公立学校の真実
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そろそろ、各都道府県の教員採用試験の名簿登載者、つまり最終合格者が発表されつつある。
毎年、各学校では講師の方が採用試験を受けている。
私の学校も数人受けたが、明暗が分かれるであろう。
特に受かったものは、天にも昇る気持ちだろう。
これで安泰。もう受験勉強から離れられる。なにより講師という果てしなく中途半端な身分から解放され、職員室のみんなと同じ教諭になれるのだ。
一方、不合格だった人は、考える。なぜ自分はダメなのか、もう講師を辞めようか、つまり転職しようかと。
しかし、まだ20代前半か半ばの人ならば、不安もよぎるが、まだ時間はあると考えるだろう。
講師のまま30代に突入するのは厳しい。
職が不安定。そして、なによりプライドが崩れていく。どんどんと自分より歳下の人が教諭に採用されていくからだ。周りの眼もかなり気にしだす。
気にするなと言えばそれまでだが。なんとも目に見えないプレッシャーに追いかけ続けられるのは事実だ。
時々、講師の採用試験合格祝いをする学年もある。それは暗に不合格だった講師の方には、逆のメッセージとして聞こえる。みじめだがそれを声に出せば余計にみじめに見えるから歯を食いしばる。
私も講師の経験があるから非常によくわかる。
万年、採用試験に落ち続けている人は、何か理由がありそうだ。
・採用数が少ないところを固執して受け続けている。
・勉強や対策をしていない
・暗い
この中のどれかだと思う。実は、私は、ある教科から採用数の多い教科に鞍替えて受験した。見事合格。元の教科に未練はあるが、耐えれないところではない。
また、途中、元の教科を教えたこともある。つまり、変わろうと思えば免許さえ持っていれば好きな教科に変われるということだ。そんな教員もあまりいないが、先輩にいた。
教員という仕事。本気でやりたいのなら、柔軟に考えるべきだ。落ち続けている人の特徴として、柔軟さがない。例えば、生まれ育った県でしか教員になりたくないと言い、競争率の厳しいその県を受け続けている。固いなぁと心でつぶやく。
思い出したが、私も自分の生まれ育った県を受けたが不合格、次の年に違う県を受けて合格だった。子供がいればどこでも良いではないのかと思うのだが…。
例えば、こういう人もいる。大阪はガラが悪いので行く気はしない。
確かに。否定はしない。
だが、他の県へ行ったとしてもきつい現場はある、そこへ当たれば必要以上に苦しまなければならないのだ。
私から言えば、しんどい現場が嫌で、よく「教師を希望します」と言えるな。しんどいんだよ…笑 「さようなら」と言いたい。
もう一つ、「だから、君は不合格なんだよ」と言ってはいけない一言を考えてしまう。
採用されないのは社会と体育。最近、講師で社会で合格した人を聞いたことが無い。
隣の中学に、社会で中3の担任をバリバリにして困った生徒も預かる若き講師がいる。しかし受からない。
他の教科に移るか、小学校で受験するかを考えた方が早いと思うが、どうなのだろう。
私の考えの方が固執しているのかもしれない。そうであれば申し訳ないが、それでも、教員を本気で希望する人に、どのような方法からでも、ぜひ教師に教諭になってほしいと願っている。
毎年、各学校では講師の方が採用試験を受けている。
私の学校も数人受けたが、明暗が分かれるであろう。
特に受かったものは、天にも昇る気持ちだろう。
これで安泰。もう受験勉強から離れられる。なにより講師という果てしなく中途半端な身分から解放され、職員室のみんなと同じ教諭になれるのだ。
一方、不合格だった人は、考える。なぜ自分はダメなのか、もう講師を辞めようか、つまり転職しようかと。
しかし、まだ20代前半か半ばの人ならば、不安もよぎるが、まだ時間はあると考えるだろう。
講師のまま30代に突入するのは厳しい。
職が不安定。そして、なによりプライドが崩れていく。どんどんと自分より歳下の人が教諭に採用されていくからだ。周りの眼もかなり気にしだす。
気にするなと言えばそれまでだが。なんとも目に見えないプレッシャーに追いかけ続けられるのは事実だ。
時々、講師の採用試験合格祝いをする学年もある。それは暗に不合格だった講師の方には、逆のメッセージとして聞こえる。みじめだがそれを声に出せば余計にみじめに見えるから歯を食いしばる。
私も講師の経験があるから非常によくわかる。
万年、採用試験に落ち続けている人は、何か理由がありそうだ。
・採用数が少ないところを固執して受け続けている。
・勉強や対策をしていない
・暗い
この中のどれかだと思う。実は、私は、ある教科から採用数の多い教科に鞍替えて受験した。見事合格。元の教科に未練はあるが、耐えれないところではない。
また、途中、元の教科を教えたこともある。つまり、変わろうと思えば免許さえ持っていれば好きな教科に変われるということだ。そんな教員もあまりいないが、先輩にいた。
教員という仕事。本気でやりたいのなら、柔軟に考えるべきだ。落ち続けている人の特徴として、柔軟さがない。例えば、生まれ育った県でしか教員になりたくないと言い、競争率の厳しいその県を受け続けている。固いなぁと心でつぶやく。
思い出したが、私も自分の生まれ育った県を受けたが不合格、次の年に違う県を受けて合格だった。子供がいればどこでも良いではないのかと思うのだが…。
例えば、こういう人もいる。大阪はガラが悪いので行く気はしない。
確かに。否定はしない。
だが、他の県へ行ったとしてもきつい現場はある、そこへ当たれば必要以上に苦しまなければならないのだ。
私から言えば、しんどい現場が嫌で、よく「教師を希望します」と言えるな。しんどいんだよ…笑 「さようなら」と言いたい。
もう一つ、「だから、君は不合格なんだよ」と言ってはいけない一言を考えてしまう。
採用されないのは社会と体育。最近、講師で社会で合格した人を聞いたことが無い。
隣の中学に、社会で中3の担任をバリバリにして困った生徒も預かる若き講師がいる。しかし受からない。
他の教科に移るか、小学校で受験するかを考えた方が早いと思うが、どうなのだろう。
私の考えの方が固執しているのかもしれない。そうであれば申し訳ないが、それでも、教員を本気で希望する人に、どのような方法からでも、ぜひ教師に教諭になってほしいと願っている。
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