公立学校の真実
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忙しいというか、エネルギィーがここにまで行かないのだ。
2012・10・23 朝日デジタル
大阪府教委は23日、来年春採用の府内の公立学校教員採用試験で、平均倍率が4倍で史上2番目の低さだったと発表した。中学の理科では倍率が2を切り、府教委は「水準に達する人材が確保できなかった」として異例の追加募集を行う。
大阪維新の会(代表・橋下徹大阪市長)の主導で厳しい教員評価などが盛り込まれた条例の施行後、初の採用試験。大阪府では橋下前知事時代から給与カットが続き、小中学校教員の平均基本給が全国平均より月約2万8千円低いことも響いた可能性があるとみられる。
倍率が下がると教員の質の維持が難しくなるため、府教委は、出身大学の推薦を受けた受験者の1次試験を免除するなど受験生確保に腐心。だが中学理科の倍率は、大阪の1.9倍に対し、近隣の兵庫県は3.1倍、京都府は3.85倍、中高の教員を共通枠で採る東京都では5.44倍。理数系教員の確保は他の自治体でも課題とされるが、中でも苦戦ぶりが目立った。
府教委は、中学の理科と技術科の教員を約15人ずつ追加募集する。試験日が重なった九州に潜在的な希望者がいる可能性が高いとして、福岡市内で試験を行う予定。
ということだが…、大阪は人気のない職場だ。
また、中学校では生徒や保護者からの教員の評価も実施された。授業について個々の教師の評価を生徒と保護者がアンケート形式で行う。アンケート用紙は保護者らが糊付けなどで封筒に閉じて入れ、担任が集めて管理職のみがみることになる。これが給与などに影響する教員評価に響くこととなる。
日教組の思想教育はいやだが、上からの監視や押し付けも意欲を削ぐだろう。大阪の友達は言う、「もの言わぬ教師が多くなった」と。裏を返せば、校長からの通達や連絡などが反発もされないが真摯に実行もされなくなったという。
安心しました。
ことしもよろしくお願いします。