公立学校の真実
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今、夏休み中です。生徒はクラブ活動、補習以外は学校に来ません。精神的には楽ですよね。でも、勤務はきちんとしています。朝から夕まで。さらに土曜日曜もクラブで入る時もありますけどね。
ただ、お母さん教師の方は、家で静かに日々を送っているよです。もちろん年休を出してです。下記は非正規教員の方のブログで、その通りのところが多々あるので、紹介します。
NHKのクローズアップ現在は、非正規教員の話であった。私自身がそうなので、興味を持って見た。自治体が貧しくなって、さらに国からの補助が減り、正規教員を雇えなくなっているのだ。
そして学校には、講師や非常勤講師がたくさん勤務している。
そして理科や数学では、採用試験は高い競争率なのに、講師は不足しているのだ。
私の住む県でも、ある中学で理科の講師が見つからず、引退した70歳の元理科教師に頼み込んでやっと 確保した、と聞いた。
まあ、非正規雇用の教師の問題は後にくわしく書きたいと思うが、今は財政不足なわりには、とてもめぐまれている正規教員について、ちょっとだけ書く。
都道府県によって違うとは思うが、多分多くのところで同じだと思う。
みなさんは、女性教師は何年間育児休暇が取れると思いますか。
ひとりのこどもにつき3年です。その間に生まれればまた3年、何年でもとっていけます。
それだけならともかく、これは有給です。一日あたり、6000円から10000円支払われます。日給なので、一ヶ月、約20日分です。この賃金が休暇中3年間支払われます。
現実に 職場では、一たん育児休暇に入った先生はなかなか帰ってきません。
私の働く職場には、今3人3年以上の長期で休暇中です。もちろん替わりは講師です。
昔私が東京で正規教員だった頃は育児休暇は1年、しかも、無給でした。
組合が勝ち取ったわけですが、現実に教師や講師の数が足りないというのに、また財政が逼迫しているのに、こんなんでいいのですかね。民間がみな恵まれているのならともかく、やりすぎではないのでしょうか。
ついでにいうと、私は病気の先生の代替ですが、病気は、月給8割が2年間支払われます。
その後もどってこないと、休職となり無給になりますが、少しの期間もどりさえすれば、また2年間の病休が取れるのです。
最後に、誤解して欲しくないのは、教師の仕事自体は、とてもきついということです。
教師の仕事じたいはめぐまれているわけでは決してないということです。
もどってこない女性教師は、結局辞める人が多いのです。(地方では。)なぜかというと、中学校では、小さなこどもを抱えた女性教師はやっていけないからです、忙しすぎて。
問題児が多すぎるということや、仕事が多いというほかに、部活が大きな原因です。
誰もいいませんが。
地方のいわゆるレベルの低い中学校では、女教師は苦労します。こどもがこわくない女教師のいうことを聞かない傾向があるからです。男性教師の前ではいい顔をするので、男性教師は女性教師と共通認識をもちにくいから、協力をえられず、一人苦労するからです。
で、育児休暇に入り、取れるだけとって、最後にやめる、ということが多いです。
間違いあり
さすがに一般企業では育休は1年のところがほとんどでしょうが、育休中の給与については法律の定めがありません。ただし、雇用保険に入っているまともな企業であれば、無休でも雇用保険から最低でも休業前の50%ぐらいは支給されるはずです。
ちなみに、育休が3年になったのは、少子化対策のためで、まず法律で統制できる公務員から導入したのです。だから、当然一般企業にも見習いなさいという意味が込められています。
だから、公務員や教員をバッシングするのではなく、一般企業も同様にすべきだという声を上げるべきでしょうし、非正規も正規職員並みに子育て支援をすべきだという声を上げるべきでしょう。
無題
ただしく記載してもらいたい。
ちなみに、教員は高給とりだと言う世論ですが、平日の授業後の部活は手当がカットされました。つまり、教員のボランティアということです。4時40分にタイムカードは切れているけれど、それ以降は全てサービス残業。明日の授業の準備や、行事の準備だけならまだしも、会計作業まで学級担任を、もっている教員がやるんです。時間が足りるわけがない。朝7時30分から夜10時過ぎまで仕事をしています。月の残業時間は100時間を超えますが、無給です。それでも、教員は高給とりなのだろうか。これだけ働いているのだから、8時間しか働いていない人よりも、少し上乗せでもらうのはいけないことなのでしょうか。時給にかえたら700円以下なのに?もう少し正確に書いていただかないと、また、教員への不満が高まり、給料をさげられ、ただでさえ労働が過酷かしてるのに、教員になろうと思う若者は減少してしまいますよ。
正規職員、非正規職員、持ちつ持たれつ。
育児休業中は給与はありません。その代わりに雇用保険から支給されるのが、育児休業給付金です。H26年からは、子どもの生後180日までは給料の67%,それ以降〜子供が一歳になる日までは50%が支給されます。これは教員に限った話ではありません。国で定められたものです。育児休業給付金と調べればすぐに出てきます。子どもが一歳になったあとも育児休業を続ける場合は配偶者の扶養に入ります。収入がなくなるので家計の足しにパートでもしたいのが本音ですが、正規職員ですので勿論それは許されません。
育児休業給付金を得る権利は、教員に限らず正規の職員として勤務している労働者が得た権利です。正社員として働くことはもちろん喜びですが、その分契約社員の方が直面しない辛いことも経験します。また、雇用保険にも労働組合にも、多額のお金を支払ってきています。保育園に行けば、信じられないような多額の保育料を支払います。(保育料は所得に応じて¥0から始まり、所得が高くなるほど跳ね上がります。更に残業があれば延長代金も支払います。これも各自治体がネットで公開しています。)
そして何より、正規の教員は努力して採用試験に受かっています。試験の為に努力したというひともいるでしょうし、幼い頃から何年間も真面目に努力してきてそれなりの学力を得て教員になったという人もいます。今の若者世代でしたら臨時的任用職員の経験を経て正規になる人も多々。いずれにせよ努力して試験をパスしています。会社の正社員の方も同じだと思います。トピ主様は、昔東京で正規の教員でいらっしゃったとのことなので、よくお分かりになると思います。
辛いこともありましたが、育児休業制度を3年間行使できる立場になって、改めて結婚しても、妊娠しても、辞めないで続けてきてよかったと思えました。経済的には厳しくはなりますが、2人目、3人目の妊活を仕事のストレスなしにすることができます。また、つわりなどで職場に迷惑をかけることもこの制度のおかげで回避することができます。
昔、教員は女性が男性と同等に働くことのできる唯一の職であったとよく聞きます。そのような職業ですので、これからも最も女性の働きやすい職として様々な取り組みを先行して世に示していくことは一つの役目だと思います、トピ主様も含め、先輩先生方が作ってきてくださった権利を行使し、子育ても教職も存分に頑張っていくのが私たちの使命だと思っています。(育休後に殆どの人が辞めてしまうということは、私の働く地域では全く当てはまりません。むしろ辞める人を見たことがない。でも、そのような地域が多いことも事実ですので、何か改善があるといいなと思います。辞めるという選択も個人の自由ですが。)
同じ職場で働く正社員と非正規社員が互いを妬むことは無意味なことです。正社員からみたら非正規社員の方が優遇されている面だって沢山あります。でも、正社員が安心して育児休暇や療養休暇を行使することができるのも、非正規職員の方がいらっしゃるからです。お互い、持ちつ持たれつだと思います。
私自身様々なことに無知なので、間違ったことを書いていないかとても不安ですが、可能な限り確認をしながら書かせて頂きました。誤りなどがありましたら、本当に申し訳ありません。
間違いの間違い
方がいましたので調べてみました。
まず、地方公務員でいらっしゃるので育児休業給付金ではなく育児休業手当金が共済から支払われます。育児休業給付金は雇用保険の給付金です。
公務員なら雇用保険には入れないはずです。
また、民間と公務員の比較うんぬんの話ですが、課外活動や授業の準備で夜遅くまで
残っても残業代がでないといっても、教諭は公務員の中でもものすごく恵まれています。 教育職は通常の事務職の公務員の1割増しで給与がでています。また
課外活動の手当も支給されます。 私の住んでいる地方だけかもしれませんが?
あるところで
3人の子供を産んで、8年間育休を取っていた先生が復帰されると聞きましたが
そんな先生に自分の子供の担任になってほしくありません。
法律では育休が規定されていますが、民間では育休イコール退職がまだまだ多いです。
時給に変えたら700円と書かれた方もいらしゃいましたが、ボーナス込でしょうか?
民間ではボーナスなし最低賃金以下の人もまだまだいます。