公立学校の真実
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自分も身を潜めたくなってくる。
特に性的な失態でニュースに載ると、驚嘆する。
なぜこんな人が教員をしていたのだろうと思う。
確かに、生徒はかわいいし、なついてきてくれれば、愛おしさが増す。
だが、そこまでだな。
例えば、よく「先生-大好き」なんて60過ぎても言われることがある。
それは、教師という立場に対してなついてくるのであり、60代のおじいさんの私にではない。勘違いして、もてているなど思えば、終わりだろう。
私も教え子がよく遊びに来てくれたり、成人すれば一緒に飲みに行ったりする。今やっている商売を手伝ってくれる子もいる。
60代後半のおじいさんを相手してくれるのは教え子だけだ。
そこらに歩いている60代後半白髪頭の人に興味を持つ人などいない。
それは教師の特権というべきものだ。
その特権を乱用してはじけてしまわないようにしよう。私たちは、しっかりおじさん、おじいさんであることを自覚していよう。
街に出ると、外国語が飛び交う。
「ここは日本か」と疑うぐらいの場所もある。
先日、京都に行ってきたが、やはり外国人が多い。
観光客か留学生か永住権を獲得した方か。いや、これは大阪も同じだ。
一緒に働いていた外国人の方たちは、みな個性が溢れている。
アメリカの男性は面白い。中国の女性はかなり自己主張が強い。
外国人が増えてくると、この自己主張によって、おとなしくはっきりしない性質の日本人たちは残念ながら隅へ追いやられるだろう。
韓国人は未だ、日本人を心の底で恨んでいる。お人よしの日本人は残念ながらそのパワーで負けるだろう。そう思った。
意外と同調しやすいのは、イスラムの人だ。本当のイスラム教徒は気を使ってくれる優しい人たちだ。
さて、移民政策を推進してきた国はことごとく大きな課題を抱えることとなった。これは明白だ。
日本は移民ではなく、老人パワーを解放させることにより経済を活性化させることが必要だ。
顔にはシミが目立ち、薄毛や白髪頭になる。
姿かたちはいかにも老人といったところだ。
若いころ、老人を見て、老けているなと蔑視していた自分がその姿になっている。
生徒や保護者に接するとき、やはり姿かたちは大切だ。
だから、こぎれいな老人になろうと思う。
髪の毛を白髪染めで黒に染めるのもよいが、頭髪は痛む。そして薄毛が進行するのだ。
白髪染めをやめた時、ふさふさとは言わないが、毛が喜んでいる感じを受けた。
だから私は白髪を選んだ。
ところで、白髪染めと言われるものの中に、シャンプーをしながら黒く染まると宣伝するものがある。
その広告を信じて使った「利尻カラーシャンプー」は全く染まらなかった。人にもよるのだろうが、私は染まらない。
シミははずかしい。
病院へ行ってレーザーかなんかでとってもらうのが一番だろう。
友達も大きなシミを取ってもらっていた。
私はお金がないので、ひまし油とカソーダ―を混ぜたもので目の上のシミをとってみた。薄くはなった。1か月かかったかな。
今度は頬っぺのシミをとってみる。老人にはいろいろ金がかかる。
空き時間だった。
その時、激務というか、精神が圧迫されて、学校にいられなくなった。
学校の外の空気に触れながら、はやく退職して自由の身になりたいと思ったものだ。
そして、今、その自由の身にはなった。
だが、この物価高、そして歳を重ねるに時給の少ない誰でもできる仕事はあるものの、本当にやりたい自分の身になる仕事にありつけないというありさま。
白髪のおじいさんを雇ってくれるほどのところはないのだろう。
小学校のサポートをしていたら、いつもやんちゃしている小学生が「おじいさんでも先生やってるてすごいね」と耳元でささやいてきた。
確かに・・・と思った。
やっぱり、おじいさんなんや。
まだ、あきらめず職を探してハローワークに行くが、「これはどうでしょう」と勧められたところが、勤務地まで2時間以上かかる事業所だったりする。
間口を広げて探せよとアドバイスしてくれるものの、広げ過ぎだろう、それ。
もう一つハローワーク職員は頼りない感じがした。
自宅でいろいろな自治体の会計年度職員を検索した。
奈良で時給1,260円ほどの相談員というのがあったので問い合わせてみた。
しかし、臨床心理士師しか無理で、「公認心理師はだめなの」と問うと、スーパーバイザーがついていなければ無理、今現在カウンセリング業務をしていなければ無理、と断られた。
なんか変だな、と思いつつ他を探すことにした。
小学校に書類を届けに行った。保健室の前は検診なのだろうか子どもたちが並んで座っていた。
そこを通ると、笑顔の子どもたち。私まで笑顔になる。
きっと小2だろうなと思い、小さな声で「何年生」と声をかけてみた。飛びつくように「2年生」と言う。指で ✌ と表しても答えてくれた。
この子たちの担任をしたら楽しいだろうな、と思ってしまった。
実際に担任をすればいろいろなことがあり、難題が押し寄せてくるのは分かっている。でも、それでもやっぱり、今からやる教員補助より担任の方が良いに決まっている。
子どもたちがかわいい、好きだ、人間が好きだ、この気持ちが教員の基本かも知れない。
80歳の人から見ると、私など60代半ばはまだまだ若いと見るようだ。
だが、就職するには非常に厳しい歳だということを実感している。
昨年11月から受け続けた7つの就職試験はすべてダメだった。
7つすべてだ。
その内訳は・・
公認心理師の資格をもとに受験した児童相談所の相談員などの会計年度職員3つは見事に不合格。
そしてメインであった時給5000円以上のスクールカウンセラーは、大阪市、京都市、京都府、奈良県すべて受けたが不合格だった。
京都市などは面接も受けさせてもらえなかった。書類選考の段階でアウトだった。
7つの不合格通知は大切にしまってある。笑
試験会場を見渡すと、20代から40代の人と見られる受験生が多かった。私のような老いたものもいたことはいたが、少なかった。
4月からの職は、今やっている賃貸業だけとなった。
しかし、電話がかかってきた、しかも日曜日に。
「5月から小学校3年の担任を夏までしてくれないか」というものだった。臨時免許をだすからという校長からの悲痛なものだった。
やったこともない小学校の担任、初めは面白そうだと思った。しかし、冷静になればだんだん不安になってきた。しまいには明らかに無理だろうと分かり断った。
しかし、校長の悲痛な叫びは続いた。翌日、また電話がかかってきたのだ。担任は教務主任にさせるから、教務主任を助ける時間講師(授業をするわけではなく、雑務)をしてほしい。
ここまで言われると、優しい私は断ることはできなかった。
時給5000円のSCと時給1000円台の雑用仕事を比べてしまう。
悲しくなる。
「公認心理師やのになんでこんな仕事やらなあかんねん」、とつぶやいている自分。
もう一度、心を点検して、残り少ない人生を自分が本当にやりたいことは何なのかを検証し、具体化しなければ、人生を悔やむことになるようだ。
しかし、子供たちは教室でグラウンドで授業を頑張っている。
でも、私は老いぼれ教員、体調が悪いのが続いている。
寝ても、疲れはとれない。
なるべく早く帰ることにしている。
校長に「もうやめさせてください」と喉元まで出ている。
私の夢は朝早く起きて、ゆっくりと街を散歩をすることだ。
本屋へも行きたい。大きな本屋だ。
新刊を大量に読みたい。
社会の様々な情報を手に入れるために。
そして、次の一手に備えるのだ。
体力を回復させたい。ストレッチ、視力回復の運動。
できれば、筋トレとバッティングセンターで打ちたい。
仕事を辞めればいろいろなことができる。可能性が広がる。夢みたいな話だ。
時々思う、妻がすごく稼ぐ人だったらなと、自分は仕事を辞めても経済的不自由はそこまで感じないだろうと。
しかし、パートで頑張っている妻にそれを悟られたら縁はきれる。
仕事を辞めてもまたっく困るわけではないが、給料が一定もらえないとなると心もとない。
老いれば、くやしいが、こういう考えになる。
私は、教員もしているが、賃貸業もしている。
妻が表面に出て私は縁の下でやっている。
賃貸の常識を抱えすぎると成功しないかもしれない。
そう思ったのは、最近だ。
家を貸す。
それだけなのだが、貸すには、きれいにして貸さなければならない。
いわゆるリホームだ。
しかし、このリホーム代が高い。
私は1戸建てを貸すのが主なので、クロスの張替えや畳の表替え、フローリングのやり直しなど、かなりの額。
これに水回りのリホームも加わると代金は一気に跳ね上がる。
きれいにし過ぎて200万かかった物件もあった。
しかし、今回は違った。
リホームなど皆無だ。
相続でいらなくなった家を160万で買い。
残物がたくさん残っているので、どう処理しようかと悩んでいたところ。
決断した。
リホームしないことにしたのだ。
現状のまま貸すという方法だ。
前住人の残物がそのまま残り、ゴキブリの死がいもよく見ると散らばっている。
あえてそのまま貸す。
★ただし 初期費用0円
5DK 駐車場なしで家賃 28000円→→ありえない 安い!!
4か月間家賃なし
残物の処理費用のために8万贈呈!
自力リホームOK
で広告を出したところ…
1日で入居者が決定した
この条件では誰も応募しないだろうと思っていたのでびっくりだ。
こうして、安く仕入れて、安く貸す。
家賃を安く抑えてこれから人生を頑張ろうとする人を応援する。
実はひそかにわくわくしている。
独身の年金受給月額平均は
サラリーマン・公務員なら148,409円
自営業者なら 54,622円
夫婦とも公務員ならば夫婦で30万程になる。
年金は、60歳で定年退職してもすぐに支給されない。
特に、男で昭和36年4月2日以降生まれ、女で昭和41年4月2日以降生まれの方は、65歳までまったくもらえないのだ。
だから、60歳からの5年間は貯蓄を食いつぶすか、とにかく働くかになる。
一人月15万足らずの年金で老後がやっていけるか本当に心配だ。修行僧のような質素な生活を過ごすしかなくなる。
前置きはさておき、こんなことを考えていると、退職された諸先輩方はどう過ごされておられるのか気になるところだ。
夏休みになるといろいろな出会いがあり、大学の先輩や元勤務校で一緒に汗を流した先輩たちからこの手の情報が入ってくる。
平均寿命が延びてきた現在、老後をどう生きるのか、10年先30年先を真剣に考えないといけない時代になった。
若い人が多くなってきた職員室にぽつぽつと老人たちがいるのだ。これが今の状況だ。
60で退職して、本当に低い給与で働いて、65歳までに退職金がなくなると、ここからが破産老人の始まりとなる。
我々もその予備軍とならないように、老人よ大志を抱いて頑張ろう。
65までに資産運用の基礎を形作った方がよい。私のお勧めは、「ぼろ物件」だ。ぼろ物件は100万円台の一戸建てを狙え。そんなのあるんかいなと思うが、ある。どうしようもないほどぼろい物件もあるが、まだまだ十分活躍してくれる物件もある。そのぼろ物件たちが集まれば年収300万は固い。
マンション1棟をローンを組んで買うより、退職金をうまく利用して、現金でぼろ物件を買うのだ。
リホームは工務店には頼まない。自分でするか、それぞれの専門職に個別に頼むと費用は抑えられる。家賃が口座にたまるのが楽しくなってくる。