知らなかった貴重な資格 サビ管 児発管
サービス管理責任者や児童発達支援管理責任者はR3(2021)年度で資格取得のための経過措置が終了した。

改定前はとてもおいしい資格だった。

試験はなく、規定の実務経験と一定の講習を受ければ取得できたからだ。しかし、今は違う。OJT2年とさらにその後研修を受けなければなれない難しい資格になってしまった。


これ教員もとれる資格だったのに、なぜか知らなかった。

一部の特別支援学校では奨励していたところもあると聞く。

やはりアナウンスが欲しかった。なぜなら、児発管は希少な資格で退職後もアルバイトや非常勤で出来るからだ。


【改定前】
実務経験 + (研修11.5h+講義、演習19h)⇒ サービス管理責任者
                       児童発達支援管理責任者

【改定後】
実務経験 + 基礎研修(11h +17.5h) 
      ⇒OJT2年実践研修(16.5h)⇒ サービス管理責任者                                                       

                      児童発達支援管理責任者 
    (内の時間数は自治体によって異なるところがあるようです)

改定前と後の違いはざっくりと上のようになる。

要は、改定後はOJTを2年間しなくてはならない。このOJTは教員をしながらは絶対無理なのだ。だからもう教員は手が出ない資格になってしまったということだ。

実務経験の内容についての詳細はとにかくややこしいので省略(自己責任で調べてほしい)。教員として指定の年数以上の実務経験があれば児童発達支援管理責任者に該当する。さらにそれが特別支援教育であれば、サービス管理責任者にも該当する。


児童福祉系職種の平均年収【職員一人当たりの年間給与額】

常勤非常勤
施設長・管理者 5,211,106 3,725,738
理学療法士 4,511,498 2,950,640
児童指導員 3,342,439 1,932,920
保育士 3,668,861 2,010,721
相談支援専門員 4,057,382 2,381,212
児発管 4,267,462 3,768,595

「参考:平成29年度障害福祉サービス等経営実態調査




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2023/01/07 15:47 | Comments(0) | 退職の次は

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