大阪府は11年度から、府内の私立高校の3割に及ぶ年収500万以下の世帯の授業料も無償化する意向だ。将来的には、段階的に府内の私立高校生の7,8割の生徒の授業料を無償化するという。
もし、これが府内在住者のみに適応するなどといわれると他府県の教員もがっくりだが、すごいことになった。
これなら、すこし、年収の低い世帯の親も中学から私学に通わせる余裕が生まれる。
中学時の授業料だけを我慢すればよいことになるからだ。
大阪の私学は、高校受験のの倍率はもちろんのこと、中学校も徐々に人気が出てくるだろう。
さて、そうなると橋下知事も自分が出した方針により頭を抱えることになる。つまり、全国的にも低い水準にある大阪の地元公立中学校に通わせるより、私学の中学校に通わせたいと思う輩が出てきても不思議ではないからだ。そして、ますます公立中学校は低迷する可能性が出る。
まあ、どうなるかは分からないが、影響は各方面に出るだろう。
いずれにせよ私は大賛成である。
トラックバック
トラックバックURL: