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校種間による不平等な給与実態とは
本当に不思議なことがある。給与だ。

世間では障害児に対する教育は大変だという認識があるのか、養護学校つまり特別支援教育に従事する者の給与は高くなっている。県にもよるが、小中より10パーセント高いところもあるのだ。

どう考えても、どう逆立ちして考えようが、寝ころんで考えようが理由が分からない。

特別支援教育の方がはるかに様々な点で融通が効き楽なのだ。しかも特別支援学校では教師1に対して生徒2の割合になっている。教員人数が多いので一人あたりの仕事量は一般校に比べ比較的少なくなる。テストの採点だけを考えても、いわゆる採点地獄はない。
だいたい一般校の教師は毎日あわただしく働いている。例えば、保健室における養護教諭にしても、学校の中核を担い、今日非常に仕事量が多くなった、。不登校生徒の保健室登校から始まって、いじめ、いやがらせなどの相談、さらにはやんちゃな生徒も授業中構わず保健室に来ることが多い。その対応の中身はもはや世間の常識を遥かに越えている。やんちゃな生徒が5、6人押し寄せてきたら、耐えきれない重圧とともになんとかやりこなさねばと心身ともに疲れ果ててしまう。しかし、特別支援学校の養護教諭にはこの重圧はない。

また、担任など責任を担う教師のプレッシャーは計り知れない。ガム、たばこ、携帯などの不要物、器物破損、嫌がらせ、いじめ、授業妨害、授業抜け出し、違反の服装・頭髪。
これらの指導は日々の日課であり、この合間を縫ってようやく教科指導が出来る。これらの指導が的をはずれたり、後手に回ると生徒や保護者からのブーイングが待ち受ける。学級崩壊にも繋がるのだ。
さらに、中学校は部活指導がなぜか勤務は5時15分までなのに堂々と6時まである。よくしのいでいるなと思うほど仕事は多い。

今、挙げたややこしい指導は一部を除いて特別支援学校にはないのである。

さらに、今日的課題に挙げられる、学力低下論争や格差論争などには特別支援学校は寄っていない。つまり世間からのプレッシャーの外に特別支援学校は存在しているのだ。

例えば、学力向上のため塾と共同し取り組みをするとか、土曜も授業をするとか、習熟度、少人数を考えるとかはないのである。

だからかどうかは知らないが、一般校と同じ教科書を使用している聴覚支援学校は概して学力は一般校よりかなり低い。
障害ゆえに低いのか、私はそれだけとは思えないのだが。上記にもあるようにプレッシャーがなく、そこまで努力する必要性が教師側にないからである。これには反論を示す人もいるかもしれないが、それなら実態を見てから言ってほしい。

例えば、一般校は教科研究を行っているが、特別支援学校は行っていない。
同じ教科教員同士の横のつながりが見えない。

一般校では同じ教科の教員の強いつながりがある。それは必要だからだ。指導内容の相互の確認から、進度の確認、テストの打ち合わせ等である。
また、教材や指導にようするものがそろっていないことも多い。

我々の認識を変え、特別支援教育に重点を置くのは良いが、給与は小学校、中学校と同等にすべきだ。この考えは実は多くの一般校の教員は賛同している。

さらに、浮いた給与の予算で困難校に教師を重点配置せよ
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2009/09/12 05:28 | Comments(0) | TrackBack(0) | 未選択

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