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教員採用試験も終わり、来年のことを考えている人も多いと思う。合格した人はどこに赴任させられるだろうかと不安と期待でいっぱいになる。不合格の人で、講師をしようと思っている人も多い。

大阪の教員は給与が低いと有名だが、最近様子が変わってきた。近畿の中でも給与はよい方に位置してきたのではないか。講師をするなら教員採用試験の第一志望の県でするべきだろう。ただ、どこでもよいとかまだ決まっていないという人もいる。下は小中学校の講師の税込みの大卒初任給だ。近畿圏では給与なら大阪だ。各府講師登録用のホームページ参照。
 
 
大阪(給与 調整手当 地域手当 義務教育)
        →大卒 236000円
        →短大卒214000円 


京都(給与 調整手当 地域手当 義務教育)
        →大卒 233100円 
        →短大卒208400円

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 教員の給与は、熱心にやっている教員にとっては安い。 例えば、夜は8時や9時に学校を出ることは当たり前、休日はクラブ活動、ときには夜中を徹して採点業務や生徒指導をしている教師たちのことだ。
 しかし、毎日、真剣勝負で教育に従事しているから、給与が安いとか高いとか考えている暇はない。余裕のある教師生活を送っている人たちが、給与の事で勤務時間を割いてデモをやっている。しかも、組合専従で働きもせず莫大な給与をもらってきた人たちもいる。
 
 先日、私学で教師をしている友人にあって聞いてみると、年収で、私の3分の2もない。私は恵まれた高給住宅街に住み、彼は、50過ぎても未だに新婚が住むような○○ハイツにいる。子供も、私は私学に行かせ、彼はもちろん公立に行かせている。公務員だから、共済組合から自分と扶養家族にかかった医療費の80%が返ってくる。だが、彼にはない。

 私が公務員なので恵まれた生活が出来、彼は出来ない。
 
 私のもう一人の友人は介護職だが、年収はひどい、300万だ。
 公立学校教員は一回民間に転職すればよい。いかに教員が恵まれていたか、民間の方々が必至で働き必至で生活しているか、管理職に文句言って好き勝手なことをしているのは教師だけだった、ということが肌で分かる。
 
 だから、私は給与が10%下がっても別になんとも思わない。というより、全国的にそうすべきだ。また、教員給与は、特別支援も高等学校も小、中と同額にすべきだ。差を付けることに意味を見出せない。

 就職・転職情報ナビによると 地方公務員と民間給与は以下の比較となる

地方公務員は民間の会社員よりも高給のうえ、運転手や警備に限ると国家公務員よりも22%も給料が高いそうです。
大阪市には年収1,300万円のゴミ収集職員がいたとか。
地方公務員の給料が高いのは、民間企業では考えられない諸手当が付くから。

  地方公務員 民間会社員
  平均年収
(万円)
平均年齢
(歳)
平均年収
(万円)
平均年齢
(歳)
全職種 712 42.6 485 40.4
      543 41.3
      350 38.3
ごみ収集 947 44.0 500 43.0
給食調理員 889 46.2 352 41.7
学校用務員 929 47.7 332 54.0
公用車運転手 1094 50.6 307 54.1
バス運転手 811 43.6 452 44.6
  809 45.2    
地下鉄運転手 670 39.0 621 39.5
  735 39.8 587 36.9

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今、夏休み中です。生徒はクラブ活動、補習以外は学校に来ません。精神的には楽ですよね。でも、勤務はきちんとしています。朝から夕まで。さらに土曜日曜もクラブで入る時もありますけどね。

ただ、お母さん教師の方は、家で静かに日々を送っているよです。もちろん年休を出してです。下記は非正規教員の方のブログで、その通りのところが多々あるので、紹介します。

NHKのクローズアップ現在は、非正規教員の話であった。私自身がそうなので、興味を持って見た。自治体が貧しくなって、さらに国からの補助が減り、正規教員を雇えなくなっているのだ。
そして学校には、講師や非常勤講師がたくさん勤務している。
そして理科や数学では、採用試験は高い競争率なのに、講師は不足しているのだ。
私の住む県でも、ある中学で理科の講師が見つからず、引退した70歳の元理科教師に頼み込んでやっと 確保した、と聞いた。
まあ、非正規雇用の教師の問題は後にくわしく書きたいと思うが、今は財政不足なわりには、とてもめぐまれている正規教員について、ちょっとだけ書く。

都道府県によって違うとは思うが、多分多くのところで同じだと思う。
みなさんは、女性教師は何年間育児休暇が取れると思いますか。
ひとりのこどもにつき3年です。その間に生まれればまた3年、何年でもとっていけます。
それだけならともかく、これは有給です。一日あたり、6000円から10000円支払われます。日給なので、一ヶ月、約20日分です。この賃金が休暇中3年間支払われます。
現実に 職場では、一たん育児休暇に入った先生はなかなか帰ってきません。
私の働く職場には、今3人3年以上の長期で休暇中です。もちろん替わりは講師です。
昔私が東京で正規教員だった頃は育児休暇は1年、しかも、無給でした。
組合が勝ち取ったわけですが、現実に教師や講師の数が足りないというのに、また財政が逼迫しているのに、こんなんでいいのですかね。民間がみな恵まれているのならともかく、やりすぎではないのでしょうか。
ついでにいうと、私は病気の先生の代替ですが、病気は、月給8割が2年間支払われます。
その後もどってこないと、休職となり無給になりますが、少しの期間もどりさえすれば、また2年間の病休が取れるのです。
最後に、誤解して欲しくないのは、教師の仕事自体は、とてもきついということです。
教師の仕事じたいはめぐまれているわけでは決してないということです。
もどってこない女性教師は、結局辞める人が多いのです。(地方では。)なぜかというと、中学校では、小さなこどもを抱えた女性教師はやっていけないからです、忙しすぎて。
問題児が多すぎるということや、仕事が多いというほかに、部活が大きな原因です。
誰もいいませんが。
地方のいわゆるレベルの低い中学校では、女教師は苦労します。こどもがこわくない女教師のいうことを聞かない傾向があるからです。男性教師の前ではいい顔をするので、男性教師は女性教師と共通認識をもちにくいから、協力をえられず、一人苦労するからです。
で、育児休暇に入り、取れるだけとって、最後にやめる、ということが多いです。

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特別支援学校の給与を一般校と同じにして、余剰分の給与で講師を雇い一般校の困難校に回せ。
さらに真実を言えば、特別支援学校の教員給与を一般校の95パーセントにしても十分である。

労働条件の調査をすれば歴然としたした事実だ。
私の友人たちは口をそろえて言う。特別支援学校のしんどさは見せかけ、一般校の特に中学、小学高学年は本物、やったものしか分からない、精神的重労働だと。

しかし、これだけ言っても、どこにも届かないだろう。ましてや、もしかして特支の給与が一般校並みになったとしても、中学に余剰を回してもらえるとは限らない。
くやしい。


友人は言う。特別支援学校の教員の夏休みは楽勝!

なぜ?生徒がこないから。年休で休みをたくさんとれる。

一般校、特に、中学校は部活、補習、○○体験など生徒への指導はかなりある。

それに最近土曜も補習をやる。

ほんと、これほど差があるのに、なぜ、給与が特別支援より低いのか(低いのをひがんでるのでない、平等にして余剰分を回してほしいと言っているのだ)。

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夏休みに入る。夏休みの動静表記入用紙が配布された。さて、今年の夏はどうするかだ。
教員の夏は生徒が学校に来ない。
だから、やることがない。つまり、すべて休みにしてもなにも支障はない。実際それに近いことをしている教員は山ほどいる。
それを言うと、夏の勉強合宿や補習、研修やクラブ活動で埋まってしまう高校の先生や、中学校の先生方には本当に申し訳ない。
しかし、その先生方はきっと他人との勤務日数の比較など頭にない。
どうすればクラブを強くできるか、生徒たちの進路を実現させられるのか、と頭を痛め、さらにその手応えに感動を覚えておられるからだ。
一生けん命にやっている教師は当然のことをしているまでと何も言わないから、声が文部科学省までウルサク届かないのかも知れないが、極めて不公平感がある過ぎる!!!
私が言いたいのは、教員は夏休みに○○研修と称して自由に休みを取るならとってもよい、だが文部科学省よ、
その○○研修については給与を認めるな。
そしてもう一つ!

特別支援学校教員の給与を小、中と同じにせよだ。
特別支援学校教員は休みが多すぎる。まあ、私の友達の学校で言うならば、3週間ほど○○研修でとり、あとの残り少しを夏季特別休暇でとる。
特別支援学校教員は給与の増額どころか、一か月分の給与を返還せよと言いたい。
しかし、特別支援学校でも一生懸命に仕事に追われて頑張っておられる先生はいる。尊敬に値する。しかし少数である。
学校によって勤務状態、困難度が違うので一概に言えないが、文部科学省よ、給与を勤務評価で差別化するのも良いが、実際しんどいところは本当に給与を3倍与えても良いくらいのところがあるぞ!軽いところは本当に片手間で教師をやっているぞ。ここを見てほしい。

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東京都の公立学校初任給は?

(1) 初任給 (平成20年4月1日適用)

区分 小学校、中学校 高等学校 特別支援学校
大学卒 約 239,500円 約 239,500円 約 264,200円
短大卒 約 218,100円 約 240,500円

 見ればわかるが、特別支援学校の給与は約一般校の10パーセント以上アップされている

どこの県もよく似た感じで何パーセントか一般校より上積みされている。

私は当別支援学校も一般校もよく知っている(勤務経験がある)。

これは絶対おかしい給与体系である。

どう考えても絶対あってはならない!



特別支援学校の生徒は確かに支援が必要な生徒たちが涙ぐましい努力で学校生活を送る。

しかし、教師数が多いため、授業数については一般校と大差ないが一人当たりの授業以外の仕事量いわゆる分掌内の仕事量は格段に特別支援学校の教師の方が少ない。

しかも、中学と小学校高学年への生徒対応は今や、一般市民が思っている以上にきつく、精神的ストレスは最悪極まっている。

中学校で毎日祈るような気持ちで身を削って勤務している先生方にこれでは申し訳ないのだ。

もちろん特別支援学校では土曜日曜のクラブ活動は皆無に等しい。障害者の大会などもほとんど平日に予定されているからだ。

まず、特別支援校と一般校の精神疾患による休養、休職教員の人数比較を提示してほしい。


文科省の取り組み資料からはそれは読み取れないのだ http://www.mext.go.jp/   。





私の提言!

特別支援学校の給与を一般校と同じにせよ。


そうするとどうなるか?

一校あたり100人ほど教師がいるので、たとえば10パーセント違うならばなら10人分の教師の給与が浮く。

ある県、ないし都市に特別支援学校が11校あるとすると。11校分で110人分の給与が浮く。

逆にいえば110人分の教師が雇えるわけだ。


これを一般校の困難校に配置せよ!!!!


どれだけ手厚い教育ができるかだ!

しかし、これを非常勤で雇うな!教育の効率が悪いからだ。 せめて常勤講師だ!







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