公立学校の真実
★★★
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
優秀な教員の選考・確保
…
特に、正規教員と同様に教壇に立っている臨時的任用教員や非常勤講師、また、他道府県で現職の教員として一定の勤務実績を持っているものなどは、その実践力を活用していくことが、極めて確実かつ重要な対応となってくる。
現在、都の公立学校においては、産休・育休代替教員として任用されている臨時的任用教員や非常勤講師が、限られた任用期間ではあるが、教育活動に携わっている。この中には、優れた業績により学校長等から高い評価を受け、正規教員としての採用を望まれる者もいる。
しかし、現在の選考方法では、任用期間や任用時数に一定の勤務実績を持った臨時的任用教員と非常勤講師を対象に、一次試験の択一試験のみ免除している状況であり、このような教職経験・実績を採用選考に生かす工夫は充分であるとは言いがたい。
そこで、実際に学校現場で活動している様々な人材の実践力や教師としての適性を評価し、正規教員として採用することができるシステムの確立が必要となってくる。
さらに、現在でも実施しているが、豊富な社会経験に裏打ちされた、実践的指導力の発揮が期待できる社会人枠の拡大についても考慮する必要がある。
また、教員としての意欲、情熱、適性や資質を備えた優秀な人材を確保するために、従来から人物重視の観点に立ち、個人面接では予め準備してきた学習指導案による模擬授業を盛り込むとともに、対人関係や協調性を見極める集団活動面接では、民間の人事担当管理職を面接委員に登用するなど、多面的かつ多角的な面接方法による選考を実施している。
しかし、受験者が受験対策を積んでいる傾向があり、面接時の回答がパターン化されてしまい、差が付きにくくなっていることや、面接における評価方法・観点がわかりにくいという声が面接委員から寄せられている。
このような状況で、いかに教員としての適性を見極める選考を実施できるかが人材の確保に当たっての課題となっている。
以上
なるほどよく分かる。 面接や場面指導の攻略本的なものを徹底して学べば十分受け応え出来る。
私もその手の本を手に取り調べてみた。そして受験生に聞いてみたところ。7割程度同じ問題が出ていたというではないか。
これでは攻略力を測ることは出来たとしても、人間性、人間味を観ることは難しい状況だろう。
つまり受験技術の長けた人を採用することにもなる。
その方面の人材も確かに必要だが、特に小中は人間味あり、だろう。
それを証明しているのが、期限付き講師の活躍と採用状況だ。すばらしい人材が採用試験に通らない。
本人の努力不足もあるだろうが、こういうのを目の前の事実として知っている。部活動で講師の先生の熱心な指導の結果、上位の大会に出場することになった。当然、引率者として、子供たちからも絶大な信頼を置いているその講師の先生が必要だった、その先生は採用試験と日程が重なったので迷ったが、結局大会引率を選択した。
これは本人の判断に任せるべきことではあるが、私はその先生をよく知っていたので、その先生なら子供たちを選択したこともうなずける。愛情豊かで、非常に指導力のある人だった。
有能な講師の採用をどのようにシステム化するか。人材確保という点で大きな課題である。
社会人不要ですか?
社会人採用の拡充という話題が出ていたので話題が変わるかもしれませんが書き込みします。
私は企業に勤めていましたが、どうしても先生になりたいと思い会社を退職し講師をしています。
会社員をやって得たものは多く、必ずなんらかの場面で活かせる機会が来ると信じて某県(都市部)の社会人特別選考を受けました。
1次で半分落ちました。そして2次の結果を見て愕然としました。
(私は2次で落ちました)
社会人選考の人は10分の1しか採用されていなかったからです。
1次試験からみると倍率20倍。一般枠が2倍から3倍と考えるとその差は歴然です。
採用試験を甘くは考えていませんでしたが、教員以外のすべての職業をを全否定されたようで釈然としないものがあります。
採用区分ごとの倍率が非公表ということもありますが、やはり会社員の経験は本音では不要だと思われているのでしょうか?
希望を持って努力したいと思ってはいますが、現実を見ると本音では「社会人はいらない」と思われているようで不安になります。
自治体によってはすべての倍率を公表し、社会人を前向きに採用しているところもあるので一概には言えないと思いますがご意見を頂戴したく書かせていただきました。
(私が能力不足であるということはきちんと反省するつもりです)