退職教員の行く末 人生100年時代の充実を考える
私の知っている限りでは、教員は60歳定年で3分の1ほど年金暮らしになる。その他3分の2は再任用などで働く、65歳になれば再任用は打ち切られ、ほとんどが年金暮らしになる。

どんなに力があり華やかな教員生活であった人も、65歳からは、ひそやかな「今どこで何をしていらっしゃるのかしら」状態となっている人が多い。

しかし、その中でも勇しくまだ働いている者もいる。ほとんどが非常勤だが、元気だ。週3勤程度、現役と比べても見劣りしない働きぶりだ。

その割合は増えているように思える。

稀だが、先日、フルで働いている70歳の教員に出会った。びっくりであったが、本人は70超えてもフルでまだ働くという。こういう人は100人に1人ほどだろうか。


高齢で働く人のために、待遇を改善してほしい。会計年度職員などはこの物価高もう少し賃金を上げてもよいではないかと思う。

高齢者自身も元気に働く体を保つ努力をし、生産性のある仕事ができるよう工夫をしなければならないだろう。

そのためには、退職してから考えるのではなく、せめて40歳からは退職後の計画を練り始めなければならない。仕事漬けにならないで、体力づくりや副業を開始することなども含めて、人生を考え始めなければならないということだ。予測不可能な時代に対応するために、そして、充実した人生100年時代をいきぬくために。

拍手[5回]


2023/01/02 11:58 | Comments(0) | 退職教員の涙

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<60代半ばの元教員は倍率1倍の会計年度職員の選考試験を合格できるのか | HOME | 60代男がスクールカウンセラーになるのは嫌がられるのか>>