私は悪魔の使いかもしれない
公認心理師として、そして特別支援を担うものとして私は子どもたちに個別に対応しています。

しかし、実際に立ち歩きが日常茶飯事にある教室にポツンと一人立たされれば、力で制していこうとします。この現状、優しい態度できないです。

よく教師が厳しく指導し過ぎてニュースにのっていますが、その教師の気持ちはとてもよくわかります。

小学校の現場はひと昔とは違います。かなり変化しています。それを世間は分かっていない。いや、変化が速すぎて理解が追い付いていないです。

今、平然と立ち歩きや自分勝手な行動に見えることが、ある意味放置されています。授業参観に来れば分かることもあります。

そのような子供たちを支援する特別支援教育支援員さんを導入したりしていますが、追い付いていないのが現状でしょう。

いろいろ教師はしんどいとか働き過ぎだとか言われています。

その対策として、給与を上げる、部活動を外部へ委託するなど、本当にできるか分からないことを無駄に時間をかけて考えてもらっています。

私が一番やってほしいのは、

①子どもたちと向き合うという本来業務をしっかりさせてほしい。そのためにいらない事務処理や業務を切り捨てるか、それ専門の人を導入してほしい。

②発達障がいやグレーゾーンで担任が手におえない子どもたの支援をしっかりしてほしい。

もうすべて子どもたちを一律に指導するのは無理があるのです。

「インクルーシブ教育」よく分かります。素晴らしいです。

ならばそれができるように学級人数を半分にする。そして、人を大幅に増やす施策を早急に打つ必要があるでしょう。

本当に必要なことはしない考えない姿勢がとても残念です。

基本的に教師は子どもたちのために頑張ろうとします。少し苦労しても。それが楽しいからです。

教師は素晴らしいやりがいのある職業、教え子や知り合いに教師になることをすすめる私が
最近、悪魔の使いのように思えてきました。

心が苦しいです。






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2023/05/25 08:25 | Comments(0) | 学校変革

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