2種免許で活躍する教員
 中学校は1種を持っていて、通信などで小学校2種をとる人は意外と多い。小学校で受験するためだ。

Q 教員採用で、1種免許と2種免許 どちらが得なのか。 


A  同じ。


Q 2種免許ならば給与が低いのか。 


A 給与は1種 2種 専修の種類で決まるのではない。
  最終学歴が、短大か 大学か 大学院かで決まる。
  例えば、大学院卒で、2種の免許で採用されても、給与表は大学院卒の 
  ものを使う。



Q 2種は世間の肩身が狭いか。


A 気持ちの問題。職員室内でとやかく上る話題ではないし、生徒も知ら 
  ない。


Q 2種で管理職になれるのか。

A 1種じゃないと管理職になれない都道府県が多い。
 


Q 2種から1種へはどうすればできるか

A 1種免許状を取得するために、2種免許状を取得した後に修得すべ
       き単位数は、実務経験年数によって決まる。



大阪府教委の場合、下のリンクから「教員免許状の授与」のページを開き、「申請書類等」の下にあるリンクから確認できる。

http://www.pref.osaka.lg.jp/annai/menkyo/detail.php?recid=2757&sin_recid=9486#shinsei

以下、大阪府教委ホームページから抜粋

◆ 1種免許状の取得に必要となる、在職期間の年数
(実務経験年数が増えるにしたがって修得すべき単位数は減っていきますが、次の在職年数以上の方は、すべて最低修得単位数(10単位)を下記の内訳により修得することで一種免許状の申請ができます。)


① 小学校教諭二種免許状所持者→ 小学校の教員としての在職期間が通算して12年以上ある方

② 中学校教諭二種免許状所持者→ 所持する免許状の教科の中学校の教員としての在職期間が通算して12年以上ある方

③ 養護教諭二種免許状所持者→ 養護教諭としての在職期間が通算して5年以上ある方

(※ 在職期間には講師経験でも算入可能。
ただし非常勤の場合、週当たり10時間以上の持ち時間であれば常勤換算、10時間未満ならば按分。

(例) 週当たり5時間で12か月勤務⇒ 5/10の按分により、6か月の在職期間と扱う。

また「小学校の教員」には特別支援学校の小学部の教員を含み、「中学校の教員」には特別支援学校の中学部の教員を含みます。)


単位を取得できる大学は、下記の文部科学省のHPをご参照。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/daigaku/index.htm

(小・中学校の上級免許取得は「別表第3」、養護教諭の上級免許取得は「別表第6」をご覧下さい。)

             
      
            大阪府教育委員会事務局教職員企画課免許係



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2019/03/16 17:24 | Comments(0) | 教員の質

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