尖閣問題 どう教える
尖閣諸島は我が国の領土。

日本の正義は勝つのか、中国の脅し、圧力が勝つのか?
しかし、船長は釈放された。
  あなたなら、このことを生徒にどう説明する。次の3つから選んでほしい。
  (1)力には力で対抗するんだ
  (2)力のつよいものにいじめらたら屈して尻尾をふるが徳なんだよ
  (3)いじめに屈してはならない、力ではなく正義を貫け。必ず道はある
 
 私は(3)で説明したい。しかし、現実は領土を侵されて、正義を貫こうとした日本が、力に屈してしまった形になった。
 これでは日本人は元気が出ない。日本全国で、「やっぱり、力の強いものが勝つのか、正義までも曲げてしまわねば、ならないのか」と目線を落としている状況だ。
  
 国会議員からも、批判的な声があがっている。民主党の金子洋一参院議員は、同僚議員4人(中津川博郷衆院議員、松原仁衆院議員、石関貴史衆院議員、長尾敬衆院議員)と連名で「中国人船長の処分保留と釈放に抗議する」と題した声明を発表。
「容疑者の行動は、これまでの地検による捜査状況に鑑み、わが国の法律を犯したものであることは明白である。捜査の継続を放棄し、容疑者を釈放することは、わが国の法秩序を蹂躙するものであり、将来の建設的なわが国と中華人民共和国の関係樹立の観点からもとうてい容認できない」

などと政府の対応を批判している。

   ツイッターを見ても、やはり批判的な声があがっている。

「中国人船長の処分保留での釈放、極めて誤った判断です。民主党政権下でこの国の主権が危機に瀕しています」(自民・世耕弘成参院議員)
「そもそも、外交関係まで考慮しての軽い処分の判断をすることも検事の裁量権の範囲とすることは法の想定外。 検察段階では、過去の公務執行妨害罪の際の検察の処分との比較で日本人であれ中国人であれ同じ処分にしないと『法の下の平等』に反することになる」(みんな・浅尾慶一郎衆院議員)

   今回の釈放のニュースは、中国側も速報。ポータルサイトのコメント欄では、

「醜い日本人だ」
「小日本(日本に対する蔑称)になんて興味ない」
「人民万歳!」

などと勝利宣言が続いている。

 政府は責任地検に転嫁して言い訳と責任逃れに走っているだけではないか。

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2010/09/24 20:25 | Comments(0) | TrackBack() | 教員の疲弊

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