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教員採用試験を応援する 特別支援学校編
 現在、教員採用試験の真っ只中である。私の学校でも講師の方が1次試験の朗報を告げに来られた。2次試験も頑張ってほしい。
 お盆で久しぶりの休みに特別支援学校の教員採用について趣くまま調べた。

特別支援学校採用試験学歴別採用率_25



特別支援学校採用試験新規・既卒採用率_25
                         「キャリアガーデン」より


 上の資料を見る限り、教員養成系つまり教育学部が強いのと新規学卒者が強いのがわかる。教員養成系が強いのは、教職科目が卒業要件単位になり学習しやすく、複数の免許状が取れたり、採用試験のフォロー体制が整備されており情報量の多さからと思われる。そして、周りも同様に教員採用試験を受けるので刺激があるからだろう。
  
 教員養成大学・学部出身者が他の出身者に比べて高い率で採用されているのは小、中、高とも同じ傾向だ。下にH25年度の教員採用試験全体の学歴別採用率も示しておく。

       ・教員養成大学・学部出身者  27.4%
       ・大学院出身者        17.8%
       ・一般大学出身者       15.1%
       ・短期大学等出身者      10.2%

 また、既卒者の採用率の方が低いのは正直わからない。ただ、落ち続けている人がいる。私の知っている限りで、10回落ちて11回目に合格した人がいた。特に中学校では、社会科で7回目や8回目の合格をよく聞く。各都道府県や校種によって傾向は異なるだろう。

 emoji教員採用試験を受けるには綿密な計画が必要だ。emoji

 
 採用試験の本格的な準備は少なくても3年生後半からで、計画的に行う必要がある。大学4年生になってからでは、よほど能力がなければ採用試験に間に合わない。ほとんどの人が4年生の6月頃に3週間の教育実習を行う。指導案を書いたり研究授業の準備と忙しく、落ち着いて勉強は出来ない。

 教員になるかならないかを決めるのは在学中の早い方がよい。なぜなら、最近の採用試験は在学中のボランティア活動を重視したり、教師塾のようなセミナーを設けたりするからだ。ところによっては、それらに参加しているか否かで採用率が大きく異なってくる。

 また、意識して学業に打ち込めば大学推薦をもらうこともできる。  


              emoji
 
 特別支援学校教諭の採用試験で、特別支援学校の免許状が不要なところがある。近畿地方では大阪と滋賀だ。
 
 面白いのは大阪府だ。特別支援学校の免許状があれば加点される。特別支援学校の免許状を持って【特別支援教育推進の選考】で受験するならば、1次選考で15点、2次選考で40点の加点となる。

 これは大きい差だ。

 例えば26年度つまり昨年度行われた試験では、難関といわれる中学校、中学部の社会科でも【特別支援教育推進の選考】ならば、1次で15人中13人も合格。
 2次では、13人中8人が受験し6人が合格。これは実質1.5倍と言える。

 今年7月の1次の受験者は26人で16人が合格、昨年より受験者が増え厳しくなっている。2次はこれからだ。

 しかし、一般選考】厳しかった。昨年度の1次では337人受験して44人合格。2次は47人受験して35人合格、一般選考での倍率は9.8倍となる。今年7月の1次受験者は273人受験して39人合格。2次はこれからだ。

 さらに中学校、中学部の保健体育では、昨年は天国と地獄の差が出た。
【特別支援教育推進の選考】3人中2人合格。1.5倍。
【一般選考】 478人中32人合格。15.8倍。446人不合格、32人合格というほうが難関さが伝わる。

 特別支援学校教員を目指すならば、大阪府の【特別支援教育推進の選考】が受験しやすい。昨年度、その選考は低倍率(1,7 倍)だったということに加え、1次試験で筆答試験が免除されるからだ。ただし、特別支援学校の免許状が必要だ。

なぜこれほど大阪府は特別支援学校の免許状保有者を重宝するのだろうか。下の表に答えがあるように思えた。

 

① 特別支援学校教諭等免許状の都道府県別保有状況公立特別支援学校)


 ② 
(公立特別支援学校新規採用者)特別支援学校教諭等免許状の
                   
都道府県別保有状


                   平成2451日現在

 

    特支免許保有状況

    新規採用者保有状況

大阪

59.7

21.6

京都

82.4

96.7

奈良

93.3

100

和歌山

91.1

100

兵庫

79.9

100

滋賀

83.4

53.8

全国平均

75.8

64.1(%)









大阪は、①で沖縄58.3に次いで全国ワースト2、②では断トツのワースト1となっている。

 
 また、大阪府では「大阪教志セミナー」がある。大学3年、大学院1年がお勧めで4月に募集がある。これに入れば採用率は高い。採用試験倍率は中学校、中学部で1.3倍だ。他の教師塾などはそこまで良くない。

 いつまでも大量採は続かない。受験生のみなさんの御健闘を祈るばかりだ。



 







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2014/08/12 23:16 | Comments(1) | 教員採用試験の不思議

コメント

大阪府は「中学校・中学部」でひとくくりの選考だから中学校希望の人が多くこけているだけじゃないですか?
posted by NONAMEat 2015/12/02 14:04 [ コメントを修正する ]

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