最近、学年に所属しない(学校によっては所属しているかもしれない)役職が増えてきた。
校長、教頭、教務主任は以前から学年に所属しない。学校によっては事務方や学校の管理職員と合わせて4年生と呼んでいるところもある。そこに養護教諭や栄養教諭も入っている場合もある。
しかし、この他に学校カウンセラー、別室登校に対応するための教員、通級指導教員、スクールソーシャルワーカー、心の相談室教員、学生ボランティアなど20年前に比べると通常の教員に加えて生徒をサポートする教員たちが多くなった。
学校では、反社会的な生徒より非社会的な生徒が増えたと考える教師も多く、それには私もうなずくものがある。
発達障害の生徒の増加は著しく、二次障害としていじめられたり不登校になったりする場合もある。
不登校、自傷行為、発達障害を抱える生徒たちが増えてきたことは事実だ。これは日本特有の傾向かと思っていたが、特に発達障害の生徒の増加は欧米でも同様なのだ。
こういう事情なので生徒のサポートを担う教員たちが多くなってきたのは必然だ。
ここで大切なのは、同じように生徒たのサポートを担う教員たちの連携だ。