非正規教職員が多くなった職員室
私が4月1日赴任ししばらくしてから、親睦会の幹事が「先生は常勤と分からなかったので集めなかったのですが・・」と私に親睦会費の支払いをお願いに来た。

学校には以前よりたくさんの非正規職員がいる。私が勤め始めたころは、教諭と常勤講師だけだった。非常勤講師さえ珍しかった。それが今や学校へ行くと、だれが何の仕事をする人か分からないほど非正規職が多い。ボランティアさんもいるので余計に頭が混乱する。だから親睦会の幹事も誰が非正規でしかも常勤か非常勤かを見分けるのに苦労したのだろう。

職員室内で、担任は教科指導や公務分掌、部活と様々な仕事を持ち、毎日戦闘服を着て仕事をしているように見える。その反面、この人何の仕事をしているんだろうかと思うほど、一日中PCの前に座って、たまに暇な教職員を見つけてはお話をしている職種の人もいる。

これだけ多くの職種がいて教育効果を出そうと思えば「連携」と「適材適所」は重要だ。だが、連携の音頭を取る教頭やコーディネーターは忙しい。しかも、非正規たちは1年契約で、次年度その仕事はあるのか分からないという不安定な人たちで、その士気をも上げていかなければならない。

非正規であっても生徒たちのため、管理職の責任にせず、よりよい教育効果を発揮していけるように自分たちで連携を取る必要があると痛感する。



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2022/10/31 11:31 | Comments(0) | 学校変革

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