公立学校の真実
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先日もう一度「サウンドオブミュージック」映画をユーチューブで見た。主役のマリアが自分の気持ちが分からなくなり修道院に帰ってきたとき、修道院長がマリアに歌った曲があった。「Climb Ev’ry Mountain」だった。この曲は映画の最後にも荘厳な合唱として出てくる。
母は今は亡き人だ。「Climb Ev’ry Mountain」を聞いたとき、母はこのような生き方を願っていたのだと思った。そして私にもそのように生きてほしいと願っていたのかもしれないと思った。
エーデルワイスもよいが、「Climb Ev’ry Mountain」が今私の中で、天国の母からのメッセージに思えてならない。ありがとう。がんばります。そして私の子どもたちにも伝えます。私の生きる姿で伝えます。
以下、英語と和訳、説明をネットから引っ張ってきました。
「Climb every mountain」
Climb every mountain
Search high and low
Follow every byway
Every path you know
すべての山に登りなさい
高き低きもくまなく探し求め
知ってるすべての横道も
すべての小道も辿って
Climb every mountain
Ford every stream
Follow every rainbow
Till you find your dream
すべての山に登りなさい
すべての川を渡って
すべての虹を追いかけて
あなたの夢をつかむまで
A dream that will need
All the love you can give
Every day of your life
For as long as you live
夢を手にするために
あなたの愛をすべて与えなさい
あなたの人生一日一日を
生きてる限りずっと
ちなみにこの曲にたくさん出てくる every という言葉。
翻訳には単純に「すべて」と訳しましたが、これはちょっと説明が必要ですね。
「Climb every mountain(すべての山を登って)」と聞くと、「あちこちにある山という山、すべて征服しろ」という意味にもとれてしまいますよね。
しかしここはそういうニュアンスよりむしろ、夢に向かってずんずん前に進んでいく途中、山に出会ったら、その都度、逃げないで、必ず登って乗り越えましょう、というニュアンスなんですね。
つまりここでの every の意味は「その都度」ということです。
この歌に出てくる山や川や横道や小道や虹は、夢に向かって進む途中に立ちはだかる様々な困難や選択肢、チャンスの数々を、ひとつひとつ、その都度ものにしていく、ということを言っているんですね。
私の知り合いの子どもが心理職になろうと大学にいったものの、心理職では生活ができないことを悟り、進路変更を考え始めている。それもそうだと思う。臨床心理士は大学院を卒業して臨床心理士の試験に合格するととることができる。そして、5年ごとの更新や研修に参加し続けていかなければならない。
しかし、臨床心理士の仕事の平均年収は約362万円。日本の平均年収と比較すると低い傾向にある。大学院まで出て費用対効果として割に合わない。
月給で換算すると30万円、初任給は21万円程度が相場だ。アルバイト・パートの時給は11
00円から1700円が多い。しかし、大学生のバイトと変わらない時給の時もある。しかも心理職は非正規が多いのも特徴だ。
心理職は素晴らしい職だがなぜか儲けという点では残念だ。
適格と思えた卒業生は中学校の教師をしていた。「生徒がかわいくて仕方がない」と言い、意気揚々と先生をしていることが話で伝わってくる。職場でも他の教師から期待されていることが仕事配置からわかる。
ただ、教師をしていて必ず壁にぶち当たる。それは自分を成長させてくれる大切な壁で、その時は苦しいが、それがあったからこそ成長したと後日分かる。失敗をして落ち込む時があるが、立ち上がって何とか教師を続けていくうちに、いつの間にか形になってくる。
今はのりにのっている彼が、壁にぶち当たった時にアドバイスができれば嬉しい。
トイレにこもってよく泣いていた精神的に不安定だった生徒が教師になっていた。これは驚いた。いったいどういう志で教師になろうとしたのだろうか。合ってじっくり話を聞きたいと思う。
卒業生たち、どの道を進んでもいつまでもクラスや部活動で泣いたり笑ったりしたことを忘れず社会で頑張ってほしい。
昨日、テレビで「なにが幸せだろうか」のような子供番組をしていた。幸せは人によって違うと言っていた。しかし、そこに出てきた主人公は、「自分の幸せはお金ではなく感動だ」と言い、それを聞いた友達も「素晴らしいね」と言う内容だった。
そのマインドはとても大切だ。しかし、お金やお金をもうけることはけして全てが悪いことではないことをしっかり教えるべきだ。
お金儲けが悪ならば世の中はけして成り立たない。まず企業は利益が出ない、給料も出せない。それによって困るのは従業員の家庭だ。つまり、お金儲けを否定すればたちまち経済は立ち行かなくなり、自分たちの生活にはね返ってくるのだ。ただ、その時に必要なのがお金儲けの目的や志だ。この目的や志が「感動」につながっていることが重要なのだろう。
子どもたちに理想を教えるのは大切だが、実際問題、お金の問題もしっかり教えるべきだ。
こどもの貧困が問題になってる。マスコミでも取り上げられ、ひとり親家庭の貧困率は高く、その子供たちの成長に与える影響は大きい。貧困からの脱出を考える人も多いだろう。しかし、大人になってからでは遅い時がある。 なぜなら貧困は世代間で連鎖する傾向があり、結局その子供も知らぬうちに貧困への道を歩んでいくからだ。だから、教育の場で小さい時から貧困から脱出する方法を具体的に教えるべきだろう。
貧困から脱出する方法は2つあると考える。一つ目は、勉強だ。大学や専門学校へ行き、できれば生きていける資格を持ち仕事をすること。二つ目は学歴はあってもなくてもよいが、起業して成功すること。ただ、この2つ目は非常に厳しい道だ。貧困からの脱出は玉の輿にのる以外、この2つだろう。 しかし、貧困層の人たちはそのことが実感として分かっていない。だから教育の場で、お金の話を具体的に教えるべきなのだ。
何とか1学期ガンバって夏休みで体力を回復させたいところだ。
学校というところ、年寄りにはきつい。部活が終わる18時から学年会。これは違法だろうと思うが、教員たちから不満を聞いたことがない。不思議だ。
さらにうちとこの教頭の労働時間がひどい。土日と平日は22時が当たり前。いつかこの人おかしくなるんじゃないかと思うほどだ。
さて、ここまで書いたが、支援学級について特段思うところがあるのだが、明日の健康のためにキーボードをたたくのをここでやめる。
ひとこと苦言を呈した。
卒業式も終わり、後は終業式と新年度を迎えるばかり。
3年生の先生方ご苦労様でした。
今が教師のほんの一息つけるその時だ。
すべての苦労から解放され、身体が軽る~くなる。
これも4月を迎えるまでだが。
4月からは次の苦しみと楽しみがちゃんと待っていてくれる。
私が大学を卒業して初めて赴任した学校は、外国籍の方が25パーセントの中学校だった。やんちゃは多かった。それでもとても好きな学校だった。
今では考えられないだろうが、テストの平均点を出す計算を暗算と筆算で行っていた。そこで美術の女の先生がすっとそろばんを持ってきて、手伝ってあげるわとそろばんをはじいてくれた。嬉しかった。そんな時代だ。
しかし、今や生徒も教師も一人1台の末端機器を使いこなす時代。変わった。これからもっと変化していくだろう。
変化に対応しないと生きていけない。
若い人にまた助けてもらおう。
公立学校の教員(妻は専業主婦で時々パート)。
今や、年収850万、大したことはないが、生活に困窮することはなかった。
子どもたち全員を私学の高校へ通わせ無事に大学を卒業させることができた。
思う存分に家族旅行も行き、マイホームも買った。
仕事はきつかったが。
私が教員になれたのは、親が大学に入れてくれたからだ。
大学に行くのと行かないのとの大きな違いを親は身を持って知っていた。
名もない大学だったが、教員免許がとれた。
その資格の力は大きい。人生を大きく左右する。
お金がないので学校に行けず、資格も取れず、結局年収の低い仕事をさまよって終わる人もいる。
それを知っている親たちは、たとえ借金をしてでも子供を学校へ行かせる。
親の収入が学費に食われるが、それは必ず将来子供へ返ることを十分に知っている。
学校ぐらい、勉強ぐらいと思っている貧困家庭の親は学校へ行かせることを重視しない。その結果、子供は親と同じ道をたどる。
貧困の世代間の連鎖だ。
日本では、やる気さえあれば大学まで借金して何とか卒業できる。
さらにやる気さえあれば高収入の職業にありつける。
しかし、その子の周りが、勉強や大学の有用性を知らなければその道は閉ざされたままだ。
一旦社会に出てその辛酸を味わったならば、立ち止まって考えてほしい、このままでよいのかと。
目先のことを考えずもっと先のことを見据えると、どうすればよいかが見えてくる。
コンビニでバイトして何とか生きる、これは実は何のスキルも身につかない。
目の前の生活だけを考えて大きなものを逃しているだけだ。
君の心にある願いはなんだ。問うてくれ。
きっと答えは出るはずだ。
そして調べてくれ、願いに生きる道と方法は見つかる。
人が足らないから管理職から袖を引っ張られているが、今この時点では、きっぱりと断り、新たな人生を始めたい。
実は公務員という安定した地位を退くのは怖い。
だが、40代から賃貸業をなんとか加速させてきたので、それを伸ばして、本当にやりたいことに人生を結びたい。
教育を考えるとき、いろいろな考え方があると思うが「魂の学」という人間観が私に一番影響を与えた。
生徒を威圧できる教師を目指していた私から、心を見つける教師へと変えてくれた。
例えば、昔は生徒から馬鹿にされたらおしまい、と考え、馬鹿にしたような言動に対してきつく反応し、にらみをきかせて威喝したおした。しかし、それでは相手は変わらなかった。
それではなく、その言動のうしろにある見えないものを見ようとするする力をつけることが「魂の学」を学ぶことで身についてきた。
昔はあまり生徒が近寄らない教師だったが、今は近寄ってくる。やんちゃな生徒ほど近寄ってくる教師になってしまった。それも「魂の学」という人間観の影響だ。
実は「魂の学」はGLAという宗教だ。そういうとみんな逃げる人がいるのだが、ご本尊を拝んだりするのではない。道を切り開くための実践団体だ。人間は魂存在だと提唱する「魂の学」を中心に全国で教師も多く学び始めている。
一応、「魂の学」の講演を紹介しておこう。
すべてネット配信で行われている。
10月10日(土)13:00~/20:00~ | 講演者:松山貴美子氏 |
11月23日(月・祝)13:00~/20:00~ | 講演者:中村友美氏 |
11月29日(日)13:00~/20:00~ | 講演者:伊藤信幸氏 |
☆講演者 高橋佳子氏
11月1日 (日) 13:00~15:30(予定) |
11月8日 (日)13:00~15:30(予定) |
11月15日 (日)13:00~15:30(予定) |
中学時代、悪さをしていても伸びていくやつと落ちていくやつの差が何かがわかる。
一番は、そいつの持っている要素。いわゆる志などだ。
ただ、要素があるものの上がれない者がいる。
原因は金だ。
中学時代、授業も入らず他の邪魔をしていて、うっとしがられてた生徒たち。
こいつらの中で、志が一定あり、親がお金を工面できれば、世の中でまっとうに生き、ましな生活ができる。
なぜなら志をかなえることができる学校へ行き、やりたいことの資格が取れるからだ。
しかし、志があっても、親に理解がなく、金がないなら資格は取れない。
結局、底辺で過ごすことになる。
私のもとに、「先生 就職が決まりました」というメールが多々くる。
授業にいかずに携帯いじって、校舎の隅でたむろしていたやつが、大学に行き公務員試験に合格していた、本当にびっくりした。大学のお金を出してくれた親がいたからそこまで行けた。
まじめだった子が未だに就職できず、生活に困っている。
あの時、お金さえあればこいつの人生もっと変わっていたのにと思うことがある。
Krieg ist ein Elend.
Es ist nichts zu loben.
Bitte sehen Sie sich die Kleider an, die sie tragen.
Das ist Auschwitz 'Kleidung.
老体になると本当に記憶力が衰え目も悪くなり、顔も悪なる。もともと悪いけど。
ただ、不思議なことに、それでも慕ってくる生徒がいるんだな。
教師の特権かなと思う。
しかも、昔悪かった奴らが、20歳過ぎて会うと、敬語まで使ってくれるときもある。年末年始は忘年会新年会もあるけど、同窓会もある。そろそろ、日程の調整に入ってるクラスもあるようだな。
自分の中学校時代の忘年会もあるし、これも面白い。だが、来る奴はみんな一応集まっても恥ずかしくない程度の何かの持ち主ばかりだ。やはり大卒が多い。高卒でも何か成功したやつとかだな。
最近、体力ないんで、年金もらうまで働けるかなと思う。65までは働きたい。そう思う毎日。
そこで、意外な言葉を聞くことがある。大学を卒業して誰でも知っている大企業に就職した卒業生が、「広島で教師をしている友達の話を聞いていると、教員がどれほどサービス残業をし頑張っているかが良くわかりました。部活の指導本当にありがとうございました」と言い頭を下げた。
いや、部活の指導など日々のやんちゃな生徒たちの指導に比べるとまだましだ。
また、話を聞いていると、実に志が大きい卒業生もいるものだ。私の志をはるかに超えているかと思われる。
これからも卒業生と呑むだろう。
そのたびに彼らの成長に驚かされる。しかし、私も若いもんに負けてられない。これからが青春と思い新たな野望に取り組む。
まあそれはさておき、学校でキャリア教育を推進しているが、本音を言えば、きれいごとを教えているようでもぞもぞする。
卒業生と合って話をすると、医療事務なんか初任給が手取り16万ないという。しかし高校を出て医療事務の専門学校に進学している人が意外と多い。それで一生食べていけるのかと思う。
中小企業も待遇が悪い。ホテルマンだって1流ホテルならある程度の収入があろうが、中程度のホテルに就職した卒業生は手取り20万もない。
また、介護職の給料はもう笑うしかない。夜勤を月4回しても手取り17万だ。まず年齢を重ねても給料は上がらない。
こうなればやはり、大企業か公務員そして資格のある職業、看護師などだ。それを教えてあげなければならない。
退職した万年平教員がポロっと悲しそうに語ったこと。「俺には退職校長たちのように、教員らがしてくれる○○先生の退職を祝う会とかはないんだ」と。
生徒からも教師からも退職を祝ってもらい、惜しまれて終えていく教師たちは少なくない。
教員主催の盛大な退職を祝うパーティーがあることは嬉しいことだろう。そこでは今までの実績の数々が再び浮き彫りにされ光を浴びるからだ。しかし、その勲章はただの思い出に過ぎず、時がたてば色あせてくる。
本当に教師としてうれしいのは、いつまでも教え子たちが来てくれ、いつまでも教え子たちの成長を我がことのように喜ぶことができることだと思う。
私のゴールデンウイークの予定は海や山に行く予定はないが、教え子たちと呑みにいくことが2件入っている。これはなにより嬉しい。出会いは不思議なもので、大学を出たてのころに1か月間講師で行った学校の生徒と30数年ぶりに出会い様々な話をしたこともあった。
これらは私の宝であり、元気の原動力、道を外さぬように生きさせる原動力になっている。
芸能人の不倫、芸能人の発言がどうだと、重大ニュースのように何日も扱われる。
平和なのかそれしかネタがないのか。芸能人ひとりの行動に国民が一喜一憂している状況はもったいないと思う。
さて、ニュースと言えば教員の不祥事には事欠かない。
それだけ注目されている職業なのはわかるが、なくならないのもだなと思うし本当によく記事にするものだとも思う。
神戸の支援学級でおきた生徒への「色気づきやがって」「おばさん」などの暴言事件。
この時世、ちょっと気をつけなければ冗談ではすまないことになる。職員室では「自分も気をつけよう」という言葉が飛び交ったと同時に「ちょっといいすぎだよね」という言葉が後付けされていた。
ニュースと言えば、奨学金のニュース
自民党は、返済する必要がない給付型奨学金について、原則として高校時の成績が5段階評定で平均4以上であることを条件に、月3万円を給付する方向で文部科学省と調整を始めた。対象者は7万5千人程度になると見込んでおり、年300億円近くが必要になるとみている。具体的な制度案について、来週にも取りまとめる。
給付型奨学金については、文科省が住民税の非課税世帯などの大学生らを対象に、一定の成績基準を設けることを検討。2018年度の入学生から導入する考えだが、自民党は前倒しして17年度からを主張している。
評定平均4以上に月3万とは驚きだ。なぜなら…
➀ 高校によって生徒集団の学力が違う。
A高校の2とB高校の4は同じ学力の場合がある。もっと言えばA高
校の3の生徒がB高校に行けば入学以来の秀才となることだってあ。
る。この矛盾をどうとらえるかだ。
➁ 学力のある生徒は多分家庭の収入も多いはず。本当に奨学金が必要な
のは貧困層だ。貧困層に焦点をあてて給付型奨学金を考えてほしい。
➂ 月3万ではとても厳しい。最低その2倍、月6万はほしいところだ。
まあ、これぐらいの問題点は政府も十分わかっているはずだが…