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非常勤講師の行方
現在、学校体制作りに欠かせないのが非常勤講師である。

理由は2つある。
・授業だけをもたせるので、経費削減できる。
・少人数や習熟度別授業の推進により数学などの授業を受け持つ教師が必要になってきた。

これは公立学校でも私学でも同様である。

しかし、非常勤講師の多投ゆえの教育的課題が出てきている。例えば、非常勤講師が増えて、常勤が減少すると、非常勤は授業以外(クラブ活動、校務分掌、会議等)の仕事は出来ないので、常勤の仕事量が増える。また、非常勤は決められた日と時間しか在しないので、教科の打ち合わせや生徒指導上の共有等の欠如が生じやすく、手厚く効果的な教育が期待できないことだ。

それを解決するために、私の学校の非常勤の先生はホームルームに入ったり、会議に遅くまで出たり、生徒を残して一緒に勉強したりしてくれている。

もちろん自主的にしかも無償でだ。

あるブログに乗っていた私学の非常勤の先生の話、興味があったのでのせてみた。     
 
                     




さらに現在の学校は進学校なんですが、うちら非常勤講師にはロクな期待をされていないのが分かります。

 学校のクラスは学力順で分けられているのですが(それもどうかと思うけど)、下のクラスを非常勤講師ばかりに持たせます。
そして上のクラスを専任教諭が担当し、管理されています。確かに専任教諭に教師としての実力があることは認めますが、普通だからこそそういう先生に下のクラスを担当させて教育的にバックアップする体制が必要なのではないでしょうか?

 今の学校では上のクラスの進学実績のことしか頭になく、教育の機会均等なんて全く忘れ去られているんでしょう。だから生徒にも格差が生まれ、下のクラスの生徒もひねくれる。生徒にとっても迷惑です。専任教諭に教えてもらえず、学級崩壊気味になる。それでもお構い無しです。

 今までの学校より偏差値は高い学校ですが、下のクラスの勉強しない様子は異常です。特進クラスとかがある学校までをは否定はしませんが、ある程度平等にクラスを振り分けないと(勉強する生徒を適度に振り分けないと)、勉強やらないクラスでは誰もやらないといった状況になります。少しは公立を見習って、下のクラスこそ手厚く対応すべきです。でないと保護者の信頼もなくすと思います。

 保護者は自分の子どもが落ちこぼれた時の対応も気にしています。進学実績ではなく、この学校にいれば最低限これは身につくといったところが無いと、安心して通わせたくないはずです。

 
自分は今の学校のやり方に納得できないので今年度で辞めると思いますが、学校の方針を少し考え直していただきたい、そして非常勤講師をバカにするのはやめて欲しいとつくづく思うわけです。

                                
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2009/09/25 23:02 | Comments(5) | TrackBack(0) | 非常勤講師 常勤講師 教諭 

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コメント

自分の文章を紹介していただいたようで恐縮です。

今の学校(特に私立)では不景気のせいもあり、非常勤講師・常勤講師の存在が必要不可欠になっています。でも、上で述べられているように、やはり非常勤講師は連携が取りにくいのは確かかもしれません。自分含め、学校のためだけに生きているわけではなく、いろんな生き方・考えのもとで勤務されている方が多いので、教育的に同じ方向性に走れないことも多く、結果生徒のためにならないこともあると感じています。これが教育的にいいことか悪いことか正直よくわかりません。先生にもいろんな人がいた方がいいとも思うので。

ただ、下のクラスを手厚くすべきという考えは著者と同じです。普通そう考えるのではないかと思っていたのですが、進学実績しか見えない2年前のような学校では、ホントにそういうことにしか目がない感じに嫌気がさしました。
posted by かねごんURLat 2009/09/26 03:46 [ コメントを修正する ]
 私も秋田県の公立高校で同じ境遇でした。時給で雇用され、ボーナスもなく、月収は税引き10万円前後。国民健康保険を自分で払い、県教委から社会保険等に入れてもらうことの出来ない隠れた日雇い身分でした。病気や怪我で数日間連続欠勤になるようだと自己都合の退職届を書かなければならない、不文律のルールがあるほど身分が非安定でした。年下で教諭になった連中には、「教員になりたければお前みたいな奴は駄目だ」「だからお前は採用試験制限年齢オーバーになるんだ」、と酒席で罵倒されたり、生徒には「教育学部にいくのなら○○(自分)のようになるな」と言われるなど、差別も全くひどい有様でした。
 臨時講師でも数ヶ月ごとの契約で、契約月分のボーナスと契約月分の健康保険に入れてもらえる程度。人材派遣の期間工的な扱いである。
 このような官製ワーキングプアが教育予算削減のために、全国にたくさんいます。教員になりたいという人間の生き血と犠牲が、公立学校の現場を支える力の一つになっている。そのため20代の講師が教員関係者の子弟以外はほとんどいない。小さな秋田ですら30代から40代後半までの数百人存在するから、全国にはかなりの人数の犠牲者がいるのだろう。
posted by 非正規なワーキングプア教員at 2011/03/08 19:29 [ コメントを修正する ]
安定は安穏を呼び、安穏は怠慢を呼ぶ。
私の雇用形態はさておき、私の勤務先では
あきらかに、専任教諭の質が低下、
授業1本で渡世する非常勤の先生の授業を生徒たちは期待する。
非常勤講師>常勤講師>専任教諭
の実力である。
posted by NONAMEat 2011/03/08 22:27 [ コメントを修正する ]
非常勤だと学級崩壊だの授業の質の低下だの、なんてまっかなウソ。
専任だから授業はつまらない、生徒は聞かない。それが真実。
でも、格差社会の現実、質の低下まで非常勤のセイにされてる。
おかしい。
posted by NONAMEat 2011/03/08 22:32 [ コメントを修正する ]
授業の下手な非常勤の先生を見たことがありません。

私の知っている非常勤講師は、研究熱心で、ノート点検や成績処理でただ働きすることも厭わない方ばかりです。

正規の先生は、いろいろな方がいます。授業が下手でもクビにならないので、
うらやましいです。
posted by MMM33at 2011/03/08 22:49 [ コメントを修正する ]

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