不合格者50人に8700万円賠償=教員採用汚職で和解―大分県教委
  大分県教員採用試験汚職事件に絡み、2006年、07年実施の試験で点数が不正操作され、54人が不合格となった問題で、同県教育委員会は17日、このうち50人との間で計約8700万円の賠償金を支払うことで和解が成立したと発表した。残り4人は和解に応じなかったといい、教委は今後も協議を続ける。不合格者は09年4月までに同県内外で全員が正規の教員として採用されている。

  教委によると、和解内容は、不合格者が本来採用されるはずだった日から臨時講師としての給与を受け取っていたと見なし、実際に採用された日までの期間について、正規教員給与との差額相当分を支給する。また、最低40万円の慰謝料をそれぞれに支払う。  (時事通信)
 
 この問題も古くなりつつあるが、こういう形で収束させていたのか。しかし、2006年以前にも十分に不正はあったはず。こうなると、計り知れない多額の賠償金が必要となる。そこまでは大分県もしないだろう。さて、大分県だけではないと思うが、今もあると思われる。

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2010/11/18 02:01 | Comments(0) | TrackBack() | 教員採用試験の不思議

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