公立学校の真実
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こういう論調は一方的だと思いますか?
より
文部科学省によると平成25年度にわいせつ行為等により懲戒処分等を受けた公立学校の教職員は205人にのぼり、調査開始後初めて200名を超えたそうである。
警察庁が発表している犯罪統計によると、平成25年度中に全国で発生した強姦・強制わいせつの認知件数は9082人で、仮に日本の15~64歳人口約8000万人を分母とすると、性犯罪発生認知件数率は約0.01%となる。
集計方法が異なるので単純な比較はできないが、懲戒処分等を受けた教職員数205人を分子に、全国の公立小・中・高校の教職員数約100万人を分母にすると、性犯罪発生率は約0.02%となる。
教職員5000人に1人が性犯罪を犯すのは、普通の人から見ても多いと言わざるを得ない。しかもこの数はあくまでも「公立学校の教職員」の犯罪数であり、これに塾・予備校講師等による犯罪数を加えると、発生率はさらに上がる可能性がある。
そして教職員のわいせつ行為の相手は、実に60%以上が18歳未満の児童・生徒なのである。これは警視庁発表の性犯罪のうち被害者が未成年である割合(約50%)をはるかに超える。つまり「教師を見たらロリコンと思え!」というのは、あながち嘘とは言い切れないのだ。
なぜ教師はロリコンとなるのか。もともとそういう性癖を持った者が、合法的に少女に近づける職を自ら選ぶというケースももちろんあるだろう。そういう人物の場合、子ども達の方でもなんとなく薄気味悪さを感じて、本能的に避けることができよう。問題なのは後天的にロリコンとなっていくケースである。これは生徒から慕われている教師の方が、実は陥りやすいのだ。
生徒から好かれ慕われている教師の場合、当然その教師の周りには生徒が集まってくる。距離が近くなればその体に触れることもあるだろう。スキンシップは人間関係の親密さに比例するから、慕われれば慕われるほど接触数は多くなる。教師とて人間である。もし恋人などに恵まれていなければ、ちょっとしたスキンシップの時に、性衝動が刺激されることもあるかもしれない。
もちろんこれは可能性の問題であり、全ての教師が「そうだ」と言っているのではない。しかし一般の人に比べ児童や中高生と接触する機会が多い仕事であるがゆえに、そうした危険性は一般よりは多くなるだろう。子どもを持つ親は、そのことに思いをいたしておくべきなのである
「かもしれない」などのことばで決めつけて、保護者に必要以上に教師は性犯罪者的だと持っていく論調は怖い。
私は性犯罪で捕まった教師を知っているが、恋人もいるし恵まれたあったかい家族を持った人だった。職員間でも教師として評価が高かった。だが、癖のように行っていた。
やはり「ストレス」からくるものだ。
例えば、若い先生はつい先日まで大学生だったのだ。世間の荒波にさらされる前の甘い考えが通用する時代だ。それが、一気に「先生」と呼ばれるまったく別世界に飛ぶ。誰でも初めは違和感を感じるが、これはたまらない快感となる。なぜなら、これまでの人生とはまったく異なる逆の立場に立つからだ。
しかし、その快感も1月もすれば不快へと変貌していく。
新任教員のバカほど多い研修。外から見ればかわいい子どもも、実は大人以上に扱いにくく怖い存在だったということが分かってくる。その背後にある保護者の想像以上に深い要求。
プレッシャーは日がたつにつれて両肩に背負いきれないほど大きくなる。
また、年数を経た教員は家庭での親としての責任、学校での責任の範囲が重く広くなる。体力も衰え、親の介護も入ってくる50代ともなると若手に負けていられないが、実は負けている自分を見ることになる。
プレッシャーの要素は蓄えられそのはけ口を求め始めるのだ。
クラスの子どもたちや卒業生たち、そして自分の親、兄弟、妻、自分のこどもの(;_;)を思い浮かべてほしい。