部活動のない小学校では 労働問題はないのか
教員の長時間労働について色々と議論がされているが、その原因とされているのが部活動と位置付けられている。
しかし、ある現役高校教員の話では教員の長時間労働の原因は部活動だけではないという。
大変なのは、部活動よりも学校において分掌(ぶんしょう)と言われている事務仕事だという。
授業の仕事でもなく、クラス運営に関わる仕事でもない分掌の仕事だ。
学校を運営するための事務仕事だ。
その人は、総務課長をしていて、卒業式、入学式、PTA理事会、PTA総会などの仕事の影響で、4月は約100時間、5月は約120時間時間外労働があったという。
教員免許がなくてもできる仕事、分掌などの事務仕事を行っていただける専門職員を事務室の職員とは別に配置してほしいと訴える。

また、ある
中学校教員は、部活の地域移行は、はっきり言って不可能だという。
思春期の生徒指導など教員じゃないと難しい部分もあるというのだ。
確かに、それは一理ある。さらに練習場所が学校では無くなった分、生徒の負担は増加しているという。

考えてほしい、高校野球の監督を、土日は他の人に任せて、監督業が成り立つとは思えない。
すべて責任を持って生徒を指導するから指導がいきわたる面がある。


では、小学校はどうなるのだろう。
部活動のない小学校では、問題は解決しているのだろうか。
我が県では、小学校と支援学級が特に教員が足らないのだ。
部活動が地域へ移行することにより、教員が足らないは解決するのだろうか。
夜遅くまで明かりがついている小学校も多々あることを知るべきだ。






拍手[3回]


2023/06/19 00:44 | Comments(0) | 部活動

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<こんな税金や保険料 払いたくないーーー | HOME | あらゆる苦情を引き受ける 風土が学校にある>>