無題
教員採用試験では偏差値の低いとされる大学出身者の合格もある。その大学の教員採用試験に対する熱意が合格者を増やしている。

例えば鹿児島国際大学だ。




Q. 正直言って、地図が埋まるほど合格者がいることに驚きました!何か秘密があるんですか?

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森孝晴先生(英語科担当)
A. もちろんありますよ!
鹿児島県の教員採用試験の傾向を徹底分析して、その対策を講じる技術的側面と、くじけそうになる学生を励まし続ける精神的サポートとが、うまくかみ合っているからなんです。教員のチームワークもすごいですよ!

 

Q. 僕は中学・高校時代にあまり勉強してなかったので、学力的には自信が持てないのですが、僕みたいな学生でも合格の可能性があるということですか?

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ヤル気がめばえてきた石黒クン
Q. もちろんです!
国語とか社会とか英語とか、好きな科目は誰にでもあるでしょう。それを伸ばせばいいのです。5教科とか9教科がまんべんなくできる学生よりも、得意教科は誰にも負けないという学生のほうが、教員採用試験には向いているのです。
ジェネラリストではなくスペシャリスト、それが私たちIUK教員の一致した〈学生観〉です。自信を持って!

先生のお話を聞いているだけで、元気が出てきました!

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教員採用試験の分析南新秀一先生 (教職科目科担当)にインタビュー

Q. 先生は問題分析のプロだそうですが、教員採用試験の傾向分析なんてできるんですか!?

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南新秀一先生(教職科目科担当)
A. 最近でこそ試験問題が県教委から公表されるようになったのですが、公表される以前から独自の方法で聴取した過去問も我々は持っています。鹿県教採について過去20年以上の蓄積をもっているのは、IUKだけでしょうね。

Q. そんなにスゴイんですか!企業秘密(?)だと思いますが(笑)、傾向分析の結果を、ちょっとだけ教えていただけませんか?

A. たとえば、一般教養問題について隣県との比較で言うと、宮崎県では音楽の楽譜を読ませる問題なども出ますが、鹿児島では中学5科が中心です。そんなことも知らないで、全国版の採用試験問題集を買ってきて頑張っても、効果が薄いわけです。
 それに、学習指導要領の改訂など教育界の動向に合わせて、どういうふうに出題が左右されるかという動きも、我々はつかんでいます。

鹿児島県の教員採用試験にかける、先生方のプロ意識みたいなものを感じますね~。

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教員採用試験対策講座  飯田敏博先生 (英語科担当)にインタビュー

イメージ Q. 教員採用試験対策講座って、どんなものですか?

A. 教員採用試験を突破するための実力の付け方は、教科によって異なります。
 英語科では、スーパーヴィジョン方式といって、学生に個別にサポート教員(スーパーヴァイザー)が付いて、英語力をみっちり鍛え上げていきます。カナダ・プロジェクトのような国際イベントが学内で開催されるのも、本学の強みです。
 国語科と社会科は、どの分野が一番伸び率が期待できるかがわかっていますので、その分野の重点補強をやっていきます。

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飯田敏博先生(英語科担当)
Q. 具体的には、どういうプログラムなのですか?

A. 教職課程に入るかどうかは2年次の12月に決めていただければよいです。その後、2年次の春休み、3年次の夏休み、秋の講座、春休みと、それぞれの年次に合わせた段階的なプログラムとなっています。

計算しつくされたプログラムって感じですね~。


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教員採用試験突破戦略  野中哲照先生(国語科担当)にインタビュー

Q. 教員採用試験突破戦略って、すごいネーミングですね~。対策講座とは違うのですか?

A. 対策講座は、ふつうの授業と同じような講義形式です。授業についていけなくなるとヤル気がなくなるのと同じように、「ウチでは対策講座を開いています」だけではダメなんです。だから、2年次の冬から始まって、採用試験のある4年次夏まで、ずっとサポートし続ける体制を構築しました。それが「突破戦略」です。

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野中哲照先生(国語科担当)
Q. 具体的には、どういうサポートなのですか?

A. 〈技術的なサポート〉としては、定期的に鹿県教採の模試(過去問)を学生に解いてもらい、全体の中での順位だけでなく、教科の中のどの分野が弱点なのかを、学生ひとりひとりに個別に知らせます。手間ひまのかかる作業です。でも、これが合格への最短距離なのですね。
〈精神的なサポート〉としては、メルマガ風に、毎週励ましのメールを学生に送っています。精神的な励ましだけでなく、時間の有効活用術や記憶術など、2年次・3年次4年次にそれぞれの時期に応じたアドバイスや励ましの言葉を送っているのです。

 なるほど、「対策講座を開いているだけ」とは違うということが、よ~くわかりました。
 面倒見が、よすぎですね~。

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どんな学生が合格?  木村真樹男先生(社会科担当)にインタビュー

Q. IUKの学生にとっては教員採用試験に合格するのって、かなり難しいことなのではないのですか?

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木村真樹男先生(社会科担当)
A. 本学の学生のレベルをあなどってはいけません!
 昨年の鹿児島県教員採用試験では、大学院生でさえ難しいと言われる中学校社会科で、藤崎琢郎君が現役合格しました。彼には、「社会科にかけては誰にも負けない!」という誇りがありました。だから、現役合格できたのです。

Q. IUKの学生は、国公立型とはタイプが違うということなのですか?

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感激でウルウルする石黒クン
A. そのとおり!
 「国公立が上で私立が下」と言うのは幻想です! 5教科、9教科の総合点で比較するというのは、学生の評価を画一化するものです。「この教科についてはスゴイちからをもっている」という学生が毎年出現することに、我々教員は喜びを感じています。
 Generalist(ジェネラリスト=国公立型)ではなくSpecialist(スペシャリスト=IUK型)―それが我々教員の、〈学生観〉です。ちからの上下ではなく、タイプの違いなのです。

先生方が、そんなふうに僕たちを見守ってくださっていたなんて、感激です!IUKに入って良かった!と心底思いました!

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サポート体制福崎賢治先生(情報科担当)にインタビュー

Q. 学部長の井上先生が、「先生方のチームワークもいい」とおっしゃっているのですが、どんなふうなチームワークなのですか?

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福崎賢治先生(情報科担当)
A. たとえば、学内で教員採用試験の模試をやったとします。採点担当の先生から、その結果がほかの教職関係の先生や、学生の所属するゼミの先生にもメール配信されるのです。すると、情報を受け取った各先生が学生に励ましの声かけをするのです。先生どうしの横の連携は、ばっちりです!

Q. 先生方の役割分担などは、あるのですか?

A. ええ、南新先生が全体統括で、各教科の担当の先生は、次のようになっています。

南新秀一(教職教養)
英 語 科
国 語 科
情 報 科
飯田敏博
小林潤司
TIMSON David
McMURRAY David
森 孝晴
野中哲照
松尾弘徳
村瀬士朗
佐伯憲男
福崎賢治
森田照光

イメージ「磐石の態勢(体制)」って感じですね!恐れ入りました!

先生方、どうもありがとうございました!

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2011/07/24 09:56 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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