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非正規雇用である講師たちの叫びを少しネットから拾ってみた。


自分も非正規雇用として、教壇に立ち、もう15年です。気がつけば、40歳。その間、勉強する時間も取れず日々の生活に忙殺され、いわゆる飼い殺しの状態が続いていました。正規雇用として研修を受けている先生との差を歴然と感じるこのごろです。

個人的な感想としては、もっと早くに進路変更の決断をするべきであったと思っています。

都合のいいように使いまわされ、必要がないとなると、ゴミくずのように捨てられる。いわゆる、社会の縮図なのだと思います。

今、非正規雇用として教員を目指している人に言いたいです。現場に振り回されずに、教師になりたいのであれば、必死で勉強してください。学校のためにどれだけがんばっても何の意味もありません。
正規になれなければ、屈辱感しか待っていません。



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「あなたはここでやっていけたのだから、どこの学校でもやっていける!」「あなたは教育困難校の経験豊富だからもう慣れたでしょう!」非常によく言われる言葉です。


私は各地に点在する、その地区で悪名高いと噂される学校を転々としてきましたが、決して慣れることはございません。

ひとつひとつの事件がトラウマとなり精神を蝕んでいき、現在の学校教育に対する不安と失望ばかりが大きくなっていきます。

そういった中で正採用になりたい、こんな教師になりたい、理想の教師像、、、そのようなモチベーションは否が応でも落ちていきます。

そして万年講師という負のスパイラルに陥ります。これが我々の実情なのです。

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切ない現実

臨時講師の怒りは、私達のような「50代後半の動けない教諭」に向いていると感じます。十数年前、定年間近の教諭が臨時講師数名に囲まれて「この役立たず!」と罵倒されているのを見ました。管理職から指導が入りましたが、臨時講師たちの言い分は「私達は歯をくいしばって働き、採用試験も受け続けているのに、あんなにのうのうとしてるのが許せない」でした。吊し上げられた教諭は、持病と介護を抱え、出勤するのがやっと。でも経済的に定年まで頑張らざるを得ない事情がありました。どちらの立場も切ないです。私もあの時吊し上げられた教諭と似た状況です。こんな私を許せない臨時講師が数多くいると思います。
by かめかめ仮面 2018/06/24(Sun)15:22:38 編集
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