学校での虐待はなぜ隠ぺいされるのか
ブログを書いていて、残念に思うことはこちらの意図があまり伝わらないときがあることだ。やはり、直に出会って話す、あるいは一緒に行動してみて初めて理解できることがあるのだろう。

3月は、「来年度どうなるのだろうか」これが一人ひとりの教師の心にざわめく時でもある。卒業式も近い。今の生徒たちは卒業しても、次の新しい子どもたちが待っている。そのために自分はどの配置につかせていただけるのだろうか。また、転勤になるのだろうか、心がざわめくのだ。

さて、学校というところ世間の注目を浴びる時もあるが、それを逃れて密かにやりたい放題やっているところがあるのも事実だ。

学校は隠ぺい体質と非難されるが、なぜ隠ぺいができるのかといえば学校は密室だからだ。特に、特別支援教育での教師の暴言暴力は隠ぺいしやすい。生徒が意思を表現するのが難しいからだ。体罰や暴言を受けても訴える能力がない。一般校なら、「先生いまの体罰やな」とこちらに迫ってくることもあるし、家に帰って親に言うこともある。意思を表現できない子はそれが出来ないし、自分が体罰を受けていることも能力的に理解できないこともある。

では、それらはどうして防ぐことができるのだろうか。

内部告発か意思を表現できる子がそれを見ていて親に言うということから発覚し、問題があらわになり改善されていく場合もある。または、子どもが、家で夜泣きや奇妙な行動、たとえば誰かが腕をあげると、頭に手を持っていくとかの行動を見て親が気づくのだ。

拍手[0回]


2022/03/10 07:06 | Comments(0) | 特別支援教育

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<障がい者虐待防止法 学校は圏外・・・えっ なにそれ | HOME | 合理的配慮と発達障がい者教育>>