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中学校の授業の限界を訴える
さて、中間テストを採点しているとこれまた空しさがこだまする。2極化現象がはなはだしい。

90点台、80点台がごろごろいるのに、70点台、60点台は少なく、次に多くなるのは10点台と一桁だ。

なんとも気味悪い。


私の授業は一体何だったのか。だれのための授業だったのだろうと落ち込む。下10人ほどを無視した授業といえる。しかし、この子らを教えるとなると相当低いレベルに落とさねばならない。
次の授業を悩む。

下の子らは私の授業にじっと耐えていたのだ。静かに授業を聞いたふりをして中学校を卒業していくのか。何ともならんのか。それで良しとするのか。

習熟度別授業。予算を付けて習熟度別授業を展開している市町村が多いが、成功していないところが多い。原因はレベル別に分けても、内容が同じだからだ。レベル別に分ければ内容も別にすべきだ。テストも別でよい。もちろん評価は受けたテストでの到達度でよいのではないか。

九九さえもしっかりしていないのに応用なんて教えてもらう方が苦痛だ。例えば、習熟度別授業を九九からしてもよい。評価も九九が出来れば高く評価してやればよい。それが本当の絶対評価ではないだろうか。支援学校では評価はそうしている。その子に合った目標を立てて評価をしている。これが一般の学校では許されていない。

その子に合った教材で授業を展開すること、これは教える側の基本ではないだろうか。残念だが自分は出来ていない。

ある私立高校ではアルファベットが書けるかを1年1学期中間テストに出している。生徒の実態に合わせているのだ。高校では通信制や単位制などタケノコのように出没し始め、生徒の実態に合わせて自由に教育活動を行っている。

それが許されて、中学校では実態に合わせることは許されていない。教科書を進度表の通りに進むことだけは許されている。保護者から文句が出ないように。

今、中学校を救うには既成概念を脱した考え方で教育を進める必要がある。
一律主義には無理が出ていることを教師は堂々と訴えるべき時が来た。
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2013/10/20 19:58 | Comments(4) | 授業

コメント

のうてんきな!!
いいな~ぬるま湯先生は!
世間はそんなに、甘くないよ!
posted by NONAMEat 2013/10/21 23:57 [ コメントを修正する ]
ぬるま湯とは思わない。
posted by NONAMEat 2013/10/30 18:17 [ コメントを修正する ]
小学生2人を持つ母です
必要だと思います

小学3年生の進級時に九九の出来ない子います。ここから2桁のかけ算、そして割り算が始まることから考えると、高校までの何年分の授業を無駄にしてきたことになるのでしょう…

学校が楽しくなくなるのも当然ですよね
posted by NONAMEat 2014/01/23 01:48 [ コメントを修正する ]
>90点台、80点台がごろごろいるのに、70点台、60点台は少なく、次に多くなるのは10点台と一桁だ

中学校からは、家庭学習が必要です。
先生の言うとおりに家庭学習をきちんとした生徒:90点台、80点台
先生の言うことに逆らって家庭学習をしなかった生徒:10点台、1桁

ということが読み取れるので、むしろ好ましいことです。
posted by NONAMEat 2014/04/27 16:54 [ コメントを修正する ]

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