今、通信制連携校は経営危機か?

ある通信制連携校の設立者の方とお話しをする機会が最近あった。その方は迷っておられた。これで事業をやめるべきかと。通信制連携校は続かないからだ。生徒が集まらないという。そらそうだろうと思う。これだけ通信制連携校があれば、仕方ないであろう。宣伝力がある知名度の高い通信制連携校が生徒を集め生き残る。その方の学校は知名度は低い。しかし、誠実な方であるので、様々な次なる展開の仕事の話が舞い込んでいる。だが、やはり必要なるは資金だという。しかも、これだけの不況、私学に来にくいという。

そこで、通信制短大や大学の特修生制度の援助をしたらどうだろうと持ちかけたが、以外にも彼は特修生制度を知らなかった。このような人物が知らないとは、びっくりした。と同時に「これはまだいける」、つまり事業として使えると思った。私には肝心な資金はないけれど。


さて、私が知っているだけで、通信制連携校で、危機にあるところが3校もある。難しい問題だ。その中の一人の正教員のAさんは、勤務先の経営が危ない、しかも給与が超低いという理由で公立学校の採用試験を受けたのだ。1次で粉砕したが。なんと彼は有名国立大学の法学部出身だった。試験への準備をして、来年また受験するという。優秀な人材が専門学校や通信制連携校などから抜けていくのは事実であるようだ。


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2009/10/15 22:08 | Comments(0) | TrackBack() | 通信制連携校の話

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