退職者は再任用を選択する。
 
 フルタイム再任用と常勤講師の比較をしています。


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  学校は、講師が多くなれば教育の質は落ちる。なぜなら、講師たちは教育に対して気概があっても、将来に迷いがある。あえて言うならば、講師たちは教職を天職と考えるが、正式に教職に就いているわけではなく、採用試験を控えている受験生の身分だからだ。

 受験生ならば、試験が近づけばそっちの方に気がとられるのは当然だ。また、周りの教師たちも気遣いをし、あまり仕事を回さないように配慮する。そんな講師たちが学校に1人や2人であればよいが、5分の1、4分の1と増えだすと、仕事は教諭に集中しだす。そこから悪循環という魔物が動きだす。

 私学も公立も財政難という事情は分かるが、教諭をどっしりと職員室に据えた体制を作りたい。そのために次の提案をする。

 ①高・特支教員の給与を小・中と同額に引き下げる。
 ②教員全体の給与をさらに5%減ずる。

 講師については
 ①私学なら教諭への採用を前提とした採用とする。
 ②公立なら常勤講師3年以上の経験者を採用試験で小論、面接、講師実績のみで採用する。
 ③優秀な実践向き退職教員を積極的に講師に採用する。(元管理職でも上から目線の動かない者
   は別)  

    

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現在、学校体制作りに欠かせないのが非常勤講師である。

理由は2つある。
・授業だけをもたせるので、経費削減できる。
・少人数や習熟度別授業の推進により数学などの授業を受け持つ教師が必要になってきた。

これは公立学校でも私学でも同様である。

しかし、非常勤講師の多投ゆえの教育的課題が出てきている。例えば、非常勤講師が増えて、常勤が減少すると、非常勤は授業以外(クラブ活動、校務分掌、会議等)の仕事は出来ないので、常勤の仕事量が増える。また、非常勤は決められた日と時間しか在しないので、教科の打ち合わせや生徒指導上の共有等の欠如が生じやすく、手厚く効果的な教育が期待できないことだ。

それを解決するために、私の学校の非常勤の先生はホームルームに入ったり、会議に遅くまで出たり、生徒を残して一緒に勉強したりしてくれている。

もちろん自主的にしかも無償でだ。

あるブログに乗っていた私学の非常勤の先生の話、興味があったのでのせてみた。     
 
                     




さらに現在の学校は進学校なんですが、うちら非常勤講師にはロクな期待をされていないのが分かります。

 学校のクラスは学力順で分けられているのですが(それもどうかと思うけど)、下のクラスを非常勤講師ばかりに持たせます。
そして上のクラスを専任教諭が担当し、管理されています。確かに専任教諭に教師としての実力があることは認めますが、普通だからこそそういう先生に下のクラスを担当させて教育的にバックアップする体制が必要なのではないでしょうか?

 今の学校では上のクラスの進学実績のことしか頭になく、教育の機会均等なんて全く忘れ去られているんでしょう。だから生徒にも格差が生まれ、下のクラスの生徒もひねくれる。生徒にとっても迷惑です。専任教諭に教えてもらえず、学級崩壊気味になる。それでもお構い無しです。

 今までの学校より偏差値は高い学校ですが、下のクラスの勉強しない様子は異常です。特進クラスとかがある学校までをは否定はしませんが、ある程度平等にクラスを振り分けないと(勉強する生徒を適度に振り分けないと)、勉強やらないクラスでは誰もやらないといった状況になります。少しは公立を見習って、下のクラスこそ手厚く対応すべきです。でないと保護者の信頼もなくすと思います。

 保護者は自分の子どもが落ちこぼれた時の対応も気にしています。進学実績ではなく、この学校にいれば最低限これは身につくといったところが無いと、安心して通わせたくないはずです。

 
自分は今の学校のやり方に納得できないので今年度で辞めると思いますが、学校の方針を少し考え直していただきたい、そして非常勤講師をバカにするのはやめて欲しいとつくづく思うわけです。

                                

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最近我がブログに対するアクセスが少なくなった。

多分もう教員採用試験の時期が終わったからだろう。アクセス解析では「教員採用」が一番多かった、半分以上がこのフレーズで来ていたからだ。


教員採用については是非論じていきたい。

10月になれば多くの県が2次発表となる。

正教員といして採用される見込みが立つのである。これは大きな喜びだ。

しかし、不合格者は、また来年受験するかどうか考えねければならない。精神的に厳しい試練の時となる。

講師をしていて、不合格になると、講師と言う身分の不安定さとみじめさを、また一年経験せねばならない失望感に駆られる。

そして、それが数年続くと…これは自分が経験したことがないので書けないが、すでに40過ぎて講師で頑張っておられる方がおられるが、聞いてみると、意見はそれぞれ様々である。

ただ、「教諭には負けたくない」と頑張っておられる人もいた。

しかし、教諭と講師の違い。講師にもいい人がいるし、実際学校の中核になっている人もいる。これは府に落ちない。

教諭でも、「うーん」と顔をしかめざるを得ない人もいる。

コネ採用はいけないが、実際に十分即戦力、即中核となる人物は積極的に採用すべきではないか、

 そのためのシステムも改善していくべきだ。

 

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 期限付き講師は1年契約がほとんどである。
 でも、その学校に必要とあらば毎年更新している人もいる。
 我が学校にも10年更新し続けいている女の講師の先生がいらっしゃる。
 今日もいろいろ教わった。
 いろいろというか、1から100まで教わらざるをえなかった。
 専門職が強い職場といえばそれまでだが、確かに専門的分野は非常に優れてい  た。
 しかし、給与は教諭より低く、退職金もほとんどない。
 なにか変な感覚に襲われる。
 

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 臨時講師は確かに多くなった。それは以前にも書いた。臨時講師の多くは採用試験をパスしなかった方だ。   しかし、中学校の教科を教えるにあたって、難しことは何もない、高校卒程度の学力があり数年教壇に立てば教えるコツも十分つかめ自信を持って教えられるようになるからだ。
                             
 センター試験でいえば、その教科を75%以上とれば十分中学生を教えられる。数学でいえば数1Aだけで十分。英語なら80%とれば本物だ、現職の中学校教師でも今取れないかもしれない…。理科がややこしいと思う。でも、生物1、化学1、物理1、地学1を各65%クリアできれば十分教えられる。社会も世界史、日本史、政経あたりを60%でよい。

 何が言いたいか。
 中学校では教えるより、そこに生徒を座らせて静かに授業を進められるかどうかが問われるので、講師でもまず生徒を引き付ける人間的魅力があり、教科の学力がそんなになくとも(教諭より劣っていても)すばらしい授業を展開出来ているということだ。
 
 仕事熱心な講師の諸君よ!!
 ここで本題に入ろう。
 

 教師たる使命感と臨時講師ゆえの教諭に負けないゾ根性を横に置き、せめて今年の4月からのお仕事は丁重にお断りしなさい。
 
 しっかり勉強して採用試験に合格せよ!これが大目的ではないのか。

  もし、4月から働き出して、採用試験があるからと、周囲から気を使かわれながら勤務されては、真剣勝負をしている者からは重荷だ。
 
 勉強しないから採用されないのだ。
 中学校で常勤して真剣に仕事すれば勉強なんてしてるヒマないよ。
 毎年それを繰り返しては苦しみばかりが増す。
 (ただし本当に実力のある人は臨時講師しながら合格してた。英語科で海外でお仕事されてた人でした


                       古き良き時代に臨時講師2年目で合格した私からの提言。
  

 

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 教育委員会では4月からの新年度の講師登録がそろそろ繁盛期となりそうだ。
 採用試験不合格の人や退職教員、おばちゃん講師など多々いらっしゃるが、登録真っ最中だ。しかし登録しても採用されるとは限らないし、6か月、3か月、ひどいときは1か月契約から始まる。1年契約を貰えば嬉しい。
余分な話だが、正教員たちもそろそろ転勤、居残りを気にしだし噂が始まる時期だ。

 今年も、中学校では習熟度別や少人数の学習の為に教員を増やすところが多くなる。教科は数学だろう。
たぶん採用は予算面で非常勤の形が多くなる。非常勤で数校をかけもちする人も出てくるだろう。

 非常勤の人が言っていたが、飲み会に誘ってほしくないらしい。なぜなら頻繁に誘われても、お金がないから苦しいだけだとのこと。そして立場的に卑屈な部分を背負っているのであまり輪の中に入り辛いという。

 我が身を振り返っても、忙しさに感けて自分のことで精いっぱい。非常勤講師の人にほとんど気を使っていない。学校の中でも、同じ教科じゃなければ無視とまではいかないがそれに近い状態だ。
 考えてみれば数年前と比べて非常勤がいつの間にか増えた。月、木だけくるスクールカウンセラーも含めると7人もいる。4人に一人が非常勤!!
 これでは職員会議にもでれない非常勤と四六時学校に存在している常勤との差は深まる。まとまらない職員達がさらにまとまらない状態となる。
 

 話は別だが、講師の方ですぐれた人も多い。近くの小学校の教頭がこう言っていた。「今病気で休んでいる50代の女教師の代わりに来ている講師がしっかり働いている。女教師にはできる限り休んでもらうことにしている」と。思い出せば以前の中学校でもそういうことがあった。
 続けてその教頭は「うちの学校は苦しい、つぶれる手前だ、でも数名の講師でもっている」と胸を張って云った。

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