公立学校の真実
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講師登録はもう終えましたか。教員採用試験に合格していれば必要ないのですが、講師をしながら教師を目指したいならば、すぐにするべきでしょう。
しかし・・・どこにするのか。
無駄に1年を過ごすことのないようによく調べなければならいでしょう。
要綱や受験案内をよく読んでください。
講師をしていて、その評価を採用試験に反映するところもあるでしょう。
実は大阪の事例で大変申し分けないのですが、講師をしていて本当に合格しやすいのか,出されているデータだけで調べてみました。
ただし、下記レポートのデータ処理については皆さんの責任で判断して読んでください。よろしくお願いします。
大阪市を目指すのならば、大阪市内で講師をすべきだ。
なぜなら、合格しやすいからだ。
では、それを2021年度の大阪市採用試験のデータで説明してみよう。
大阪市以外で講師をしていて、講師特例で受験した人の平均合格率は10.4%、約10人に1人しか合格できていない。
それに対して、大阪市内で講師をしていて、講師特例で受験した人の平均合格率は31.5%、3人に一人とは言わないがかなり高い合格率だ。
校種別では下の表のようになった。
特に、養護教諭は、市外の講師たちは19人受けたが誰も合格していない。また、小学校でも57人受けて4人の合格者しか出なかった。倍率にすれば14倍だ。小学校の倍率としては異例の高さと言えよう。
市外の講師たちには非常に厳しい教員採用試験だ。
大阪市以外の講師たちが大阪市を受験するメリットはないといえる。
令和3年度 講師経験者の大阪市教員採用合格率(%)
以下赤字は倍率
大阪府内の講師については、経験年数によって10点、20点と1次選考に加算される場合がある。
それ以上のデータがないので詳しいことはわからない。
豊能地区は大阪市とは対照的だ。
府内の講師3年以上か、豊能地区の講師2年以上を経ている人は、1次選考の筆頭テストは免除されるのだが、免除されない一般選考者たちに比べて明らかに合格率が劣るのだ。
ただ、教科によってはそうとは言い切れない部分もあることを記しておく。
令和3年度豊能地区教員採用合格率(%)
細かくデータを読み取ると、2次試験で大きく2者の差が広がっていることがわかる。専門科目で差が開いているのだろうか。
堺市は豊能地区と同様な感じだ。
2次試験の受験者と合格者を合格倍率で比較してみると、一般受験のほうが合格率が高く、倍率にしても一般受験のほうが明らかに低くなっている。
小学校では、講師が5.1倍 一般が2.0倍
中学校では、講師が3.1倍 一般が2.4倍
上記はデータの数値を分析したもので、さらに細かく見なければ本当の状況は分からない。
自分がやりたい地域で講師をするのが一番だ。
ただ、様々な観点から考えて、自分はどこで講師をすればよいのか、もう一度見直してもよいかもしれない。
それにしても、大阪市以外は、なぜ地元で講師をしていて合格率が悪いのか。
昔、ある団体がそのことを問題にしたことがあるが、講師は忙しくて受験勉強ができていない。それが大きな理由かもしれない。
実際、大阪市では・・
1次選考は市内の講師たちの合格率は各段に高いが、専門教科の試験が入ってくる2次選考になると、明らかに市内の講師たちの合格率は低いことがわかる。
ただ、総合してみると、市内の講師たちは1次で赴任校の評価が加味されているのか、1次試験で大量に合格させているので、結果的には非常に高い合格率を維持している。
それでは,皆さん、また採用試験が近づいてきました。
ぜひ、合格を祈っております。
ここにあるデータは教育委員会からのものを計算したが、しっかりもう一度自分の目で確かめて計算していただくことを願う。
しかし・・・どこにするのか。
無駄に1年を過ごすことのないようによく調べなければならいでしょう。
要綱や受験案内をよく読んでください。
講師をしていて、その評価を採用試験に反映するところもあるでしょう。
実は大阪の事例で大変申し分けないのですが、講師をしていて本当に合格しやすいのか,出されているデータだけで調べてみました。
ただし、下記レポートのデータ処理については皆さんの責任で判断して読んでください。よろしくお願いします。
大阪市を目指すのならば、大阪市内で講師をすべきだ。
なぜなら、合格しやすいからだ。
では、それを2021年度の大阪市採用試験のデータで説明してみよう。
大阪市以外で講師をしていて、講師特例で受験した人の平均合格率は10.4%、約10人に1人しか合格できていない。
それに対して、大阪市内で講師をしていて、講師特例で受験した人の平均合格率は31.5%、3人に一人とは言わないがかなり高い合格率だ。
校種別では下の表のようになった。
特に、養護教諭は、市外の講師たちは19人受けたが誰も合格していない。また、小学校でも57人受けて4人の合格者しか出なかった。倍率にすれば14倍だ。小学校の倍率としては異例の高さと言えよう。
市外の講師たちには非常に厳しい教員採用試験だ。
大阪市以外の講師たちが大阪市を受験するメリットはないといえる。
令和3年度 講師経験者の大阪市教員採用合格率(%)
以下赤字は倍率
大阪市内の講師 | 大阪市以外の講師 | |
小 | 37.5 2.7 | 7.0 14 |
中 | 35.7 2.8 | 20.3 4.9 |
高 | 11.5 8.7 | 4.8 20.8 |
養 | 12.1 8.3 | 合格者なし |
大阪府内の講師については、経験年数によって10点、20点と1次選考に加算される場合がある。
それ以上のデータがないので詳しいことはわからない。
豊能地区は大阪市とは対照的だ。
府内の講師3年以上か、豊能地区の講師2年以上を経ている人は、1次選考の筆頭テストは免除されるのだが、免除されない一般選考者たちに比べて明らかに合格率が劣るのだ。
ただ、教科によってはそうとは言い切れない部分もあることを記しておく。
令和3年度豊能地区教員採用合格率(%)
常勤講師 | 一般選考 | |
小 | 13.8 7.3 | 30.3 3.3 |
中 | 9.6 10.4 | 17.0 5.9 |
細かくデータを読み取ると、2次試験で大きく2者の差が広がっていることがわかる。専門科目で差が開いているのだろうか。
堺市は豊能地区と同様な感じだ。
2次試験の受験者と合格者を合格倍率で比較してみると、一般受験のほうが合格率が高く、倍率にしても一般受験のほうが明らかに低くなっている。
小学校では、講師が5.1倍 一般が2.0倍
中学校では、講師が3.1倍 一般が2.4倍
上記はデータの数値を分析したもので、さらに細かく見なければ本当の状況は分からない。
自分がやりたい地域で講師をするのが一番だ。
ただ、様々な観点から考えて、自分はどこで講師をすればよいのか、もう一度見直してもよいかもしれない。
それにしても、大阪市以外は、なぜ地元で講師をしていて合格率が悪いのか。
昔、ある団体がそのことを問題にしたことがあるが、講師は忙しくて受験勉強ができていない。それが大きな理由かもしれない。
実際、大阪市では・・
1次選考は市内の講師たちの合格率は各段に高いが、専門教科の試験が入ってくる2次選考になると、明らかに市内の講師たちの合格率は低いことがわかる。
ただ、総合してみると、市内の講師たちは1次で赴任校の評価が加味されているのか、1次試験で大量に合格させているので、結果的には非常に高い合格率を維持している。
それでは,皆さん、また採用試験が近づいてきました。
ぜひ、合格を祈っております。
ここにあるデータは教育委員会からのものを計算したが、しっかりもう一度自分の目で確かめて計算していただくことを願う。
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