知らされなかった専門職への道 公認心理師
2022年7月17日の第5回試験で公認心理師Gルートが終わった。

Gルートは、現任者として相談業務の実務経験が5年あれば受験できた。

しかし、その実務経験というのが、教員をしていれば対象になるのかどうか不明だった。教員をしているだけでは無理だろうと私は考えていた。しかし、学級担任は明らかにいつも子どもたちの相談にのっているので、これも相談業務じゃないかなと思ったり、教育相談部に所属していなければ相談業務とみなされないのかなと困惑したりしていた。

ただ、最後の5回目の試験を前にして、思い切った。

4万円を出して現任者講習を受け、受験料3万円(だったと思う)を納めて願書を出した。普通に教員をしていたと書いて願書を出したが、願書は受け入れられ、受験可能となった。

必死で過去問に食らいつき、短期決戦であったがやりぬき、ぎりぎり公認心理師に合格した。

Gルートの合格者は50%前後だ。だが、Gルート合格はすごいことだと思う。なぜなら、公認心理師を取得するのは、来年からは基本、大学で所定の単位を納め、大学院で所定の単位を納めなければ受験できないからだ。

つまり金額的にも時間的にも破格のお得な取得方法だったのだ。


では、これだけお得ならみんなが知っているかと言えば、知らなかった。教員の中でもほとんどが知らなかった。一部特別支援に関わる先生方が知っていただけだ。管理職さえ、公認心理師を取るために実務経験の書類を書いてもらったが、2人とも知らなかった。

私はこういうチャンスを教育員会はアナウンスすべきだと思う。

いや文科省がやるべきだったかも知れない。
なぜなら、私の公認心理師登録証には文部科学大臣と厚生労働大臣のハンコが大きく押されていたからだ。









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2023/01/05 19:58 | Comments(0) | 退職の次は

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