秋風に吹かれて思う
ほんと、今までの教員生活を振り返ってみると、「はぁー」とため息がでる。

昨日、授業の初めに、生徒たちに「秋風が吹くと…」のあとは何が続く?と聞いてみた。

ある女生徒の答えは「さみしい」だった。

理由は?と尋ねると、落ち葉が落ちて、クラブでは3年生がいなくなり、何かさみしいの、と言っていた。

確かに、春は桜散るだが、春は何か始りという感がある。しかし、秋は何か終りに近づいていく様子が見える。


秋の休みの朝、私の人生はいったい何だったんだろう。

こんな、思いを持ちながら今、ジュピターを聞いている。平原綾香だ。

歌詞の中に、「愛を学ぶために孤独があるのなら、意味のないことなど起こりはしない」と一見意味のわからな
 
い歌詞があるが、これは考えれば考えるほど深い意味があるように思う。

愛を学ぶために人間は生きていることを前提にした歌詞と思える。


しかし、人生には想像を絶する試練や乗り越えそうにもない壁が待っている。途方に暮れ、さみしさに襲われ、

孤独に耐えなければならなくなる。しかしこの歌詞は、その試練は意味がないものではない!と訴えているの

だ。

人間の魂を励ましているように思える。人間よ、頑張れ。目的地にたどり着くまで。







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2009/10/10 11:00 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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