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五輪のボクシングで村田諒太(東洋大学職員)がブラジルの選手を破り東京オリンピック以来48年ぶりに金を獲得した。

彼は南京都高校時代から輝かしい戦績を残していた。南京都高校は来年度から「京都廣学館高校」に校名が変わる。幸先良いスタートを切れそうだ。

その南京都高校は、京都の精華町にある。京都の中では偏差値最底辺あたりに位置する。中学時代に散々悪行を尽くした生徒も入学することも多々あるが、生徒指導は厳しく、どこかの公立高校とは違って授業も静かで茶髪や校内でスカートの短い生徒は一人もいない。

面倒見の良さでは中学校側の評価はかなり高い。

そのような信頼関係もあってか、成績の中位の生徒も入学し、関関同立、産近甲龍の合格者も増えている。つまり、中学校時代に成績が中位であっても高校で学力をつけて有名大学に進学させているということだ。学校側はすごい努力をしていると思われる。

驚嘆すべきは、どこの高校でも指定校推薦という奥の手があるが、南京都高校はあまりにも底辺すぎて関関同立、産近甲龍の指定校推薦枠は存在しないのだ。これから実績を作り、枠をとっていくのだろうが、今の努力を続ける限り期待が持てる。

京都では京大進学率を飛躍的に伸ばした堀川高校も有名だが、私は南京都高校の地道な努力にも大きな拍手を送りたい。がんばれ京都廣学館高校。


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夏休みがようやく始まったという気分だ。あすから部活がなく学校にしばらくいかなくてよい。

だが、様々な仕事が残っている。一番やりたいのは整理整頓だ。机上、引き出し、ロッカーなどきれいにして2学期を迎えたい。分掌の仕事は山積みで、学年の仕事もまだしていない。盆が明けたら部活をほどほどにしないと、精神衛生上良くないパターンになりそうだ。







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夏休みに入って楽なのは良いが、労働時間は変わらない。そして睡眠時間もかなり少ない。4時間ほどが続いている。部活動の大会や様々なことが重なっている。
だが、職員室でいかに時間をつぶそうかと考えながらネットサーフィンをしている先生もいる。どう見ても仕事量に差があり過ぎる。

明日も早くから職場に行きまだの仕事を終わらせたい。早くほんとうの夏休みにしたい。


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 大津市で市立中学2年の男子生徒が自殺した問題で、大津市教委は13日、自殺の背景調査のために実施した2回分の全校アンケート結果の公開を始めた。
 

 一般公開に踏み切った理由について、沢村憲次教育長はこの日の記者会見で「保護者に渡すと当然外に出て行くし、一般市民にも伝える必要がある」と説明。同中学の在校生約880人の保護者に対し「希望があれば学校で手渡す」という内容のメールを送り、生徒にも案内書を配った。希望する保護者に市議会で配布したのと同じ資料を配る。

 公開された資料は、在校生が書いた回答を教員がパソコンで一覧表に整理したもの。昨年10、11月に実施した2回分で、加害者とされる同級生の名前などは白く消されている。(毎日新聞)

 我がクラスにもいじめはある。加害生徒はそのたびに親とも話し合い謝罪しているがやめない。人間はなんと弱く悲しい存在なんだろう。前のクラスもいじめはあった。いじめとは異質を排除する人間の本能のようだ。癖にも近い。

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自己の内にある光と闇を見つめる。それは人権教育、道徳教育にもつながるものだ。自己の内にある光を見つけることができれば他人の内にも光が見える。他人のうちに光が見えれば、その人を大切にする心が芽生えてくる。

そういう教材を見出したい。

私はドラマや映画などにも教材は多くあると思う。

ようやく夏休みが見えてきた。正直うれしい。生徒よりも教師の方が喜んでいるように見える。
倒れるかと思いながら頑張った。倒れれば生徒たちに申し訳ない。なんとか他の教師たちに助けられて1学期を乗り越えそうだ。終業式が終われば、学年の教師一人一人に頭を下げて歩きたい気分だ。


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人権教育といえば、身近な人権、社会的な人権、グローバルな人権といくつか枠組みが考えられる。中学校では「平和学習」があるが、それも人権教育になっている。平和学習は、反戦教育に通じている。日本の戦争犯罪(南京大虐殺)を取り上げたり、映像で見せたりだ。広島・長崎の原爆についても学習する。

戦争を起こした責任を過去の日本の人たちになすりつけるだけでは教育にはならない。

闇は自分の内にこそある。

人権教育を責任を追及するための道具にしたくない。

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生徒指導といっても種類は多いが、服装の違反、頭髪の違反などの指導は疲れる。一層の事、もうなんでもいいじゃないかと思う時もある。 どんな服装でもおこらない、自由。ピアスも金髪も自由。そうすれば毎日毎日生徒と凌ぎ合い、精神をすり減らすこともない。

なぜ、こんなことで指導しなければならないのか。指導すべきは生徒ではなく保護者だ。

保護者には中学校入学のときに服装や頭髪についてはきちんと説明している。だが、それを守らせることができない親、あるいは変形ズボンでさえも買い与え、それを指摘すると逆切れする親。私学だったら退学だ。公立中学校は残念だがそういう厳しい処置はない。

なんの切り札ももたないまま世間から、あの中学校の先生はダメだと印され、もっときちんと指導しろと言われる。そう言われ続けた教師も転勤し、すばらしい住環境の学校にいくと、あの学校は良い、先生も頑張っていると言われる。

「やってられない」と腹がたつが、この職業なぜか面白い、辞められないのだ。

だが、学校ばかり責任を負わせるのはおかしい、親の指導はだれがおこなうのか。必要ではないだろうか。




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公立中学校の限界は公立中学校教員のハートの限界と言える。教師みんながやる気を持って取り組めば限界は乗り越えられる……???そう信じたいが、現状は甘くない。

毎日の授業の中で、寝ている者やノートもとらずにボーっとお客様をせざるを得ない者を前にしていると虚しさが残る。ましてや授業が分からない嫌だからと校内を徘徊している彼らを見ていると無力感を感じる。

この子たちにとって学校は益となっているのだろうか、やりたい放題わがままを助長するだけの施設になっているようで仕方がない。そうさせているのは私たちだと感じて情けなくなる。


先日、定期テストの結果を眺めて見て、改めて低得点の生徒は生徒指導上問題が多いことに気がついた。これは生徒指導上問題があるから授業に定着できないので低得点なのか、低得点だから、授業が面白くなく指導されることに走るのか、どちらなのか。どちらも事実としてある気がする。

ただ、低得点者に対する日本の施策は弱すぎるし現状を把握していない。

低得点層の生徒は、アルファベットが書けない読めない、例えばdとbの違いが分からないなどがある。また、九九が出来ない、引き算は指で行うなど、到底通常の授業にはついてゆけないのが現状だ。

彼らの毎日の授業はどうしているかだが、ノートは取ったり取らなかったりだ。ほとんど毎日寝ている生徒もいる。そして最悪は授業の邪魔をする。



そういう問題を解決するのに習熟度別授業や少人数授業がある。といっても本当に効果があるのか疑問だ。実際、習熟度や少人数授業で失敗している学校が多いのも事実だ。

家庭環境が良い層が集まる学校はどのような策も出来る。そうでない学校は理論上素晴らしいと思える策もやってみれば逆に荒れにつながってキズ後を残している。そういうところは一番無難なT・Tを実施している。


また、40人いればLD,ADHDなどを疑う生徒が2,3人はいる。このことも学校教育の困難性を増加させている。

教師がやる気をだせばなんでも解決できるという妄想は横に置きたい。新たな考え方で新たなシステムが必要だ。

それは底辺層を援助する仕組みだ。私はそれをやりたい。













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服装、頭髪の指導で生徒とやりあうのも疲れる。
この仕事、80%が生徒指導です。後の10%が教科指導です。残りの10%が部活指導。
これは私の学校内でのエネルギィー使用量の内訳です。

ほんの1割にも満たない生徒によってかなり疲れる。その1割がいなければ、確かに学校は甦る。
明るく、好転の循環が始まる。

余計な生徒指導にエネルギィーを使わないで、教科指導に使える。良い授業ができる。生徒の学力が向上する。


その1割にも満たない疲れる生徒がいないのが私立中学校だと感じている。

1割にも満たない生徒のことを放っておけない。この子たちこそ丁寧に扱われるべきだ。そのためにシステムの構築が必要だ。


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今日の朝日新聞に社民党党首の福島瑞穂さんの大阪市の刺青調査についての意見が出ていた。

「入れ墨調査は巨大なるパワハラだ」と指摘。さらに「入れ墨をしたいなら民間にいけばいい」との姿勢について「普通の企業で『いやなら出て行け』と言ったら解雇権の乱用だ」と指摘。

また、「声」の欄ではやはり人権侵害だとの意見が載せられていた。

電車内でこういう光景を見たことがある。向かいの座席に太股から足首に刺青をした青年が座っていた。どんどん乗客は増えるが横に座る人はいない。何かピーンと張り詰めた空気があった。もうひとつ、電車で刺青を同じく足首にしている人がいた。わざわざはっきりと見えるようにズボンの裾をまくっていた。その人は降りる駅に近づくと裾を下した。周りの人はどうか知らないが、私はズドーンと嫌な気持ちになった。

生徒たちには絶対に刺青をしてほしくない。例えファッションであってもだ。

「人権侵害」?

刺青をしている人はやはり怖いし威圧感を与える。

刺青をしている人の人権擁護より、刺青により威圧感を感じる人たちの人権を無視した発言はやはり受けいれられない。

なんでもかんでも「人権」の一言で責める手法は飽き飽きしている。



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忙しい。
難問が山積み。解決不能と思われるが、きっと道はある、と信じてみんなで頑張ることにした。

生徒指導の大半が服装指導、頭髪指導だ。担任は常にこのプレッシャーに囲まれている。
親も説得しなければならない。変形ズボンなどで商売しないでほしい。悪徳だ。

親は髪の毛を染めささないでほしい。

服装、頭髪が親の管理下のもとでしっかり出来れば教師の悩みの大半が解決する。

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連休明けたらあいつと飲みに行こう。部活を早く切り上げ、5時には学校出て飲みに行こう。あっ忘れてた。部会あるの。でもそれを早く終わらせたらいいんや。部会の長はこういう時にえええな。しかし、そのためにしかっりレジメ作らな。

連休明けたら校外学習。また戦いが始まる。あいつ連れていくのたいへんやなぁ…。服装、頭髪きちんとささなあかん。
この落とし穴にはまって心が動けなくなる。でも、最近少しだけ心が自由になってきた。一人でやらんでもええやん、それと、周りの評価どうでもええやん、どんまい教師で十分や。

連休明けたら、またあのおっさんの愚痴聞かなあかん。管理職成れへんかった愚痴。管理職から評価されてない愚痴。分かるけど、もうあきらめ!あと数年で退職やろ、どうでもええやん。それより退職してからどう生きるか真剣に考え。

連休明けたら、後は夏休みまで走り続ける。この考えは今は無理が生じてきた。今は夏休みまでにどこで一休みするか、その計画を立てなきゃ夏休みまでに俺は倒れる。
そうやな、5月のテスト前の部活なしの土日と、6月の半ばどこかで。
7月になれば何とか最後まで頑張れる。夏休みに入ったら部活めっちゃやったんねん。

        






          この中の一つでも成就されますように祈ります。










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「先生、もうやめてください。」と心の中で虚しくつぶやいていた。全く分からない数Ⅲ。ついていけないのだ、きっと先生もほとんどの生徒が分からないと分かっていたはずの授業。もっとこっちを、僕たちの方をみて授業をしてください、目をそらさないで黒板と話さないでください。高校時代、自分の不勉強を横においてこう思っていたのを思い出す。

大学時代は卒業のために頑張って座っていた。ならいいのだが、面白くない授業、無意味と感じる授業は座っていられない、抜けた。

今、私は中学校教師。担任しているクラスのN子は授業をよく抜ける。勉強も出来ない。正直責める思いは出てこない。それより申し訳ないという思いが出る。

私の学校には、中学1年生の4月の段階ですでにノートをとらない生徒がクラスに数人いる。2年生になったらきっと分からないから授業を邪魔するか、他の事に興味を持ちだし、授業を抜けて校内や校外をうろうろとしだすだろう。先の様子が目に浮かぶ。

先日、授業を抜けだすB子を教えた時、九九を覚えていなかった。「えっ」と思ったが、顔に出さず教えた。教育の何がダメなのか。我々に何が出来るのか。いつも思い、虚しさが心を覆う。

でも、ささやかでも頑張っている教師たちがいる。連休明けたら笑顔でまた子供たちと仲間と出会おう。それしかできない。






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おばちゃん教師は今日も奮闘している。生徒をたたみ込むようにまくしたてて怒り、職員室では他の教師のうわさを楽しみ大声で笑う。その横で、疲れた顔で50代おっさん教師は粛々と仕事をしている。
たまに冗談をいうが、吹き飛ばされて誰の耳にも入ってない。

うちとこの新任教師はおとなしくまじめだ。よく授業のやり方を聞きに来る。自己流を伝授したら、先生のは真似出来ません、といわれた。自分が初めて教壇に立った時の事を考えると、先輩教師にいちいち聞きにいった覚えがない。授業の内容はレベルが低かったが、一本調子にならないように注意を払い、時に授業も脱線した。面白くやろうと考えた。少し人気取りも入ってた。それは今もかな。

新任教師に言いたい、熱心に俺に聞きに来るのは良い、でもな「お前、思ったこともっと自由にやれよ」。

「周りのおっさんやおばさん教師どうでもいいから、そいつら飛びあがってびっくりするぐらいめちゃやってみろ」。

熱が入って生徒どついたっていい、新任のうちは恥ずべきことではないで。若いうちは失敗すならめっちゃ大きく失敗したほうがいい。周りの評価を気にして小さく育った教師にだけはなるな、生徒にとってまったく面白みのない人間だから。「いけーーーーーっ」

ほえろ新任。もっと謙虚になれおばちゃん、元気出せおっさん教師。以上。

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ようやく連休に入った。天気が心配だがこの三連休は大丈夫なようだ。
部活指導は連休すべてやりたいが自分が持たない、若い時はほとんどやってた時もあった。

急に暑くなったので衣替えをしよう。

そしてボーっと図書館でもいってみようか。

それと教頭からの宿題をやらねばならない、全体計画と年間計画だ。5月連休明けには提出だな。連休明けに教育委員会のお偉いさんが来校するのでそれまでには作成しなきゃ、教頭さんも困るだろう。

次に授業の準備だ。忙しくて何もしていない。5月の終わりには中間テストがある。良い授業をしたい。

あとは自分の部屋のかたずけだ。
思いだした。クラスのやんちゃA子とB亮をどう指導していくのか、一定の方針を自分で立てておかなくては。連休明ければ一気に新学年の緊張がほどけ厄介さが花咲くからな。






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いよいよ家庭訪問の時期が来た。「大変ですね」とみなさんが言うが、別に大変でもない。逆にどのような話が出てくるか楽しみだ。大変なのは道が分からないことだ。そして時間が遅れることだ。

後は、コーヒーがよく出てくるので腹の調子がおかしくなることだ。

天候が雨なら遅れやすくなる。

遅れた時は携帯電話で相手に伝える。逆に早くなる時もたまにあるのでその時も携帯電話で伝えてから早く行かせてもらう。

私の基本スタイルは、まず笑顔で「こんにちは」からはいる。そして話をするより聞かせてもらうことだ。

以前、兄や姉をもっていたので良く知っている親もいるが、やはりその時は少し気が楽になる。また、お菓子などを出していただく場合もあるが、基本的に食べて帰りたい。ショートケーキなら絶対手を付ける。

それでは何が出てくるか楽しみにがんばろう。


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自分の心のつぶやきに気を付けている。

強い者の下で、弱いものをいじめ続けるA輔。「こいつは人間のカス、みとれよ、いつかこてんぱてんにいわしたる」

初めはこの感情によく支配される。しかし、よーーーく考えてみると、悲しいかな、本当に悲しいのはA輔も一緒だった。悪のグループの中でいつも使い走りをさされて、みんなの前でもグループの強いやつらにおもちゃにされる。その時の心の痛みはいかほどかと考えると、そこをなんとか出来ないものかと考える。そうすると少しA輔への対応が柔らかくなる。



C子が授業中しゃべり続ける。「こいつは普通じゃない、狂ってる、どつかなわからん」

この手の生徒は何を訴えているのだろう。難しい。だが、頭ごなしに怒鳴ってもよくなった事例は少ない。逆に「きしょいわ」とか「ちかよらんといて」とか反発だけが返る。いつかこの子の心の奥の声に出会える日までどうしたら、なぜと問い続けるしかないかな。
「こら、前向かんかえ」ともいうが、ときどきそばに行って、「それでどうしたん」とはなしの内容を聞く。そして一緒に笑う。それから少し注意をする。これぐらいしか出来ていない。


何度言うても毎日遅刻してくるG也 「ほっとけ、どうせ親もやる気ないんや」

…と思ってたが、私の子供もたいがいむちゃくちゃなんで、親はほんま大変や、どりょくしてんねんけど親と子の不思議な関係はそう簡単なもんやないということが身にしみて分かってきた。ので…、ようやく「お母ちゃんの気持ちもようわかるわ俺」という言葉が出始めた。上から目線が少し下がった。
よく職員室で「あのお母ちゃんおかしいわ」となど聞こえてくるが、心の中では「やめて、そんな責めんといたって」と思えてきた。ときどき自分のことを言われているようで…。


この土曜日曜、生徒に「お前はおかしい」とつぶやく前に、自分のいつものつぶやきをゆっくり音楽を聞きながら点検したい。全国で今日も奮闘している教員たち、玉砕命令が出ているようなお気持ちの教員たちのことを忘れないように。ではまた。






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忙しい、忙殺されそうだ。書類ではない、生徒を追いかけるのにだ。

初めからぶつかり、知らぬ間に体も衰弱している。
これでは精神までやられる。

どこかでしっかり休養しなければ、だめになる。
こんなブログでSOSをしても無意味だが、かなりしんどい。

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最近、私のブログにコメントが増え、しかも、真剣に書いて下さる方が多いのです。感謝いたします。私は近畿圏の中学校に勤める教員です。

未熟ですが、子供たちや保護者に誠実に向き合い、魂のこもった教育を志すものです。私の友達には組合のものもいれば、管理職もいます。目の前の子供たちの困難な状況をなんとかしたい、そう願う志はみんな同じように思います。

この四月からの新しい出発のクラスにも学年にも大変な生徒はいます。自分の力ではどうしようもないでしょう。でも学年の先生方や管理職また学校全体で一枚岩になっていけばきっとなんとかしようがあると思います。そのように協力し合っていきたいと出発に向けて志を立てているところです。

皆様、よろしくお願いします。

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いろいろなところで、昔の顔なじみに合うと早期退職している者がいてびっくりする。どうして?と聞くと、責任重いからしんどいと答える。退職して講師で務めている者もいる。歳とると責任ある仕事を続けるのがつらいみたいだ。

また、50代になるとすでに管理職の道も外れている。しかし、懸命に突っ走ってきた者の中に不満が残る者もいる。学校のために生活を犠牲にし、上を向いて頑張ってきたのに、こんな処遇しかないのかと。管理職にあこがれてきた者ほどひどいショックを受ける。ぐちぐち言っているのが聞こえてくる。

すでに目の前のニンジンンが腐ってきて、走ろうにもテンションがあがらない50代たち。頑張れー共にあと数年を乗り切ろう。

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内示があった。すでに3月終わりには転勤する学校もきちっと決まり、学年所属も決まる。校内の主要ポストも決まっている。
しかし、そこまでに至るに管理職は、最終の詰めに追われ大変な苦労がある。なかなか思うように人事が決まらない。ポストを引き受けたがらない教師がいるからだ。どのようにコマを使おうか管理職の迷う時でもある。

我々老体教師は主要ポストを任されるとつらいものがある。老体教師にも意地があり校内で存在感を示したい。だが、今の自分に務まるかどうか心配でしょうがない。しかし、周りを見渡して見ると自分しかいないことが分かる。自分より年下の管理職に促されてしかたなく老体にまた鞭を打ち頑張ろうとする。

毎年4月から始まる新体制にしっくりいかない時が多いが、生徒の顔を見たとたん霧や雲は吹っ飛ぶ。それは目の前にいる生徒がかわいいのと、ぐたぐたと言ってる間にやることがたくさん出てきて、愚痴などこぼしている暇がなくなるほど忙しくなるからだ。

さあ春、4月を待とう。

生徒も希望を持ってやってくる。だが不安も多い。誰が自分の担任か、友達と同じクラスになれるのかと。

私はいつも担任する生徒たちや学年の生徒たちが自分を受け入れてくれるだろうかと心配になる。厳しいプレッシャーを感じる。4月は生徒も教師もドキドキハラハラだ。

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春近い、18,19日ごろに近畿は20度近くまで上がるという。いつも思うのだが、近年、冬の後の春が短い。4月や5月で30度近くまで跳ね上がる日があり、いっきに夏が来たように感じるからだ。だから、生徒も暑くて授業に集中できない日が多くなる。そんなときに生徒指導上のトラブルが起こりやすい。

最近、クーラーをつける学校が多い。そして夏休みが短くなり8月26日当たりから2学期が始まる。

次第に土曜も復活しつつある。

私は授業時間の増量のサービス合戦に乗りたくない。そして現場へ丸投げの週2時間もある総合の時間も嫌だ。

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卒業式を終えた。一仕事終えた歓びがある。

私は生徒にとってどのような存在だったんだろう。
究極、生徒にとって何番目に大切な教師だったんだろう。

少しでも人気がでれば歓び、他の教師の人気が高まればさみしい気持ちになる。
これが人情と言ってしまえばおしまいだが、心にくすぶるものがある。


この1年、他の教師にどれだけ助けられたか。生徒に妥協を許さない厳しい若いA教師。この人がいるから安心して生徒とかかわれた。ややこしい仕事を難なくこなしてくれた女教師がいたから、生徒と接する時間が多くとれた。

今年度は調子良すぎた。他の教師からも生徒からも怖いぐらいエネルギーをもらった。生徒からもらった感謝の手紙や花束を見るたびに、自分の小さな努力の割には出来すぎだと畏れが走る。

4月からは少しでも他の教師を支える側にまわなきゃ罰があたりそうで怖い。のぼせ上がるのを慎みたい。卒業式の後の喜びと同時に痛切に感じることだ。


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 採用試験に受かった若い女性教員の中で、素晴らしい人材は多い。私よりすごいと思うし、尊敬する。だから頑張ってほしい。だが、期待していも学校に力を残せない時がある。それは妊娠だ。講師をしていた人が採用試験に受かると、それまでとは違って身分が安定する。それを機に結婚したり、妊娠する。本採用になり担任を任されてすばらしい実績を残すが、次の学年に上がる時、担任を外れなければならない。

有能な女性が担任を外れるのは痛いが、担任している途中に産休や病休で休む場合はもっと痛い。年度途中での講師は見つかりにくいのと、見つかっても講師の人はやりにくい。なぜなら、優秀な人の埋め合わせに来た講師は、生徒も教師も前の人と比較してしまうからだ。前の人がかなりめちゃくちゃな人なら、普通にしているだけでありがたがられるが、その反対の事が起こる。

妊娠が悪いことではない。学年が一致団結して試練をチャンスに生かす時だ。


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各教師が卒業生へ言葉を書く欄があった。やはり競争心が働く。どの教師よりも、すごい言葉を書きたい。
さすが○○先生はちがうと思わせたい、今でいう「どやがお」をしたい。

自分が書いたものを見て、「どやがお」になった。さすが俺。どうです、みなさんここまで書けますか、ちがうでしょう私は…。

それを書いた今日の帰り道、気がついた。これは卒業生に送る言葉ではないと。自分を認めてほしい言葉になっていると。
月曜学校に行ったら、至急書きなおそう。だんだん恥ずかしくなってきた。

では何を書こうか。

やっぱり素直が一番。生徒たちに「ありがとう」これを書きたかったんだ。

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