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この歳で、教えることから3年も離れれば、教科を教える自信が加速的に失われていく。

しかし、相談業務の自信は加速的に失われることはないように思う。

今まで教師をしてきて、技量として今も残っているのは、教科を教える技術より、発達検査を施しその報告書を書く技術だと自負できる。

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先日、ある病院の公認心理師が書いた被検査者へ返したウイスク検査の報告書を見た。

聴覚優位や視覚優位など一般的なことが一通り書かれていただけだった。また、下位検査の数値が記されていないので細かいことは分からなかった。

これは時間がなかったのだろうか。残念な気持ちになった。
一生に関わる検査結果をもう少し慎重に書くことが出来なかったのかと思った。



私は思うに、下位検査の数値も報告書に記すべきだと思う。他の機関へそれを見せた時に、そこの心理士さんたちがより支援をしやすいからだ。さらに、もう一度検査をし直さなければならないという子どもへの負担も少なくなる。


話しは変なとこへとんでしまった。emoji



教員たちは一通り発達障害について学ぶ。

しかし、それは机上の理論として学ぶ。だから、実際に発達障害を前にして、どうしてあげればよいのかを自分で判断し、対応を模索していく技術は育たない。

教員が発達検査に触れる機会をつくることが必要だ。emoji

発達障害の子どもたちに向き合う時に、検査結果の読み方に熟知して検査結果を見てその子どもと出会うのと、見ないで出会うのとでは、実物を見るのとすりガラス戸越しに実物を見るぐらいの差がある。子どもたちに対応するときに大きな差がでてくる。

せめて特別支援教育に関わる教員たちが、発達検査がどのようなものかを知り、できれば、検査を実施できるように養成すべきだ。

そのための研修を設けることが必要だ。

emoji
ウイスクならば解説書をよく読みこなし、経験者の実施しているところに同伴を繰り返し、3回ほど自分たちでとりあえば、自信がつく。そういうシステムを作ることは出来ないのか。emoji

きっと教科指導の力以上に私のように教師生活に残るものとなるだろう。





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