場面指導 教員採用 もう少しじっくりと時間取れないか
 私が勤めている学校の講師の方々の話を聞くと、ここに書かざるを得ないことが出てくる。それは採用試験の課題である。

 6人ほどで場面指導の協議がある。その協議内容を採点するというのだ。もう少し詳しく伝えると、6人がそれぞれ違った課題をもらいその場で後の5人を生徒に見立てて指導するという。
 全員終わるとそのことについて協議するというのだ。協議の時間も10分ほどという。一人が2回ほど発言するかしないかである。

ここである県から出ている、場面指導における教員選考の方針たるものを見てみよう。
        (1) 指導場面を的確にとらえ、適切に指導しているか。
        (2) 積極的に発言し、その内容が建設的であるか。
        (3) 周囲の状況を考えて話合いに参加しているか。
        (4) 表情や動作に明るさや豊かさが感じられるか。

 (1)は場面指導の状況そのものの時のことだと思える。
それ以降は協議の場面を押さえてのことだと思うが、講師の方が言っていたのは、合否がかかっている場面で、協議はなかなか自分を出してやりにくいということ。
          積極性=厚かましさ
          周囲の状況を考えて=謙虚さの表れ=消極的に見られる
   
 など10分で判断されにくい要素も含まれているのは事実だ。
 もう少し時間をかけて観ても良いのではないかと思う。

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2009/08/29 09:30 | Comments(0) | TrackBack() | 教員採用試験の不思議

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